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おねむすぎるよ、花宮くん
風紀委員長さま
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もぐもぐ...もふもふ...
何なんですかね
男の子の後ろに天使の羽が見える...
「美味しい?」
僕がそう聞くと男の子は頬を膨らませたまま小さく頷く
「そっか~、良かったねぇ」
ハムスターか何かを見てる時みたいに顔が緩んでしまう
だって、わざわざ両手でクッキーを持ってちまちま食べてるんだよ!?
可愛いかよ...(´ ˙꒳˙ `)
心の中で可愛さと乱闘していたら藤澤さんが声を掛けてきた
「蒼乃さん、和んでいる中申し訳ありません」
Σ(´□`;)はっ
「すみません....お恥ずかしいところを」
「いえ、私も同じ気持ちです」
そうなんだぁ
この可愛さには誰も逆らえないよね
「ところで、どうしたんです?」
「あぁ、先程、風紀委員長様に連絡を入れましてですね、もう少ししたら此方にいらっしゃるそうです」
「そうでしたか」
お兄さん、イケメンなんだろうな
「君のお兄さんイケメン?」
男の子はコテンと首を傾げる
かわっ....!!
兄弟ってそういうもんだよね
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
「風紀委員長の花宮だ」
ドアの向こうから声がした
「どうぞ」
ガチャ
イケメn....( ´ཫ` )グフッ
予想通り、いや予想以上の美形
「満矢、世話かけたな。すまん」
風紀委員長さまは藤澤さんと顔見知りなようで、しかも慣れたようだった
「いえ、前もありましたから」
クスクスと藤澤さんが笑う
「え、前もあったんですか?」
「はい、一週間前に」
へぁ?イッシュウカンマエ?
「はぁ...何度もすまない...弟は方向音痴くせに、直ぐ何処かに行ってしまうんだ」
「大変ですね」
そっかぁ、今日も道に迷って分からなくなって結局寝てたんだねえ
天然にも程がある....
「いや、慣れてるんでな」
「あ、はは」
そんなに何度もやってるのかー
「紹介が遅れたな。俺は花宮 翠ーハナミヤ スイーだ」
「僕は柏木 蒼乃といいます」
「蒼乃、弟を連れてきてくれて感謝する」
!!?、花宮さんが微笑んだ!!
う、ダメージが大きすぎる....
「蒼乃は弟と学年が同じようだから少し面倒を見てやってくれ」
「えっ、僕で良いんですか!任せてください!」
「偉いですね、蒼乃さんは」
また藤澤さんがクスリと微笑んで僕の頭を撫でた
な、撫でらっ!!?
(///ˊㅿˋ///)惚れてしまうやん....
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
作者の雨桜 潔です໒꒱· ゚
今回、蒼乃くんの敬語が何処かに飛んでいってしまってるんですけど、気にしないでくださいな
蒼乃くんは自分の中ではタメで、他人に話す時は敬語なのですー
偉い子なのです(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
何なんですかね
男の子の後ろに天使の羽が見える...
「美味しい?」
僕がそう聞くと男の子は頬を膨らませたまま小さく頷く
「そっか~、良かったねぇ」
ハムスターか何かを見てる時みたいに顔が緩んでしまう
だって、わざわざ両手でクッキーを持ってちまちま食べてるんだよ!?
可愛いかよ...(´ ˙꒳˙ `)
心の中で可愛さと乱闘していたら藤澤さんが声を掛けてきた
「蒼乃さん、和んでいる中申し訳ありません」
Σ(´□`;)はっ
「すみません....お恥ずかしいところを」
「いえ、私も同じ気持ちです」
そうなんだぁ
この可愛さには誰も逆らえないよね
「ところで、どうしたんです?」
「あぁ、先程、風紀委員長様に連絡を入れましてですね、もう少ししたら此方にいらっしゃるそうです」
「そうでしたか」
お兄さん、イケメンなんだろうな
「君のお兄さんイケメン?」
男の子はコテンと首を傾げる
かわっ....!!
兄弟ってそういうもんだよね
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
「風紀委員長の花宮だ」
ドアの向こうから声がした
「どうぞ」
ガチャ
イケメn....( ´ཫ` )グフッ
予想通り、いや予想以上の美形
「満矢、世話かけたな。すまん」
風紀委員長さまは藤澤さんと顔見知りなようで、しかも慣れたようだった
「いえ、前もありましたから」
クスクスと藤澤さんが笑う
「え、前もあったんですか?」
「はい、一週間前に」
へぁ?イッシュウカンマエ?
「はぁ...何度もすまない...弟は方向音痴くせに、直ぐ何処かに行ってしまうんだ」
「大変ですね」
そっかぁ、今日も道に迷って分からなくなって結局寝てたんだねえ
天然にも程がある....
「いや、慣れてるんでな」
「あ、はは」
そんなに何度もやってるのかー
「紹介が遅れたな。俺は花宮 翠ーハナミヤ スイーだ」
「僕は柏木 蒼乃といいます」
「蒼乃、弟を連れてきてくれて感謝する」
!!?、花宮さんが微笑んだ!!
う、ダメージが大きすぎる....
「蒼乃は弟と学年が同じようだから少し面倒を見てやってくれ」
「えっ、僕で良いんですか!任せてください!」
「偉いですね、蒼乃さんは」
また藤澤さんがクスリと微笑んで僕の頭を撫でた
な、撫でらっ!!?
(///ˊㅿˋ///)惚れてしまうやん....
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
作者の雨桜 潔です໒꒱· ゚
今回、蒼乃くんの敬語が何処かに飛んでいってしまってるんですけど、気にしないでくださいな
蒼乃くんは自分の中ではタメで、他人に話す時は敬語なのですー
偉い子なのです(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
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