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桃次郎
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むかしむかし、桃から生まれた桃太郎が、犬猿キジをお供にし、鬼を退治しました。
3年後…
川上から桃が流れてきました。
おばあさんも二回目だから慣れたもの。桃を切ると男の子が入っていました。その子は「桃次郎」と名付けられました。
スクスク育った桃次郎。
「僕も鬼を退治しよう!」
おばあさんにきび団子を貰って鬼ヶ島に旅立ちました。
道中で桃太郎のお供だった犬に出会いました。
「桃次郎さんってあの桃太郎さんの弟さんなんですね。お兄さんには大変お世話になりました。じゃあ仲間になってあげましょう」
次に桃太郎のお供だった猿に出会いました。
「桃次郎?知らねえな…え!?あの桃太郎の弟なんだ!んじゃ、まあ、仕方ねえ…仲間になってやんよ」
最後に桃太郎のお供だったキジに出会いました。
「ユーが桃ジローか…あの桃タローからリッスンしてるよ。ミーがトゥギャザーしてあげるよ」
桃次郎は桃太郎のお供だった犬猿キジに仲間になっていただきました。
鬼ヶ島に着きました。
鬼たちはまずは桃次郎を脅かしました。
「貴様…食ってやろうか!?」
「皮を剥いで、刺身にするか?」
「見ろ、震えてるぞ、ワッハッハ!」
「そもそも何者だ?名を名乗れ!」
桃次郎は頑張って名乗りました。
「ぼ、僕は桃次郎…」
鬼たちの表情が変わりました。
「桃…次郎…?」
「もしかしてあの桃太郎の弟とか…?」
「……」
「そうだ!僕は桃太郎の弟だ!」
「ギャ~」
「勘弁してください」
「もうやめて~」
「桃太郎…コ…ワイ…」
「……(死んだふり)」
鬼たちはおとなしくなりました。
桃次郎は思った。
「兄上……スゲーな……」
チャンチャン!
3年後…
川上から桃が流れてきました。
おばあさんも二回目だから慣れたもの。桃を切ると男の子が入っていました。その子は「桃次郎」と名付けられました。
スクスク育った桃次郎。
「僕も鬼を退治しよう!」
おばあさんにきび団子を貰って鬼ヶ島に旅立ちました。
道中で桃太郎のお供だった犬に出会いました。
「桃次郎さんってあの桃太郎さんの弟さんなんですね。お兄さんには大変お世話になりました。じゃあ仲間になってあげましょう」
次に桃太郎のお供だった猿に出会いました。
「桃次郎?知らねえな…え!?あの桃太郎の弟なんだ!んじゃ、まあ、仕方ねえ…仲間になってやんよ」
最後に桃太郎のお供だったキジに出会いました。
「ユーが桃ジローか…あの桃タローからリッスンしてるよ。ミーがトゥギャザーしてあげるよ」
桃次郎は桃太郎のお供だった犬猿キジに仲間になっていただきました。
鬼ヶ島に着きました。
鬼たちはまずは桃次郎を脅かしました。
「貴様…食ってやろうか!?」
「皮を剥いで、刺身にするか?」
「見ろ、震えてるぞ、ワッハッハ!」
「そもそも何者だ?名を名乗れ!」
桃次郎は頑張って名乗りました。
「ぼ、僕は桃次郎…」
鬼たちの表情が変わりました。
「桃…次郎…?」
「もしかしてあの桃太郎の弟とか…?」
「……」
「そうだ!僕は桃太郎の弟だ!」
「ギャ~」
「勘弁してください」
「もうやめて~」
「桃太郎…コ…ワイ…」
「……(死んだふり)」
鬼たちはおとなしくなりました。
桃次郎は思った。
「兄上……スゲーな……」
チャンチャン!
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