【完結】悪女を断罪した王太子が聖女を最愛とするまで
王太子リヒャードへの贈り物。そこへ毒を盛った幼馴染の令嬢。
彼女は国内でリヒャードの婚約者筆頭候補と目されていた。
令嬢を凶行に駆り立てたのは、果たして。
一方、守りたかった友人の命を、己の判断として奪わなければならなかったリヒャード。
友人の不名誉を挽回することすら叶わず、心に深い傷を負った。
そんなリヒャードの元へ、宗主国の皇女バチルダが婚約者として訪れる。
バチルダは言った。
「そなたがいかにわらわに無礼を働こうと、この身を斬って捨てるような隠匿のかなわぬ著しい狼藉でもない限り、なんの咎もないということよ。
わらわは貴国への親愛を示す献上品である」
※ ざまぁはありません。
彼女は国内でリヒャードの婚約者筆頭候補と目されていた。
令嬢を凶行に駆り立てたのは、果たして。
一方、守りたかった友人の命を、己の判断として奪わなければならなかったリヒャード。
友人の不名誉を挽回することすら叶わず、心に深い傷を負った。
そんなリヒャードの元へ、宗主国の皇女バチルダが婚約者として訪れる。
バチルダは言った。
「そなたがいかにわらわに無礼を働こうと、この身を斬って捨てるような隠匿のかなわぬ著しい狼藉でもない限り、なんの咎もないということよ。
わらわは貴国への親愛を示す献上品である」
※ ざまぁはありません。
あなたにおすすめの小説

最愛の婚約者に婚約破棄されたある侯爵令嬢はその想いを大切にするために自主的に修道院へ入ります。
ひよこ麺
恋愛
ある国で、あるひとりの侯爵令嬢ヨハンナが婚約破棄された。
ヨハンナは他の誰よりも婚約者のパーシヴァルを愛していた。だから彼女はその想いを抱えたまま修道院へ入ってしまうが、元婚約者を誑かした女は悲惨な末路を辿り、元婚約者も……
※この作品には残酷な表現とホラーっぽい遠回しなヤンデレが多分に含まれます。苦手な方はご注意ください。
また、一応転生者も出ます。

番から逃げる事にしました
みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。
前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。
彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。
❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。
❋独自設定有りです。
❋他視点の話もあります。
❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。

【完結】「俺は2番目に好きな女と結婚するんだ」と言っていた婚約者と婚約破棄したいだけだったのに、なぜか聖女になってしまいました
As-me.com
恋愛
完結しました。
とある日、偶然にも婚約者が「俺は2番目に好きな女と結婚するんだ」とお友達に楽しそうに宣言するのを聞いてしまいました。
例え2番目でもちゃんと愛しているから結婚にはなんの問題も無いとおっしゃっていますが……そんな婚約者様がとんでもない問題児だと発覚します。
なんてことでしょう。愛も無い、信頼も無い、領地にメリットも無い。そんな無い無い尽くしの婚約者様と結婚しても幸せになれる気がしません。
ねぇ、婚約者様。私はあなたと結婚なんてしたくありませんわ。絶対婚約破棄しますから!
あなたはあなたで、1番好きな人と結婚してくださいな。
※この作品は『「俺は2番目に好きな女と結婚するんだ」と婚約者が言っていたので、1番好きな女性と結婚させてあげることにしました。 』を書き直しています。内容はほぼ一緒ですが、細かい設定や登場人物の性格などを書き直す予定です。

王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る
家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。
しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。
仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。
そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
王子の片思いに気付いたので、悪役令嬢になって婚約破棄に協力しようとしてるのに、なぜ執着するんですか?
いりん
恋愛
婚約者の王子が好きだったが、
たまたま付き人と、
「婚約者のことが好きなわけじゃないー
王族なんて恋愛して結婚なんてできないだろう」
と話ながら切なそうに聖女を見つめている王子を見て、王子の片思いに気付いた。
私が悪役令嬢になれば、聖女と王子は結婚できるはず!と婚約破棄を目指してたのに…、
「僕と婚約破棄して、あいつと結婚するつもり?許さないよ」
なんで執着するんてすか??
策略家王子×天然令嬢の両片思いストーリー
基本的に悪い人が出てこないほのぼのした話です。

大好きな旦那様はどうやら聖女様のことがお好きなようです
古堂すいう
恋愛
祖父から溺愛され我儘に育った公爵令嬢セレーネは、婚約者である皇子から衆目の中、突如婚約破棄を言い渡される。
皇子の横にはセレーネが嫌う男爵令嬢の姿があった。
他人から冷たい視線を浴びたことなどないセレーネに戸惑うばかり、そんな彼女に所有財産没収の命が下されようとしたその時。
救いの手を差し伸べたのは神官長──エルゲンだった。
セレーネは、エルゲンと婚姻を結んだ当初「穏やかで誰にでも微笑むつまらない人」だという印象をもっていたけれど、共に生活する内に徐々に彼の人柄に惹かれていく。
だけれど彼には想い人が出来てしまったようで──…。
「今度はわたくしが恩を返すべきなんですわ!」
今まで自分のことばかりだったセレーネは、初めて人のために何かしたいと思い立ち、大好きな旦那様のために奮闘するのだが──…。
あなたが選んだのは私ではありませんでした 裏切られた私、ひっそり姿を消します
矢野りと
恋愛
旧題:贖罪〜あなたが選んだのは私ではありませんでした〜
言葉にして結婚を約束していたわけではないけれど、そうなると思っていた。
お互いに気持ちは同じだと信じていたから。
それなのに恋人は別れの言葉を私に告げてくる。
『すまない、別れて欲しい。これからは俺がサーシャを守っていこうと思っているんだ…』
サーシャとは、彼の亡くなった同僚騎士の婚約者だった人。
愛している人から捨てられる形となった私は、誰にも告げずに彼らの前から姿を消すことを選んだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
完結おめでとうございます!!
コレはある意味、処刑された侯爵令嬢の一人勝ちのようなものかと?
生きて仲睦まじい2人を見聞きするのも耐えられないだろう😭
来世では平民でも良いから愛し愛される穏やかな人生になれるように呪いをかける๛ก(꒪ͧд꒪ͧก)
何せ、私本人がこのバカップルの睦事を読んでて拒絶反応起こしてしまったわ🤣
R18は好きなのですが、なぜかこの2人のは🫠🤢 申し訳ないです😭
えすく様
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!
うふふ♡
素敵な呪いをありがとうございます!
めっちゃ溺愛されて、これ以上なく幸せに穏やかに暮らしてほしいです♡
そして万が一、「俺よりこいつのほうがいいんじゃね」とか言い出すクソ男に失恋することがあれば、「ふざけんじゃねー」って言える、しがらみのない環境だといいなぁ、なんて。
拒絶反応、失礼いたしました。
いえいえ!
ご感想いただきまして、とてもありがたく、そして嬉しいです。
ふたりとも、好感度が最悪だからですよね(笑)
あれ、R18でした……?
R15かな、かと思っていました……。
完結おめでとうございます。
三章は駈け足過ぎちゃいましたかね、スピンオフを書くため仕方ないんでしょうが。
最愛になった皇女様に余り魅力を感じなかったのが残念です。序章の悪女さんに全部持っていかれた感じです。
ノコノコ様
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!
おっしゃる通り、三章は駆け足が過ぎて、番外編ちょこっとって感じですよね。
スピンオフについてもすでに他サイトさまで完結しているので、時間うんぬんの問題ではなく、第二章と第三章のあいだにくるべき物語(ヒーロー・ヒロインが手と手を取り合って、試練に立ち向かう、みたいな)が練り上げられずでした。
皇女の魅力がなかったのも、おそらくそこにも原因がありそうです。
序章のインパクトを覆せませんでしたね。
とっても参考になります!
読んでいただけたことがまず嬉しく、そのうえご感想をありがとうございました♡
最初の序章にあるように、
「終生仲睦まじく暮らした」と書いてあるから、結局バチルダとリヒャードのどちらかが死ぬ、不幸になることはないのは現段階で決まってるということか😢
lilyさま
ご感想ありがとうございます。
そうだったのです。
幼馴染のご令嬢へと、lilyさまのお優しいお心を寄せてくださって、とても嬉しかったです。
傀儡の王の目で兄が第二王子の言葉を思い出す所
王子と同じ目線に立てって無理ゲーだろ?
同じ目線で動いてたら王権簒奪の容疑を掛けられて公開処刑の後に一週間位首を晒されるで。
祐さま
ご感想をありがとうございます。
同じ目線というのは無理でしょうね。
身分差も、それぞれが負っている背景も異なりますから。
とはいえ、同じ目線に立って物事を俯瞰し思索するということと、同じ目線に立って同じ身分であるかのように振る舞い行動するというのは、全く異なる事柄だと、私は思います。
悪女とされた令嬢のお兄さん以外皆未成年なんですよね。
断罪された令嬢はきちんと自分の考えで動いていたし。
第一王子も第二王子も自分なりに未来を考えている。
バチルダ皇女はとても子供には思えない、帝国の聖女制度は女の子のみ自由を奪われて早く大人に成らざるをえないのはなあ。
皆、無邪気な子供の時代をもう少し楽しませてあげたかったですね。
兄は悪女として死んだ妹を思えば、第一王子を見ているとやるせないだろうな。
ノコノコ様
ご感想をありがとうございます。
そうなのです、彼以外みんな未成年なのです。
年齢設定が残酷すぎるのですが、彼等の失われた子供時代へと、ノコノコ様が温かなお心を寄せてくださり、とても嬉しいです!
キャラクター達がそれぞれ思考していると評してくださったことも、飛び上がるくらい、もう本当に嬉しくてたまりません……!
兄も、やるせないですよね。
世界感が緻密で面白いです!
群像劇の醍醐味、みんな悩んで、苦しんで、足掻いて何かを得ようとしてるの伝わってきます。
バチルダ皇女はとても優しくて聡明。聖女というか、巫女姫っぽい。
王太子はものすごい苦労人で、二人にはマジで幸せになってほしい。
第二王子はもうちょっとだけ自立しましょう(笑)
護衛騎士と妹は、今んとこ王太子を盲信して「こうあるべき」という理想を押し付けた挙げ句に自爆したようにしか思えない。
確かに王族ってのはいろんな人間から理想を押し付けられる役回りだけど。王太子もそれを受け入れてるように思えるけども。
妹を喪い、奴隷にまで身を落とした(=高すぎる対価を払った)んだから、自分は何を思っても、何を言っても構わないとか思ってない? そういうのは忠誠心じゃなくて打算じゃないのか。それとももう王太子には忠誠心を抱いてない自覚でもあるのか。
皇女を殺す許可を求めたのだって、悪夢の影響と、妹が望んでいたものを皇女が得ていくのが許せないだけなんじゃないの。
王太子とバチルダは前を見て進もうとしているのに対して、護衛騎士は自由と妹を喪った場所でずっと立ち止まってるように見えます。彼の時間もいつか動き出すんでしょうか。
くーにゃん様
ご感想ありがとうございます。
わわわ!
世界観が緻密という、どうにもこうにも光栄で浮かれあがってしまうお言葉をいただき、ふわっふわしております。
う、嬉しい~……!
さまざまなキャラについて、めちゃめちゃ考察してくださり、お心を傾けてくださってありがとうございます。
誰の立場になるかで抱く思いの変わるような話を書けたらいいな、なんて、ごたいそうな目標をこっそり抱いていました。
ひゃー、嬉しいな……!
彼らのお話、あともう少しだけおつきあいいただけますと幸いです。
バチルダ皇女を排除して欲しい…切実に。
じゃないと、公爵令嬢が可哀想
liyさま
ご感想ありがとうございます。
令嬢は可哀想ですよね。
彼女を思いやってくださってありがとうございます。
気持ち悪い
第一王子も第二王子もただただ気持ち悪い
王権の何足るかを履き違えてる奴は首を切らなきゃ駄目だ
祐さま
ご感想ありがとうございます。
せっかくお時間を費やしてご覧くださったのに、気持ち悪い思いをさせてしまって、失礼いたしました……!
タイトルの王太子が聖女を最愛とするまで?🤔
皇女はもう聖女では無いのだからタイトルの聖女は 彼女では無い?のかもしれない
( ˘•ω•˘ ).。oஇ
それとも、最愛になったから聖女を辞めた?という解釈かなぁ。
王子と皇女は不幸になれとは思わないが、死ぬまで苦労すれば良いと思う🥲
苦労と不幸は別物ですからね😙
えすく様
ご感想ありがとうございます。
わぁ、ご考察してくださって嬉しいです!
苦労と不幸は別物!
おっしゃる通りですね。
たくさんの人間の犠牲の上に立つのですから、めちゃめちゃ苦労してくれないと割に合わないですよね!
(;-ω-)ウーン 第二王子綺麗事しか言ってないやん
幼馴染がなぜ暴挙にでたのか分かってないのに
自分たちの事しか考えてない
傲慢国家滅ぶべし
せっきー様
ご感想ありがとうございます。
そうなのです、第二王子、幼馴染の自己犠牲精神については察しているんですが、自分たちのことしか考えていないですよね。
やべえ、この王太子と妃が君臨したら乱戦が始まる
祐さま
ご感想ありがとうございます。
始まるかもしれませんね!
絶対王政が揺らぎ、市民革命が起こりそうな過渡期をイメージしてはいます。
王太子と皇女が不幸になりますように(-∧-)合掌・・・
せっきー様
ご感想ありがとうございます。
きゃー!
どうなるんでしょうね、この二人……。
バチルダ皇女が好きになれない……
生首に頬擦りするサイコパスな人なんか
自分が男だったら好きになれないな。
それは、悪女となった幼馴染の令嬢に情が移ってしまったからなんだろうけど……
んーーーなんでだろう。もっとバチルダ皇女がいい人だったら心から応援できるんだけどなぁ。第一王子と皇女って相思相愛だったりします??😢嫌だなぁ。
lilyさま
ご感想ありがとうございます。
好きになれないですよね。
騎士の一人称なので、彼の恨みつらみが前面に出ております。
そしてわかりにくい書き方をしてしまってすみません!
生首にスリスリしているのは、騎士の恨みつらみによる悪夢であって、事実ではないのです。
めっちゃわかりにくかったですね……!
考えて改稿いたします。
ハッ! と気づきをいただくようなご感想をいただき、とてもありがたいです!
悪女となった幼馴染みの令嬢の行動が切ないなあ。
ノコノコ様
ご感想ありがとうございます。
せつないですよね。
作者都合で、幼馴染の令嬢にはかわいそうな役回りをさせてしまいました。
もうしわけない……。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。