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第7話 疾風の戦士
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「痛い痛い!」
涼達は宝石ワニに見事やられて怪人まで逃してしまった。
「傷に効く薬草ですぞ!しみますが我慢を!」
ルーガルが涼達の手当てをしている。
「すみません、助ける筈が私達が助けて頂いてしまって」
「いえいえ勇者様達のおかげで我々も逃げる時間稼ぎができましたから」
無事だった他のリザードマン達がやられていた仲間と涼達を救い今沼の近くの森林でキャンプをしている。
「ところで、あのワニの宝石獣はいったい?」
「アレは我々も知らないんですよ」
「ああ、あんなにデカイ宝石獣が我々の沼地に居たなんて初耳でしたから」
リザードマン達も知らなかったってことか…
しかし、何だったんだあのワニは?ルビティラ達とは違う爬虫類の宝石獣なんて初めて見たぜ。
いや、恐竜も爬虫類か…
「アレは先代の勇者の宝石獣じゃな」
暗闇の奥から白髪で髭を生やしたリザードマンが現れた。
「長老様!」
長老様って髭生やした蜥蜴じゃん…ん?
「先代の勇者だって!?」
「長老さん、先代の勇者と言うのは?」
「1世紀前に居た勇者が使っていた宝石獣があのワニだ」
1世紀前って100年前!?
「その頃から勇者がいたのか?」
「ああ、居た…確かに居た…だが」
だが何だよ?
リザードマンの長老は深刻な顔をして語る。
「先代の勇者はどうしようもない無い輩だと聞いた…」
え?どうしようもない輩?勇者なのに?
「何だよその話は?」
「これ以上はワシも解らない、何せワシは当時子供だったからな…父より聞いた話だ…」
先代の勇者にその相棒だった宝石獣のワニ…あーもうわけわからん…
「しかし、先代の勇者か…」
「どうしようない輩と言ってましたよね?」
「お前達、なんか知らないか?」
場所の中亜空間で岩を食べている宝石獣達。
「ケラ!」
僕は当時卵でしたからとマリケラ。
宝石獣って卵から生まれるのか??
「パッキー」
まだ生まれてなーいとパッキー。
この時点でこいつは子供だからな。
てことは知ってるとしたら。
俺は部屋から出て焚き火の前で横になってるルビティラの元へいく。
「ルビティラ、お前さ前の勇者の事何か知らないか?」
「…」
ルビティラはだんまり。
「あれ?寝ちゃったのか?」
まあ、明日聞けばいいか。
ん?
森の奥から何か聞こえる?
俺は松明を片手に音の方へ向かう。
「はぁーー!」
リザードマンの若者、ルーガルが闇の中で槍を片手に動き回っている。
修行をしているのだ。
ルーガルはこの暗闇の中で吊るした丸太に槍を当てている。当てては飛びまた別の吊るした丸太に槍を当てている。
この暗闇の中で槍を当てるなんて!スゲェなアイツ。
「何奴! 」
ルーガルが槍を放つと木に当たる。
「危ないな!」
「おお!勇者殿か!すまなかったな」
「いや俺もな!」
ルーガルに槍を渡す。
「いつもこんな闇の中で修行してるのか?」
「ああ、我輩も兄者や父上に追いつきたくてな!」
俺とルーガルは焚き火を起こし。
村で貰った魚の干物を軽く炙り食べている。
「うん、実に美味い!」
「悪かったな蜥蜴呼ばわりして」
「過ぎた事だ勇者殿!気にするな」
こいつ、チョロい感じするのに中々真面目なんだな。
「なあ、お前何であんな所で倒れていたんだ?
」
「それは、兄者達にお前は足手まといと言われて
しまい助けを探している最中だったのだ」
「足手まとい?」
「我輩は生まれつき小さくてな、一族の中でも一番小さい故に落ちこぼれなのだ」
リザードマンは身体が大きいこそが男の中の男と称され勇者とも崇められる存在だ。
普通のリザードマンは鍛えられた身体と太い尻尾を武器に戦う戦士なのだ。
「アレで落ちこぼれって…多種族の世界も色々あるんだな。」
「その途中転んで勇者殿に踏まれたのだ…」
て、転んだだけかよ!
つか話が脱線した…
「あんなに速く動けるのに落ちこぼれなのか?」
「ああ、リザードマンに速さは不要…力と大きさが全ての世界だ」
リザードマンは硬い鱗と大きな体で戦う部族の一族。そして竜の血が流れているのだ故に小さい我輩はどうしても歯が立たない。
「落ち込む事はないぜ!速いってのは特撮じゃなくてはならない逸材なんだぜ!」
「とくさつ?何だそれは?」
「俺の世界のヒーロー達だ!」
まあお芝居だが。
「ヒーロー…我輩の取り柄が」
「ああ、速いからこそ出来る事がある!その集大成がヒーローだ!」
戦隊には必ずいる速さ要員、主にグリーンが務めるポジションだ。敵を撹乱して斬りつけて仲間に繋げるそれがグリーンだ。
「お前はグリーンの素質がある!だから勇者石はお前を選んだんだ!」
俺は緑の勇者石を取り出す。
「グリーンの要素??」
我輩の事なのか?身体が緑だからか??
「とにかく、お前は勇者に選ばれたんだ!俺達の仲間だ!」
「我輩が勇者に…」
ルーガルは緑の勇者石を手にする。
何と美しい緑色だ!我輩と同じ色の緑。
これはエメラルドグリーンだ。
「だから気にすんなよ!」
涼はそう言うと場所へ戻った。
「速さは勇者の要素…」
ルーガルはそう言うと勇者石を強く握った。
「勇者殿!」
ルーガルは叫ぶ。
「ん?」
次の朝、石炭の怪人は一番大きい泥沼に兵士達を引き連れて来ていた。
「あの宝石ワニはこの沼の下にいるはずだ!乾かして一気に炙り出してやる!」
石炭の怪人は身体を燃やして蒸気で沼をからからに乾かそうとする。
「待て!」
「あん?」
やっぱこの沼に来ると思ったからな!
「貴様ら何故ここに!」
「あのワニが住みそうなら我々の沼地で此処しかないからな!」
ルーガルもいた。
「もうこれ以上ここを干からびさせはしない!」
「は、蜥蜴がまた干物になりたいか?」
「蜥蜴ではない!我輩は涼殿達と共に戦うと誓った、4人目の勇者である!」
ルーガルの言葉で勇者石が砕け宝救剣に変わり緑色のチェンジストーンが現れた。
「これが我輩の勇者の剣!」
「まさか本当に四人目とはな…」
「いいんじゃないですか」
「よし、行くぜ!ルーガル!」
「心得ましたぞ涼殿!」
四人は宝救剣に各チェンジストーンをはめ込む。
レッド!ザ!宝救武装!
ブルー!ザ!宝救武装!
ピンク!ザ!宝救武装!
グリーン!ザ!宝救武装!
「「「「宝救武装(ホウキュウチェンジ)」」」」
掛け声と共に宝救剣が輝き、緑色の光が吹き出しルーガルの身体に粒子が集まり緑色のスーツと金の装飾の鎧に四角にカットされたエメラルドグリーンが左上に装着されダイヤモンドに噛み付くヴェロキラプトルのシルエットが浮かび腰にバックルが巻かれると尻尾が消え、ヴェロキラプトルを模した緑色のマスクがルーガルの顔を覆う。
他の三人の勇者も鎧と各パートナー宝石獣を模したヘルメットを身に纏い変身した。
4人の剣はバックルのホルダーに収まる。
「オー!4人体制来たー!」
涼は声を上げた。
「ルーガル!わかってんな!」
「わかっておりますとも!」
ルーガルは指を立てる。
「情熱のルビー!ホウキュウレッド!」
「揺蕩うアクアマリン!ホウキュウブルー!」
「輝くピンクダイヤ!ホウキュウピンク!」
「疾風のエメラルド!ホウキュウグリーン!」
「「「「勇気の宝石身に纏い」」」」
「宝石戦隊!」
「「「「ホウキュウジャー!」」」」
名乗り終えると後ろから各色の花火が上がる。
四人の名乗りもサイコー!!
やはりやるのか…
あはは…
コレは中々気持ちではないかー!
「人を無視して勝手に盛り上がるな!」
石炭の怪人は兵士を呼び出しこっちに攻めて来た。
「怪人は人じゃないっての!特撮の名乗りは邪魔しないコレ鉄則!」
知らねえよ!!とみんなから突っ込まれながら、涼達も剣を引き抜き片手に怪人達を迎え撃つ。
涼達は宝石ワニに見事やられて怪人まで逃してしまった。
「傷に効く薬草ですぞ!しみますが我慢を!」
ルーガルが涼達の手当てをしている。
「すみません、助ける筈が私達が助けて頂いてしまって」
「いえいえ勇者様達のおかげで我々も逃げる時間稼ぎができましたから」
無事だった他のリザードマン達がやられていた仲間と涼達を救い今沼の近くの森林でキャンプをしている。
「ところで、あのワニの宝石獣はいったい?」
「アレは我々も知らないんですよ」
「ああ、あんなにデカイ宝石獣が我々の沼地に居たなんて初耳でしたから」
リザードマン達も知らなかったってことか…
しかし、何だったんだあのワニは?ルビティラ達とは違う爬虫類の宝石獣なんて初めて見たぜ。
いや、恐竜も爬虫類か…
「アレは先代の勇者の宝石獣じゃな」
暗闇の奥から白髪で髭を生やしたリザードマンが現れた。
「長老様!」
長老様って髭生やした蜥蜴じゃん…ん?
「先代の勇者だって!?」
「長老さん、先代の勇者と言うのは?」
「1世紀前に居た勇者が使っていた宝石獣があのワニだ」
1世紀前って100年前!?
「その頃から勇者がいたのか?」
「ああ、居た…確かに居た…だが」
だが何だよ?
リザードマンの長老は深刻な顔をして語る。
「先代の勇者はどうしようもない無い輩だと聞いた…」
え?どうしようもない輩?勇者なのに?
「何だよその話は?」
「これ以上はワシも解らない、何せワシは当時子供だったからな…父より聞いた話だ…」
先代の勇者にその相棒だった宝石獣のワニ…あーもうわけわからん…
「しかし、先代の勇者か…」
「どうしようない輩と言ってましたよね?」
「お前達、なんか知らないか?」
場所の中亜空間で岩を食べている宝石獣達。
「ケラ!」
僕は当時卵でしたからとマリケラ。
宝石獣って卵から生まれるのか??
「パッキー」
まだ生まれてなーいとパッキー。
この時点でこいつは子供だからな。
てことは知ってるとしたら。
俺は部屋から出て焚き火の前で横になってるルビティラの元へいく。
「ルビティラ、お前さ前の勇者の事何か知らないか?」
「…」
ルビティラはだんまり。
「あれ?寝ちゃったのか?」
まあ、明日聞けばいいか。
ん?
森の奥から何か聞こえる?
俺は松明を片手に音の方へ向かう。
「はぁーー!」
リザードマンの若者、ルーガルが闇の中で槍を片手に動き回っている。
修行をしているのだ。
ルーガルはこの暗闇の中で吊るした丸太に槍を当てている。当てては飛びまた別の吊るした丸太に槍を当てている。
この暗闇の中で槍を当てるなんて!スゲェなアイツ。
「何奴! 」
ルーガルが槍を放つと木に当たる。
「危ないな!」
「おお!勇者殿か!すまなかったな」
「いや俺もな!」
ルーガルに槍を渡す。
「いつもこんな闇の中で修行してるのか?」
「ああ、我輩も兄者や父上に追いつきたくてな!」
俺とルーガルは焚き火を起こし。
村で貰った魚の干物を軽く炙り食べている。
「うん、実に美味い!」
「悪かったな蜥蜴呼ばわりして」
「過ぎた事だ勇者殿!気にするな」
こいつ、チョロい感じするのに中々真面目なんだな。
「なあ、お前何であんな所で倒れていたんだ?
」
「それは、兄者達にお前は足手まといと言われて
しまい助けを探している最中だったのだ」
「足手まとい?」
「我輩は生まれつき小さくてな、一族の中でも一番小さい故に落ちこぼれなのだ」
リザードマンは身体が大きいこそが男の中の男と称され勇者とも崇められる存在だ。
普通のリザードマンは鍛えられた身体と太い尻尾を武器に戦う戦士なのだ。
「アレで落ちこぼれって…多種族の世界も色々あるんだな。」
「その途中転んで勇者殿に踏まれたのだ…」
て、転んだだけかよ!
つか話が脱線した…
「あんなに速く動けるのに落ちこぼれなのか?」
「ああ、リザードマンに速さは不要…力と大きさが全ての世界だ」
リザードマンは硬い鱗と大きな体で戦う部族の一族。そして竜の血が流れているのだ故に小さい我輩はどうしても歯が立たない。
「落ち込む事はないぜ!速いってのは特撮じゃなくてはならない逸材なんだぜ!」
「とくさつ?何だそれは?」
「俺の世界のヒーロー達だ!」
まあお芝居だが。
「ヒーロー…我輩の取り柄が」
「ああ、速いからこそ出来る事がある!その集大成がヒーローだ!」
戦隊には必ずいる速さ要員、主にグリーンが務めるポジションだ。敵を撹乱して斬りつけて仲間に繋げるそれがグリーンだ。
「お前はグリーンの素質がある!だから勇者石はお前を選んだんだ!」
俺は緑の勇者石を取り出す。
「グリーンの要素??」
我輩の事なのか?身体が緑だからか??
「とにかく、お前は勇者に選ばれたんだ!俺達の仲間だ!」
「我輩が勇者に…」
ルーガルは緑の勇者石を手にする。
何と美しい緑色だ!我輩と同じ色の緑。
これはエメラルドグリーンだ。
「だから気にすんなよ!」
涼はそう言うと場所へ戻った。
「速さは勇者の要素…」
ルーガルはそう言うと勇者石を強く握った。
「勇者殿!」
ルーガルは叫ぶ。
「ん?」
次の朝、石炭の怪人は一番大きい泥沼に兵士達を引き連れて来ていた。
「あの宝石ワニはこの沼の下にいるはずだ!乾かして一気に炙り出してやる!」
石炭の怪人は身体を燃やして蒸気で沼をからからに乾かそうとする。
「待て!」
「あん?」
やっぱこの沼に来ると思ったからな!
「貴様ら何故ここに!」
「あのワニが住みそうなら我々の沼地で此処しかないからな!」
ルーガルもいた。
「もうこれ以上ここを干からびさせはしない!」
「は、蜥蜴がまた干物になりたいか?」
「蜥蜴ではない!我輩は涼殿達と共に戦うと誓った、4人目の勇者である!」
ルーガルの言葉で勇者石が砕け宝救剣に変わり緑色のチェンジストーンが現れた。
「これが我輩の勇者の剣!」
「まさか本当に四人目とはな…」
「いいんじゃないですか」
「よし、行くぜ!ルーガル!」
「心得ましたぞ涼殿!」
四人は宝救剣に各チェンジストーンをはめ込む。
レッド!ザ!宝救武装!
ブルー!ザ!宝救武装!
ピンク!ザ!宝救武装!
グリーン!ザ!宝救武装!
「「「「宝救武装(ホウキュウチェンジ)」」」」
掛け声と共に宝救剣が輝き、緑色の光が吹き出しルーガルの身体に粒子が集まり緑色のスーツと金の装飾の鎧に四角にカットされたエメラルドグリーンが左上に装着されダイヤモンドに噛み付くヴェロキラプトルのシルエットが浮かび腰にバックルが巻かれると尻尾が消え、ヴェロキラプトルを模した緑色のマスクがルーガルの顔を覆う。
他の三人の勇者も鎧と各パートナー宝石獣を模したヘルメットを身に纏い変身した。
4人の剣はバックルのホルダーに収まる。
「オー!4人体制来たー!」
涼は声を上げた。
「ルーガル!わかってんな!」
「わかっておりますとも!」
ルーガルは指を立てる。
「情熱のルビー!ホウキュウレッド!」
「揺蕩うアクアマリン!ホウキュウブルー!」
「輝くピンクダイヤ!ホウキュウピンク!」
「疾風のエメラルド!ホウキュウグリーン!」
「「「「勇気の宝石身に纏い」」」」
「宝石戦隊!」
「「「「ホウキュウジャー!」」」」
名乗り終えると後ろから各色の花火が上がる。
四人の名乗りもサイコー!!
やはりやるのか…
あはは…
コレは中々気持ちではないかー!
「人を無視して勝手に盛り上がるな!」
石炭の怪人は兵士を呼び出しこっちに攻めて来た。
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