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僕の生きている意味。
振り返りたくない。【2】
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アリッストに担がれているマナは彼に文句を募らせる。
「まだお昼食べ終わってなかったにぃ~!惨めにもやし食べてたのにぃ~!!!最近はアリッストさんの食費やらで貧乏飯なのにぃ~!!!」
「うるせぇバカクズ。…ちゃんと食わせてやるから待ってろ。」
マナを姫様抱っこにして担ぎ直してからアリッストはとある場所へ向かった。…そこはドーム状に広がった鏡張りの空間で外の周りには多くの花々が咲いており手入れが行き届いてる。
「…綺麗。」
圧巻される出で立ちにマナが驚けば今度は扉を開けて室内へと入る。すると店内には人間のようにみえるが頭に電極の入ったロボットが受付をしていた。タキシードを来た男性は滑らかな口調でアリッストに話し掛ける。
「アリッスト様!ご予約はされてましたかねぇ?…突然の訪問は歓迎頂けませんよぉ?」
「大丈夫だ。…俺はここの常連だからな。…もう卒業した身だが。」
悪気の無いアリッストの言葉にロボットは滑らかに笑う。
「はははぁ~!!!まあ良いですよ。アリッスト様の行為を見たいという方もいらっしゃいますが?」
「???よく分からんがそいつはあとにしろ。…このバカクズの仕事もあるしな。」
「了解了解りょうか~い!デス!ではのちほど!…鍵はこれなのでぇ~!」
ロボットが鍵を抱かれているマナに託してから彼は自然な笑みを見せる。
「はじめま~して!僕はロボットのアルストラダムですぅ~!皆は僕をアルもしくは薔薇園の番人と呼びますぅ~!以後お見知りおきを?…人間のマナヨシさぁん?」
「えっ!!??なんで僕の名前…?」
「まあいいから!こっち行くぞ!」
「へぇっ!??あぁっ!ありがとうございました!アルストラダムさん!」
マナの声にアルが手を振って2人と別れるのであった。
透明な部屋へと着いてアリッストがマナを降ろす。そしてマナが鍵のかかった部屋を開けてみれば…まるで別世界であった。
透明なガラスの天井や壁にツタっている深紅の薔薇は美しさもそうだが香りも兼ねそらえられまるで別次元に居るようであった。室内に視線を巡らせる幸ではあるが何故かベットがあることに疑問を抱く。声を掛けようと振り向けばアリッストがマナをベットへと押し倒したのだ。意味が分からないといった様子のマナにアリッストが囁く。
「お前はここに来て3カ月くらいだったよな?…そしたらこの施設は知らねぇはずだよ…な?」
妙に熱の入った言葉にマナの鼓動がひと際大きくさせる中アリッストはマナの両腕を片手で縫い留めてから顔を近づける。美麗な顔つきに心臓が破裂しそうなほど鼓動を高鳴らせるマナにアリッストは言い放つのだ。
「ここはよ?…獣人同士の繁殖を目指す機関でな?俺はよく散歩がえりにはここによって…まあ色んなことをしたワケ?…どういう意味か分かるか?…マナ君は?」
マナの局部へと触れるアリッストに彼は顔を赤らめてから言い放つ。
「つまり…その。…エッチする所ですか?ここは…?」
マナの言葉にアリッストがニヤリと笑えば今度はマナの身体を直に触れていく。作業着のチャックを下ろし白Tシャツから肌を触り小さな突起を少し爪を立てて軽く引っかけばマナは甘い吐息を漏らす。そんなマナにアリッストは言葉を掛ける。
「まあ…そういうとこ。そんで、なんでお前にここに来させたのか…分かるか?」
「???分からない…です。」
疑問を露わにするマナにアリッストは今度は恥ずかしげに言い放つのだ。
「…お前は俺の飼い主で所有物だってことを示したかったんだ。…お前があまりにも人たらしだからな?」
「えっ?…ってうぁあっ!」
乳首にキスをされたマナは痺れるような感覚に陥るのであった。
「まだお昼食べ終わってなかったにぃ~!惨めにもやし食べてたのにぃ~!!!最近はアリッストさんの食費やらで貧乏飯なのにぃ~!!!」
「うるせぇバカクズ。…ちゃんと食わせてやるから待ってろ。」
マナを姫様抱っこにして担ぎ直してからアリッストはとある場所へ向かった。…そこはドーム状に広がった鏡張りの空間で外の周りには多くの花々が咲いており手入れが行き届いてる。
「…綺麗。」
圧巻される出で立ちにマナが驚けば今度は扉を開けて室内へと入る。すると店内には人間のようにみえるが頭に電極の入ったロボットが受付をしていた。タキシードを来た男性は滑らかな口調でアリッストに話し掛ける。
「アリッスト様!ご予約はされてましたかねぇ?…突然の訪問は歓迎頂けませんよぉ?」
「大丈夫だ。…俺はここの常連だからな。…もう卒業した身だが。」
悪気の無いアリッストの言葉にロボットは滑らかに笑う。
「はははぁ~!!!まあ良いですよ。アリッスト様の行為を見たいという方もいらっしゃいますが?」
「???よく分からんがそいつはあとにしろ。…このバカクズの仕事もあるしな。」
「了解了解りょうか~い!デス!ではのちほど!…鍵はこれなのでぇ~!」
ロボットが鍵を抱かれているマナに託してから彼は自然な笑みを見せる。
「はじめま~して!僕はロボットのアルストラダムですぅ~!皆は僕をアルもしくは薔薇園の番人と呼びますぅ~!以後お見知りおきを?…人間のマナヨシさぁん?」
「えっ!!??なんで僕の名前…?」
「まあいいから!こっち行くぞ!」
「へぇっ!??あぁっ!ありがとうございました!アルストラダムさん!」
マナの声にアルが手を振って2人と別れるのであった。
透明な部屋へと着いてアリッストがマナを降ろす。そしてマナが鍵のかかった部屋を開けてみれば…まるで別世界であった。
透明なガラスの天井や壁にツタっている深紅の薔薇は美しさもそうだが香りも兼ねそらえられまるで別次元に居るようであった。室内に視線を巡らせる幸ではあるが何故かベットがあることに疑問を抱く。声を掛けようと振り向けばアリッストがマナをベットへと押し倒したのだ。意味が分からないといった様子のマナにアリッストが囁く。
「お前はここに来て3カ月くらいだったよな?…そしたらこの施設は知らねぇはずだよ…な?」
妙に熱の入った言葉にマナの鼓動がひと際大きくさせる中アリッストはマナの両腕を片手で縫い留めてから顔を近づける。美麗な顔つきに心臓が破裂しそうなほど鼓動を高鳴らせるマナにアリッストは言い放つのだ。
「ここはよ?…獣人同士の繁殖を目指す機関でな?俺はよく散歩がえりにはここによって…まあ色んなことをしたワケ?…どういう意味か分かるか?…マナ君は?」
マナの局部へと触れるアリッストに彼は顔を赤らめてから言い放つ。
「つまり…その。…エッチする所ですか?ここは…?」
マナの言葉にアリッストがニヤリと笑えば今度はマナの身体を直に触れていく。作業着のチャックを下ろし白Tシャツから肌を触り小さな突起を少し爪を立てて軽く引っかけばマナは甘い吐息を漏らす。そんなマナにアリッストは言葉を掛ける。
「まあ…そういうとこ。そんで、なんでお前にここに来させたのか…分かるか?」
「???分からない…です。」
疑問を露わにするマナにアリッストは今度は恥ずかしげに言い放つのだ。
「…お前は俺の飼い主で所有物だってことを示したかったんだ。…お前があまりにも人たらしだからな?」
「えっ?…ってうぁあっ!」
乳首にキスをされたマナは痺れるような感覚に陥るのであった。
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