続・君につづく道

びぅむ

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第1部 デートの主導権は譲らない

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「やっとアレ終わったから久しぶりにしたけど、やっぱ気持ちいい。雪子の中、最高。エロい。どエロい。もう、待ちきれなかった」

息を乱しながらそう言って坂井さんが笑うと、少し顔だけ起こして優しく唇を重ねてくれた。一回戦、終わったばかりなのに、すぐに煽るように舌を絡めてきた。

なんでまた感じさせるかな。

わかってやってるのかな。まったく…。

「…気持ちいいっ。…でも、久しぶりっていっても、1週間ぶりなだけでしょ?どんだけやりたいの?思春期なの?やりたい盛り?」

「もう。可愛くないなぁ。そんなとこが雪子らしくて好きだけど」

坂井さんはクスクスと含み笑いで、私を抱きしめる。可愛くない、とかいうくせに、好きとか言ってくるし。もう…。

「うあっ。トロトロ」

坂井さんが言うと、私は思わず赤面してしまった。まだ繋がったままだった。

私の体は正直だなぁ…。

「このまま動いて、二回戦突入する?」

「え?あんなにたくさんしたのに?」

「だって、お前のここ、こんなんなってるし。ほら」

まだ繋がったままなのに、坂井さんは指を局所に入れて擦ってくる。それがまた思い切りキュンとしてきて、

「だ、だめ。触っちゃ」

と目を瞑ると、坂井さんはそのまま腰を動かした。

「理…っ」

「…たまんないっ」




そうして、朝から二回戦に突入してきまった。


ほんと、エロいんだけど…。この人…!
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