54 / 86
第五章
□豊穣の巫女の護衛5
しおりを挟む
白を基調として金銀で品良く装飾された、二頭立ての小ぶりな馬車に乗り込む。
すこし高くなっている座席に巫女エルティナが座り、私はその後ろの一段低い場所に目立たぬように立って、彼女に日傘を差し掛ける。傘自体は馬車についているので、日差しの向きを見て角度を変えるだけでいい。
馬の制御は、二人の騎士が徒歩でそれぞれ馬を引いてくれる。
あとは、周囲の様子に目を光らせ、巫女を守り切るのみ。馬車に仕込んである剣の位置も確認し、更に服の下にも短剣を準備した。
とはいえ私が動くような事態が発生するのはよっぽど重大なことで、周囲を固める騎乗した騎士たちが無頼者を許すなどあり得ない。
前後左右を騎馬に守られた馬車は、微笑みながら民衆に手を振る巫女エルティナを乗せて、ゆっくりと王都を一巡する。
まだ午前中だが、このパレードは夕方まで掛かるのだ。貴族街を回り、それから平民街、途中で食事休憩を挟みつつ、ぐるりと外壁近くを回って、目抜き通りを通り王宮に入る。
そしてその晩に、宮廷主催の舞踏会が開かれる。それは他の舞踏会と同じように、翌日の明け方まれ行われ、夜明けと共に解散して一連の行事が終了となる。
なにも起こらなければいいが。
昼食は王都内に数カ所ある公園の一角で摂ることになっていた、へたに飲食店に入ると軋轢が生まれてしまうので仕方ない。
木陰に用意されている昼食会場に、馬車から降りた巫女エルティナを案内する。本当は事前に下見をすべきなのだが、なにせ連れてこられたのが昨日で、打合せの時間すらなかったのだ。
会場の安全は第一騎士団を信じるしかない、私はとにかく彼女を守るだけだ。
木陰の下にテーブルと椅子が用意されており、私は疲れた様子を見せる彼女の給仕をする。騎士たちは午後から交代しているので食事も済ませているようだが、私に代わりはいないのでこのまま昼食抜きで護衛を続けることになりそうだ。
「あの、アーバイツ様、わたくしには量が多いので、一緒に食べていただけませんか?」
躊躇いがちの言葉に、ふと、毒味はどうなっているのだろうと、不安がもたげる。美しい四角い朱塗りの箱の中は小さく仕切られ、それぞれに色とりどりに料理が盛り付けられている。
「承知致しました、ご相伴に預かります。ふふっ、実はお腹がペコペコだったのです、ああ、どれも美味しそうですね」
手早く器から取り分けながら、浄化の魔法を隅々までかけてゆく。僅かな光がきらめくが、私と彼女にしか見えていないだろう。
「アーバイツ様?」
「一応、念のために浄化の魔法を。内緒にしてくださいね、料理を疑っている訳ではないのですが、今日は天気もいいので」
微笑みながらこそこそと話す私に合わせて、彼女もちいさな声でやりとりしてくれる。
「お天気がよろしいと、問題があるのですか?」
「ええ、食品が傷んだりすることがあるのです。新人時代、遠方への訓練にパンに肉と野菜を挟んで持っていったら、腐敗してしまったりね。貴族出身だと、日常では腐敗した食料にあたることなどないでしょう? だから、おかしいと思いながらも食べてしまったのですけれど」
「食べたのですか?」
驚く彼女に、肩を竦めて頷く。
「酷い目にあいましたよ。ですから、こういう天気の良い日の食事には、人一倍警戒するようになってしまいました」
彼女のグラスに飲み物を注ぐ。
「ですから巫女エルティナ、私が食べたものから、召し上がっていただけますか? もし痛んでいるものがあったら、経験者である私がわかりますから。どうぞ、大船にのったつもりで召し上がってください」
「ふふっ、わかりました。よろしくお願いいたしますね」
彼女の了解を得てから、端から順番に食べてゆく。嗅覚、触覚、味覚を研ぎ澄まして、食べ進めていると不安のあるものがあり、そっとハンカチに吐き出す。
「こちらの菜は、お残しください」
「わかりました」
そっと伝えれば、彼女は素直に了承してくれる。ああ、素直な護衛対象は本当にありがたいな。
結局、食事は四分の一ほどを残すことになった。それを申し訳ないと謝罪すれば、彼女はふんわりと微笑んで首を横に振る。
「十分いただきました。アーバイツ様こそ、全然足りぬのではありませんか?」
「いえ、私は元々あまり食べられぬ質でして、これだけいただければ、午後の勤めも十分に果たせますよ」
それにしても、この悪意は第一騎士団の者に共有しておかなくてはいけないが、どのタイミングで誰に伝えればいいのか。遅くなっては、有事の際に障りがでるかもしれないし。
「巫女エルティナ、ご機嫌麗しゅう。アーバイツも、ご苦労」
朗らかな笑顔で近づいてきたのは、神殿で別れて以来のジェンド団長だった。ああ、丁度いい。
「ジェンド団長、お疲れさまです」
立ち上がって淑女の礼をしながらちらりとテーブルの上に残った食事に視線を流せば、彼はすぐに意図に気付いて僅かに目を眇める。そしてすぐに表情を明るく戻し、テーブルに残った料理の一つに手を伸ばした。
「おや、お二人には多かったようですな。これは美味しそうだ」
貴族はつまみ食いというのはしないものだが、騎士団の中では度々あることで、彼は口に放り込んだものを咀嚼すると、さりげない仕草で口から出して私に頷いてみせた。
やはり、よくないものが仕込まれていたのか。
「アーバイツ、他になにか気になることはあるか?」
「昨夜、巫女候補だった女性に押し入られたのですが。そちらの若い騎士が、関与しているようでした」
「そうですわ。ひどいのです、あの方はアーバイツ様を侮蔑しておりました。あのような方が、護衛でなくて本当によかったですわ」
珍しく憤慨している彼女に、ジェンド団長がすこし大袈裟に驚き、きっちりと頭をさげた。
「それは大変申し訳ありませんでした、直ちに事実確認をして、厳正に対処いたします」
「是非、よろしくお願いいたします」
キリリと表情を引き締めた彼女に、彼がしっかりと頷く。その言葉が建前だとしても、彼女の安心が得られるならばそれでいいだろう。
第五騎士団が、騎士団のなかで最も侮られるのは理解できる。やる気の低い貴族子弟の受け皿で、且つ、平民との混成だから、生粋の騎士には敬遠されるのだろう。
とはいえ我々とて騎士なのだから、矜持だってあるし、騎士としての魂は胸に刻まれているのだがな。
「そういえば、アーバイツ。今日は――」
私に声を掛けかけた彼の声は、突然あがった怒声で途切れる。
すかさず、私と彼が巫女エルティナを挟んで背に庇った。
すこし高くなっている座席に巫女エルティナが座り、私はその後ろの一段低い場所に目立たぬように立って、彼女に日傘を差し掛ける。傘自体は馬車についているので、日差しの向きを見て角度を変えるだけでいい。
馬の制御は、二人の騎士が徒歩でそれぞれ馬を引いてくれる。
あとは、周囲の様子に目を光らせ、巫女を守り切るのみ。馬車に仕込んである剣の位置も確認し、更に服の下にも短剣を準備した。
とはいえ私が動くような事態が発生するのはよっぽど重大なことで、周囲を固める騎乗した騎士たちが無頼者を許すなどあり得ない。
前後左右を騎馬に守られた馬車は、微笑みながら民衆に手を振る巫女エルティナを乗せて、ゆっくりと王都を一巡する。
まだ午前中だが、このパレードは夕方まで掛かるのだ。貴族街を回り、それから平民街、途中で食事休憩を挟みつつ、ぐるりと外壁近くを回って、目抜き通りを通り王宮に入る。
そしてその晩に、宮廷主催の舞踏会が開かれる。それは他の舞踏会と同じように、翌日の明け方まれ行われ、夜明けと共に解散して一連の行事が終了となる。
なにも起こらなければいいが。
昼食は王都内に数カ所ある公園の一角で摂ることになっていた、へたに飲食店に入ると軋轢が生まれてしまうので仕方ない。
木陰に用意されている昼食会場に、馬車から降りた巫女エルティナを案内する。本当は事前に下見をすべきなのだが、なにせ連れてこられたのが昨日で、打合せの時間すらなかったのだ。
会場の安全は第一騎士団を信じるしかない、私はとにかく彼女を守るだけだ。
木陰の下にテーブルと椅子が用意されており、私は疲れた様子を見せる彼女の給仕をする。騎士たちは午後から交代しているので食事も済ませているようだが、私に代わりはいないのでこのまま昼食抜きで護衛を続けることになりそうだ。
「あの、アーバイツ様、わたくしには量が多いので、一緒に食べていただけませんか?」
躊躇いがちの言葉に、ふと、毒味はどうなっているのだろうと、不安がもたげる。美しい四角い朱塗りの箱の中は小さく仕切られ、それぞれに色とりどりに料理が盛り付けられている。
「承知致しました、ご相伴に預かります。ふふっ、実はお腹がペコペコだったのです、ああ、どれも美味しそうですね」
手早く器から取り分けながら、浄化の魔法を隅々までかけてゆく。僅かな光がきらめくが、私と彼女にしか見えていないだろう。
「アーバイツ様?」
「一応、念のために浄化の魔法を。内緒にしてくださいね、料理を疑っている訳ではないのですが、今日は天気もいいので」
微笑みながらこそこそと話す私に合わせて、彼女もちいさな声でやりとりしてくれる。
「お天気がよろしいと、問題があるのですか?」
「ええ、食品が傷んだりすることがあるのです。新人時代、遠方への訓練にパンに肉と野菜を挟んで持っていったら、腐敗してしまったりね。貴族出身だと、日常では腐敗した食料にあたることなどないでしょう? だから、おかしいと思いながらも食べてしまったのですけれど」
「食べたのですか?」
驚く彼女に、肩を竦めて頷く。
「酷い目にあいましたよ。ですから、こういう天気の良い日の食事には、人一倍警戒するようになってしまいました」
彼女のグラスに飲み物を注ぐ。
「ですから巫女エルティナ、私が食べたものから、召し上がっていただけますか? もし痛んでいるものがあったら、経験者である私がわかりますから。どうぞ、大船にのったつもりで召し上がってください」
「ふふっ、わかりました。よろしくお願いいたしますね」
彼女の了解を得てから、端から順番に食べてゆく。嗅覚、触覚、味覚を研ぎ澄まして、食べ進めていると不安のあるものがあり、そっとハンカチに吐き出す。
「こちらの菜は、お残しください」
「わかりました」
そっと伝えれば、彼女は素直に了承してくれる。ああ、素直な護衛対象は本当にありがたいな。
結局、食事は四分の一ほどを残すことになった。それを申し訳ないと謝罪すれば、彼女はふんわりと微笑んで首を横に振る。
「十分いただきました。アーバイツ様こそ、全然足りぬのではありませんか?」
「いえ、私は元々あまり食べられぬ質でして、これだけいただければ、午後の勤めも十分に果たせますよ」
それにしても、この悪意は第一騎士団の者に共有しておかなくてはいけないが、どのタイミングで誰に伝えればいいのか。遅くなっては、有事の際に障りがでるかもしれないし。
「巫女エルティナ、ご機嫌麗しゅう。アーバイツも、ご苦労」
朗らかな笑顔で近づいてきたのは、神殿で別れて以来のジェンド団長だった。ああ、丁度いい。
「ジェンド団長、お疲れさまです」
立ち上がって淑女の礼をしながらちらりとテーブルの上に残った食事に視線を流せば、彼はすぐに意図に気付いて僅かに目を眇める。そしてすぐに表情を明るく戻し、テーブルに残った料理の一つに手を伸ばした。
「おや、お二人には多かったようですな。これは美味しそうだ」
貴族はつまみ食いというのはしないものだが、騎士団の中では度々あることで、彼は口に放り込んだものを咀嚼すると、さりげない仕草で口から出して私に頷いてみせた。
やはり、よくないものが仕込まれていたのか。
「アーバイツ、他になにか気になることはあるか?」
「昨夜、巫女候補だった女性に押し入られたのですが。そちらの若い騎士が、関与しているようでした」
「そうですわ。ひどいのです、あの方はアーバイツ様を侮蔑しておりました。あのような方が、護衛でなくて本当によかったですわ」
珍しく憤慨している彼女に、ジェンド団長がすこし大袈裟に驚き、きっちりと頭をさげた。
「それは大変申し訳ありませんでした、直ちに事実確認をして、厳正に対処いたします」
「是非、よろしくお願いいたします」
キリリと表情を引き締めた彼女に、彼がしっかりと頷く。その言葉が建前だとしても、彼女の安心が得られるならばそれでいいだろう。
第五騎士団が、騎士団のなかで最も侮られるのは理解できる。やる気の低い貴族子弟の受け皿で、且つ、平民との混成だから、生粋の騎士には敬遠されるのだろう。
とはいえ我々とて騎士なのだから、矜持だってあるし、騎士としての魂は胸に刻まれているのだがな。
「そういえば、アーバイツ。今日は――」
私に声を掛けかけた彼の声は、突然あがった怒声で途切れる。
すかさず、私と彼が巫女エルティナを挟んで背に庇った。
1
お気に入りに追加
259
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。

絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。

白い結婚は無理でした(涙)
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
わたくし、フィリシアは没落しかけの伯爵家の娘でございます。
明らかに邪な結婚話しかない中で、公爵令息の愛人から契約結婚の話を持ち掛けられました。
白い結婚が認められるまでの3年間、お世話になるのでよい妻であろうと頑張ります。
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
現在、筆者は時間的かつ体力的にコメントなどの返信ができないため受け付けない設定にしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
とまどいの花嫁は、夫から逃げられない
椎名さえら
恋愛
エラは、親が決めた婚約者からずっと冷淡に扱われ
初夜、夫は愛人の家へと行った。
戦争が起こり、夫は戦地へと赴いた。
「無事に戻ってきたら、お前とは離婚する」
と言い置いて。
やっと戦争が終わった後、エラのもとへ戻ってきた夫に
彼女は強い違和感を感じる。
夫はすっかり改心し、エラとは離婚しないと言い張り
突然彼女を溺愛し始めたからだ
______________________
✴︎舞台のイメージはイギリス近代(ゆるゆる設定)
✴︎誤字脱字は優しくスルーしていただけると幸いです
✴︎なろうさんにも投稿しています
私の勝手なBGMは、懐かしすぎるけど鬼束ちひろ『月光』←名曲すぎ
廃妃の再婚
束原ミヤコ
恋愛
伯爵家の令嬢としてうまれたフィアナは、母を亡くしてからというもの
父にも第二夫人にも、そして腹違いの妹にも邪険に扱われていた。
ある日フィアナは、川で倒れている青年を助ける。
それから四年後、フィアナの元に国王から結婚の申し込みがくる。
身分差を気にしながらも断ることができず、フィアナは王妃となった。
あの時助けた青年は、国王になっていたのである。
「君を永遠に愛する」と約束をした国王カトル・エスタニアは
結婚してすぐに辺境にて部族の反乱が起こり、平定戦に向かう。
帰還したカトルは、族長の娘であり『精霊の愛し子』と呼ばれている美しい女性イルサナを連れていた。
カトルはイルサナを寵愛しはじめる。
王城にて居場所を失ったフィアナは、聖騎士ユリシアスに下賜されることになる。
ユリシアスは先の戦いで怪我を負い、顔の半分を包帯で覆っている寡黙な男だった。
引け目を感じながらフィアナはユリシアスと過ごすことになる。
ユリシアスと過ごすうち、フィアナは彼と惹かれ合っていく。
だがユリシアスは何かを隠しているようだ。
それはカトルの抱える、真実だった──。


【完結】余命三年ですが、怖いと評判の宰相様と契約結婚します
佐倉えび
恋愛
断罪→偽装結婚(離婚)→契約結婚
不遇の人生を繰り返してきた令嬢の物語。
私はきっとまた、二十歳を越えられないーー
一周目、王立学園にて、第二王子ヴィヴィアン殿下の婚約者である公爵令嬢マイナに罪を被せたという、身に覚えのない罪で断罪され、修道院へ。
二周目、学園卒業後、夜会で助けてくれた公爵令息レイと結婚するも「あなたを愛することはない」と初夜を拒否された偽装結婚だった。後に離婚。
三周目、学園への入学は回避。しかし評判の悪い王太子の妾にされる。その後、下賜されることになったが、手渡された契約書を見て、契約結婚だと理解する。そうして、怖いと評判の宰相との結婚生活が始まったのだが――?
*ムーンライトノベルズにも掲載
子持ちの私は、夫に駆け落ちされました
月山 歩
恋愛
産まれたばかりの赤子を抱いた私は、砦に働きに行ったきり、帰って来ない夫を心配して、鍛錬場を訪れた。すると、夫の上司は夫が仕事中に駆け落ちしていなくなったことを教えてくれた。食べる物がなく、フラフラだった私は、その場で意識を失った。赤子を抱いた私を気の毒に思った公爵家でお世話になることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる