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序章
pt6
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「お疲れ様でーす」
「はいお疲れチャーン」
店長と挨拶を交わすと俺はさっさと家に向けて走り出した。ビリーにまたがってね。
ちょっと小腹が減ったからラーメンとか食べたい気分だけど、今日はそうも言ってられない。
なぜならこの後、我が家にZOZOからお届けものがくるからだ。
俺がいないとスニーカーが受け取れない。
ドライバーさんも激おこ必至だ。
俺の気持ちに呼応するようにビリーは速度をあげていく。
俺がペダルを漕いでるから当たり前だと思うかもしれないが、そういう当たり前から見直して行くことが大事なんじゃないかな?どうかな?うーん!
すっかり空は暗くなっている。
雲もしんなりしてる。空気もひんやりしてる。
うーん!清々しい帰り道って感じだ!
最近では自転車に乗りながら音楽を聴いちゃいけない風潮だから、鼻歌で補完するのが常識だ。
歌唱力アップも期待できる!
携帯の電源エコにもつながる!
何事も前向きに生きていきましょう!えーだいっ!
そうこうしているうちにあっという間に家に着いた。
俺は駐輪場にビリーを置き去りにし、さっさと家に入った。(俺とビリーはそんな関係だ)
時計をチェックするとちょうど後30分ぐらいでドライバーさんがやってくるはずだ。
俺はその前にシャワーを浴びてさっぱりすることにした。
鏡の前に立つ。
・・・。
すっかり忘れてたけど。。。
俺の前髪、やっぱ変じゃん!
どうなってんだよ!
ぼやけるって何だよ!
科学的根拠に基づいたイレギュラーであってくれないと俺も変に緊張してくるんだよ!
なになに、もしかしてあれですか?
「これならフォトショでわざわざぼかし加工する必要ありませんよー」的なあれですか?
まて、その前にあれが何なのかわからない!
もういい。
俺は自分の前髪についてこれ以上気を回すことが無駄であることを知った。
宇宙のどこかで超絶巨大な惑星(地球の何万倍のサイズ)がいきなり爆発して、超絶空間が生まれて、ブラックホールができちゃって、太陽系ごと飲み込まれてしまうんじゃないか、今すぐ。
ってな感じで一分一秒を不安MAXで過ごすことくらい無駄であることを知った。
風呂から出るとスッキリした。
冷蔵庫にあったコーラをグイッと飲んで、プハーってした後、座り込んでドライバーさんがやってくるのを待った。
「はいお疲れチャーン」
店長と挨拶を交わすと俺はさっさと家に向けて走り出した。ビリーにまたがってね。
ちょっと小腹が減ったからラーメンとか食べたい気分だけど、今日はそうも言ってられない。
なぜならこの後、我が家にZOZOからお届けものがくるからだ。
俺がいないとスニーカーが受け取れない。
ドライバーさんも激おこ必至だ。
俺の気持ちに呼応するようにビリーは速度をあげていく。
俺がペダルを漕いでるから当たり前だと思うかもしれないが、そういう当たり前から見直して行くことが大事なんじゃないかな?どうかな?うーん!
すっかり空は暗くなっている。
雲もしんなりしてる。空気もひんやりしてる。
うーん!清々しい帰り道って感じだ!
最近では自転車に乗りながら音楽を聴いちゃいけない風潮だから、鼻歌で補完するのが常識だ。
歌唱力アップも期待できる!
携帯の電源エコにもつながる!
何事も前向きに生きていきましょう!えーだいっ!
そうこうしているうちにあっという間に家に着いた。
俺は駐輪場にビリーを置き去りにし、さっさと家に入った。(俺とビリーはそんな関係だ)
時計をチェックするとちょうど後30分ぐらいでドライバーさんがやってくるはずだ。
俺はその前にシャワーを浴びてさっぱりすることにした。
鏡の前に立つ。
・・・。
すっかり忘れてたけど。。。
俺の前髪、やっぱ変じゃん!
どうなってんだよ!
ぼやけるって何だよ!
科学的根拠に基づいたイレギュラーであってくれないと俺も変に緊張してくるんだよ!
なになに、もしかしてあれですか?
「これならフォトショでわざわざぼかし加工する必要ありませんよー」的なあれですか?
まて、その前にあれが何なのかわからない!
もういい。
俺は自分の前髪についてこれ以上気を回すことが無駄であることを知った。
宇宙のどこかで超絶巨大な惑星(地球の何万倍のサイズ)がいきなり爆発して、超絶空間が生まれて、ブラックホールができちゃって、太陽系ごと飲み込まれてしまうんじゃないか、今すぐ。
ってな感じで一分一秒を不安MAXで過ごすことくらい無駄であることを知った。
風呂から出るとスッキリした。
冷蔵庫にあったコーラをグイッと飲んで、プハーってした後、座り込んでドライバーさんがやってくるのを待った。
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