83 / 416
第7章 vsアスターロ教
第83話 序列2位"狂反"のダート
しおりを挟む
――――――――――――――――――――
ラミュラ
性別:女 種族:半竜神 年齢:20歳
Lv 40
HP 20000/20000
MP 20000/20000
ATK 20000
DEF 20000
AGI 20000
INT 20000
LUK 20000
固有スキル
竜化・不破鎧堂・飛行・孤軍奮闘・魔の境地・守護神・叡智・サイボーグ・炎熱操作・戦士の誓い・透過・明鏡止水・???
武技スキル
刀剣術:Lv.MAX
体術 :Lv.MAX
魔法
全属性魔法
装備
黒衣一式(神級)
蒼の槍グングニル(伝説級)
称号
正義の女神の加護・放浪者・一匹狼・呪縛から解き放たれし者・傅く者・恋する乙女・従者の心得・武神・魔神・魔物キラー・盗賊キラー・武闘派
――――――――――――――――――――
ダート
性別:男 種族:改造人間 年齢:30歳
Lv 50
HP 10000/10000
MP 500/500
ATK 10000
DEF 10000
AGI 5000
INT 1000
LUK 0
固有スキル
攻撃反射・限界突破・状態異常無効
武技スキル
体術 :Lv.MAX
魔法
無魔法:Lv.8
称号
なし
――――――――――――――――――――
以前、シンヤ達がとある王国と戦った平原にて、向かい合う者達がいた。一方は邪神復活を目論む組織の幹部、もう一方はそれを止めんとするクランの幹部である。ラミュラの転移によって、誰にも邪魔されず思う存分、暴れられる場所へとやって来た両者。着いて早々、激しい戦いが繰り広げられるのかと思いきや、一言も話さずに睨み合うこと、かれこれ10分程が経っていた。何故、これほど膠着状態が続いているのか……………その理由は両者とも同じであった。
「ここなら、誰にも邪魔されないだろ?」
「そんなことはどうだっていい……………それよりももっと重大なことが発覚した」
「重大なこと?」
「お前の強さについてだ。俺の攻撃をフリーダムで止めた際は拳に強い力がかかっていたから、そこそこ強いとは思っていたがこうして、目の前で対峙してみてハッキリと分かった……………お前の強さが」
「ほぅ?」
「ただ突っ立っているだけなのにどういう訳か、隙が一切見当たらないし、殺気も尋常じゃねぇ……………これは評価を改めなければならない。そして、俺も本気を出さざるを得ないだろう」
「そうか」
「まさか、俺と対等に戦える相手がいるとはな……………一つ訊いてもいいか?」
「何だ?」
「お前はクランの中で何番目に強いんだ?」
「そうだな…………シンヤ殿を含めたら、8番目で含めなければ7番目だな」
「さらにクランマスターと"二彩"を含めないとなると5番目……………つまり、幹部の中では序列5位かよ。参ったな」
「ん?何故だ?」
「それは俺が幹部の中では2番目に強いからだ…………おっと、自己紹介がまだだったな。俺はアスターロ教の幹部"七腐苦人"の序列2位"狂反"のダートだ。以後よろしく」
――――――――――――――――――――
「"狂反"?それがお前の二つ名か?」
「ああ、そうだ"蒼鱗"」
「で、我らのこともよく知っていると」
「知ってるっつぅか、自然と耳に入ってくるだろ。かなりヤバい集団でちょっかいをかけるとタダでは済まないと……………実際にこうして接してみるとその異常さがよく分かるぜ」
「お前らみたいな組織にヤバい集団だとか異常だとかは言われたくない」
「はんっ、そうかよ。じゃあ、本当のところ、どうなん…………っ!!"攻撃反射"!!」
「なるほど…………これぐらいの力なら跳ね返してくるか」
「危ねぇな!まだ話している途中だったろうが!」
「我は長くつまらない話が嫌いだし、そんな質問に答える義理もない」
「鬼かよ…………」
「何とでも言え。次はこの程度の攻撃では済まさないぞ?"蒼槍却"!」
「ぬおっ!"攻撃反射"!」
「まだ返してくるか!ならば、"不破鎧堂"!そして、"雷天撃サンダーフォール"に"槍天雨"!」
「くそっ!化け物かよ!」
そこはまるで天災が通り過ぎているのかと思う程、滅茶苦茶な状況となっていた。天から雷が降り、大洪水が起き、挙句の果てには火災まで発生する始末。と同時に卓越した槍での攻撃も抜け目なくしており、一撃一撃がちゃんと当たれば確実に命を狩り取るほど強烈なものだった。しかし……………
「大したものだ。ほとんど反射している」
「はぁはぁはぁ…………な、何を言ってるんだよ。いくつか"攻撃反射"を乗り越えて、しっかりとダメージを蓄積させている癖に」
「殺る気で攻撃を繰り返しているからな。それでもまだ立っているとは」
「これでもかなりギリギリだ。おそらく、次の戦局が最後となるだろう」
「我も自分の攻撃を自分で食らっているからな。体力も2割を切った……………間違いなく、今まで殺り合った中でお前が一番強い」
「へっ、それは光栄なことだな」
「だから、最期に失礼がないよう、自分の持っている力を全力で発揮していこう。という訳で"竜化"、"孤軍奮闘"発動!!」
「マジかよ……………」
「我の全力を受け取れ……………"槍天星"」
「ぐっ…………来いやぁ!"攻撃反射"!!」
ラミュラ
性別:女 種族:半竜神 年齢:20歳
Lv 40
HP 20000/20000
MP 20000/20000
ATK 20000
DEF 20000
AGI 20000
INT 20000
LUK 20000
固有スキル
竜化・不破鎧堂・飛行・孤軍奮闘・魔の境地・守護神・叡智・サイボーグ・炎熱操作・戦士の誓い・透過・明鏡止水・???
武技スキル
刀剣術:Lv.MAX
体術 :Lv.MAX
魔法
全属性魔法
装備
黒衣一式(神級)
蒼の槍グングニル(伝説級)
称号
正義の女神の加護・放浪者・一匹狼・呪縛から解き放たれし者・傅く者・恋する乙女・従者の心得・武神・魔神・魔物キラー・盗賊キラー・武闘派
――――――――――――――――――――
ダート
性別:男 種族:改造人間 年齢:30歳
Lv 50
HP 10000/10000
MP 500/500
ATK 10000
DEF 10000
AGI 5000
INT 1000
LUK 0
固有スキル
攻撃反射・限界突破・状態異常無効
武技スキル
体術 :Lv.MAX
魔法
無魔法:Lv.8
称号
なし
――――――――――――――――――――
以前、シンヤ達がとある王国と戦った平原にて、向かい合う者達がいた。一方は邪神復活を目論む組織の幹部、もう一方はそれを止めんとするクランの幹部である。ラミュラの転移によって、誰にも邪魔されず思う存分、暴れられる場所へとやって来た両者。着いて早々、激しい戦いが繰り広げられるのかと思いきや、一言も話さずに睨み合うこと、かれこれ10分程が経っていた。何故、これほど膠着状態が続いているのか……………その理由は両者とも同じであった。
「ここなら、誰にも邪魔されないだろ?」
「そんなことはどうだっていい……………それよりももっと重大なことが発覚した」
「重大なこと?」
「お前の強さについてだ。俺の攻撃をフリーダムで止めた際は拳に強い力がかかっていたから、そこそこ強いとは思っていたがこうして、目の前で対峙してみてハッキリと分かった……………お前の強さが」
「ほぅ?」
「ただ突っ立っているだけなのにどういう訳か、隙が一切見当たらないし、殺気も尋常じゃねぇ……………これは評価を改めなければならない。そして、俺も本気を出さざるを得ないだろう」
「そうか」
「まさか、俺と対等に戦える相手がいるとはな……………一つ訊いてもいいか?」
「何だ?」
「お前はクランの中で何番目に強いんだ?」
「そうだな…………シンヤ殿を含めたら、8番目で含めなければ7番目だな」
「さらにクランマスターと"二彩"を含めないとなると5番目……………つまり、幹部の中では序列5位かよ。参ったな」
「ん?何故だ?」
「それは俺が幹部の中では2番目に強いからだ…………おっと、自己紹介がまだだったな。俺はアスターロ教の幹部"七腐苦人"の序列2位"狂反"のダートだ。以後よろしく」
――――――――――――――――――――
「"狂反"?それがお前の二つ名か?」
「ああ、そうだ"蒼鱗"」
「で、我らのこともよく知っていると」
「知ってるっつぅか、自然と耳に入ってくるだろ。かなりヤバい集団でちょっかいをかけるとタダでは済まないと……………実際にこうして接してみるとその異常さがよく分かるぜ」
「お前らみたいな組織にヤバい集団だとか異常だとかは言われたくない」
「はんっ、そうかよ。じゃあ、本当のところ、どうなん…………っ!!"攻撃反射"!!」
「なるほど…………これぐらいの力なら跳ね返してくるか」
「危ねぇな!まだ話している途中だったろうが!」
「我は長くつまらない話が嫌いだし、そんな質問に答える義理もない」
「鬼かよ…………」
「何とでも言え。次はこの程度の攻撃では済まさないぞ?"蒼槍却"!」
「ぬおっ!"攻撃反射"!」
「まだ返してくるか!ならば、"不破鎧堂"!そして、"雷天撃サンダーフォール"に"槍天雨"!」
「くそっ!化け物かよ!」
そこはまるで天災が通り過ぎているのかと思う程、滅茶苦茶な状況となっていた。天から雷が降り、大洪水が起き、挙句の果てには火災まで発生する始末。と同時に卓越した槍での攻撃も抜け目なくしており、一撃一撃がちゃんと当たれば確実に命を狩り取るほど強烈なものだった。しかし……………
「大したものだ。ほとんど反射している」
「はぁはぁはぁ…………な、何を言ってるんだよ。いくつか"攻撃反射"を乗り越えて、しっかりとダメージを蓄積させている癖に」
「殺る気で攻撃を繰り返しているからな。それでもまだ立っているとは」
「これでもかなりギリギリだ。おそらく、次の戦局が最後となるだろう」
「我も自分の攻撃を自分で食らっているからな。体力も2割を切った……………間違いなく、今まで殺り合った中でお前が一番強い」
「へっ、それは光栄なことだな」
「だから、最期に失礼がないよう、自分の持っている力を全力で発揮していこう。という訳で"竜化"、"孤軍奮闘"発動!!」
「マジかよ……………」
「我の全力を受け取れ……………"槍天星"」
「ぐっ…………来いやぁ!"攻撃反射"!!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
566
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる