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改造戦士(バグウェポン)
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「これは!?何がどうなっているのよっ!?」
リアル・ツヴァイト・オンラインで突然発生した謎のノイズ。
そのノイズはリアル・ツヴァイト・オンラインの全8サーバーで同時に発生した。
そして、現れた謎のモンスター達によってプレイヤー達は狩られ尽くしてサーバーが停止したのだ。
しかし、問題はその後だったのだ…
「サーバーデータと違う世界が現れました!」
メガネを掛けた若い女性が端末を操作しながら声をあげた。
「こっちも同様の被害です!!」
「サーバーの停止よ!急いで!」
スーツを着た女性が従業員全員に指示を出す。
「ダメです!サーバーが全てこちらの管理下から外れて停止出来ませんっ!!」
社員の男性が声を上げた。
「サーバーが全て停止出来ないですって!?」
「それだけでは無いようだ。」
「社長」
ゲーム会社 GA社の社長がコントロールシステムに入って来た。
ここは、リアル・ツヴァイト・オンラインを経営しているGA社の本社ビルでここはコントロールルームなのだ。
「社長どう言う事でしょうか?」
「理由は判らないが、リアル・ツヴァイトの全ての権限が何者かにジャックされた」
「!?」
社長は真顔でとんでも無いことを口にした。
つまり、リアル・ツヴァイトは何者かにアカウント権限ごと乗っ取られてしまったのだ。
「これはサイバーテロじゃないですか!急いでゲームの停止を社長!」
「出来ぬのだ」
「何故ですか!?アカウント権限が奪われていても電源そのもの経てば全て停止するハズです!」
「もう抜いたさ」
「え…」
「リアル・ツヴァイトは発信源ごと奪われてしまったんだ。」
「そんな馬鹿な事が!?一体何処から!?」
「麗華私は今から馬鹿げた事を言うぞ」
真顔で社長は口を開く。
「馬鹿げた事ですか?」
「リアル・ツヴァイト・オンラインの全データの発信源は…この地球上の何処からも来てないんだ」
「…ん…あれ?…僕…ログアウトしたのか?」
高町夏樹は一度ゴーグルを外した。
「痛ッつ!」
右手と両足に強い痛みを感じる夏樹。
服を上げると何やら噛まれたみたいな跡が残り青いアザになっていた。
「え?この箇所って…さっきのボスモンスターに噛み切られた箇所だよな?何で?」
夏樹はもう一度ゴーグルをかける。
「見た感じ何ともないか…ん?」
夏樹はリアル・ツヴァイトのアプリの隣のメールアプリが光ってるのを見つけて開いてみた。
一見のメールが届いていた。
夏樹はタッチして開いてみた。
差出人 ???
この度はジョブアップおめでとうございます。
お客様のコンバートが完了致しました。
「コンバート??何だそれ?ていうかジョブアップって何の事だ??とにかくログインしてみよう。」
夏樹はリアル・ツヴァイト・オンラインのアプリにタッチしログインを始めた。
ハイドはリアル・ツヴァイト・オンラインにログインし転送された。
しかし…
「あれ?最初に来た街じゃない??何処だここ?」
転送されたのは始まりの街 リィンタウンではなく薄暗い森の中だった。
「アレ?何だこれ?装備が変わってる??」
ハイドは自分のPCが変化してる事に気づく。
ハイドは近くにあった池に自分の姿を除き込んで見てみた。
「え!?何だこれ!?」
ハイドのPCは変わり果てていた。
剣士ではなく黒いローブを羽織り両手に薔薇の刺青が入りオマケに顔の横にもつけた覚えがないペイントがされている。
黒い奇妙な姿のPCに変貌していた。
「まさか!?」
ハイドは慌ててステータス画面を開いた。
ステータス
ハイド
Level X(未知数) 職業 改造戦士(バグウェポン)
HP ? (システム的加護により不死) SP20
攻撃力 10 防御力 9 魔法力 5 魔防 5俊敏 7
「レベルX(未知数)!?システム的加護で不死!?」
ハイドのPCはバグってる以外の何者でもないことになってしまっていた。
リアル・ツヴァイト・オンラインで突然発生した謎のノイズ。
そのノイズはリアル・ツヴァイト・オンラインの全8サーバーで同時に発生した。
そして、現れた謎のモンスター達によってプレイヤー達は狩られ尽くしてサーバーが停止したのだ。
しかし、問題はその後だったのだ…
「サーバーデータと違う世界が現れました!」
メガネを掛けた若い女性が端末を操作しながら声をあげた。
「こっちも同様の被害です!!」
「サーバーの停止よ!急いで!」
スーツを着た女性が従業員全員に指示を出す。
「ダメです!サーバーが全てこちらの管理下から外れて停止出来ませんっ!!」
社員の男性が声を上げた。
「サーバーが全て停止出来ないですって!?」
「それだけでは無いようだ。」
「社長」
ゲーム会社 GA社の社長がコントロールシステムに入って来た。
ここは、リアル・ツヴァイト・オンラインを経営しているGA社の本社ビルでここはコントロールルームなのだ。
「社長どう言う事でしょうか?」
「理由は判らないが、リアル・ツヴァイトの全ての権限が何者かにジャックされた」
「!?」
社長は真顔でとんでも無いことを口にした。
つまり、リアル・ツヴァイトは何者かにアカウント権限ごと乗っ取られてしまったのだ。
「これはサイバーテロじゃないですか!急いでゲームの停止を社長!」
「出来ぬのだ」
「何故ですか!?アカウント権限が奪われていても電源そのもの経てば全て停止するハズです!」
「もう抜いたさ」
「え…」
「リアル・ツヴァイトは発信源ごと奪われてしまったんだ。」
「そんな馬鹿な事が!?一体何処から!?」
「麗華私は今から馬鹿げた事を言うぞ」
真顔で社長は口を開く。
「馬鹿げた事ですか?」
「リアル・ツヴァイト・オンラインの全データの発信源は…この地球上の何処からも来てないんだ」
「…ん…あれ?…僕…ログアウトしたのか?」
高町夏樹は一度ゴーグルを外した。
「痛ッつ!」
右手と両足に強い痛みを感じる夏樹。
服を上げると何やら噛まれたみたいな跡が残り青いアザになっていた。
「え?この箇所って…さっきのボスモンスターに噛み切られた箇所だよな?何で?」
夏樹はもう一度ゴーグルをかける。
「見た感じ何ともないか…ん?」
夏樹はリアル・ツヴァイトのアプリの隣のメールアプリが光ってるのを見つけて開いてみた。
一見のメールが届いていた。
夏樹はタッチして開いてみた。
差出人 ???
この度はジョブアップおめでとうございます。
お客様のコンバートが完了致しました。
「コンバート??何だそれ?ていうかジョブアップって何の事だ??とにかくログインしてみよう。」
夏樹はリアル・ツヴァイト・オンラインのアプリにタッチしログインを始めた。
ハイドはリアル・ツヴァイト・オンラインにログインし転送された。
しかし…
「あれ?最初に来た街じゃない??何処だここ?」
転送されたのは始まりの街 リィンタウンではなく薄暗い森の中だった。
「アレ?何だこれ?装備が変わってる??」
ハイドは自分のPCが変化してる事に気づく。
ハイドは近くにあった池に自分の姿を除き込んで見てみた。
「え!?何だこれ!?」
ハイドのPCは変わり果てていた。
剣士ではなく黒いローブを羽織り両手に薔薇の刺青が入りオマケに顔の横にもつけた覚えがないペイントがされている。
黒い奇妙な姿のPCに変貌していた。
「まさか!?」
ハイドは慌ててステータス画面を開いた。
ステータス
ハイド
Level X(未知数) 職業 改造戦士(バグウェポン)
HP ? (システム的加護により不死) SP20
攻撃力 10 防御力 9 魔法力 5 魔防 5俊敏 7
「レベルX(未知数)!?システム的加護で不死!?」
ハイドのPCはバグってる以外の何者でもないことになってしまっていた。
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