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42.会えないと思っていたのに。
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鏡を通じて枢要の罪が居る…と言われている通路を1人と1冊は歩いていく。緊張はかなりある。とんでもなくある。
当たり前だ。あの”暴食”の罪であるライグンはかなり強かったし、アスカを死に至らしめようとさせた”憂鬱”の罪に関しても…対戦はしてはいないが、他の焚書士が参戦しても全滅であったと聞いているのだから。
―でもそれでも、豊はこの世界の理を覆したかった。…”書物”が人間と本当の意味で分かち合いと彼は願っているのから。なぜ執拗に思ってしまうのだろうと彼は考えたことはあった。この世界では”書物”は人間にとってはただの”モノ”に過ぎない…その理論に違和感を感じたからというのもあるが……本当は。
…リィナと分かち合いたかったからかな…。だって、俺にとってはこの子は人間に見えてしまうし、それに―
「おい、志郎。お前でも緊張なんてするんだな。…あの恐れ多いルーク司書官には歯向かうくせに」
豊に連れ添うようにして並んで歩くリィナに、彼は考え事を中断しては彼女へ苦言を呈した。というか、彼女は自分のことを何だと思っているのだという疑問も感じてしまう。
「リィナ…、俺を何だと思ってるの。…さすがに最強の”書物”だって言われている枢要の罪に緊張しない方がおかしいでしょ?」
「おかしいのはいつものことだから、私はてっきり意気揚々と敵陣に乗り込んで行くのだと思ってはいたのだが?」
「…俺を馬鹿にしてる?」
「いや、率直な私の知識が言っている」
相変わらずの彼女の毒舌に豊は深い溜息を吐く。そして今度は持っている羽のように軽い腕時計を見つめてから、彼は一旦立ち止まったのだ。何事かと思いリィナは文句を言おうとした…が、彼は彼女の細い手首に金色に輝く腕時計を巻いたのだ。
「…何をしてるんだ。お前は」
暗くてよく見えないが不可解な表情をしているだろうという彼女の声に、豊は巻き終えてからゆっくりと笑うのだ。
「意気揚々としているわけでは無いけど、リィナが心配だからさ。だからリィナにこの腕時計を託すよ」
「…何故だ?」
「だって、君は―」
すると豊はなぜか唇を閉ざしてから切り替えるような発言をした。
「いや。まだ言うには…違うかな。…この任務を遂行してから言うよ」
「はぁ?」
何かを伝えようとした豊ではあるが、先を急ぐようにリィナの手を引っ張っては暗い通路を進んで行く。…豊は言いたいが言えなかった。だって言ってしまえば…彼女が困惑してしまうかも知れないから。
…無事に帰って来たらこの気持ちを伝えよう。…この気持ちがあるから、俺はこの世界で図太く生きられたから。
そして彼らは長かった通路を歩いていくと…大きな扉がそこにあった。緊張が走るが今回はあくまで協定を結ぶこと。戦闘では無い。果たして彼らは…枢要の罪は自分達の、新米の焚書士である自分の言葉に耳を傾けてくれるのかは心配ではある。
―でもそれでも、この世界の理を変えたいから。だから豊は息を呑んで扉を大きく開け放った。
もともとはどうして鏡から枢要の罪のアジトへと侵入が出来るのか…という疑問についてはルークから説明は受けていた。恐らくは”虚飾”の罪と呼ばれる書物が鏡を利用して、枢要の罪を陰ながらサポートしていたからだと聞いている。
だが何故ルークはそのことを知っていて、しかも協定を結ばせようと指令を下したのだろう。鏡に関しては監視カメラから分析したからだという理屈は分かるが…どうして頑なに拒み続けていた枢要の罪との協定を結ぼうとしたのだろうか?
疑問があるものの豊は扉を開ければ…そこには誰かが座っていた。とてつもなく広い室内にガラスケースの入った”書物”が鎮座されていて、その中心に人間が居る。しかし、その人間は起き上がることはない。ただそこに座っていた。
…すると突然、ある場所から光が吐出したのだ。あまりの眩しさに目を塞ぐ豊とリィナではあるが…光が止んだかと思えば、今度は男が登場したのである。彼は唖然としている豊に向けてあくどく笑った。
「よぉ、異質コンビ。噂には聞いてるぜ」
…誰だ、こいつ?
しかし彼は言葉を遮ることはなくその男の声に耳を傾けた。…そして、何となく違和感を感じるのだが…男は気にせずに話を続けた。
「…俺達の支柱で、なおかつ必要不可欠な存在…”指数”候補の1冊。その”反魂”の書の存在は…聞かずもがなだがな?」
豊は男の…いや、青年の声に首を傾げた。見た目は自分とはまるで違う。自分よりも背が高く、美しい銀髪をなびかせたスーツ姿の人間…なのだが。
―だが彼は…豊はその違和感に気が付いてしまったのだ。
「俺の…声と同じ?」
「あぁ、気づいたか、志郎 豊。俺はな、この”指数”から最初に目覚めた”書物”…”傲慢”の罪の”リッチ”。…おかしいだろ~? 名前までお前みたいなバカと同じだとはな~?」
”傲慢”という名に相応しいほど傲慢かつ相手を見下す彼に豊は苛立ちを見せる。しかしリィナはそんなリッチに対し、彼の背後の人間…椅子に座っている人物を指したのだ。
「お前の安い挑発などどうでもいい。…その後ろに居るのが”指数”という人間なのか?」
するとリッチは軽く舌打ちをする。またもや豊は憤りを感じた。
「…つまんねぇ反応すんな~お前。まぁいい。…そうだぜ? これが俺達の”指数”だ」
照明がその人物を照らし出した。するとリィナも、そして豊も驚いてしまう。髪色は違うものの、その姿や見慣れた学生服は…。豊が目に入れても痛くないほど愛している人物…。
「…小夜!???」
そう。志郎 小夜もこの世界に居たのだ。…枢要の罪としての支柱、”指数”となって。
当たり前だ。あの”暴食”の罪であるライグンはかなり強かったし、アスカを死に至らしめようとさせた”憂鬱”の罪に関しても…対戦はしてはいないが、他の焚書士が参戦しても全滅であったと聞いているのだから。
―でもそれでも、豊はこの世界の理を覆したかった。…”書物”が人間と本当の意味で分かち合いと彼は願っているのから。なぜ執拗に思ってしまうのだろうと彼は考えたことはあった。この世界では”書物”は人間にとってはただの”モノ”に過ぎない…その理論に違和感を感じたからというのもあるが……本当は。
…リィナと分かち合いたかったからかな…。だって、俺にとってはこの子は人間に見えてしまうし、それに―
「おい、志郎。お前でも緊張なんてするんだな。…あの恐れ多いルーク司書官には歯向かうくせに」
豊に連れ添うようにして並んで歩くリィナに、彼は考え事を中断しては彼女へ苦言を呈した。というか、彼女は自分のことを何だと思っているのだという疑問も感じてしまう。
「リィナ…、俺を何だと思ってるの。…さすがに最強の”書物”だって言われている枢要の罪に緊張しない方がおかしいでしょ?」
「おかしいのはいつものことだから、私はてっきり意気揚々と敵陣に乗り込んで行くのだと思ってはいたのだが?」
「…俺を馬鹿にしてる?」
「いや、率直な私の知識が言っている」
相変わらずの彼女の毒舌に豊は深い溜息を吐く。そして今度は持っている羽のように軽い腕時計を見つめてから、彼は一旦立ち止まったのだ。何事かと思いリィナは文句を言おうとした…が、彼は彼女の細い手首に金色に輝く腕時計を巻いたのだ。
「…何をしてるんだ。お前は」
暗くてよく見えないが不可解な表情をしているだろうという彼女の声に、豊は巻き終えてからゆっくりと笑うのだ。
「意気揚々としているわけでは無いけど、リィナが心配だからさ。だからリィナにこの腕時計を託すよ」
「…何故だ?」
「だって、君は―」
すると豊はなぜか唇を閉ざしてから切り替えるような発言をした。
「いや。まだ言うには…違うかな。…この任務を遂行してから言うよ」
「はぁ?」
何かを伝えようとした豊ではあるが、先を急ぐようにリィナの手を引っ張っては暗い通路を進んで行く。…豊は言いたいが言えなかった。だって言ってしまえば…彼女が困惑してしまうかも知れないから。
…無事に帰って来たらこの気持ちを伝えよう。…この気持ちがあるから、俺はこの世界で図太く生きられたから。
そして彼らは長かった通路を歩いていくと…大きな扉がそこにあった。緊張が走るが今回はあくまで協定を結ぶこと。戦闘では無い。果たして彼らは…枢要の罪は自分達の、新米の焚書士である自分の言葉に耳を傾けてくれるのかは心配ではある。
―でもそれでも、この世界の理を変えたいから。だから豊は息を呑んで扉を大きく開け放った。
もともとはどうして鏡から枢要の罪のアジトへと侵入が出来るのか…という疑問についてはルークから説明は受けていた。恐らくは”虚飾”の罪と呼ばれる書物が鏡を利用して、枢要の罪を陰ながらサポートしていたからだと聞いている。
だが何故ルークはそのことを知っていて、しかも協定を結ばせようと指令を下したのだろう。鏡に関しては監視カメラから分析したからだという理屈は分かるが…どうして頑なに拒み続けていた枢要の罪との協定を結ぼうとしたのだろうか?
疑問があるものの豊は扉を開ければ…そこには誰かが座っていた。とてつもなく広い室内にガラスケースの入った”書物”が鎮座されていて、その中心に人間が居る。しかし、その人間は起き上がることはない。ただそこに座っていた。
…すると突然、ある場所から光が吐出したのだ。あまりの眩しさに目を塞ぐ豊とリィナではあるが…光が止んだかと思えば、今度は男が登場したのである。彼は唖然としている豊に向けてあくどく笑った。
「よぉ、異質コンビ。噂には聞いてるぜ」
…誰だ、こいつ?
しかし彼は言葉を遮ることはなくその男の声に耳を傾けた。…そして、何となく違和感を感じるのだが…男は気にせずに話を続けた。
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豊は男の…いや、青年の声に首を傾げた。見た目は自分とはまるで違う。自分よりも背が高く、美しい銀髪をなびかせたスーツ姿の人間…なのだが。
―だが彼は…豊はその違和感に気が付いてしまったのだ。
「俺の…声と同じ?」
「あぁ、気づいたか、志郎 豊。俺はな、この”指数”から最初に目覚めた”書物”…”傲慢”の罪の”リッチ”。…おかしいだろ~? 名前までお前みたいなバカと同じだとはな~?」
”傲慢”という名に相応しいほど傲慢かつ相手を見下す彼に豊は苛立ちを見せる。しかしリィナはそんなリッチに対し、彼の背後の人間…椅子に座っている人物を指したのだ。
「お前の安い挑発などどうでもいい。…その後ろに居るのが”指数”という人間なのか?」
するとリッチは軽く舌打ちをする。またもや豊は憤りを感じた。
「…つまんねぇ反応すんな~お前。まぁいい。…そうだぜ? これが俺達の”指数”だ」
照明がその人物を照らし出した。するとリィナも、そして豊も驚いてしまう。髪色は違うものの、その姿や見慣れた学生服は…。豊が目に入れても痛くないほど愛している人物…。
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