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第四十六章
『獣道』〜ビリーの回想〜
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ビリーは無線マイクを握るとマリアにコールした。
「こちらサンタフェ保安官事務所、2号車、応答せよ。」
これを4、5回繰り返したが、マリアからの応答はなかった。
ビリーは2号車の現在地を確認するため、無線の設定をマイクからGPSに切り替えた。
レーダー画面に車の位置を示す赤色のランプが点滅したが、ランプは移動することなく一箇所で点滅していた。
点滅ランプが居座る箇所は、サンタフェの厩舎であった。
『まだ、居たのか?いや、そんなはずはない。』
事務所の時計は11時を回っていた。
マリアが事務所を出て既に1時間は経過していた。
取り敢えず、ビリーが厩舎に向かうと、やはり、小屋の階段の前に無線機が置かれていた。
ビリーは一応、小屋と厩舎の中を調べたが2人の姿はなく、これと言って手掛かりになりそうな物は見当たらなかった。
ビリーは車に戻りもう一度厩舎を見遣ると、先程、ジョンの芦毛の馬も居なかったような気がした。
厩舎に戻って確認すると、やはり芦毛の馬は居なかった。
『馬を連れて行く必要のある所』と
ビリーはマリアとの会話を遡った。
そして、マリアの父親はホイラー山の頂上に居ることを思い出した。
『父親は麓のタオスには滅多には降りて来ないと言っていた。
なるほど、山の頂上に登るために馬は必要か。』
ビリーは2人の最終到達地をホイラー山の頂上と定めると、車に戻り地図を広げた。
ビリーは地図上を指でなぞって行った。
『サンタフェからタオスまではR40号線、約100km、自動車で1時間か。だが、馬を積んだパトロールカーだ。偉く目立つ。俺ならどうする?そうだなぁ、この川沿いの農道を走る。時間は倍掛かるが、農道なら馬を乗せたトラックもそう違和感はない。』
そして、タオスの町で指を止め、
『マリアの自宅はタオスの街中だ。住所は分かる。しかし、保安官たる者がそう易々と足が付くようなヘマをするはずがない。何処か身を寄せる場所?』
そう問題点を地図に書き込み、指を進めた。
『タオスからリオ・グランデ川の支流沿いを登り、この登山道に出て、そこから頂上を目指す。
だが、登山道まで出るには、ここだ…、この森の中…地獄の一丁目を通らないといけないんだ!』
ビリーは川沿いから登山道までの箇所に赤ペンで大きく❌印を付けた。
その箇所は地図上に道路の描写はなく、カーソン森林地帯の深い森を示すよう、ただ緑色で塗られているだけのエリアであった。
『カーソンの森を抜けるんだ。そこら中に熊やピューマが彷徨き回ってる正に獣道をな。』
ビリーはこの獣道を一度だけ通ったことがあった。
ビリーは地図に印した❌印をトントンと指で突きながら、獣道を通った当時を回想し始めた。
『あれは今まで経験した中で最悪の事故だった。』
……………………………………………
『丁度、10年前の今頃、ホイラー山からの雪解け水がリオ・グランデ川に注ぎ込むこの季節だった。
俺はタオスの事務所に勤めていた。新米の保安官だった。その日、事務所内は緊迫していた。3日前に密猟者の捜索に向かった仲間2人からの無線が途絶えた。最後の連絡は獣道の真ん中辺りの地点だった。
翌朝早朝、まだ朝日が登る前、タオスの事務所から俺を含め3人の救援部隊がヘリコプターに乗り、リオ・グランデ川の支流を上流へと遡って行った。
2時間程飛ぶと、太陽はやっと生まれ始め、辺りに曙光が差し込み始めた。
ヘリは速度を落とすと、支流の左方向にライトを向け、着陸地点を探し始め、比較的広い砂地に着陸した。
ヘリを降りると、左前方に倒壊した橋桁があり、それが獣道に入る目印だった。
橋桁まで歩いて行き、土手を上ると森の中にトンネルような空間が見えた。
左右上方、木々で覆われ、日光も差し込めない地表は赤土でぬかるんでいた。
俺達はヘッドライトを点灯させ、ライフル銃を構えて前へ前へと歩いて行った。
俺はその時思った。
『この中で果たして獣から身を守る術はあるのか?』と
3人はそれぞれ前と右と左を順番に照らしながら進んでいった。
暫く進むと前方の地面がヘッドライトの光を反射した。
近づいてみると、それは携帯用の無線機であった。
俺達は仲間の名前を叫んだ。
しかし、幾ら呼んでも返答はなかった。
最悪のシナリオが俺達の脳裏に表出し始めた。
その時、1人が叫んだ。
『おい!足元を見ろ!』と
一斉にヘッドライトを足元に向けると、大きな拳のような足跡がぬかるんだ赤土に彫られていた。
『熊の足跡か?』
『いや、違う。熊ならもっと幅がある。』
『ピューマか?』
『……………』
それは紛れもなくピューマの足跡だった。
人間の大人の拳ほどの大きさ
ぬかるんだ赤土に嵌り込むことなく浮かび上がるように刻まれた4本の穴はいかにも身軽さに長けた証であり、
そして、赤土を鞭で叩いたような曲線の痕跡はピューマが飛び掛かる際に長い尻尾で地面を叩いた印であった。
1人が囁くように言った。
「上だ…下じゃない…木の上に注意するんだ…」と
俺達は急いで顔を上げ、前方四方の木々の枝にヘッドライトを浴びせた。
そして、俺達は、ライフル銃を構えながら、息を殺し、一歩一歩、前に進んだ。
暗闇の帳が深くなるにつれて、辺りから音は消えた。
聞こえるのは己の心臓の鼓動だけだった。
更に進むと、楠木の大木が左前方から怪物の腕のような枝を伸ばしていた。
その枝の真下の道を照らすと水溜りが鏡のように光を反射した。
そして、『ポトン、ポトン』と雨漏りのような音が聴こえて来た。
もう一度、道の真ん中に出現した水溜りに光を向けると、水溜りの表面が上から滴り落ちる雫によって音を奏でていた。
俺達は自ずと上を見上げた。
ヘッドライトがスポットした映像の中にはピンク色の怪物が人形のような物体を咥え、木の股に寝そべっていた。
そして、咥えられた人形からポタポタと血の滴が零れ落ち、土面の水溜りを造成していた。
ピンク色の怪物は途轍もなく大きなピューマであり、咥えられた人形は他ならぬ人間であった。
『撃てぇ!撃つんだ!』
俺達は盲滅法にライフルを乱射した。
ピューマは咥えた獲物を下に落とすと暗闇の中に飛び込んで行った。
落下した物体は水溜りの中にうつ伏せに顔を突っ込んでいた。
1人が近づき水溜りから引き摺り出し、仰向けに体を返すと、内臓は綺麗に喰い尽くされていた。
「もう1人、もう1人は何処だ?」
俺達は残りの1人を探そうとしたが、探す間もなく、水溜りがその居場所を教えてくれた。
降り止まない血の雫
ヘッドライトで、水溜りの上方を照らすと、もう一段上の木の股に内臓を垂らした遺体がぶら下がっていた。
そして、遺体の両足の先からポタポタと血が滴り落ちていた。
…………………………………………
ビリーは回想を終えると地図を畳んだ。
そして、車を事務所に向かわせた。
ビリーは事務所に戻ると、マリアが捨てた無線機を抱えて所長室に入った。
「ビリー!どうしたんだ?それは何だ?」
「所長、マリアが神父と一緒にとんずらしましたよ。」
「とんずら?何処にだ?」
「マリヤの奴、無線機も外しやがった。」
「何だと!マリアはどういうつもりだ?」
「所長、あんたはマリアに甘いんだよ!
俺、言いましたよね!
マリアがあの神父を厩舎小屋に連れて来た時、『認めるな!』と、俺はあんたに何回も言いましたよね!
『この事務所を私欲に使わせるな!』と
何度も言ったのに、あんたはマリアに押し切られ、何処の馬の骨かも分からぬ奴を馬番に雇った。
その結果がこうだ!」
ビリーは無線機を所長の机の上に放り投げた。
所長は驚きたじろぎながら、
「ビリー、落ち着け…、つまり、マリアと神父が何処かに…」
「駆け落ちしたんだよ!マリアは職場放棄し、公用車を無断借用して、それも無線機を外してね!」
「それなら州本部に報告しないと。」
「良いんですか?州本部に報告すれば同時にマスコミ公表だ。
『サンタフェの女性保安官がパトロールカーを無断で借用し、神父と駆け落ち!』
テレビ局が飛び付きそうなインパクトな見出しだ!
あんたは来る日も来る日も謝罪会見だ!
それでも良いんですね!』
「それは…、困る。ビリー、どうすれば良いか、君の意見は…」
ビリーはこう言った。
「職務としてマリアの捜索指示を俺に出す。
そして、俺がマリアを探し出すまで、この話はあんたと俺だけの秘密とする。」
「それで良い。君に任せる。」
「了解!」
ビリーは所長室を出ると、車庫に行き、悪路用の特殊ジープに乗ると、備品倉庫にジープを廻し、荷台にライフル銃、狩猟用の散弾銃、銃弾を追加装備した。
そして、事務所を出ると、地図で確認したとおり、リオ・グランデ川の川沿いの農道にジープを向かわせた。
『マリアは獣道を知らない。2人が獣道に着く前に何としても見つけ出さないと。2人ともピューマに喰われる!』
ビリーはアクセルを踏み込みジープを飛ばした。
「こちらサンタフェ保安官事務所、2号車、応答せよ。」
これを4、5回繰り返したが、マリアからの応答はなかった。
ビリーは2号車の現在地を確認するため、無線の設定をマイクからGPSに切り替えた。
レーダー画面に車の位置を示す赤色のランプが点滅したが、ランプは移動することなく一箇所で点滅していた。
点滅ランプが居座る箇所は、サンタフェの厩舎であった。
『まだ、居たのか?いや、そんなはずはない。』
事務所の時計は11時を回っていた。
マリアが事務所を出て既に1時間は経過していた。
取り敢えず、ビリーが厩舎に向かうと、やはり、小屋の階段の前に無線機が置かれていた。
ビリーは一応、小屋と厩舎の中を調べたが2人の姿はなく、これと言って手掛かりになりそうな物は見当たらなかった。
ビリーは車に戻りもう一度厩舎を見遣ると、先程、ジョンの芦毛の馬も居なかったような気がした。
厩舎に戻って確認すると、やはり芦毛の馬は居なかった。
『馬を連れて行く必要のある所』と
ビリーはマリアとの会話を遡った。
そして、マリアの父親はホイラー山の頂上に居ることを思い出した。
『父親は麓のタオスには滅多には降りて来ないと言っていた。
なるほど、山の頂上に登るために馬は必要か。』
ビリーは2人の最終到達地をホイラー山の頂上と定めると、車に戻り地図を広げた。
ビリーは地図上を指でなぞって行った。
『サンタフェからタオスまではR40号線、約100km、自動車で1時間か。だが、馬を積んだパトロールカーだ。偉く目立つ。俺ならどうする?そうだなぁ、この川沿いの農道を走る。時間は倍掛かるが、農道なら馬を乗せたトラックもそう違和感はない。』
そして、タオスの町で指を止め、
『マリアの自宅はタオスの街中だ。住所は分かる。しかし、保安官たる者がそう易々と足が付くようなヘマをするはずがない。何処か身を寄せる場所?』
そう問題点を地図に書き込み、指を進めた。
『タオスからリオ・グランデ川の支流沿いを登り、この登山道に出て、そこから頂上を目指す。
だが、登山道まで出るには、ここだ…、この森の中…地獄の一丁目を通らないといけないんだ!』
ビリーは川沿いから登山道までの箇所に赤ペンで大きく❌印を付けた。
その箇所は地図上に道路の描写はなく、カーソン森林地帯の深い森を示すよう、ただ緑色で塗られているだけのエリアであった。
『カーソンの森を抜けるんだ。そこら中に熊やピューマが彷徨き回ってる正に獣道をな。』
ビリーはこの獣道を一度だけ通ったことがあった。
ビリーは地図に印した❌印をトントンと指で突きながら、獣道を通った当時を回想し始めた。
『あれは今まで経験した中で最悪の事故だった。』
……………………………………………
『丁度、10年前の今頃、ホイラー山からの雪解け水がリオ・グランデ川に注ぎ込むこの季節だった。
俺はタオスの事務所に勤めていた。新米の保安官だった。その日、事務所内は緊迫していた。3日前に密猟者の捜索に向かった仲間2人からの無線が途絶えた。最後の連絡は獣道の真ん中辺りの地点だった。
翌朝早朝、まだ朝日が登る前、タオスの事務所から俺を含め3人の救援部隊がヘリコプターに乗り、リオ・グランデ川の支流を上流へと遡って行った。
2時間程飛ぶと、太陽はやっと生まれ始め、辺りに曙光が差し込み始めた。
ヘリは速度を落とすと、支流の左方向にライトを向け、着陸地点を探し始め、比較的広い砂地に着陸した。
ヘリを降りると、左前方に倒壊した橋桁があり、それが獣道に入る目印だった。
橋桁まで歩いて行き、土手を上ると森の中にトンネルような空間が見えた。
左右上方、木々で覆われ、日光も差し込めない地表は赤土でぬかるんでいた。
俺達はヘッドライトを点灯させ、ライフル銃を構えて前へ前へと歩いて行った。
俺はその時思った。
『この中で果たして獣から身を守る術はあるのか?』と
3人はそれぞれ前と右と左を順番に照らしながら進んでいった。
暫く進むと前方の地面がヘッドライトの光を反射した。
近づいてみると、それは携帯用の無線機であった。
俺達は仲間の名前を叫んだ。
しかし、幾ら呼んでも返答はなかった。
最悪のシナリオが俺達の脳裏に表出し始めた。
その時、1人が叫んだ。
『おい!足元を見ろ!』と
一斉にヘッドライトを足元に向けると、大きな拳のような足跡がぬかるんだ赤土に彫られていた。
『熊の足跡か?』
『いや、違う。熊ならもっと幅がある。』
『ピューマか?』
『……………』
それは紛れもなくピューマの足跡だった。
人間の大人の拳ほどの大きさ
ぬかるんだ赤土に嵌り込むことなく浮かび上がるように刻まれた4本の穴はいかにも身軽さに長けた証であり、
そして、赤土を鞭で叩いたような曲線の痕跡はピューマが飛び掛かる際に長い尻尾で地面を叩いた印であった。
1人が囁くように言った。
「上だ…下じゃない…木の上に注意するんだ…」と
俺達は急いで顔を上げ、前方四方の木々の枝にヘッドライトを浴びせた。
そして、俺達は、ライフル銃を構えながら、息を殺し、一歩一歩、前に進んだ。
暗闇の帳が深くなるにつれて、辺りから音は消えた。
聞こえるのは己の心臓の鼓動だけだった。
更に進むと、楠木の大木が左前方から怪物の腕のような枝を伸ばしていた。
その枝の真下の道を照らすと水溜りが鏡のように光を反射した。
そして、『ポトン、ポトン』と雨漏りのような音が聴こえて来た。
もう一度、道の真ん中に出現した水溜りに光を向けると、水溜りの表面が上から滴り落ちる雫によって音を奏でていた。
俺達は自ずと上を見上げた。
ヘッドライトがスポットした映像の中にはピンク色の怪物が人形のような物体を咥え、木の股に寝そべっていた。
そして、咥えられた人形からポタポタと血の滴が零れ落ち、土面の水溜りを造成していた。
ピンク色の怪物は途轍もなく大きなピューマであり、咥えられた人形は他ならぬ人間であった。
『撃てぇ!撃つんだ!』
俺達は盲滅法にライフルを乱射した。
ピューマは咥えた獲物を下に落とすと暗闇の中に飛び込んで行った。
落下した物体は水溜りの中にうつ伏せに顔を突っ込んでいた。
1人が近づき水溜りから引き摺り出し、仰向けに体を返すと、内臓は綺麗に喰い尽くされていた。
「もう1人、もう1人は何処だ?」
俺達は残りの1人を探そうとしたが、探す間もなく、水溜りがその居場所を教えてくれた。
降り止まない血の雫
ヘッドライトで、水溜りの上方を照らすと、もう一段上の木の股に内臓を垂らした遺体がぶら下がっていた。
そして、遺体の両足の先からポタポタと血が滴り落ちていた。
…………………………………………
ビリーは回想を終えると地図を畳んだ。
そして、車を事務所に向かわせた。
ビリーは事務所に戻ると、マリアが捨てた無線機を抱えて所長室に入った。
「ビリー!どうしたんだ?それは何だ?」
「所長、マリアが神父と一緒にとんずらしましたよ。」
「とんずら?何処にだ?」
「マリヤの奴、無線機も外しやがった。」
「何だと!マリアはどういうつもりだ?」
「所長、あんたはマリアに甘いんだよ!
俺、言いましたよね!
マリアがあの神父を厩舎小屋に連れて来た時、『認めるな!』と、俺はあんたに何回も言いましたよね!
『この事務所を私欲に使わせるな!』と
何度も言ったのに、あんたはマリアに押し切られ、何処の馬の骨かも分からぬ奴を馬番に雇った。
その結果がこうだ!」
ビリーは無線機を所長の机の上に放り投げた。
所長は驚きたじろぎながら、
「ビリー、落ち着け…、つまり、マリアと神父が何処かに…」
「駆け落ちしたんだよ!マリアは職場放棄し、公用車を無断借用して、それも無線機を外してね!」
「それなら州本部に報告しないと。」
「良いんですか?州本部に報告すれば同時にマスコミ公表だ。
『サンタフェの女性保安官がパトロールカーを無断で借用し、神父と駆け落ち!』
テレビ局が飛び付きそうなインパクトな見出しだ!
あんたは来る日も来る日も謝罪会見だ!
それでも良いんですね!』
「それは…、困る。ビリー、どうすれば良いか、君の意見は…」
ビリーはこう言った。
「職務としてマリアの捜索指示を俺に出す。
そして、俺がマリアを探し出すまで、この話はあんたと俺だけの秘密とする。」
「それで良い。君に任せる。」
「了解!」
ビリーは所長室を出ると、車庫に行き、悪路用の特殊ジープに乗ると、備品倉庫にジープを廻し、荷台にライフル銃、狩猟用の散弾銃、銃弾を追加装備した。
そして、事務所を出ると、地図で確認したとおり、リオ・グランデ川の川沿いの農道にジープを向かわせた。
『マリアは獣道を知らない。2人が獣道に着く前に何としても見つけ出さないと。2人ともピューマに喰われる!』
ビリーはアクセルを踏み込みジープを飛ばした。
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