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Ete

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最後の一個

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高校の時

お昼になると

売店&学生食堂はてんやわんやだった。

特に私の校舎は

売店から一番離れていたため

4限終了のチャイムが鳴ってからダッシュしても

到着した時には

大好きなパンも売り切れ。

学食は満員御礼では入れない。

学食に至っては

安いしメニュー豊富にも関わらず

3年間も通ったのに

肉うどん一杯しか食べれなかった(笑)

売店のパンは、その学校限定商品があり

「おっばちゃーーーーーーん!」と叫び声が飛び交い

一度手に取ったパンが宙を跳び

他の人の手に渡るなど

凄まじいものがあった。

チョコのついたデニッシュが食べたくて

ある日思い切って突入!

見たら最後の一個が残っている⁉︎

チャーーーーーンス!とばかり手を伸ばしたら

後ろから背の高い男子が

同時にタッチ!

学ランの襟元が開いてて

龍の模様が見える…(汗)

お互い顔を見合わせて

そっと手を離そうとしたら

…なんと‼︎

…譲ってくれた。

何度も頭を下げてお礼を言った。

人は見かけによらないと思った。

譲ってもらったパンは、特別に美味しかった。
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感想 1

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