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第三章
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(ちょっと酔っちゃったかしら?)
ディアスははっきりしない思考に戸惑いながらグレイドのリードに身を任せ、ダンスのステップを踏んでいた。
グレイドの腕はたくましく、多少足元がふらついても悠々と立て直してくれる。その安心感で、ディアスは気負うことなくフロアに立てている。
もっとも、お酒の力がなければ、フロアに立つことはなかっただろう。華やかな衣装を着た、紳士淑女がさざめき笑いながら、くるくると踊る様子はとてもきらびやかで美しく。制服姿であるディアスは、きっと気後れしただろうから。
「ティア大丈夫か?」
耳元に口を寄せるようにして囁く、グレイドの低い声が耳朶に心地いい。
「ふふっ、なんだか楽しくなってきちゃったわ、貴方は? 貴方も楽しい?」
上目遣いに見上げて微笑むディアスに、グレイドの胸は一瞬引き絞られるように苦しくなったが、それを顔には出すことなく微笑みを浮かべた。
「ああ、ティア。君と、こうしていられるのが、とても楽しいよ」
意味ありげに”君”を強調して言ったグレイドに、目をぱちくりと瞬かせたディアスは、それからカァッと首まで赤くする。
「グ、グレイド師長ったら、そんな言い方をしていては、女性に誤解されますよっ」
恥ずかしげに視線を外して、わざとすこし怒ったように言うディアスに、グレイドの頬が緩んだのだが、不意に一方から不躾に向けられる視線に気づき顔をあげた。
壁際に立つ近衛の一人が、じっとこちらを見ている。
茶色の髪に、まだ若い顔立ちの青年は、その顔に表情を乗せてはいないが、警備の緊張感を通り越す敵意を感じグレイドは不審に思う。
「グレイド師長?」
ディアスに不安げに声を掛けられ、ハッとしてグレイドは彼女に視線を戻す。
「なにか、ありましたか?」
少しだけ緊張を滲ませた彼女に、グレイドは笑みを浮かべて首を横に振る。
「いいや、気のせいだったようだ」
彼の言葉に、ディアスは表情を険しくする。
「なにかあったんですね? このような場ですから、少しでもおかしな事を感じたならば、対処せねばなりません。私は大丈夫ですから、ダンスは切り上げて――っ、グ、グレイド師長っ、手っ」
真剣に進言していたのに、マントの下に潜り込んで腰を支えていた手が、腰の下にあるディアスの丸い尻を不埒に撫でた。
「大丈夫だよ、ティア。今日、我々は警備に来たのではないからね。折角の夜会なのだから、楽しまなくては。それとも、上司である私とでは楽しめないかな?」
「そ……っ、そんなこと、ありま――んっ」
服の上から尻の割れ目を撫でられ、ぞくりと背筋を震わせたディアスは、なぜこんなことをするのかと、うるんだ瞳でグレイドを見上げる。
ディアスの弱気なその瞳を見て、グレイドの鼓動が大きくなる。
「グレイド師……っ」
「服の上からなのに、十分感じるみたいだね、ティア」
囁かれ、さり気なく耳朶を舐められ、思わず首を竦める。びりびりと背筋に走ったのが快感なのだと、ディアスはもう知っていた。
はっとしたディアスは、泣きそうな目でグレイドを見上げた。
「師長……っ、師長……っ、いけませんっ、私、ぁっ」
「気持ちよくなってしまう? 大丈夫だよティア。大丈夫」
グレイドの柔らかな視線に促され、ディアスはステップを続ける。
「でも……んっ、お願い、手を」
「手を?」
グレイドの不埒な手が、求めるようにディアスの尻を揉み、唇が彼女の首筋や耳朶をかする。
その刺激にゾクゾクとした快感が止まらない。
(お酒をすごしてしまったのかしら、それともこの煌びやかな場所に酔ってしまったのかしら。どうしよう、どこを触られても、気持ちイイ……っ)
はあっ……と熱を逃がすように吐き出す自身の吐息にさえ、ざわりと肌がざわつく。
「ティア、大丈夫――大丈夫」
何度も囁かれるグレイドの声に、フワフワしたディアスは僅かに残った理性と欲望の狭間で、泣きそうになる。
くるりと回って服が肌に擦れるだけで、身を捩りたくなるほどの快感を覚える。
グレイドが触れている場所からはもっと、もっと……強い快感を感じたディアスは、切なく身もだえする。
「グレイド、師長……やぁ……っ、も」
「ほらティア、国王陛下と王妃殿下もフロアにいらっしゃった」
グレイドの言葉にひな壇を振り向けば、国王に手を取られた王妃が微笑み合いながらフロアに降りてくるところだった。
フロアにいた人々は一旦足をとめて道をあけ、二人をフロアの中央へ迎え入れる。
ディアスの影響を強く受けているフロアの人々は、ダンスだけではない鼓動の高鳴りを感じながらも、それはパートナーへの思いだと、繋いでいる手を強くし、甘く視線を交わす。
国王と王妃がフロアの中央でスタンバイすると、タイミングを合わせて曲が始まり、他の人々もまたパートナーに身を寄せてステップを踏んだ。
曲がはじまる一呼吸前、ディアスはうるんだ目で見ていた王妃と目が合い、ディアスは無垢な笑みを零した。
「……妬けるな」
「え?」
ぼそりと呟いたグレイドに顔を向けた途端はじまった曲に、ディアスはグレイドの力強い手に引かれ、腰を抱き寄せられてダンスの輪に加わった。
体を動かすことで上昇した体温が、ディアスの性感を余計に煽る。
ゆっくりとした曲調に変わると、グレイドとの距離が一層近くなる。
「し、師長……っ、近……っ」
体を寄せ合い、揺れるようなそのダンスに、ディアスは戸惑う。彼の呼吸が近い、体が触れあい……彼が高っていることまで気づいてしまう。
「ティア――大丈夫だよ」
変わらぬ微笑みで自分を見つめるグレイドに、ディアスは安堵していた。
彼の精神力を信用している。何度も、自分の熱を解放してくれているのだからと。
足を踏み出した時に、下着が濡れているのを感じる。胸の先が服に擦れて、そこからも快感を得てしまう。
フロアの中は、熱に浮かされた人々の甘い熱気に満ちていた。
グレイドは内心焦りを感じながら、ひな壇の端に陣取る宰相を見上げた。
離れた場所からフロアのようすを見ていた宰相であるソルドレイは、グレイドに向けて大きく頷いてみせる。もう十分に効果はでているとの判断だ。
グレイドはホッとして、上気したディアスの手を引いてダンスの輪を抜けた。ふらつく彼女の腰を抱き、ゆっくりと壁際まで移動する。
「ティア、すこし休もう」
グレイドがそう声を掛けると、ディアスのいつもはキリリと引き締まっている頬が緩み、頬を上気させて……まるで最中のような様子に、押し倒したくなる衝動を押し殺す。
ディアスは胸を大きく上下させ、熱でうるんだ目でグレイドを見上げて、泣きそうな顔で彼の服の袖をきゅっと握りしめた。
「体が……熱いの……っ」
ぽろりと彼女の眦から涙が一粒零れ落ちた。
グレイドは掴まれていないほうの手でその涙を拭うと、ディアスを隠すようにして広間を出る扉をくぐった。
「どちらへ行かれるのですか」
硬質な護衛の声にグレイドは忌々しそうに舌打ちしかけ、声の主に顔を向ける。そこに、先程気になった若い近衛を見つけて、目を細めた。
「君には関係ない。職務に戻りたまえ」
「これも職務ですので、護衛させていただきます」
固い表情の若い近衛……コレンドの食い下がりに、これ以上言っても聞かないだろうことを察したグレイドは、腕の中で熱に苦しむディアスを優先させることにして「勝手にしろっ」と言葉を投げて、王宮の回廊へと足を踏み出した。
ディアスははっきりしない思考に戸惑いながらグレイドのリードに身を任せ、ダンスのステップを踏んでいた。
グレイドの腕はたくましく、多少足元がふらついても悠々と立て直してくれる。その安心感で、ディアスは気負うことなくフロアに立てている。
もっとも、お酒の力がなければ、フロアに立つことはなかっただろう。華やかな衣装を着た、紳士淑女がさざめき笑いながら、くるくると踊る様子はとてもきらびやかで美しく。制服姿であるディアスは、きっと気後れしただろうから。
「ティア大丈夫か?」
耳元に口を寄せるようにして囁く、グレイドの低い声が耳朶に心地いい。
「ふふっ、なんだか楽しくなってきちゃったわ、貴方は? 貴方も楽しい?」
上目遣いに見上げて微笑むディアスに、グレイドの胸は一瞬引き絞られるように苦しくなったが、それを顔には出すことなく微笑みを浮かべた。
「ああ、ティア。君と、こうしていられるのが、とても楽しいよ」
意味ありげに”君”を強調して言ったグレイドに、目をぱちくりと瞬かせたディアスは、それからカァッと首まで赤くする。
「グ、グレイド師長ったら、そんな言い方をしていては、女性に誤解されますよっ」
恥ずかしげに視線を外して、わざとすこし怒ったように言うディアスに、グレイドの頬が緩んだのだが、不意に一方から不躾に向けられる視線に気づき顔をあげた。
壁際に立つ近衛の一人が、じっとこちらを見ている。
茶色の髪に、まだ若い顔立ちの青年は、その顔に表情を乗せてはいないが、警備の緊張感を通り越す敵意を感じグレイドは不審に思う。
「グレイド師長?」
ディアスに不安げに声を掛けられ、ハッとしてグレイドは彼女に視線を戻す。
「なにか、ありましたか?」
少しだけ緊張を滲ませた彼女に、グレイドは笑みを浮かべて首を横に振る。
「いいや、気のせいだったようだ」
彼の言葉に、ディアスは表情を険しくする。
「なにかあったんですね? このような場ですから、少しでもおかしな事を感じたならば、対処せねばなりません。私は大丈夫ですから、ダンスは切り上げて――っ、グ、グレイド師長っ、手っ」
真剣に進言していたのに、マントの下に潜り込んで腰を支えていた手が、腰の下にあるディアスの丸い尻を不埒に撫でた。
「大丈夫だよ、ティア。今日、我々は警備に来たのではないからね。折角の夜会なのだから、楽しまなくては。それとも、上司である私とでは楽しめないかな?」
「そ……っ、そんなこと、ありま――んっ」
服の上から尻の割れ目を撫でられ、ぞくりと背筋を震わせたディアスは、なぜこんなことをするのかと、うるんだ瞳でグレイドを見上げる。
ディアスの弱気なその瞳を見て、グレイドの鼓動が大きくなる。
「グレイド師……っ」
「服の上からなのに、十分感じるみたいだね、ティア」
囁かれ、さり気なく耳朶を舐められ、思わず首を竦める。びりびりと背筋に走ったのが快感なのだと、ディアスはもう知っていた。
はっとしたディアスは、泣きそうな目でグレイドを見上げた。
「師長……っ、師長……っ、いけませんっ、私、ぁっ」
「気持ちよくなってしまう? 大丈夫だよティア。大丈夫」
グレイドの柔らかな視線に促され、ディアスはステップを続ける。
「でも……んっ、お願い、手を」
「手を?」
グレイドの不埒な手が、求めるようにディアスの尻を揉み、唇が彼女の首筋や耳朶をかする。
その刺激にゾクゾクとした快感が止まらない。
(お酒をすごしてしまったのかしら、それともこの煌びやかな場所に酔ってしまったのかしら。どうしよう、どこを触られても、気持ちイイ……っ)
はあっ……と熱を逃がすように吐き出す自身の吐息にさえ、ざわりと肌がざわつく。
「ティア、大丈夫――大丈夫」
何度も囁かれるグレイドの声に、フワフワしたディアスは僅かに残った理性と欲望の狭間で、泣きそうになる。
くるりと回って服が肌に擦れるだけで、身を捩りたくなるほどの快感を覚える。
グレイドが触れている場所からはもっと、もっと……強い快感を感じたディアスは、切なく身もだえする。
「グレイド、師長……やぁ……っ、も」
「ほらティア、国王陛下と王妃殿下もフロアにいらっしゃった」
グレイドの言葉にひな壇を振り向けば、国王に手を取られた王妃が微笑み合いながらフロアに降りてくるところだった。
フロアにいた人々は一旦足をとめて道をあけ、二人をフロアの中央へ迎え入れる。
ディアスの影響を強く受けているフロアの人々は、ダンスだけではない鼓動の高鳴りを感じながらも、それはパートナーへの思いだと、繋いでいる手を強くし、甘く視線を交わす。
国王と王妃がフロアの中央でスタンバイすると、タイミングを合わせて曲が始まり、他の人々もまたパートナーに身を寄せてステップを踏んだ。
曲がはじまる一呼吸前、ディアスはうるんだ目で見ていた王妃と目が合い、ディアスは無垢な笑みを零した。
「……妬けるな」
「え?」
ぼそりと呟いたグレイドに顔を向けた途端はじまった曲に、ディアスはグレイドの力強い手に引かれ、腰を抱き寄せられてダンスの輪に加わった。
体を動かすことで上昇した体温が、ディアスの性感を余計に煽る。
ゆっくりとした曲調に変わると、グレイドとの距離が一層近くなる。
「し、師長……っ、近……っ」
体を寄せ合い、揺れるようなそのダンスに、ディアスは戸惑う。彼の呼吸が近い、体が触れあい……彼が高っていることまで気づいてしまう。
「ティア――大丈夫だよ」
変わらぬ微笑みで自分を見つめるグレイドに、ディアスは安堵していた。
彼の精神力を信用している。何度も、自分の熱を解放してくれているのだからと。
足を踏み出した時に、下着が濡れているのを感じる。胸の先が服に擦れて、そこからも快感を得てしまう。
フロアの中は、熱に浮かされた人々の甘い熱気に満ちていた。
グレイドは内心焦りを感じながら、ひな壇の端に陣取る宰相を見上げた。
離れた場所からフロアのようすを見ていた宰相であるソルドレイは、グレイドに向けて大きく頷いてみせる。もう十分に効果はでているとの判断だ。
グレイドはホッとして、上気したディアスの手を引いてダンスの輪を抜けた。ふらつく彼女の腰を抱き、ゆっくりと壁際まで移動する。
「ティア、すこし休もう」
グレイドがそう声を掛けると、ディアスのいつもはキリリと引き締まっている頬が緩み、頬を上気させて……まるで最中のような様子に、押し倒したくなる衝動を押し殺す。
ディアスは胸を大きく上下させ、熱でうるんだ目でグレイドを見上げて、泣きそうな顔で彼の服の袖をきゅっと握りしめた。
「体が……熱いの……っ」
ぽろりと彼女の眦から涙が一粒零れ落ちた。
グレイドは掴まれていないほうの手でその涙を拭うと、ディアスを隠すようにして広間を出る扉をくぐった。
「どちらへ行かれるのですか」
硬質な護衛の声にグレイドは忌々しそうに舌打ちしかけ、声の主に顔を向ける。そこに、先程気になった若い近衛を見つけて、目を細めた。
「君には関係ない。職務に戻りたまえ」
「これも職務ですので、護衛させていただきます」
固い表情の若い近衛……コレンドの食い下がりに、これ以上言っても聞かないだろうことを察したグレイドは、腕の中で熱に苦しむディアスを優先させることにして「勝手にしろっ」と言葉を投げて、王宮の回廊へと足を踏み出した。
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