アマゾネス村に転生しました。

女しか生まれず、時たま迷い込んでくる屈強な冒険者からや、自ら雄を探して旅立つ等で子種を奪い、種を保ってきたガルカン族の住まう村。

そこで同じ前世の記憶を持つ双子の姉弟が生まれた。

しばらくの間双子達は何不自由のない、平和な日々を送っていたが弟のザムザが12歳になり精通を迎る頃、ザムザは日に日に増していく村の女傑たちの、捕食者の様な視線に危機感を覚えていた...。

そうしてザムザはあくる日の朝、パンツに着く久しく見ることの無かった染みを目にして決意する。

「直ぐにでもこの村から出なきゃ俺、吸い殺される...」

決意を新たに村を出るザムザと姉カフカ、新しい伝説が今、始まるかもしれない。
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