よくあるある

Ete

文字の大きさ
230 / 390

新人さんいらっしゃい

しおりを挟む
4月になり

あちこちで研修中のスタッフを見かける。

制服もスーツも歩き方も

どことなくギクシャクしてて

「新人さんだなぁ」って

分かりやすい。

胸元に初心者マークの付いたスーパーもあって

応援してあげなきゃって思ってしまう。

あるフラワーパークの年会員になっていて

更新手続きに行った時のこと。

いつもと違ったお兄さんが座っていて

何となく新人さんの匂いが…。

後ろを行き交う職員が

時々無言で手を出すので

間違いないなと思ってたら

「すみません。自分新人なんです。昨日配属になって、この手続きも昨日教えてもらって、今日が初めてで…。すみません!」

と自分から自己紹介。

「よかった!じゃあ私がこの手続きのお客さん第一号なんだ?ゆっくりやってください」と声をかけた。

他愛のない話を挟みながら

あーだこーだとやり取りしてたら

少し笑顔も見られてホッとした様子。

焦って上手く写真が貼れなかったりもしたけど

そこはご愛嬌。

「頑張ってくださいね!」

「ありがとうございます!」と挨拶を交わし

その場を離れた。

夕方になって

そのパークから電話。

対応してくれたお兄さんが言うには

「すみません。お金を間違えていたようで…。丁度3千円足りないんです」

もらった領収書を見たら

2人分申し込んだのに、1人分しか払ってなかった(汗)

そう言えば

1万円出して7千円返してもらった⁉︎

1人3千円だから、2人で6千円!

3千円のお釣りでよかったのに。

私のバカバカ!

調子にのって喋って

間違いに気が付かなかった!

その後、そのお兄さんは

暗い中わざわざ家までお金を取りに来てくれた。

お互い平謝り。

「でも緊張してた時に声をかけてもらって、すごく安心しました。ありがとうございました」と。

なんてフレッシュ!

さらに帰り際、

「またぜひお越しくださいね」と言ってくれた。

なんて丁寧な!


行く!また行くよ!

お兄さん頑張ってね!

…と手を振りながら見送った。




私は新人指導に向いてるんじゃないかと

勝手に思い込んだ。

他に困ってる新人さん居ないかなぁ…?
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...