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"狼"の質疑応答
【閑話休題】不幸ヤンキー、”狼”と戯れる。
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…まずい。この状況は前にもあった感覚だ!…途中から全然記憶が残ってない!??
「…なんで俺、イヌ耳付けていたんだっけ?」
幸が鏡越しで見るのは自分がイヌ耳を付けている姿であった。その姿を哉太は笑いながら写真を撮ろうとしている。しかし普段であれば抑え込むのは容易なのではあるが自分がなぜ全裸かつイヌ耳を付けていて、しかも写真を撮っている哉太にもイヌ耳を付けているという状況にわけが分からないでいる。そんな幸に哉太は写真を撮り終えてから幸に言葉を掛けるのだ。
「花ちゃん全然覚えてないんだ~?…じゃあムマさちは本当に花ちゃんとは別人格なんだな…。」
「???ムマさち?だからなんだよ!ムマさちって奴は!!!誰だそいつは!??」
「誰って…知りたい?」
妙に知っているような素振りを見せる哉太に幸が頷けば哉太は思い出したように回想を話し始めるのであった。
-「マンネリ防止の為にさ!なんかイヌ耳とか付けてエッチしよ~よ!!!」
「…はぁ?なんだよいきなり…?こっちは疲れてんのに…。」
ホテルの一室にて行われた仮装パーティにて哉太は様々な品を出しながら述べていく。そんな彼に幸は眠さと闘いながら返事をしたその時、哉太が大人のおもちゃを手に取ったのが始まりであった。
「これとか見てよ~!アナルビーズとかこの尻尾の先に付いててめっちゃエロい」
-パタン。
音につられて見てみれば幸がベットへと寝転んでしまったのだ。先に寝転ぶとは良い度胸だと哉太がおもちゃを広げて幸に襲撃をしようとすれば彼はむくりと起き上がった。
「あぁ…ごめんね?ちょっと気を失っただけだから…。許して?」
いつもの幸とは違い少し目元が優しげな様子に哉太が疑問を抱けば幸はにっこり笑ってから哉太に近寄りキスをした。突然のことに驚く哉に幸は唇を離して上目遣いをする。
「俺の為に用意してくれたんでしょ?…おにいさん?」
「おにいさんって…君、もしかして…ムマちゃん?」
哉太の言葉に目の前に居る幸…いや、ムマは微笑んでからイヌ耳のカチューシャを付けて言い放つ。
「これで遊ぼうとしたんでしょ?…幸じゃなくて俺と遊ばない?」
「いや…良いんだけど。…君は一体何者?」
哉太の言葉にムマは耳を傾けてはいるが目の前には大人のおもちゃの数々が。するとムマはとあるおもちゃを1つ手に取りそのおもちゃをいやらしく舐め上げてから問い掛ける。
「それよりもこれなぁに?…おにいさんのことだからエッチなことに使うんでしょ?」
幸ではあるがどこか幸とは違い妖艶なムマの存在に哉太は興奮を覚えながら説明をする。
「それはね…アナルビーズって言って、おしりに使うの。もちろんローションとか挿れて…ムマちゃんのきつ~い穴にねじ込んでさ…。…ムマちゃんはできるかな?」
するとムマは言われた通りに自身の後孔にローションを注ぎ込み卑猥な図体をしている無機質なおもちゃを挿入したり出したりを繰り返す。しかし初めててあるからかぎこちない様子でよがるムマの様子に哉太は堪らないでいた。
-ヌチュゥ。ヌチュゥ。ヌチュゥ…。
「んっ…。やぁっ…!へんなぁっ…感じ…だね…?」
「へんな感じする?…俺も手伝ってあげよっか?」
こちらもイヌ耳を付けて、さらに準備万端な哉太にムマは涙目になりながらも誘惑する。
「手伝ってぇ…?俺、おにいさんの奴じゃないと…イキたくない。」
「…じゃあお言葉に甘えて!」
哉太はムマの後孔で遊ばせているおもちゃをずるりと抜き取り自信をあてがってから問い掛けるのだ。
「俺を誘うのは良いけどさ…?…君は一体何者なの?幸の何?」
「…言わなきゃ、ダメ?」
「うん。…言わないと俺もムマちゃんもイケないよ?」
「…おにいさんだけずる…い。俺、身が持たないよ?」
「俺も身が持たないから…教えて?」
耳元で囁いて見せれば観念したようにムマはとある言葉を紡いだのだ。
「…俺は彼岸花を司る魂だから。これ以上は言えない。」
「なんでこれ以上は言えないの?」
疑問を示す哉太に今度はムマが哉太を押し倒すようになり自身に哉太のブツを挿入させて上下に腰を振るのだ。積極的なムマの様子に哉太は驚きつつもムマの腰は止まらない。
「はぁっう!!!だめぇっ!!もう!!イクっぅ!!」
「ムマちゃんだけずるい!俺にもさせてよ!!」
「おにいさんも一緒に…気持ちよく…なろう?…あぁうっ!」
哉太の腰裁きも相まってムマが先に達し、哉太も後を追えばムマはにっこりと笑って言うのだ。
「また会おうね?おにいさん。…じゃあね?」
するとムマは眠るように気絶をしたのであった。-
哉太の回想に幸は顔を真っ赤にしながらも彼が言っていた自身の中に眠る”ムマ”の存在が気がかりであった。
「ムマってなんだ?というか彼岸花の魂…って、じいさんのことかな?」
「なんでそこでおじいさんの話になんのよ?どういうこと?」
イヌ耳を付けながら話す幸は頭を捻るようにして思い出す。
「いや…昔、じいさんが彼岸花の魂は特別で…みたいなことを言っててさ。その家系で俺の代まで彼岸花って名前があるらしくて…。」
「ほうほう。」
「そんで…って!どこ触ってんだあんたは!?」
尻を撫でられて怒る幸に哉太はにっこりと笑みを見せてから彼に言うのだ。
「まあそんなことはさておき~?幸の可愛い姿をこの目で収めたいからさ?」
「…収めたいから?」
すると哉太抱き着いて耳元で囁いた。
「またエッチしよ?…さっきのはノーかんで。」
抱き着いてからキスをする哉太に幸は溜息を吐いてから軽いキスを送るのであった。
「…なんで俺、イヌ耳付けていたんだっけ?」
幸が鏡越しで見るのは自分がイヌ耳を付けている姿であった。その姿を哉太は笑いながら写真を撮ろうとしている。しかし普段であれば抑え込むのは容易なのではあるが自分がなぜ全裸かつイヌ耳を付けていて、しかも写真を撮っている哉太にもイヌ耳を付けているという状況にわけが分からないでいる。そんな幸に哉太は写真を撮り終えてから幸に言葉を掛けるのだ。
「花ちゃん全然覚えてないんだ~?…じゃあムマさちは本当に花ちゃんとは別人格なんだな…。」
「???ムマさち?だからなんだよ!ムマさちって奴は!!!誰だそいつは!??」
「誰って…知りたい?」
妙に知っているような素振りを見せる哉太に幸が頷けば哉太は思い出したように回想を話し始めるのであった。
-「マンネリ防止の為にさ!なんかイヌ耳とか付けてエッチしよ~よ!!!」
「…はぁ?なんだよいきなり…?こっちは疲れてんのに…。」
ホテルの一室にて行われた仮装パーティにて哉太は様々な品を出しながら述べていく。そんな彼に幸は眠さと闘いながら返事をしたその時、哉太が大人のおもちゃを手に取ったのが始まりであった。
「これとか見てよ~!アナルビーズとかこの尻尾の先に付いててめっちゃエロい」
-パタン。
音につられて見てみれば幸がベットへと寝転んでしまったのだ。先に寝転ぶとは良い度胸だと哉太がおもちゃを広げて幸に襲撃をしようとすれば彼はむくりと起き上がった。
「あぁ…ごめんね?ちょっと気を失っただけだから…。許して?」
いつもの幸とは違い少し目元が優しげな様子に哉太が疑問を抱けば幸はにっこり笑ってから哉太に近寄りキスをした。突然のことに驚く哉に幸は唇を離して上目遣いをする。
「俺の為に用意してくれたんでしょ?…おにいさん?」
「おにいさんって…君、もしかして…ムマちゃん?」
哉太の言葉に目の前に居る幸…いや、ムマは微笑んでからイヌ耳のカチューシャを付けて言い放つ。
「これで遊ぼうとしたんでしょ?…幸じゃなくて俺と遊ばない?」
「いや…良いんだけど。…君は一体何者?」
哉太の言葉にムマは耳を傾けてはいるが目の前には大人のおもちゃの数々が。するとムマはとあるおもちゃを1つ手に取りそのおもちゃをいやらしく舐め上げてから問い掛ける。
「それよりもこれなぁに?…おにいさんのことだからエッチなことに使うんでしょ?」
幸ではあるがどこか幸とは違い妖艶なムマの存在に哉太は興奮を覚えながら説明をする。
「それはね…アナルビーズって言って、おしりに使うの。もちろんローションとか挿れて…ムマちゃんのきつ~い穴にねじ込んでさ…。…ムマちゃんはできるかな?」
するとムマは言われた通りに自身の後孔にローションを注ぎ込み卑猥な図体をしている無機質なおもちゃを挿入したり出したりを繰り返す。しかし初めててあるからかぎこちない様子でよがるムマの様子に哉太は堪らないでいた。
-ヌチュゥ。ヌチュゥ。ヌチュゥ…。
「んっ…。やぁっ…!へんなぁっ…感じ…だね…?」
「へんな感じする?…俺も手伝ってあげよっか?」
こちらもイヌ耳を付けて、さらに準備万端な哉太にムマは涙目になりながらも誘惑する。
「手伝ってぇ…?俺、おにいさんの奴じゃないと…イキたくない。」
「…じゃあお言葉に甘えて!」
哉太はムマの後孔で遊ばせているおもちゃをずるりと抜き取り自信をあてがってから問い掛けるのだ。
「俺を誘うのは良いけどさ…?…君は一体何者なの?幸の何?」
「…言わなきゃ、ダメ?」
「うん。…言わないと俺もムマちゃんもイケないよ?」
「…おにいさんだけずる…い。俺、身が持たないよ?」
「俺も身が持たないから…教えて?」
耳元で囁いて見せれば観念したようにムマはとある言葉を紡いだのだ。
「…俺は彼岸花を司る魂だから。これ以上は言えない。」
「なんでこれ以上は言えないの?」
疑問を示す哉太に今度はムマが哉太を押し倒すようになり自身に哉太のブツを挿入させて上下に腰を振るのだ。積極的なムマの様子に哉太は驚きつつもムマの腰は止まらない。
「はぁっう!!!だめぇっ!!もう!!イクっぅ!!」
「ムマちゃんだけずるい!俺にもさせてよ!!」
「おにいさんも一緒に…気持ちよく…なろう?…あぁうっ!」
哉太の腰裁きも相まってムマが先に達し、哉太も後を追えばムマはにっこりと笑って言うのだ。
「また会おうね?おにいさん。…じゃあね?」
するとムマは眠るように気絶をしたのであった。-
哉太の回想に幸は顔を真っ赤にしながらも彼が言っていた自身の中に眠る”ムマ”の存在が気がかりであった。
「ムマってなんだ?というか彼岸花の魂…って、じいさんのことかな?」
「なんでそこでおじいさんの話になんのよ?どういうこと?」
イヌ耳を付けながら話す幸は頭を捻るようにして思い出す。
「いや…昔、じいさんが彼岸花の魂は特別で…みたいなことを言っててさ。その家系で俺の代まで彼岸花って名前があるらしくて…。」
「ほうほう。」
「そんで…って!どこ触ってんだあんたは!?」
尻を撫でられて怒る幸に哉太はにっこりと笑みを見せてから彼に言うのだ。
「まあそんなことはさておき~?幸の可愛い姿をこの目で収めたいからさ?」
「…収めたいから?」
すると哉太抱き着いて耳元で囁いた。
「またエッチしよ?…さっきのはノーかんで。」
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