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僕の生きている意味。

気にしてなんてない。【終】

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アリッストの胸に抱かれたマナが驚けば彼は拙いながらも言葉を述べていく。

「お前はっ!!!…俺のその…おもちゃなんだ!おもちゃが勝手に居なくなるな!バカ!」

「…おもちゃだなんて。ひどいじゃないですか?…僕ってそれだけの存在なんですね。だったら別に」

「違う!!!そうじゃない!!!」

マナを強く抱いてからアリッストは叫んだ。

「俺の大事な!!!大事な存在なんだよ!!!お前が居なくなったら…俺だって…どうにかなる。…それほど、お前に、焦がれているんだ。」

必死な様子のアリッストにマナが驚けば彼はマナをベットへと押し倒して断言する。

「もしもおもちゃ以上になりたかったらな!…俺を買え!俺の飼い主になれ!…そしたら、愛してやらんでもない!…だから!居なくなるな!」

覇気のあるアリッストの声にマナは声を震わせながら笑いかけた。それは回りくどい彼なりの…アリッストなりの告白に聞こえてしまったから。クスクスと笑うマナにアリッストが怒ろうとすればマナは彼に口付けをする。普段のマナとは違う甘く、そして蕩けそうな口付けにマナもアリッストも酔いそうになる。しかしそれは心地の良い酔いであった。
そんな2人ではあるがマナはアリッストの首元に手を回してから言う。

「アリッストさん?約束ですよ?…僕が破産覚悟でアリッストさんを買ったら…おもちゃとして見ないで?」

「…おう。」

「…約束の代わりに。…シて欲しいな。…アリッストの太くて長くて凶暴だけれど…馴染みのある僕の惨めな穴を突いて、頭を真っ白にさせて?考えられないくらい、僕をいじめて?」

アリッストの局部を触りわざと誘うマナに彼はふと笑って、耳元で囁くのだ。

「別に良いぜ?…お前が、マナの頭が真っ白になるくらい犯していじめてやるよ?」

そして2人は深いキスをした。そして熱く蕩けそうなキスをして2人は行為をしたのである。……お互いの名前を呼び合って。


アリッストの飼い主が決まったらしい。愕然として落ち込むマナにサリーは肩を抱いてから言う。

「まあまあ!そう落ち込むなって!…もしかしたらお前が思っていることじゃないかもしれないぜ?」

サリーは慰めるがマナの心情は変わらない。

「ぐすん…。必死に働いて飼い主として頑張りたかったのに…。はぁ~。誰だろ~?どっかの石油王かな~?」

悔しがるようなマナに今度は後ろから肩を叩かれた。振り向けば急に厚い胸に抱かれて動けないでいるマナに彼は溜息を吐く。

「その石油王はお前だよ。…バカクズ…いや、マナ?」

「えっ!?アリッストさん!?」

顔を上げれば普段の煌びやかな衣装ではなくパーカーにデニムを履いたアリッストが居たのだ。驚くマナにサリーはとある紙を手にした。そこには契約書という名で通るが、明らかにアリッストが書いて、寝てるマナに勝手に母印を押した跡の残る紙がそこにあったのだ。

「えっ…えっと…。こ…これは?」

するとサリーは溜息を吐いて現実を見せつける。

「ああ。…アリッストの買取契約書だ。つまり、マナは5億リットルの負債を負うな。」

意味が分からないでいるマナではあるがアリッストはにんまりと笑みを見せながら声をかけるのである。

「よろしくな?俺の飼い主の…マナ?…ちゃ~んと働いて返せよ?」

「そっ!そんなぁーーーーー!!!!」

マナの叫びは施設中に広がるのであった。

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