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第7部 雪子と2人の恋のライバル
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もう。みんなの前で何言ってくれちゃってるのよ。
私はムッとしたものの、やっぱり嬉しい。愛されてるってことが、こんなにも…。
*
翌日。
朝方、理が帰ってきた。私は前もってメールを貰ってたし、気にせず一人で朝食を食べてる時に理が帰ってきた。
「あ、おかえりなさい。寝てないの?」
「あぁ。もう、眠い…。雪子は今から出勤か」
「うん」
理はフラフラ歩いて寝室に向かって歩いていくと、私は立ち上がって理の背中を追いかけて寝室に入った。
「大丈夫?」
「うん。寝れば大丈夫」
理はベッドにうつ伏せに倒れた。私はベッドに腰を下ろして、そんな理の頭をそっと撫でると、
「おにぎり、作っておくね。後で食べて。午後また仕事?」
と訊ねると、理は頷いて仰向けになると、私に向かって両手を広げた。
「ちょっとだけ、来て来て」
「え?私、もう支度しなきゃ」
「うん。分かってる。チャージさせて」
ニッコリと笑って理が言うと、私はなんだか微笑んで、ベッドに上がって理の胸に頬を乗せると、理は私の背中に腕を回してきつく抱きしめてくれた。
「汗臭い?」
「うん。汗臭い」
「ごめん」
素直に謝るから、なんか面白い。
私はムッとしたものの、やっぱり嬉しい。愛されてるってことが、こんなにも…。
*
翌日。
朝方、理が帰ってきた。私は前もってメールを貰ってたし、気にせず一人で朝食を食べてる時に理が帰ってきた。
「あ、おかえりなさい。寝てないの?」
「あぁ。もう、眠い…。雪子は今から出勤か」
「うん」
理はフラフラ歩いて寝室に向かって歩いていくと、私は立ち上がって理の背中を追いかけて寝室に入った。
「大丈夫?」
「うん。寝れば大丈夫」
理はベッドにうつ伏せに倒れた。私はベッドに腰を下ろして、そんな理の頭をそっと撫でると、
「おにぎり、作っておくね。後で食べて。午後また仕事?」
と訊ねると、理は頷いて仰向けになると、私に向かって両手を広げた。
「ちょっとだけ、来て来て」
「え?私、もう支度しなきゃ」
「うん。分かってる。チャージさせて」
ニッコリと笑って理が言うと、私はなんだか微笑んで、ベッドに上がって理の胸に頬を乗せると、理は私の背中に腕を回してきつく抱きしめてくれた。
「汗臭い?」
「うん。汗臭い」
「ごめん」
素直に謝るから、なんか面白い。
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