よくあるある

華道

花は好きだ。

色や匂いに癒される。

学生の頃　必修科目で花道があった。

茶道の時は茶筅を壊してえらい目に遭ったが

華道は基本さえ掴めばあとは自由。

自分の好きなように活けることができるので

大好きな時間だった。

この花はこう活けて欲しがっているとか

この花はひっそりと隅っこがいいなぁとか

ボソボソと独り言を呟きながら

水切りしては剣山に刺す。

出来上がりを結構褒めてもらえた。


ある日の授業で

黄梅(おうばい)の木を使った、ダイナミックな生花があった。

上手く立たなくて、みんな四苦八苦。

ふふふ。
木はこうやって刺すんだよ…と1人微笑みながら剣山にぶち刺す！


のぉっおおおおおおおおおお⁉︎


勢い余って自分の指までぶち刺し、流血騒動になった。

黄梅が紅梅に変わった(泣)

危うく肉を活けるとこだった…
人差し指に穴空いた。