投函されるは童の夢か
──サンタさんへ
早朝。アナタが新聞を取りにポストを開けると、こんなクシャッとした手紙が届いていた。
アナタは訝しむこともなく用件を察する。
どうやらもうそんな季節らしい。
早朝。アナタが新聞を取りにポストを開けると、こんなクシャッとした手紙が届いていた。
アナタは訝しむこともなく用件を察する。
どうやらもうそんな季節らしい。
あなたにおすすめの小説
【短編小説】親友と紹介された女の子
遠藤良二
現代文学
今日は一年の始まりの元旦。友人と二人で初詣に行った。俺はくじを引いたら大吉だった。「やったー!」 と喜んだ。嬉しい。 俺の名前は|大坂順二《おおさかじゅんじ》という。年齢は二十歳で短期大学を卒業したばかり。今は四月で仕事はコンクリートを製造する工場で働いている。仕事はきついけれど、人間関係が楽しい。気の合うやつらばかりで。肉体労働なので細マッチョ。もう一人の友人は会社の同僚でそいつも大吉だった。

愚か者の嘘
相間 暖人
現代文学
「いいかい?自分が愚かだなんて思っちゃいけないよ。」 「自分で自分の事をそう思っていたら、行動も生活も人生もそうなっていってしまう。」 「それに大変なのは友達や家族だよ。」 「私の友達は愚か者なんだ。私の子供は愚か者なんだ。そう思いたくなくてもあんたがそう思ってしまっていたら周りからはそう見えちまうのさ。」 「だから、いいかい?自分が愚かだなんて決して思っちゃいけないのさ。」

★オリオン通りはいつも晴れ
菊池昭仁
現代文学
親子ほど年の離れたナンバー・ワン、キャバ嬢、千秋と、小さな食堂のバツイチ主人、大湊。
ふたりは家族に憧れていた。
家族のような他人同士の共同生活が始まる。
蜜柑製の死
羽上帆樽
現代文学
毎日500文字ずつ更新する詞です。その日の自分の状態が現れるだろうと予想します。上手くいく日もあれば、そうでない日もあるでしょう。どこから読んでも関係ありません。いつから知り合いになっても関係がないのと同じように。いつまで続くか未定です。続くまで続きます。

交番とあとそれと…
suepi2007
現代文学
曲がったことが嫌いで、ルール遵守の新人警官の御幸一(みゆき はじめ)が日々のパトロールの中で出会う人との関わりの中で、何を考え、何を思い、どう変わっていくのか…!