36 / 42
第36話 鶴の一声
しおりを挟む
アルナルディ侯爵の問いかけで皆の視線が一斉に集中する。
「エリーゼ。私が」
「大丈夫です」
横のシメオン様が、気遣って膝の上にある私の手に自分の手を重ねてくれた。私は笑顔と共に握り返す。
せっかく侯爵から賜ったお時間だ。言いたいことを言わせていただこう。
「それでは恐れながら申し上げます」
私は頷いてシメオン様の手を離し、一度だけ深呼吸して呼吸を整えると立ち上がり、真っ直ぐにアルナルディ侯爵を見つめた。
「まず、アルナルディ侯爵。あなた様は歩行時や階段の昇降時、つまり体を動かしている時にですが、息切れすることはありませんか。長く続く咳や痰の症状はありませんか」
「…………は?」
目を丸くするアルナルディ侯爵を放置し、私はユジン様に視線を移す。
「次にユジン様。最近、全身倦怠感や食欲不振、体のかゆみはありませんか。手足の痺れ、無気力状態などはありませんか」
「な、何を言っている」
戸惑っているユジン様の問いには答えず、さらにバロン様に視線を移した。
バロン様は、自分は一体何を言われるのだろうという警戒態勢になっていて、少しおかしかった。
「バロン様、あなた様は最近、高熱が出たことはありませんか。関節の激しい痛みを感じたことはありませんか? 足の指に痛みは?」
「な、なぜそれを――」
私はまたバロン様の言葉も構わず、彼から視線を外すと話を続ける。
「僭越ながら、先ほどから皆様の健康状態を観察させていただいておりました。どうやら皆様それぞれ、健康にお悩みを抱えていらっしゃるようですね。それらは皆、日々の生活習慣に原因があります。大変なお仕事を抱え、精神的負担はとても大きいことでしょう。どこかで解消したいお気持ちは十分に理解できます。ですが」
私はアルナルディ侯爵にびしりと人差し指を突きつけた。
「煙草は百害あって一利なし!」
反射的に手で煙草と灰皿を隠して、ぐっと唇を引き締めるアルナルディ侯爵続き、ユジン様やバロン様にも指を突きつける。
「暴飲暴食もまた然り! 今の生活習慣をそのまま続けていますと、遠くない未来、まず間違いなく皆様方」
私はバロン様を見、ユジン様を見、そして最後にアルナルディ侯爵を細めた目で見ながら言った。
「――死にますよ」
私の言葉を最後にしんと静まり返る。
しかし、真っ先に我に返ったユスティーナ様が声を上げた。
「あ、あなた、何と無れ」
「最後にユスティーナ様!」
ユスティーナ様の言葉を遮りながら、顔を引きつらせる彼女を見た。
「わ、わたくしが何よ」
「あなた様はコルセットを強く締め、胸を盛って腰を細く補正されておられますが、強く体を締め付けるコルセットは骨を変形させ、内臓をも損傷させるものです。特にここ」
私はお腹に手を当てる。
「そう。骨盤臓器です。出産に関わる臓器に影響を与え、出生異常、果てには流産の原因となるものです。それはアルナルディ侯爵家の血を継いで行こうとする者として果たして正しい姿でしょうか。答えは単純明快――否! 己の身も守れず、一族の未来を語ろうなど笑止千万。まずはその意識を正していらっしゃい!」
ユスティーナ様にも人差し指を突きつけると、彼女もまたぐっと息を呑んで顔を赤らめた。
再び、部屋に静寂が戻るかと思われたその時。
「ふっ」
唇で吹く空気が抜けるような音が一つ響く。そして。
「ふふっ。ふふふ。ほほほほほっ!」
続いて高らかな女性の声が上がった。シメオン様のお母様、エレノア様の笑い声だ。
それは予想外で、私はびくりと肩が跳ね上がってしまう。困惑してシメオン様を見ると、口元に拳を作って笑いを必死にこらえている彼の姿があった。
「エレノア……」
アルナルディ侯爵がエレノア様を弱々しくもたしなめる声をかけた。
「ふふっ。ふふっ。失礼いたしました。けれどエリーゼさんがあまりにも正論を突きつけるものですから、おかしくなりまして。まさにおっしゃる通りだわ。自分の体の管理もまともにできぬ者たちから聞かされる、一族の存亡をかけるお話など何の説得力がありましょうか。わたくしも彼女同様、あなた方のお話に耳を傾ける気には到底なれませんわね」
エレノア様は笑みを唇に残したまま、私に手のひらを向ける。
「さあ、エリーゼさん。まずはどうぞお座りになって」
「は、はい」
促されて正気に戻った私は、まるで小動物になった気分で慌てて席に着く。ちらりとシメオン様に視線を向けると、まだ笑いを押さえ切れていない様子が見えた。
エレノア様は、私がシメオン様の手の甲をつねりつつ気持ちを落ち着けたところを見計らうと話を再開する。
「ではお話に戻りましょう。皆様が懸念されることはもちろん理解できますわ。夫を支えるべき妻が守られる立場では困る。そう思われるのでしょう。けれどね、男性方――いいえ、女性もね。勘違いしないでいただきたいわ。夫を支えるということは、妻が夫を守っているということでもあるのですよ。ならば夫もまた妻を支え、守る役割を果たすべきです。互いが歩み寄り、信頼関係を築かなければ家庭は破綻しますわ。それは密偵の家系だとしても同じこと。足りぬところがあると言うのならば、補い合わなければなりません。それが夫婦としてあるべき姿です」
互いが歩み寄り、足りないところを補う関係。それが夫婦としてあるべき姿。
私は頭の中でエレノア様の言葉を復唱する。
「わたくしどももかつては通って来た道。彼らは今、その道を一歩踏み出そうとしているのです。先人として静かに見守りながら導いてあげることはできませんか」
エレノア様の言葉に誰も異論を上げようとはしない。上げることはできない。
やがてアルナルディ侯爵はふっと笑った。
「エレノアの言う通りだな。私たちは妻に支えられ、守られている立場であることを決して忘れてはならない。同時に私たちも妻を支え、守る役割を果たさなければならない」
「確かにそうだな。いや。妻にできて、夫にできないことほど不甲斐ないものはない。我々にだってできるに決まっている」
「だが帰ったら……妻にまず礼を言うかな」
ユジン様は苦笑いした後、ごほんと咳払いし、バロン様は少し照れくさそうに頭を掻いた。
「エリーゼ。私が」
「大丈夫です」
横のシメオン様が、気遣って膝の上にある私の手に自分の手を重ねてくれた。私は笑顔と共に握り返す。
せっかく侯爵から賜ったお時間だ。言いたいことを言わせていただこう。
「それでは恐れながら申し上げます」
私は頷いてシメオン様の手を離し、一度だけ深呼吸して呼吸を整えると立ち上がり、真っ直ぐにアルナルディ侯爵を見つめた。
「まず、アルナルディ侯爵。あなた様は歩行時や階段の昇降時、つまり体を動かしている時にですが、息切れすることはありませんか。長く続く咳や痰の症状はありませんか」
「…………は?」
目を丸くするアルナルディ侯爵を放置し、私はユジン様に視線を移す。
「次にユジン様。最近、全身倦怠感や食欲不振、体のかゆみはありませんか。手足の痺れ、無気力状態などはありませんか」
「な、何を言っている」
戸惑っているユジン様の問いには答えず、さらにバロン様に視線を移した。
バロン様は、自分は一体何を言われるのだろうという警戒態勢になっていて、少しおかしかった。
「バロン様、あなた様は最近、高熱が出たことはありませんか。関節の激しい痛みを感じたことはありませんか? 足の指に痛みは?」
「な、なぜそれを――」
私はまたバロン様の言葉も構わず、彼から視線を外すと話を続ける。
「僭越ながら、先ほどから皆様の健康状態を観察させていただいておりました。どうやら皆様それぞれ、健康にお悩みを抱えていらっしゃるようですね。それらは皆、日々の生活習慣に原因があります。大変なお仕事を抱え、精神的負担はとても大きいことでしょう。どこかで解消したいお気持ちは十分に理解できます。ですが」
私はアルナルディ侯爵にびしりと人差し指を突きつけた。
「煙草は百害あって一利なし!」
反射的に手で煙草と灰皿を隠して、ぐっと唇を引き締めるアルナルディ侯爵続き、ユジン様やバロン様にも指を突きつける。
「暴飲暴食もまた然り! 今の生活習慣をそのまま続けていますと、遠くない未来、まず間違いなく皆様方」
私はバロン様を見、ユジン様を見、そして最後にアルナルディ侯爵を細めた目で見ながら言った。
「――死にますよ」
私の言葉を最後にしんと静まり返る。
しかし、真っ先に我に返ったユスティーナ様が声を上げた。
「あ、あなた、何と無れ」
「最後にユスティーナ様!」
ユスティーナ様の言葉を遮りながら、顔を引きつらせる彼女を見た。
「わ、わたくしが何よ」
「あなた様はコルセットを強く締め、胸を盛って腰を細く補正されておられますが、強く体を締め付けるコルセットは骨を変形させ、内臓をも損傷させるものです。特にここ」
私はお腹に手を当てる。
「そう。骨盤臓器です。出産に関わる臓器に影響を与え、出生異常、果てには流産の原因となるものです。それはアルナルディ侯爵家の血を継いで行こうとする者として果たして正しい姿でしょうか。答えは単純明快――否! 己の身も守れず、一族の未来を語ろうなど笑止千万。まずはその意識を正していらっしゃい!」
ユスティーナ様にも人差し指を突きつけると、彼女もまたぐっと息を呑んで顔を赤らめた。
再び、部屋に静寂が戻るかと思われたその時。
「ふっ」
唇で吹く空気が抜けるような音が一つ響く。そして。
「ふふっ。ふふふ。ほほほほほっ!」
続いて高らかな女性の声が上がった。シメオン様のお母様、エレノア様の笑い声だ。
それは予想外で、私はびくりと肩が跳ね上がってしまう。困惑してシメオン様を見ると、口元に拳を作って笑いを必死にこらえている彼の姿があった。
「エレノア……」
アルナルディ侯爵がエレノア様を弱々しくもたしなめる声をかけた。
「ふふっ。ふふっ。失礼いたしました。けれどエリーゼさんがあまりにも正論を突きつけるものですから、おかしくなりまして。まさにおっしゃる通りだわ。自分の体の管理もまともにできぬ者たちから聞かされる、一族の存亡をかけるお話など何の説得力がありましょうか。わたくしも彼女同様、あなた方のお話に耳を傾ける気には到底なれませんわね」
エレノア様は笑みを唇に残したまま、私に手のひらを向ける。
「さあ、エリーゼさん。まずはどうぞお座りになって」
「は、はい」
促されて正気に戻った私は、まるで小動物になった気分で慌てて席に着く。ちらりとシメオン様に視線を向けると、まだ笑いを押さえ切れていない様子が見えた。
エレノア様は、私がシメオン様の手の甲をつねりつつ気持ちを落ち着けたところを見計らうと話を再開する。
「ではお話に戻りましょう。皆様が懸念されることはもちろん理解できますわ。夫を支えるべき妻が守られる立場では困る。そう思われるのでしょう。けれどね、男性方――いいえ、女性もね。勘違いしないでいただきたいわ。夫を支えるということは、妻が夫を守っているということでもあるのですよ。ならば夫もまた妻を支え、守る役割を果たすべきです。互いが歩み寄り、信頼関係を築かなければ家庭は破綻しますわ。それは密偵の家系だとしても同じこと。足りぬところがあると言うのならば、補い合わなければなりません。それが夫婦としてあるべき姿です」
互いが歩み寄り、足りないところを補う関係。それが夫婦としてあるべき姿。
私は頭の中でエレノア様の言葉を復唱する。
「わたくしどももかつては通って来た道。彼らは今、その道を一歩踏み出そうとしているのです。先人として静かに見守りながら導いてあげることはできませんか」
エレノア様の言葉に誰も異論を上げようとはしない。上げることはできない。
やがてアルナルディ侯爵はふっと笑った。
「エレノアの言う通りだな。私たちは妻に支えられ、守られている立場であることを決して忘れてはならない。同時に私たちも妻を支え、守る役割を果たさなければならない」
「確かにそうだな。いや。妻にできて、夫にできないことほど不甲斐ないものはない。我々にだってできるに決まっている」
「だが帰ったら……妻にまず礼を言うかな」
ユジン様は苦笑いした後、ごほんと咳払いし、バロン様は少し照れくさそうに頭を掻いた。
0
お気に入りに追加
231
あなたにおすすめの小説
【完結】どうして殺されたのですか?貴方達の愛はもう要りません
たろ
恋愛
処刑されたエリーゼ。
何もしていないのに冤罪で……
死んだと思ったら6歳に戻った。
さっき処刑されたばかりなので、悔しさも怖さも痛さも残ったまま巻き戻った。
絶対に許さない!
今更わたしに優しくしても遅い!
恨みしかない、父親と殿下!
絶対に復讐してやる!
★設定はかなりゆるめです
★あまりシリアスではありません
★よくある話を書いてみたかったんです!!
「お前を妻だと思ったことはない」と言ってくる旦那様と離婚した私は、幼馴染の侯爵から溺愛されています。
木山楽斗
恋愛
第二王女のエリームは、かつて王家と敵対していたオルバディオン公爵家に嫁がされた。
因縁を解消するための結婚であったが、現当主であるジグールは彼女のことを冷遇した。長きに渡る因縁は、簡単に解消できるものではなかったのである。
そんな暮らしは、エリームにとって息苦しいものだった。それを重く見た彼女の兄アルベルドと幼馴染カルディアスは、二人の結婚を解消させることを決意する。
彼らの働きかけによって、エリームは苦しい生活から解放されるのだった。
晴れて自由の身になったエリームに、一人の男性が婚約を申し込んできた。
それは、彼女の幼馴染であるカルディアスである。彼は以前からエリームに好意を寄せていたようなのだ。
幼い頃から彼の人となりを知っているエリームは、喜んでその婚約を受け入れた。二人は、晴れて夫婦となったのである。
二度目の結婚を果たしたエリームは、以前とは異なる生活を送っていた。
カルディアスは以前の夫とは違い、彼女のことを愛して尊重してくれたのである。
こうして、エリームは幸せな生活を送るのだった。
旦那様に離婚を突きつけられて身を引きましたが妊娠していました。
ゆらゆらぎ
恋愛
ある日、平民出身である侯爵夫人カトリーナは辺境へ行って二ヶ月間会っていない夫、ランドロフから執事を通して離縁届を突きつけられる。元の身分の差を考え気持ちを残しながらも大人しく身を引いたカトリーナ。
実家に戻り、兄の隣国行きについていくことになったが隣国アスファルタ王国に向かう旅の途中、急激に体調を崩したカトリーナは医師の診察を受けることに。
愛されなかった公爵令嬢のやり直し
ましゅぺちーの
恋愛
オルレリアン王国の公爵令嬢セシリアは、誰からも愛されていなかった。
母は幼い頃に亡くなり、父である公爵には無視され、王宮の使用人達には憐れみの眼差しを向けられる。
婚約者であった王太子と結婚するが夫となった王太子には冷遇されていた。
そんなある日、セシリアは王太子が寵愛する愛妾を害したと疑われてしまう。
どうせ処刑されるならと、セシリアは王宮のバルコニーから身を投げる。
死ぬ寸前のセシリアは思う。
「一度でいいから誰かに愛されたかった。」と。
目が覚めた時、セシリアは12歳の頃に時間が巻き戻っていた。
セシリアは決意する。
「自分の幸せは自分でつかみ取る!」
幸せになるために奔走するセシリア。
だがそれと同時に父である公爵の、婚約者である王太子の、王太子の愛妾であった男爵令嬢の、驚くべき真実が次々と明らかになっていく。
小説家になろう様にも投稿しています。
タイトル変更しました!大幅改稿のため、一部非公開にしております。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
公爵夫人の微笑※3話完結
cyaru
恋愛
侯爵令嬢のシャルロッテには婚約者がいた。公爵子息のエドワードである。
ある日偶然にエドワードの浮気現場を目撃してしまう。
浮気相手は男爵令嬢のエリザベスだった。
※作品の都合上、うわぁと思うようなシーンがございます。
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。
束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。
だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。
そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。
全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。
気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。
そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。
すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。
完結 そんなにその方が大切ならば身を引きます、さようなら。
音爽(ネソウ)
恋愛
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる