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第30話 私の名を呼んで
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就寝は別だったが、それからもアレクシス様は甲斐甲斐しく私の世話をしてくれた。最初の一日、二日がつらいだけだったのに、出迎える私を抱きかかえて部屋に戻り、朝は朝でアレクシス様が穢れるのではないかと怯む私にも構わず額に口づけを落として出ていく。
お疲れの中、甘え過ぎで恐縮していたが、それでも足りない夜の分を補ってくれているようで嬉しかった。
そしてようやく月役が明け、ちょうど次の日にアレクシス様がお休みを取れるという日になった時のことだ。
夕食時に告げられたが、体調がいいのなら明日、町に連れて行ってくれるとのことだった。毎日私を抱きかかえてもらって負担を強いているのに、せっかくのお休みまで私に付き合ってもらうのも申し訳がなくて遠慮したが、自分自身がそうしたいのだと言ってくれた。
だから早く明日が来てほしいと思う。
一方で長い夜が続き、朝が来なければという気持ちもある。それは久々にアレクシス様が私の横で眠る時間だから。
「それではアレクシス様、お休みなさいませ」
「ああ。お休み」
就寝時は相変わらず、一定の距離を保たれたまま互いにそれ以上近づくことはない。それは私のわがままであり、アレクシス様のご厚意である。この距離はブランシェではない限り、縮まることがないのだと思うと胸が切り裂かれるように痛む。
すっかり体調を取り戻した今、明日以降はアレクシス様の腕の中ではなく、地に足をしっかりとつけることになるだろう。
抱き上げてくれている時に感じたアレクシス様の力強さも温もりも既に消えて、もう私の中には残っていないのがひどく悲しかった。
今朝はライカさんに起こされるよりも前に目が覚めた。
アレクシス様はいつものごとく私が目覚めるよりも先にベッドから出ているだろうと思われた。
が。
本日は何と隣に人の気配がある。
残念ながらこちらには背を向けていて顔は見えないが、アレクシス様だろう。いや、アレクシス様ではなかったら由々しき事態だが。
私はアレクシス様を起こさぬように、そっと身を起こした。
いつも私の寝姿を見られていると思うが、今日は私が彼の寝姿が見られる。どんな顔で眠っているのだろう。
まだ起きないでと思いながらドキドキしつつ、顔を覗き込もうとした時。
ぐるりと景色が回って気付けばアレクシス様に組み敷かれていた。
私の手首を強くつかんだ彼は私を射抜くような鋭い瞳で見下ろす。それはもしかしたら戦いに身を投じてきた者の条件反射なのかもしれない。
驚きで目を見張ったが、次の瞬間にはアレクシス様は我に返ったように視線の強さを緩めて私から手を離した。
「す、すまない。ブランシェ。寝ぼけていた」
謝罪の言葉を口にするアレクシス様に、どくどくと激しく鼓動が打っている。
私の手首を握りしめた力の強さも、私の心まで貫き通すような熱を帯びた苛烈な瞳も震えるほどに……恋しい。そう。この気持ちは恋しいというものなのだろうと認識した。
「ブランシェ。怖がらせてすまない。大丈夫か」
言葉を返さずただ見つめ続ける私に、アレクシス様は先ほどの瞳とは違ってまるで迷子になった子供のように困惑に揺れる瞳になると、私の頬にそっと手を触れる。
「……はい。大丈夫です」
アレクシス様の熱を再び感じ、私がようやく返事すると彼はほっと表情を和らげた。
「そうか。悪かった」
「いいえ。わたくしの方こそ驚かせてしまい、申し訳ありません」
「いや」
そう言うと私の頬から手を離そうとするので、消えゆく熱を追いかけるようにとっさに彼の手を取る。
「ブランシェ?」
私は何も答えずそのまま目を伏せて彼の手に顔を寄せた。
彼の熱と戸惑いが伝わってくる。
「温かい。アレクシス様の手」
「ブ、ランシェ」
アレクシス様は言葉を詰まらせながら私に呼びかける。
目を開けると、彼の瞳は先ほどの相手を焼き尽くすような瞳ではなくて、自分の身を焦がすような熱を帯びていた。
「アレクシス様」
「っ。ブラン――」
私の呼びかけに応えるように、アレクシス様が名を告げようとしたところで。
「おはようございます奥様、朝です――よっ!?」
扉が開き、元気なライカさんの声が聞こえた。そのまま部屋に入ってくるかと思われたが、彼女は状況に気付いたようだ。
「た、大変失礼いたしましたぁっ!」
大声で謝罪して扉が跳ねるのではと思うくらい音を立てて勢いよく閉めた。
その様子を半ば呆然として二人で見守っていたが、アレクシス様が私に視線を戻すと、少し自嘲するように笑う。
「勘違いされたな」
「夫婦ですから良いのではないですか」
私はいまだに取るアレクシス様の手を震えるように握りしめると、彼は目を見開いた。
「だが……そろそろ起きないとな」
そう言って私の頬から手を離したが、彼の手をつかむ私の手を振りほどくことはしない。
「本日はお休みです。まだ良いのではないでしょうか」
「今日は君と町に行く予定をしている」
「アレクシス様とご一緒に過ごせるのならばどこでも嬉しいです」
アレクシス様が正論を述べて私が反論を繰り返す。
「この場所でも?」
「はい。この場所でも」
低くかすれる声からも熱を感じられて、私の胸を熱くさせる。
「今近づけば君を離せなくなるが」
「離さないでください」
「朝食は」
「我慢します」
アレクシス様はそこでふっと笑みをこぼした。
「そうか。では君をこの腕に抱きたい」
「はい。わたくしもアレクシス様の腕に抱かれたいです」
「君を……愛している」
美しい琥珀色の瞳で私を見つめる。
その瞳に映っている相手は――。
「はい。わたくしもお慕いしております。アレクシス様をお慕いしております」
君ではなく名前を呼んで。
私の名を。
「ブランシェ、愛している」
アレクシス様は私の想いに応えたように残酷な答えで返すと熱い唇を私の唇に重ねた。
名前を呼んで。
私の名を。
――アンジェリカと。
お疲れの中、甘え過ぎで恐縮していたが、それでも足りない夜の分を補ってくれているようで嬉しかった。
そしてようやく月役が明け、ちょうど次の日にアレクシス様がお休みを取れるという日になった時のことだ。
夕食時に告げられたが、体調がいいのなら明日、町に連れて行ってくれるとのことだった。毎日私を抱きかかえてもらって負担を強いているのに、せっかくのお休みまで私に付き合ってもらうのも申し訳がなくて遠慮したが、自分自身がそうしたいのだと言ってくれた。
だから早く明日が来てほしいと思う。
一方で長い夜が続き、朝が来なければという気持ちもある。それは久々にアレクシス様が私の横で眠る時間だから。
「それではアレクシス様、お休みなさいませ」
「ああ。お休み」
就寝時は相変わらず、一定の距離を保たれたまま互いにそれ以上近づくことはない。それは私のわがままであり、アレクシス様のご厚意である。この距離はブランシェではない限り、縮まることがないのだと思うと胸が切り裂かれるように痛む。
すっかり体調を取り戻した今、明日以降はアレクシス様の腕の中ではなく、地に足をしっかりとつけることになるだろう。
抱き上げてくれている時に感じたアレクシス様の力強さも温もりも既に消えて、もう私の中には残っていないのがひどく悲しかった。
今朝はライカさんに起こされるよりも前に目が覚めた。
アレクシス様はいつものごとく私が目覚めるよりも先にベッドから出ているだろうと思われた。
が。
本日は何と隣に人の気配がある。
残念ながらこちらには背を向けていて顔は見えないが、アレクシス様だろう。いや、アレクシス様ではなかったら由々しき事態だが。
私はアレクシス様を起こさぬように、そっと身を起こした。
いつも私の寝姿を見られていると思うが、今日は私が彼の寝姿が見られる。どんな顔で眠っているのだろう。
まだ起きないでと思いながらドキドキしつつ、顔を覗き込もうとした時。
ぐるりと景色が回って気付けばアレクシス様に組み敷かれていた。
私の手首を強くつかんだ彼は私を射抜くような鋭い瞳で見下ろす。それはもしかしたら戦いに身を投じてきた者の条件反射なのかもしれない。
驚きで目を見張ったが、次の瞬間にはアレクシス様は我に返ったように視線の強さを緩めて私から手を離した。
「す、すまない。ブランシェ。寝ぼけていた」
謝罪の言葉を口にするアレクシス様に、どくどくと激しく鼓動が打っている。
私の手首を握りしめた力の強さも、私の心まで貫き通すような熱を帯びた苛烈な瞳も震えるほどに……恋しい。そう。この気持ちは恋しいというものなのだろうと認識した。
「ブランシェ。怖がらせてすまない。大丈夫か」
言葉を返さずただ見つめ続ける私に、アレクシス様は先ほどの瞳とは違ってまるで迷子になった子供のように困惑に揺れる瞳になると、私の頬にそっと手を触れる。
「……はい。大丈夫です」
アレクシス様の熱を再び感じ、私がようやく返事すると彼はほっと表情を和らげた。
「そうか。悪かった」
「いいえ。わたくしの方こそ驚かせてしまい、申し訳ありません」
「いや」
そう言うと私の頬から手を離そうとするので、消えゆく熱を追いかけるようにとっさに彼の手を取る。
「ブランシェ?」
私は何も答えずそのまま目を伏せて彼の手に顔を寄せた。
彼の熱と戸惑いが伝わってくる。
「温かい。アレクシス様の手」
「ブ、ランシェ」
アレクシス様は言葉を詰まらせながら私に呼びかける。
目を開けると、彼の瞳は先ほどの相手を焼き尽くすような瞳ではなくて、自分の身を焦がすような熱を帯びていた。
「アレクシス様」
「っ。ブラン――」
私の呼びかけに応えるように、アレクシス様が名を告げようとしたところで。
「おはようございます奥様、朝です――よっ!?」
扉が開き、元気なライカさんの声が聞こえた。そのまま部屋に入ってくるかと思われたが、彼女は状況に気付いたようだ。
「た、大変失礼いたしましたぁっ!」
大声で謝罪して扉が跳ねるのではと思うくらい音を立てて勢いよく閉めた。
その様子を半ば呆然として二人で見守っていたが、アレクシス様が私に視線を戻すと、少し自嘲するように笑う。
「勘違いされたな」
「夫婦ですから良いのではないですか」
私はいまだに取るアレクシス様の手を震えるように握りしめると、彼は目を見開いた。
「だが……そろそろ起きないとな」
そう言って私の頬から手を離したが、彼の手をつかむ私の手を振りほどくことはしない。
「本日はお休みです。まだ良いのではないでしょうか」
「今日は君と町に行く予定をしている」
「アレクシス様とご一緒に過ごせるのならばどこでも嬉しいです」
アレクシス様が正論を述べて私が反論を繰り返す。
「この場所でも?」
「はい。この場所でも」
低くかすれる声からも熱を感じられて、私の胸を熱くさせる。
「今近づけば君を離せなくなるが」
「離さないでください」
「朝食は」
「我慢します」
アレクシス様はそこでふっと笑みをこぼした。
「そうか。では君をこの腕に抱きたい」
「はい。わたくしもアレクシス様の腕に抱かれたいです」
「君を……愛している」
美しい琥珀色の瞳で私を見つめる。
その瞳に映っている相手は――。
「はい。わたくしもお慕いしております。アレクシス様をお慕いしております」
君ではなく名前を呼んで。
私の名を。
「ブランシェ、愛している」
アレクシス様は私の想いに応えたように残酷な答えで返すと熱い唇を私の唇に重ねた。
名前を呼んで。
私の名を。
――アンジェリカと。
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