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怖いことと知らないこと(集明・過去編)
白
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集明 ໒꒱ 視点
ぼくは、中学の頃に「白ーシロー」って呼ばれてた
理由は特に無いんだと思う
もう1人と区別するためだけの名前
もう1人はぼくのお友達だった人
……きっと、そうだったと思う
ぼくは小さい頃からよく分からない真っ白な部屋に入れられていた
ご飯は知らないうちに置いてあった
多分、睡眠薬を入れられてたんだと思う
日常的に頭が重くて、歩くのさえ億劫でずっとベットの上に寝そべっていた
でも、寝ちゃうと記憶が曖昧になって不安になるから寝ないようにしていた。
お友達もそれが怖いみたいで僕の隣に眠っていた。
真っ白な部屋で汚れもなくて、逆に怖くなった。
いつ掃除しているのか、ご飯は誰が持ってきているのか、寝ている間に何をされているのかーーー
白い部屋はぼくの記憶まで白く染めていった
ぼくは、中学の頃に「白ーシロー」って呼ばれてた
理由は特に無いんだと思う
もう1人と区別するためだけの名前
もう1人はぼくのお友達だった人
……きっと、そうだったと思う
ぼくは小さい頃からよく分からない真っ白な部屋に入れられていた
ご飯は知らないうちに置いてあった
多分、睡眠薬を入れられてたんだと思う
日常的に頭が重くて、歩くのさえ億劫でずっとベットの上に寝そべっていた
でも、寝ちゃうと記憶が曖昧になって不安になるから寝ないようにしていた。
お友達もそれが怖いみたいで僕の隣に眠っていた。
真っ白な部屋で汚れもなくて、逆に怖くなった。
いつ掃除しているのか、ご飯は誰が持ってきているのか、寝ている間に何をされているのかーーー
白い部屋はぼくの記憶まで白く染めていった
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