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第160話 逃げたイーグル
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「な、何だそれ…」
「嬢ちゃんこの状況わかってるよな?」
「遊びじゃないんじゃぞ!」
やはり来たブーイング。
「何がでありますか!?」
「それ、ベルちゃんの趣味なんですか?」
「文句あるでありますか!!」
あれ?
アリシアはもしやと思い手鏡を取り出すとベルに見せてみた。
「ベルちゃん。その姿が設計通りなのかしら?」
「もちろんでありま…ぎょえぇぇぇぇ!?」
ベルは声を上げた。
「な、な、な、何でありますか!?これは!?私の設計図とまるで違うでありますよ!!」
ベルは設計図を取り出した。
確かにウサギはベースだが確かにヒーロー寄りのまともなデザインだった。
「いや俺たちに言われてもな…」
「私はこんな着ぐるみを設計した覚えは無いであります!!」
「グワァァァァ!」
雄叫びを上げるパパラッチャイーグル。
あーだこれ言ってるウチに復活したのだ。仕返しにと再び飛び上がり竜巻を放つ。
「いけね忘れてた!?」
「うわ!であります!」
ベルが飛び上がると凄い高さで飛び上がりパパラッチャイーグルの背中に落ちた。
「何!?」
「ふざけた格好だが性能は飛んでたな!」
マジかよあんな見た目ですごいな。
「計算通りであります!」
嘘つけ!!
「次はこれであります!」
ベルは別の宝石を取り出すとブレスレットの宝石を取り外し交換した。
サメ!着ちゃうよ!
今度は青いサメ?のエネルギーが飛び出しベルの身体にのしかかると弾け飛びベルは違う姿になった。
「サメフォームであります!」
貴方は何処?そこにいる?イルカ!イルカ!
「サメじゃなーい!イルカよイルカ!!」
ベルは手足が水かきで尾鰭と海水パンツが宝石でイルカの被り物を被った姿になった。
「あれ?サメじゃないであります!!」
「グワァァァァ!」
パパラッチャイーグルはベルを背から落とした。
「うわぁぁでありますー!!」
モケモケチェーンジ!
ベルの足がくっつき頭と着ている着ぐるみが合わさりイルカのような型を取ると優雅に泳ぎ始めた。しかも空中を。
「あらま!計算通りであります!」
「何でもありだな」
「つか今のうちに!」
涼は再び引き金を引くとパパラッチャイーグルの翼を再び射抜いた。
射抜かれたパパラッチャイーグルはバランスを崩して落ちた。
「でわ私も!」
リアは獣人化して飛び上がると渡されたハンマーを上に掲げるとハンマーはどんどん巨大になる。
リアは巨大化したハンマーをはいつくばるパパラッチャイーグルの脳天に叩き込んだ。
「グワァァァァ!」
パパラッチャイーグルは痛みにもがき始めた。
「よし今じゃ!わしがパパラッチャイーグルに語りかけて記憶を呼び覚ますからお主達はもう少し時間を稼ぐんじゃ!」
「あいよ!」
「了解!」
涼と信道はとにかくパパラッチャイーグルに攻撃する。
「私も今度こそであります!」
フォックス!
ベルは着地し宝石を交換した。
灰色のエネルギーが飛び出しベルにのしかかる。
灰色のエネルギーは弾け飛ぶ。
はいよーん!はやーい!待っててばーコヨーテ!
灰色の毛皮に手足にたれた長い尻尾になんか頼りない顔の動物の着ぐるみが装着された。
「あれ?コヨーテでありますか??」
「さっきから全然違う動物になっていませんか?ベルちゃん?」
確かにそうだ。オオカミじゃなくてコヨーテになってしまっていた。
「だぁーー!何で違う動物でありますか!!」
ベルは頭に血が上り懐から斧を取り出した。
武器はどうよら大丈夫らしい。
「ザックマサカリであります!行くであります!ぐぇ!」
ベルはマサカリを持ったまま倒れた。
「な、何でありますか!!」
マサカリが持ち上がってなかった。
「なんでであります!!」
説明しようコヨーテはオオカミの仲間だが力は余りないのだその分身軽で速いが腕力は実はなかったのだこのフォーム。
「そんなぁーーであります!」
「グワァァァァ!」
パパラッチャイーグルが放った羽根がベルに向かって飛んできて命中した。
「うわー!」
ベルはコヨーテのごとく速く交わした。
しかし、マサカリはぐるぐる回りながらあろうことかパパラッチャイーグルの繋がれた鎖に当たり鎖がこわれてしまった。
「え?」
「何じゃと!?」
まだ準備しとらんのに!?
「グワァァァァ!」
パパラッチャイーグルは眩く輝きながら飛び上がり天井を貫き外へ向かっていった。
「嬢ちゃんこの状況わかってるよな?」
「遊びじゃないんじゃぞ!」
やはり来たブーイング。
「何がでありますか!?」
「それ、ベルちゃんの趣味なんですか?」
「文句あるでありますか!!」
あれ?
アリシアはもしやと思い手鏡を取り出すとベルに見せてみた。
「ベルちゃん。その姿が設計通りなのかしら?」
「もちろんでありま…ぎょえぇぇぇぇ!?」
ベルは声を上げた。
「な、な、な、何でありますか!?これは!?私の設計図とまるで違うでありますよ!!」
ベルは設計図を取り出した。
確かにウサギはベースだが確かにヒーロー寄りのまともなデザインだった。
「いや俺たちに言われてもな…」
「私はこんな着ぐるみを設計した覚えは無いであります!!」
「グワァァァァ!」
雄叫びを上げるパパラッチャイーグル。
あーだこれ言ってるウチに復活したのだ。仕返しにと再び飛び上がり竜巻を放つ。
「いけね忘れてた!?」
「うわ!であります!」
ベルが飛び上がると凄い高さで飛び上がりパパラッチャイーグルの背中に落ちた。
「何!?」
「ふざけた格好だが性能は飛んでたな!」
マジかよあんな見た目ですごいな。
「計算通りであります!」
嘘つけ!!
「次はこれであります!」
ベルは別の宝石を取り出すとブレスレットの宝石を取り外し交換した。
サメ!着ちゃうよ!
今度は青いサメ?のエネルギーが飛び出しベルの身体にのしかかると弾け飛びベルは違う姿になった。
「サメフォームであります!」
貴方は何処?そこにいる?イルカ!イルカ!
「サメじゃなーい!イルカよイルカ!!」
ベルは手足が水かきで尾鰭と海水パンツが宝石でイルカの被り物を被った姿になった。
「あれ?サメじゃないであります!!」
「グワァァァァ!」
パパラッチャイーグルはベルを背から落とした。
「うわぁぁでありますー!!」
モケモケチェーンジ!
ベルの足がくっつき頭と着ている着ぐるみが合わさりイルカのような型を取ると優雅に泳ぎ始めた。しかも空中を。
「あらま!計算通りであります!」
「何でもありだな」
「つか今のうちに!」
涼は再び引き金を引くとパパラッチャイーグルの翼を再び射抜いた。
射抜かれたパパラッチャイーグルはバランスを崩して落ちた。
「でわ私も!」
リアは獣人化して飛び上がると渡されたハンマーを上に掲げるとハンマーはどんどん巨大になる。
リアは巨大化したハンマーをはいつくばるパパラッチャイーグルの脳天に叩き込んだ。
「グワァァァァ!」
パパラッチャイーグルは痛みにもがき始めた。
「よし今じゃ!わしがパパラッチャイーグルに語りかけて記憶を呼び覚ますからお主達はもう少し時間を稼ぐんじゃ!」
「あいよ!」
「了解!」
涼と信道はとにかくパパラッチャイーグルに攻撃する。
「私も今度こそであります!」
フォックス!
ベルは着地し宝石を交換した。
灰色のエネルギーが飛び出しベルにのしかかる。
灰色のエネルギーは弾け飛ぶ。
はいよーん!はやーい!待っててばーコヨーテ!
灰色の毛皮に手足にたれた長い尻尾になんか頼りない顔の動物の着ぐるみが装着された。
「あれ?コヨーテでありますか??」
「さっきから全然違う動物になっていませんか?ベルちゃん?」
確かにそうだ。オオカミじゃなくてコヨーテになってしまっていた。
「だぁーー!何で違う動物でありますか!!」
ベルは頭に血が上り懐から斧を取り出した。
武器はどうよら大丈夫らしい。
「ザックマサカリであります!行くであります!ぐぇ!」
ベルはマサカリを持ったまま倒れた。
「な、何でありますか!!」
マサカリが持ち上がってなかった。
「なんでであります!!」
説明しようコヨーテはオオカミの仲間だが力は余りないのだその分身軽で速いが腕力は実はなかったのだこのフォーム。
「そんなぁーーであります!」
「グワァァァァ!」
パパラッチャイーグルが放った羽根がベルに向かって飛んできて命中した。
「うわー!」
ベルはコヨーテのごとく速く交わした。
しかし、マサカリはぐるぐる回りながらあろうことかパパラッチャイーグルの繋がれた鎖に当たり鎖がこわれてしまった。
「え?」
「何じゃと!?」
まだ準備しとらんのに!?
「グワァァァァ!」
パパラッチャイーグルは眩く輝きながら飛び上がり天井を貫き外へ向かっていった。
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