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32.侵入経路は一体?
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集中治療室でサラと別れたルークはアスカの担当医から彼女の容体を聞いてから書斎へと戻り、設置されている監視カメラの映像を見続けていた。部下であるアスカが心配ではないのかと思うほど仕事へと打ち込む彼の様子を、”拘泥”の書であるレジーナは相棒に少し呆れている様子である。
「ねぇルーク?…あなたが大切にしている部下が”死ぬ”かもしれないのよ?……心配ではないの?」
「う~ん…。でも心配したって何も出ないじゃいないかと僕は思うのだけれど?…心配をすれば彼女は助かるとレジーナは思うのかい?」
至って冷静な対応をするルークにレジーナは彼の性格を相棒として理解を努める。そして考え直した。
「まぁ…。それはもっともの話ね?…あなたらしくて安心したわ?」
「君に気を煩わせるほど僕は馬鹿じゃないよ?僕の名前の由来を君には教えたはずなんだけど?」
「えぇ。覚えているとも。」
「そう。…それなら良いよ。」
淹れたてのコーヒーを飲みながらルークはレジーナを…彼女のことなど気にしていないような態度を取っては黙々と”枢要の罪”が侵入した映像を見続ける。分かってはいた。ルークと契約をして、相棒となってからレジーナは彼に力を貸し続けた。ルークだって別に本当の悪人では無いとも分かってはいる。…自分の本名を捨てて、自分に枷を付けるように名乗っているのが、”悪魔”を意味する”ルーク”であると。しかしそれでも、”書物”であるが大切な恩師であり、自分を救ってくれた先生であり親代わりであった”枢要の罪”である”強欲”の罪の名前までも名乗ってしまうほど…彼を尊敬する傍らで憎んでいることもレジーナは知っている。…自分のような人間が、”書物”に心を馳せて、信頼をして裏切られた自分のような人間が出ないように、わざと冷酷なフリを演じ、意志を持ってしまった”書物”をその”記憶”だけの部分を焼却してしまえば犠牲者が出ない…そう彼が考えていることなどレジーナは分かっているのだ。だから彼は、レジーナに対しても信頼はしていても本当は心など許していない。…とてもちぐはぐした行動と感情を持っていて…とても寂しい人間だと彼女は内心では考えていた。
「……?ちょっと待てよ?…レジーナ。力を貸してほしい。…僕の瞳に力を宿らせて、この結界に映っている鏡をちゃんと見たいんだ。」
「???鏡…?まぁ、別に良いけれど?」
するとルークは呪文を宣言するのだ。
「我思う故に我あり!…”拘泥”の書よ。…その確かなる力を持って我に従え!」
するとレジーナは吸い込まれるように彼の両目に入り、彼の視力を向上させる。そしてルークは彼女の力を借りて映像を一旦止めて鏡の様子を見てから今度は映像を遅行させて目を凝らす。レジーナと契約をした彼の今の視力は、高さ20階もある場所から人間の細部や特徴がはっきりと分かってしまうほどのはっきりと見えるてしまうほどである。
「…なるほどね?レジーナ、もういいよ?分かったから。…君も分かったでしょ?僕の瞳を通して見たのだから。」
するレジーナを解除してからルークは目薬を取り出して瞳に垂らす。やはり疲れたのであろう。レジーナの能力は一時的ではあるが限度が無いので、使う人間によっては身を滅ぼし、逆に人間の体力を消耗させてしまうのだ。だがそれを上手く使いこなしているのがルークである。酷使しすぎた瞳を閉じて軽く目頭を押さえるほどの力を使ったのだが、今回は確かにこの力を最大限に活用しなければこの謎は解けなかったようだ。
「分かったわよ?…結界に反射する鏡を使ってこの場所に来たのでしょ?…結界は”意志””を持った”書物”には入ることが出来ないから破られることは無い。ただ…、反射をするだけの無機質な鏡を使えば、それを生業とし、操れるほどの力を持つ”書物”があったのでしょうね?…だからこの場所に侵入が出来た。…見解はこんな感じで良い?」
「うん。それを言いたかった。…君は賢いから助かるよ。…恐らくは”虚飾”の罪だろうね。”書物戦争”の時の書類に残っていたよ。鏡を使って”枢要の罪”やその部下たちを送らせたっていう記録があったからね~。」
そして残りのコーヒーを飲んで一息をするルークは嵌めている腕時計から部下である焚書士のオペレータへこのような通達をするのだ。
「結界の傍や医務室などに置いてある鏡を撤去、もしくはカーテンなどで塞いで欲しい。”枢要の罪”の侵入経路は”鏡”だ。…今すぐ撤去するように!」
『司書官!了解しました!今すぐ皆に伝えます!』
連絡をし終えて安堵したのも束の間。そういえばこの部屋にも鏡があるなとルークはふと思う。一応自分の仕事上の自室である鏡ではあるのだが、こちらも布か何かで塞いでしまえば侵入は防げる可能性は高い。…だがなぜだろうか。とある可能性に掛けてしまう。…もう一度、あの人に会いたいと。願ってしまう自分が居るのだ。
「…ルーク?その鏡を壊す…の?」
「……。」
「…ルーク?」
立ち上がり、そして無言で鏡に近づいてから手を付けるルークに疑念を抱いたレジーナは彼に問い掛けるのだが、彼は彼女には応答せずにふと呟いてしまうのだ。それは本心ではあるものの、願いなど叶わぬと高を括っていた自分をこの時のルークは知りもしない。ただ…ただ、願ってしまったのだ。
「……あなたに会いたいです。先生。…なんて、ね…、って…?」
すると鏡が呼応するように輝きだした。驚いて戦闘態勢に入る為にルークはレジーナと契約をする。今度は自身の持つジッポライターに宿らせた。そんな彼らの前に現れたのは、大きな鏡を背尾った髪をツインテールにした少女と浴衣を着た青年、そして…両腕を骸に変化した以外は…昔と変わらない。変わることのない。…憎んでも恨んでも決別が出来なかった書物。
「あ…あ……!??あなた…は。」
声が出せぬほど会いたくて、でも会いたくは無かった”書物”で大事なヒト。そんな彼にマントを翻した男性は微笑んだ。まるで昔の想起させるように。
「久しぶりだね?ジェシー?…大きくなったね?」
”強欲”の罪、アリディルは戸惑いと驚愕を見せるルークへにっこりと笑いかけるのであった。
「ねぇルーク?…あなたが大切にしている部下が”死ぬ”かもしれないのよ?……心配ではないの?」
「う~ん…。でも心配したって何も出ないじゃいないかと僕は思うのだけれど?…心配をすれば彼女は助かるとレジーナは思うのかい?」
至って冷静な対応をするルークにレジーナは彼の性格を相棒として理解を努める。そして考え直した。
「まぁ…。それはもっともの話ね?…あなたらしくて安心したわ?」
「君に気を煩わせるほど僕は馬鹿じゃないよ?僕の名前の由来を君には教えたはずなんだけど?」
「えぇ。覚えているとも。」
「そう。…それなら良いよ。」
淹れたてのコーヒーを飲みながらルークはレジーナを…彼女のことなど気にしていないような態度を取っては黙々と”枢要の罪”が侵入した映像を見続ける。分かってはいた。ルークと契約をして、相棒となってからレジーナは彼に力を貸し続けた。ルークだって別に本当の悪人では無いとも分かってはいる。…自分の本名を捨てて、自分に枷を付けるように名乗っているのが、”悪魔”を意味する”ルーク”であると。しかしそれでも、”書物”であるが大切な恩師であり、自分を救ってくれた先生であり親代わりであった”枢要の罪”である”強欲”の罪の名前までも名乗ってしまうほど…彼を尊敬する傍らで憎んでいることもレジーナは知っている。…自分のような人間が、”書物”に心を馳せて、信頼をして裏切られた自分のような人間が出ないように、わざと冷酷なフリを演じ、意志を持ってしまった”書物”をその”記憶”だけの部分を焼却してしまえば犠牲者が出ない…そう彼が考えていることなどレジーナは分かっているのだ。だから彼は、レジーナに対しても信頼はしていても本当は心など許していない。…とてもちぐはぐした行動と感情を持っていて…とても寂しい人間だと彼女は内心では考えていた。
「……?ちょっと待てよ?…レジーナ。力を貸してほしい。…僕の瞳に力を宿らせて、この結界に映っている鏡をちゃんと見たいんだ。」
「???鏡…?まぁ、別に良いけれど?」
するとルークは呪文を宣言するのだ。
「我思う故に我あり!…”拘泥”の書よ。…その確かなる力を持って我に従え!」
するとレジーナは吸い込まれるように彼の両目に入り、彼の視力を向上させる。そしてルークは彼女の力を借りて映像を一旦止めて鏡の様子を見てから今度は映像を遅行させて目を凝らす。レジーナと契約をした彼の今の視力は、高さ20階もある場所から人間の細部や特徴がはっきりと分かってしまうほどのはっきりと見えるてしまうほどである。
「…なるほどね?レジーナ、もういいよ?分かったから。…君も分かったでしょ?僕の瞳を通して見たのだから。」
するレジーナを解除してからルークは目薬を取り出して瞳に垂らす。やはり疲れたのであろう。レジーナの能力は一時的ではあるが限度が無いので、使う人間によっては身を滅ぼし、逆に人間の体力を消耗させてしまうのだ。だがそれを上手く使いこなしているのがルークである。酷使しすぎた瞳を閉じて軽く目頭を押さえるほどの力を使ったのだが、今回は確かにこの力を最大限に活用しなければこの謎は解けなかったようだ。
「分かったわよ?…結界に反射する鏡を使ってこの場所に来たのでしょ?…結界は”意志””を持った”書物”には入ることが出来ないから破られることは無い。ただ…、反射をするだけの無機質な鏡を使えば、それを生業とし、操れるほどの力を持つ”書物”があったのでしょうね?…だからこの場所に侵入が出来た。…見解はこんな感じで良い?」
「うん。それを言いたかった。…君は賢いから助かるよ。…恐らくは”虚飾”の罪だろうね。”書物戦争”の時の書類に残っていたよ。鏡を使って”枢要の罪”やその部下たちを送らせたっていう記録があったからね~。」
そして残りのコーヒーを飲んで一息をするルークは嵌めている腕時計から部下である焚書士のオペレータへこのような通達をするのだ。
「結界の傍や医務室などに置いてある鏡を撤去、もしくはカーテンなどで塞いで欲しい。”枢要の罪”の侵入経路は”鏡”だ。…今すぐ撤去するように!」
『司書官!了解しました!今すぐ皆に伝えます!』
連絡をし終えて安堵したのも束の間。そういえばこの部屋にも鏡があるなとルークはふと思う。一応自分の仕事上の自室である鏡ではあるのだが、こちらも布か何かで塞いでしまえば侵入は防げる可能性は高い。…だがなぜだろうか。とある可能性に掛けてしまう。…もう一度、あの人に会いたいと。願ってしまう自分が居るのだ。
「…ルーク?その鏡を壊す…の?」
「……。」
「…ルーク?」
立ち上がり、そして無言で鏡に近づいてから手を付けるルークに疑念を抱いたレジーナは彼に問い掛けるのだが、彼は彼女には応答せずにふと呟いてしまうのだ。それは本心ではあるものの、願いなど叶わぬと高を括っていた自分をこの時のルークは知りもしない。ただ…ただ、願ってしまったのだ。
「……あなたに会いたいです。先生。…なんて、ね…、って…?」
すると鏡が呼応するように輝きだした。驚いて戦闘態勢に入る為にルークはレジーナと契約をする。今度は自身の持つジッポライターに宿らせた。そんな彼らの前に現れたのは、大きな鏡を背尾った髪をツインテールにした少女と浴衣を着た青年、そして…両腕を骸に変化した以外は…昔と変わらない。変わることのない。…憎んでも恨んでも決別が出来なかった書物。
「あ…あ……!??あなた…は。」
声が出せぬほど会いたくて、でも会いたくは無かった”書物”で大事なヒト。そんな彼にマントを翻した男性は微笑んだ。まるで昔の想起させるように。
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