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油断しましたァァァ

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「ルト、後は何処に行くの?」

さっき時間を聞いたけど、まだまだ大丈夫みたい
……実はお腹が空いちゃったんだよね
何か甘い物が食べたいな

「私は特に無いのですが、シノは気になるものありませんか?」

なぬ、質問を質問で返したな
僕も異世界に来たばっかりで、何があるか分かんないんだよねぇ
まぁ、何が欲しいかって言われたら、強いて言うならご飯かな!
異世界にも食べ歩きみたいな出来るとこないのかな?

僕がうーんと考えていると、ルトが口を開いた。

「そういえば、この辺りに美味しいお菓子が売っているんですよ」

「えっ!!?」

お菓子という言葉に反応して、思わず声をあげてしまった。恥ずかしい……

「おや、甘い物は嫌いでしたか?」

えぇ!?違う、違う、食べたいんだよぉ
すっごくお腹が減ってるんだよ~

「嫌いじゃない!好き!!」

誤解を解くために首を必死に横に振りながらルトに訴える

「それは良かったです」

あ!良かったぁ~

「僕、それ食べた((ぐううぅ~……ぃ」

「……」

「……」

少しの沈黙が続く

はっっっっっっっっずかし!!!!!
お、お腹なっちゃったぁあああ

恥ずかしさのあまり、自分の顔をルトの肩に押し当て、紛らわす

「~~~!、くす、くすくす」

あー、もううぅ……笑われてるよお
もっと恥ずかしくなってくる
多分、今、僕の顔はリンゴみたいになってる

「先程からそわそわしていると思っていましたが、お腹が空いていたんですね!」

「うぐ……そぅ、なの……」

「貴方は本当に可愛らしいですねぇ。何かあるのなら、是非、遠慮せずに言ってくださいね」

「うん……/////」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈☪︎

僕の顔がリンゴじゃなくなった頃、ルトの言っていたお菓子をお店で買って、ルトと一緒に頬張った

「んー!何これ!美味しい!!」

お菓子は、チュロスみたいな感じで、味はアップルパイみたいな感じだった。
アップルパイのりんごのシャキシャキ感は無かったけど、味はそのまんまだ。

「良かったです、これ私もお気に入りなんです」

どうやら、ルトはこのお菓子を売っている店の常連らしい。
ルトに抱えられたまま、お店に入った時も定員さんから、「また来てくださったんですね!」って言われてたから

ルトと話しながら食べていると、お菓子はあっという間に無くなってしまった
もう1本食べたいところだけど、我儘は言えない

「シノ、少し待っていてくれませんか?すぐ戻りますので……えっと、オルシーが着いていれば大丈夫だと思うので……すぐ戻ります!」

「えっ、あ、うん」

??、何か凄く急いでた
僕が言うのもアレだけど、僕を連れてかないって余程の事だよね~
邪魔しないように待ってよ

目が見えないから不安だけど、動かなければ大丈夫だよね
僕にはオルシーが着いてるし

少し不安ながらも、オルシーを抱いて鼻歌を歌いながら待つ

すぐ帰ってくるって言ってたもんね

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈☪︎

「戻ってこないね、オルシー」

『そうだねぇ~、もう少し待とう……か、ん?』

「え?どうしたの、オルシー」

オルシーが急に会話を途切らせた事に驚いて、すぐ声を掛けるが返事が帰ってこない

『しっ、シノっ!逃げ……』

「えっ」

腕から抱いていたオルシーの温もりが無くなる

逃げて……?え?でも見えないから……!
どうしよう、逃げなきゃ
何から?なんで?オルシーは??

突然の事に、ベンチから立ち上がったものの、
見えないので動けずにいる

と、

グイッ

勢いよく後ろに引っ張られる

「ひひっ……いい物はっけ~ん」

「っ……!!!!」

やばいやばいやばいやばいやばい

「っぁ」

叫ぼうとした瞬間、口を塞がれる

「ダメだよォ、見つかっちゃうでしょぉ」

やばい……息が……できな……




……僕はそこで意識を失ってしまった







┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈☪︎

意味のわからん話になってしまいました!!
どうしても最後のとこに繋げたかったので……
すみませんんん( ˙꒳˙ =͟͟͞͞ ( ˙꒳˙ )=͟͟͞͞  ˙꒳˙ )ワアァ
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