19 / 24
19:ホラー展開来ました
しおりを挟む
注意!中盤グロい表現があります。ホラーに弱い方は注意です。
====================
「彼女がいるとしたら泉だ!」
アダムは駆け出した。その後を器用に羽根だけ生やしたハーナが飛んで付いて来ようとしたが、体が重いせいなのかしばらく羽を動かしていなかったからなのか、完全に体を浮かすことができず、跳ねるように地に足をつけスキップしてアダムの後を追いかけた。
「あらっ、ちょっと……飛べないって、何よこれ?アタシ太った?」
ボイン、ボインと鞠のようにはねるハーナは、だいたい百年以上も鎖に繋がれるとは思っても見なかったわよ、とぶつぶつと文句を言う。
「あ~、そういえば、あのっメガネ、ちょっとイっちゃっ、てたわぁ。アタシに舐め、られて、ちびってた、けどぉ~」
「舐めた?」
「そう、貢物だって、言って、聖子の作っ、た万能薬にぃ、なんか毒、を仕込んでたのよ~。まあ、ドラゴンに、毒なんて、効かないん、だけど、最近の人間っ、はそんなことも、知らないの、ねえ」
アダムはチラリとハーナを見て、こくりと頷く。全く毒の影響は受けていないようで、跳ねるたびに頬の肉が上がったり下がったりして、言葉がおかしなところで途切れ途切れになる。竜の姿のままの方が早いのでは無いかとも思うが、竜の姿では人語を話せないようだ。
「聖子も、瓶に詰め込まれてっ、蓋され、てたからっ、逃げろって、言ったんだっけどぉ」
「蓋!?」
「そうそっ。逃げない、ようにって、感じぃ?」
「あのヤロウ……!」
もともとグラハムは、聖子が孵化する前から卵を研究材料としてしか見ていなかった。生まれてからも何かにつけて体液採取をしようとしたり、怪しげな薬を与えようとアダムがいない隙を狙う素振りも見せていたのだ。
最近になって、聖子の作る万能薬や聖結晶に夢中になっていたから油断していた。グラハムが国から派遣されてきたことも、王族に連なっていることも聞いていたから、国の、ひいては王族の利益が第一だと思っていたのだが、間違いだったか。
「あいつは生粋の研究者だったのをすっかり忘れていたな」
「聖子も、はぁ、やわじゃ無いけど、裂かれたら、ふう、無理かもねえ」
ハーナの息は、すでに上がりつつある。ひい、はあ、と息継ぎが荒くなってきて汗だくであるが、アダムは足を緩めない。
「まさか、そんな事をするはずは!聖子さんは神の使いだと言うのに!?」
ーー黒焼きにされたりしませんよね?
アダムは、そんな事をするはずがないと言い切れなかった。知っていたからだ。あの男の猟奇的な執着を。
眉を寄せ、あってはならないことを想像したアダムはかぶりを振った。
どうか、無事で……!!
「ハーナ!あの男が聖子さんを傷つけようとしていたら構わず抹殺しろ!いいな?」
「ひ、人使い、荒い、わよぅ、アンタ!アタシ、もう、そろそろ、死にそう」
「有り余る魔力を使って体を浮かせるとかできないのか?」
「……あ、その手があったわ」
アダムはスピードを上げた。
* * *
「ぐ、ががあぁぁあぁ……っ」
「ヒエェ~、グラハムさん!やばいよ、ヤバいよ!万能薬、ほら今作るから待って!」
掻きむしり、ぼろぼろと体が崩れていくグラハムを見て、聖子は愕然とした。腐食性物質による中毒症状とよく似ている。一度だけ、緊急患者で容体を見たことがあった。ホテルの清掃員が酸性洗浄剤を頭からかぶってしまった事故だったが、業務用洗剤だったこともあって、皮膚が爛れ熱傷を負った。その上目や口にも入り、結局一命は取り留めたものの、人として生きていくことができなくなってしまったのだ。
ハーナのよだれが酸性だったのか、グラハムが渡した毒がそれほど強烈なものだったのか。そんな毒をハーナに渡して一体どうするつもりだったのだろうか。殺す気で渡したとしか思えない。でもそれなら、なぜ今なのだ。ずっと長い間ハーナは鳥居に繋がれていたのだから、殺す機会はいくらでもあったのではないか。それとも、必要なくなったから殺そうと思ったのか。
いくら考えても聖子はクリミナル・マインドを扱うような仕事をしたことはない。殺人(竜?)の動機などわからない。どちらにしても、ハーナには毒は効かず、自分に返ってきてしまった。
溶けていくグラハム自身の体を容赦なく掻きむしり、皮膚らしい皮膚は残っていないのにそれでも肉を抉り、骨が溶け落ちた。思いがけないホラー展開に聖子は青ざめた。本人に痛覚はもうないのかもしれない。だとしたら火傷の末期症状だ。
だが、いくら自業自得とはいえ聖子は元看護婦で、ここでは聖女(仮)として派遣されたのだ。文明の利器はここにはないが、薬草と万能薬がある。
「グラハムさん!待ってて、今すぐ泉の水で…っ」
割れた水槽のガラスの破片で、前脚の付け根をざっくりと切られたせいで手が動かない。初めて痛みに気がついた聖子は傷を見て舌打ちをした。
「人間の体じゃないって、ここに来て初めて不便だと気付いたわ!」
片手に力を入れて、ふんぬと立ち上がり、ワタワタと泉に向かって走った。
「万能薬!万能薬になれっ!」
祈りどころか、慌てていて口で言うだけになってしまったが、それでも聖子は泉に飛び込もうとした。
「逃がすかぁっ!」
グラハムが聖子の体を掴み取った。
「ひうっ!?」
血みどろの手で掴まれた聖子は、思わず体を硬くして振り向いた。そこにいたのはすでにグラハムではなく、グラハムだった、何か。目玉がずり落ち鼻はこそげ落ち、ほとんど血まみれの骸骨だった。
聖子は看護婦ではあったが、戦場にいたわけではない。血肉を振りまきながら笑うグラハムを見て、吐き気を催し思わず両手で口を塞いだ。
「ふ……ははははっ!生きてる!僕はまだ生きてるぞ!!」
きしょい。これは、マジで怖い。
「わかるかい?聖子殿!僕の体は今魔力に溢れている!こんなに精力が漲るのは初めてだ!今なら、なんでもできる気がするよ!これが竜の唾液のおかげなのだとしたら素晴らしい!
ああ!そうだ、聖子殿。僕はね、君にとても興味があったんだ。君には聖なる力が宿っているんだよね!人間は体内に魔力を持ち、血液のように循環させている。血液型があるように、魔力にも型があるんだよ。だから普通の人は一つか二つの魔力しか持ち得ない。だけどどうだい?あの大神官様は聖魔力と共に水火風の魔力もある。おかしいだろう?人間としてどう言う体の構造をしているのか、実に気になるところだ。だけど彼は人間だから腹を捌くわけにはいかない。
でも君は?人語を話し、聖魔法の使い手で、精霊とも竜とも意思の疎通ができる。いったいその体のどこにそんな機能があるのか」
そこまで言い切って、グラハムの親指の肉がずり落ちた。聖子を掴んでいる手は骨だ。
ずり落ちていく肉を目で追って、聖子の現代医学の知識はパニックになった。筋肉もなく腱も筋もなく、骨が聖子を握りしめている。顔を見上げると、かろうじて片目は眼窩骨に入っているが、もう一つはぶら下がって口元でぶらぶらしていた。その両目が聖子を見つめる。唇はすでになく人体模型図のようにカチカチと動く顎が良く見えた。
だがよく見れば、うぞうぞと蠢くものがある。目を凝らせば、肉や筋が超スピードで再生しては溶けてと繰り返しているのだ。さまざまな映画が、聖子の頭の中に現れては消え、消えては現れた。確かこんな再生能力を持ったやつ、どこかで見た、と。
「ちょうどいい、今からその頭をちょっとでいいから覗かせてもらえないか?」
相変わらず青ざめた聖子は、両手で口を押さえて無言を通したが、脳内はパニック中である。
よく考えたら、ほとんど骨しか残っていないのに、どうやって魔力が巡ると言うのか。魔力が血液と同じだったら内蔵器官を無くして体に巡るわけないでしょうが。いや、でもこの肉体再生機能は魔力のせいなのか。生きてること自体がおかしいでしょ!
この人もう、人間じゃないよねーーー!?
====================
「彼女がいるとしたら泉だ!」
アダムは駆け出した。その後を器用に羽根だけ生やしたハーナが飛んで付いて来ようとしたが、体が重いせいなのかしばらく羽を動かしていなかったからなのか、完全に体を浮かすことができず、跳ねるように地に足をつけスキップしてアダムの後を追いかけた。
「あらっ、ちょっと……飛べないって、何よこれ?アタシ太った?」
ボイン、ボインと鞠のようにはねるハーナは、だいたい百年以上も鎖に繋がれるとは思っても見なかったわよ、とぶつぶつと文句を言う。
「あ~、そういえば、あのっメガネ、ちょっとイっちゃっ、てたわぁ。アタシに舐め、られて、ちびってた、けどぉ~」
「舐めた?」
「そう、貢物だって、言って、聖子の作っ、た万能薬にぃ、なんか毒、を仕込んでたのよ~。まあ、ドラゴンに、毒なんて、効かないん、だけど、最近の人間っ、はそんなことも、知らないの、ねえ」
アダムはチラリとハーナを見て、こくりと頷く。全く毒の影響は受けていないようで、跳ねるたびに頬の肉が上がったり下がったりして、言葉がおかしなところで途切れ途切れになる。竜の姿のままの方が早いのでは無いかとも思うが、竜の姿では人語を話せないようだ。
「聖子も、瓶に詰め込まれてっ、蓋され、てたからっ、逃げろって、言ったんだっけどぉ」
「蓋!?」
「そうそっ。逃げない、ようにって、感じぃ?」
「あのヤロウ……!」
もともとグラハムは、聖子が孵化する前から卵を研究材料としてしか見ていなかった。生まれてからも何かにつけて体液採取をしようとしたり、怪しげな薬を与えようとアダムがいない隙を狙う素振りも見せていたのだ。
最近になって、聖子の作る万能薬や聖結晶に夢中になっていたから油断していた。グラハムが国から派遣されてきたことも、王族に連なっていることも聞いていたから、国の、ひいては王族の利益が第一だと思っていたのだが、間違いだったか。
「あいつは生粋の研究者だったのをすっかり忘れていたな」
「聖子も、はぁ、やわじゃ無いけど、裂かれたら、ふう、無理かもねえ」
ハーナの息は、すでに上がりつつある。ひい、はあ、と息継ぎが荒くなってきて汗だくであるが、アダムは足を緩めない。
「まさか、そんな事をするはずは!聖子さんは神の使いだと言うのに!?」
ーー黒焼きにされたりしませんよね?
アダムは、そんな事をするはずがないと言い切れなかった。知っていたからだ。あの男の猟奇的な執着を。
眉を寄せ、あってはならないことを想像したアダムはかぶりを振った。
どうか、無事で……!!
「ハーナ!あの男が聖子さんを傷つけようとしていたら構わず抹殺しろ!いいな?」
「ひ、人使い、荒い、わよぅ、アンタ!アタシ、もう、そろそろ、死にそう」
「有り余る魔力を使って体を浮かせるとかできないのか?」
「……あ、その手があったわ」
アダムはスピードを上げた。
* * *
「ぐ、ががあぁぁあぁ……っ」
「ヒエェ~、グラハムさん!やばいよ、ヤバいよ!万能薬、ほら今作るから待って!」
掻きむしり、ぼろぼろと体が崩れていくグラハムを見て、聖子は愕然とした。腐食性物質による中毒症状とよく似ている。一度だけ、緊急患者で容体を見たことがあった。ホテルの清掃員が酸性洗浄剤を頭からかぶってしまった事故だったが、業務用洗剤だったこともあって、皮膚が爛れ熱傷を負った。その上目や口にも入り、結局一命は取り留めたものの、人として生きていくことができなくなってしまったのだ。
ハーナのよだれが酸性だったのか、グラハムが渡した毒がそれほど強烈なものだったのか。そんな毒をハーナに渡して一体どうするつもりだったのだろうか。殺す気で渡したとしか思えない。でもそれなら、なぜ今なのだ。ずっと長い間ハーナは鳥居に繋がれていたのだから、殺す機会はいくらでもあったのではないか。それとも、必要なくなったから殺そうと思ったのか。
いくら考えても聖子はクリミナル・マインドを扱うような仕事をしたことはない。殺人(竜?)の動機などわからない。どちらにしても、ハーナには毒は効かず、自分に返ってきてしまった。
溶けていくグラハム自身の体を容赦なく掻きむしり、皮膚らしい皮膚は残っていないのにそれでも肉を抉り、骨が溶け落ちた。思いがけないホラー展開に聖子は青ざめた。本人に痛覚はもうないのかもしれない。だとしたら火傷の末期症状だ。
だが、いくら自業自得とはいえ聖子は元看護婦で、ここでは聖女(仮)として派遣されたのだ。文明の利器はここにはないが、薬草と万能薬がある。
「グラハムさん!待ってて、今すぐ泉の水で…っ」
割れた水槽のガラスの破片で、前脚の付け根をざっくりと切られたせいで手が動かない。初めて痛みに気がついた聖子は傷を見て舌打ちをした。
「人間の体じゃないって、ここに来て初めて不便だと気付いたわ!」
片手に力を入れて、ふんぬと立ち上がり、ワタワタと泉に向かって走った。
「万能薬!万能薬になれっ!」
祈りどころか、慌てていて口で言うだけになってしまったが、それでも聖子は泉に飛び込もうとした。
「逃がすかぁっ!」
グラハムが聖子の体を掴み取った。
「ひうっ!?」
血みどろの手で掴まれた聖子は、思わず体を硬くして振り向いた。そこにいたのはすでにグラハムではなく、グラハムだった、何か。目玉がずり落ち鼻はこそげ落ち、ほとんど血まみれの骸骨だった。
聖子は看護婦ではあったが、戦場にいたわけではない。血肉を振りまきながら笑うグラハムを見て、吐き気を催し思わず両手で口を塞いだ。
「ふ……ははははっ!生きてる!僕はまだ生きてるぞ!!」
きしょい。これは、マジで怖い。
「わかるかい?聖子殿!僕の体は今魔力に溢れている!こんなに精力が漲るのは初めてだ!今なら、なんでもできる気がするよ!これが竜の唾液のおかげなのだとしたら素晴らしい!
ああ!そうだ、聖子殿。僕はね、君にとても興味があったんだ。君には聖なる力が宿っているんだよね!人間は体内に魔力を持ち、血液のように循環させている。血液型があるように、魔力にも型があるんだよ。だから普通の人は一つか二つの魔力しか持ち得ない。だけどどうだい?あの大神官様は聖魔力と共に水火風の魔力もある。おかしいだろう?人間としてどう言う体の構造をしているのか、実に気になるところだ。だけど彼は人間だから腹を捌くわけにはいかない。
でも君は?人語を話し、聖魔法の使い手で、精霊とも竜とも意思の疎通ができる。いったいその体のどこにそんな機能があるのか」
そこまで言い切って、グラハムの親指の肉がずり落ちた。聖子を掴んでいる手は骨だ。
ずり落ちていく肉を目で追って、聖子の現代医学の知識はパニックになった。筋肉もなく腱も筋もなく、骨が聖子を握りしめている。顔を見上げると、かろうじて片目は眼窩骨に入っているが、もう一つはぶら下がって口元でぶらぶらしていた。その両目が聖子を見つめる。唇はすでになく人体模型図のようにカチカチと動く顎が良く見えた。
だがよく見れば、うぞうぞと蠢くものがある。目を凝らせば、肉や筋が超スピードで再生しては溶けてと繰り返しているのだ。さまざまな映画が、聖子の頭の中に現れては消え、消えては現れた。確かこんな再生能力を持ったやつ、どこかで見た、と。
「ちょうどいい、今からその頭をちょっとでいいから覗かせてもらえないか?」
相変わらず青ざめた聖子は、両手で口を押さえて無言を通したが、脳内はパニック中である。
よく考えたら、ほとんど骨しか残っていないのに、どうやって魔力が巡ると言うのか。魔力が血液と同じだったら内蔵器官を無くして体に巡るわけないでしょうが。いや、でもこの肉体再生機能は魔力のせいなのか。生きてること自体がおかしいでしょ!
この人もう、人間じゃないよねーーー!?
10
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
冤罪で山に追放された令嬢ですが、逞しく生きてます
里見知美
ファンタジー
王太子に呪いをかけたと断罪され、神の山と恐れられるセントポリオンに追放された公爵令嬢エリザベス。その姿は老婆のように皺だらけで、魔女のように醜い顔をしているという。
だが実は、誰にも言えない理由があり…。
※もともとなろう様でも投稿していた作品ですが、手を加えちょっと長めの話になりました。作者としては抑えた内容になってるつもりですが、流血ありなので、ちょっとエグいかも。恋愛かファンタジーか迷ったんですがひとまず、ファンタジーにしてあります。
全28話で完結。
【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです
ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。
女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。
前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る!
そんな変わった公爵令嬢の物語。
アルファポリスOnly
2019/4/21 完結しました。
沢山のお気に入り、本当に感謝します。
7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。
2021年9月。
ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。
10月、再び完結に戻します。
御声援御愛読ありがとうございました。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~
たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!!
猫刄 紅羽
年齢:18
性別:男
身長:146cm
容姿:幼女
声変わり:まだ
利き手:左
死因:神のミス
神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。
しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。
更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!?
そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか...
的な感じです。
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
異世界で神様になってたらしい私のズボラライフ
トール
恋愛
会社帰り、駅までの道程を歩いていたはずの北野 雅(36)は、いつの間にか森の中に佇んでいた。困惑して家に帰りたいと願った雅の前に現れたのはなんと実家を模した家で!?
自身が願った事が現実になる能力を手に入れた雅が望んだのは冒険ではなく、“森に引きこもって生きる! ”だった。
果たして雅は独りで生きていけるのか!?
実は神様になっていたズボラ女と、それに巻き込まれる人々(神々)とのドタバタラブ? コメディ。
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる