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第140話 蹴散らせ軍隊

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「何ですって!?勇者様達が!!」

睡眠(スリープ)宝石で眠らされていたアンジェラ女王が声を上げた。
リアによって眠らされていたアンジェラ女王はゴライ木の根から出発した馬車で横になっていたが馬車の乗り心地の悪さからか目を覚まし自体を共に乗っていた兵士に聞いたのだ。
ゴライ木の根は空洞になっており海水を遮断しトンネルみたいになっておりこの道を使いレジスタンス達は避難しているのだ。
だがまだ全員避難は出来ていない。

ドカン!

外から響く大砲の音とゴライ木に当たり響く樹木内。

「くっ!やはりいくらゴライ木であってもキツイですか!」

アンジェラ女王を乗せた馬車は走る。馬車の中アンジェラ女王はただ涼達の無事を祈る以外今は出来なかった。


ゴライ木に巨大な剣をぶつける巨人型魔宝獣、
海を渡りゴライ木まで来てしまったのだ。
巨人型魔宝獣がもう一度武器を振りかざした瞬間。

「ワニ!」
隙やりじゃあ!

オレンジのガーネットが水と朝日で輝く巨大なガーネットの宝石獣であるワニ爺から海中から飛び出し巨人型魔宝獣を海中に引きずり込んだ。

「触るでない!」

群がる魔宝獣達を右の槍で一突きのブラキオダイオウ。
貫かれた魔宝獣は大爆発を起こした。

「たわいも無い。所詮は量産か」
「ワニ!」
さすがじゃ頭。
「当たり前だ。我を誰と思っている!」
「よしブラキオ、ワニ爺。ここは頼んだよ!」
「任せておけ。行ってこい!」
「ワニ!」
行け鼻垂れ小僧。

コハクはブラキオダイオウのコックピットから飛び出すとブラキオダイオウに向かって来ている兵士達に飛び込んでいく。

「動物化(ビースト)!」

コハクは空中で虎に身体の作りを変え兵士達の上にのしかかる。

「うわあ!!」
「ガオッ!」

動物化したコハクは雄叫びを上げるとグローブの爪を伸ばし陸に降り立ち構える。

「この亜人風情が!!」
「殺してしまえ!!」
「やれるもんならやってみな!ガオッ!」

身体大きさは変わらないとはいえ、コハクくらのサイズでも現実の虎に換算すればそれはキングサイズの虎である。
コハクは振りかざされた剣をヘルメットの牙で噛み砕き前足で兵士を切り裂き尻尾を伸ばしムチの様に使い周りの兵士達を次々と薙ぎ払う。

「ガオッ!!」

コハクは雄叫びをあげながら兵士達に突進していき武器で応戦しようとする兵士達は逆に巨体で吹っ飛ばされ地面に激突した。

「獣人化(ワービースト)!」

動物化したコハクが立ち上がり上半身が筋肉質になり下半身が太くなる。獣人化は格闘形態でスピードは落ちるがパワーは一気に跳ね上がるのだ。

「オラオラ!」

コハクは後ろ足で地面を蹴り一気にタックルすると兵士達をボーリングのピンみたく吹っ飛ばす。
さらにコハクはブラキオが放り投げた魔宝獣の足を掴むとなんと持ち上げた。

「ま、まさか!?」
「逃げろ!」

兵士はまさかと思って逃げ出す。

「逃すかーー!!」

コハクは持ち上げた巨人型の魔宝獣を風車の様にぐるぐるとぶん回すと周りにいた兵士達は次々と巻き込まれ倒されていく。巻き込まれた兵士達は皆恐らく複雑骨折はしただろう。
最後にコハクは巨人型魔宝獣を空へ放り投げると巨人型魔宝獣は見事に艦隊に突き刺さり空で大爆発した。

「ひっ!!」
「まだやるかい?」
「引け!引け!」

兵士達はコハクに怖気ついてしまい逃げ出す。
しかし…

「はい。いらっしゃいませ」

リアはそう言って装備したパキケファログローブを地面に叩きつけると地割れを起こすと逃げてきた兵士達が次々と落ちていく。
獣人化したコハクがリアに近づく。

「えげつないなリア…」
「とりあえず動きは止めたからいいじゃない」

いやこれは乱暴すぎだろ。

「放て!」

兵士がそう言ってリアに大砲を放つ。

「すう~はぁぁぁぁ!」

リアはそれを右フックでなんと打ち返した。

「か、回避!!」

ドッカーン!!

飛んできた大砲の弾が地面で爆発し大砲を撃った兵士達は逆に爆発に巻き込まれた吹っ飛んだ。

「今の私にそんな玩具が見えない訳ないでしょ!栗鼠の耳の良さを舐めないで下さい!」

リアは獣人化すると体がすらっと伸び長くなりナイスバディになる。この姿はただの色気要素ではなく単純な五感強化の姿で身体能力が一気に跳ね上がるのだ。

「コハク。ちょっと銃かして!」
「はいはい」

コハクはトリケラキャノンを取り出しリアに渡した。
リアは右にトリケラキャノンを左にパキケファログローブを装備した。
コハクは再び動物化するとリアを背に乗せた。

「突撃よコハク!」
「ガオッ!」

コハクはリアを乗せたまま兵士達に突進していく。
兵士達は剣と槍を構え突っ込んでくる。
互いにぶつかる瞬間リアはコハクから離れ高くジャンプすると身体を捻りながら空中を美しく舞うとトリケラキャノンを上空から連射する。
弾は全て斑鳩の兵士達に直撃し倒していく。

「うわ!!」
「ぐは!」
「何故あんな体制から!?うわ」

リアはくるくる回りながら着地した。

「凄いなリア」

コハクは元の姿に戻りリアに近づく。

「五感強化は凄いです!」
「僕だってパワーアップしただろ!!」

2人がそう言っているとそらの戦艦が2人に狙いを定めていた。

「馬鹿め空から狙われてるとは知らず!」
「放て!」

戦艦からビーム砲が放たれたが、ピンク色の宝石獣が硬いダイヤの頭でビームを弾くと高くジャンプし戦艦を叩き落とすとその上に乗っかりジャンプしぺしゃんこにした。

「パッキー!ありがとう!」
「パッキー!」
久々に暴れるよ!

「よーし負けるなマリケラ!」
「ケラ!」
よーし!僕も!!

マリケラは地上からビームを放ち戦艦をどんどん落としていく。パッキーはジャンプし戦艦から戦艦へ飛び移りながら地上へどんどん落としていき落ちた戦艦をすかさずペシャンコにするとまたジャンプする。

コハクとリアも元に戻ると宝救剣を取り出し勇者石をはめ込み持ち手のグリップを引く。

「「宝救剣!ダブルカラットフィニッシュ!」」

リアとコハクの剣から恐竜のエネルギーが飛び出し周りを取る囲んだ兵士達を全て薙ぎ払うが次から次へと武器を持って湧いてくる。

「やっぱ七万は多いか…」
「でも、やるしかないわよ!」
「そうだな…」

コハクは右肩をさする。

「大丈夫?」
「ああ。なんとかね」

コハクは剣を構えると向かって来た兵士をなき払い斬りつける。

「無理はしないでよ!」
「そっちもな!」
「さあ、行くわよ!」
「オウ!」

2人はそう言って分かれると再び向かって行く。

一方こちらは翼を広げ空からラプトルバンカーを伸ばし地上の兵士達を一掃するルーガル。

「我輩は偉大なる龍の末裔なり!もう蜥蜴とは言わせませぬぞ!!」
「いや、誰も言ってないけどな!」

カイエンは鎌を振り回して敵をなぎ払う。
カイエンは鎌をぐるぐる回すと黒いエネルギーが中央に集まっていく。

「深淵の黒渦(アビスツイスト)!」

黒い竜巻が鎌から放たれ兵士達はどんどん飲み込まれていく。ブラックホールと竜巻を合わせた技だ。

「カイエン殿さすがです!」

ルーガルも槍を一旦引っ込めると両手から火球を作り出すと二つの火球を合わせそのまま地面に放つ。

「龍火炎(ドラゴンファイヤー)!」

空から放たれた火炎放射がまるで竜の吐く炎の様な勢いで辺り一面を焼き尽くす。

「この分なら片付きますぞ!」
「いや、数が数だからな…消耗戦はキツイ。それに…」

巨大な拳を振り翳す巨人型の魔宝獣。
カイエンは頭がエネルギーの馬を呼び出しまたがりルーガルは翼を広げ飛び上がり2人は空へ逃げた。

「魔獣までいるからな」
「また来ましたぞ!」

下からは矢の雨である。
カイエンは槍を振り回してカイエンも鎌を一振りし全て蹴散らした。

「俺たちに喧嘩売った事後悔させてやるよ!」
「我ら名コンビに敵うもの無し!」
「放て!」

兵士達は懲りずに矢の雨を放ち更には大砲まで撃ってきた。

「ルーガル!」
「わかっております!」

ルーガルがヘルメットのみを一旦解除するとルーガルの口から凄まじい炎が放たれ巨大な炎の壁を作り出す。

「炎の防壁(ファイヤサークル)!」

更にそのまま回転し炎の渦で放たれた矢は全て燃えて灰になり大砲の弾さえ溶けて爆発し2人にはまるで当たらない。
ルーガルは再びヘルメットを着用すると剣を取り出す。

「はあ!!」

ルーガルは空から剣の刃のみを伸ばすと蛇の様にどんどん伸ばすと蛇行しながらジャバラソードの様に伸びると兵士達を斬りつけ倒していく。

「オラよ!」

カイエンは鎌を投げるとブーメランの様に回転しながら斑鳩の兵士達を斬りながらカイエンの手に戻って来た。
兵士達は泡を吹きながら倒れていく。

「死神の鎌は当たったら死ぬぞ」

斑鳩の兵士達は顔が真っ青になり皆逃げていく。

「やりましたな!」
「これで引き下がってくれればいいんだがな」

なんて言っていると巨人型の魔宝獣がカイエン達に攻撃してくると地面から飛び出たラルトルが尻尾の槍を伸ばし魔宝獣の顔に貫通させ倒す。
魔宝獣は倒れると地面にいた兵士達は巻き込まれた。

「ギャオ!」
よそ見してんじゃねーよバーカ!
「口悪いなお前は…」

ラルトルは本当に口が悪い。

「テゴー!」
発射ー!

オニステは背広を広げると尻尾を前に折りたたむとボウガンの様になりエネルギーの矢を一本空に向かって放つ。
放たれた矢は無数に分裂しエネルギーの矢が雨あられの様に上空の戦艦に降り注ぐ。
戦隊は次々と爆発し墜落していく。

「いいぞオニステ!」
「さすがですな!!」
「おっと!」

カイエンは飛んできた火炎を馬から飛び降り剣で叩っ斬ると着地した。

「魔宝使いまでいましたか!」
「治癒使われると面倒だ。先に潰すぞ!」
「行きますぞ!」

2人は魔宝使いの方へ走る。
斑鳩の治療専門の術者達を守るために剣と槍を構えて突っ込んでくる兵士達。
カイエンは追ってきた馬に乗り込みルーガルは地面すれすれで低空飛行する。

「ルーガル!」
「お願いしますぞカイエン殿!」
 
カイエンは低空飛行しているルーガルの背中に飛び乗ると鎌を構えると鎌にエネルギーが溜まっていく。

「大車輪!」

カイエンが横に鎌を振り翳すとエネルギーの刃が三日月状で放たれぐるぐる回りながら兵士達を切斬り裂いた。

「オラよ!」
「こめん!」

2人は魔宝使いを一網打尽にする。
だがまた兵士達が次々と武器を構えて襲いかかってくる。
ラルトルとオニステは魔宝獣と戦艦相手にしていて手が回らない為雑魚はやるしかない。

「たく、もういい加減にしろよ!!」
「お主らは何故あのような悪逆皇帝なんぞに加担する!」
「ジュリアン陛下は正義だ。貴様達怪物は悪だ。故に死ね!」

何を言っても無駄みたいだな。
カイエンは鎌で切り裂くと泡を吹いて倒れた。

「こやつらは馬鹿ですか?」
「お前に言われちゃお終いだな…」

やれやれ。
2人は再び武器を片手に斑鳩の兵士達に向かっていく。


「雷酒一撃!」
「ティラノファング!」
 
信道の雷の弾丸をティラノファングで噛みつき粉砕する涼。
2人は右に剣を構えて左には涼はティラノファングを信道は濁酒銃を構える。
2人は互いに撃ち合い弾き合い接近すれば剣をぶつけ合う。

カキン、カキンと互いの剣がぶつかり合い火花を散らす。

「のぶさん、もう止めてくれ!仲間同士でやり合う理由なんかないだろ!!」
「涼お前は甘い!!」

信道はそう言って剣を弾くとすかさず濁酒銃から弾を連射する。
涼は剣で斬り裂きティラノファングで防ぎながら信道に突っ込んで行く。
途中斑鳩の兵士達が割り込み涼を斬りに来たが涼はしなやかな動きで下をくぐり交わすとティラノファングで兵士を殴り吹っ飛ばしジャンプしそのまま信道に突っ込んで行く剣を振り翳す。

「邪魔が入るな!」
「もう止めてくれよ!!」
「腹をくくれ涼。俺はお前の敵だ!」

信道はそう言って涼の腹を蹴り飛ばす。

「ぐは!」

涼は吹っ飛ばされ転がる。

「来いお前達!」

信道がそう言うと空から暗 アンキロを掴んで飛んできたゴルーケンとカブトとイカちゃんがこっちへ飛んできた。

「アーアー!」

ゴルーケンはアンキロを降ろすと口から雷を放ち涼を攻撃した。

「うわ!」
「ゴルーケン!なんて事するんだ!!」
「キロ!」
「キー!」

アンキロとカブトがマリケラとパッキーに向かってくると、アンキロは尻尾の鉄球を飛ばしてパッキーをぶっ飛ばす。

「パッキー!止めてアンちゃん!!」
「よせ来るなカブト!」

カブトはマリケラに自慢の角を突き刺さすと空へ方りさ上げゴルーケンが口から雷を放ちマリケラを攻撃した。

「マリケラ!」
「くーくー!」

イカちゃんもイカ墨を放ちコハクとリアを閉じ込めるとイカ墨が爆発した。

「うわ!」
「きゃあ!」

2人は爆発に巻き込まれる。

「お前達!!」
「涼。本気で行くぞ!ゴルーケン」
「アーアー!」

ゴルーケンは鳴き声をあげながら信道をコックピットへ転送した。

「宝石合体!」

信道の掛け声に合わせ4体の宝石獣達はその身体をバラバラにする。アンキロの甲羅が前にくると胴体からジョイントが飛び出してそこに身体を二分割したカブトが両手なりゴルーケンの翼が足になりアンキロに合体していく。
カブトの腹部のパーツは合わさり長い持ち手になりそこにイカちゃんが合体し巨大な剣になる。足はその周りにくっつき持ち手になる。ゴルーケンの身体は下半身背中上半身とくっついていき装甲になり最後に頭から顔が現れ頭部になり合体しエンカイオーが完成した。

「完成…エンカイオー!」

エンカイオーはイカ大剣を構えてラルトルとオニステに斬りにかかる。

「ギャオ!」
「テゴー!」

2体は薙ぎ払われた。

「オニステ!」
「ラルトル!」

2人は声を上げる。

「のぶさんアンタ」
「かかって来いよ。涼!」
「クッソがっ!!来いルビティラ!」

涼の呼びかけに応えて兵士達を蹴散らしながら涼の元へ駆けつけるルビティラ。

「涼行くティラ!」
「おうよ!」

ルビティラは赤く光ると変身すると涼をコックピットへ入れるとそのまま単独で人型になる。

「行くぞ!ホウキュウオーS(シングル)!」

ホウキュウオーは尻尾が変形した剣を構えエンカイオーにぶつかって行った。
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