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序章
22話
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その後シュバルツとバールが腕を振るった渾身の料理をみんなでわいわい満喫しながら食べて、その日はそこで解散とし各自風呂に入って眠りに就いた。
そして翌日、俺はみんなで朝食を食べた後、みんなに一時の別れを告げ、じいちゃんとばあちゃんを連れて地球へ戻って行った。
地球の軽井沢にある芹沢邸に戻ってきた俺はじいちゃん達とその場で別れるとそこから軽井沢駅まで歩き軽井沢駅でしなの鉄道に乗り込み約六時間かけて俺が在籍している国立能力者育成学院『栄成学院』がある八王子まで向かった。
「ふう~、やっと着いた。流石に電車を乗り継いでの六時間の移動は精神的に来るな。さっさと新しいマンションを見つけて新たな我が家と軽井沢の実家、そして聖域島を【ディメンションゲート】で繋げて楽がしたいねぇ」
八王子駅で下車して先ず最寄りの探索者ギルドに向かうことにした俺は、八王子駅の構内に設けられている駅周辺の地図を見つけて探索者ギルドの場所を調べることにした。
お!駅前に牛丼の吉田屋があるじゃん。
もう昼時だし探索者ギルドに行った後にでも行くとするか。
それで、肝心の探索者ギルドはッと、お!あったあった。牛丼の吉田屋とは駅を挟んで反対側だな。
まあ良いか。後にも先にも先ず金が無いと話にならないからな。
「さてと、ギルドに行くとしますか」
探索者ギルドに着いた俺は早速中に入り総合窓口と書かれたカウンターに行って受付に話しかけた。
「あの、すいません」
「はい。ご用件は何でしょうか」
「えっと、探索者登録と素材の買取をお願いしたいんですけど」
「はい。登録と素材の買取ですね。登録は彼方にあります新規窓口で素材の買取はあちらの買取窓口で手続きをお願いします。他に知りたい事がありましたら何なりとお申し付けくださいね」
「ありがと。わかりました」
俺は先ず総合窓口の受付に教えてもらった新規窓口に向かった。
ここが新規窓口か三つある窓口がどれもそれなりに混んでるなぁ。
えっと、一番空いてる窓口はッと…………お!ここだな。
おお!!担当の受付があんなに美人なのに何でこの窓口はこんなに空いてるんだ?
まあ良い。さっさと登録を終わらせて素材を売りに行こう。
…………流石に腹が減ってきた。
窓口の列に並び始めること数分、俺の番がやって来た。
「次の方、席にお座り下さい。……えっと、本日は探索者登録の手続きでよろしかったですよね?」
「はい。登録した後素材の買取をお願いしようと思っています」
俺が受付の質問に答えると、そのタイミングで俺の腹が周りに聞こえるような音でなり始めた。
「そ、そうですか。…………それではさっさと登録しちゃいますね」
「///////はい。/////////よろしくお願いします」
俺の居た堪れない心情をくみ取ってくれたのか俺の担当の受付さんはもの凄い手際で俺の探索者登録を終わらせていった。
「お待たせしました。こちらが芹沢様のギルドカードとなります。…………その常日頃からおばあ様の千代子本部長にはお世話になっております」
「あれ、あなたは家のばあちゃんのお知り合いでしたか。……これはご挨拶が遅れて申し訳ありませんでした」
「いえいえ、滅相もありません。私は少し前まで日本本部におりましてその時に色々とお世話になったんです」
「そうでしたか。今度ばあちゃんに会ったらよろしく言っておきますよ。……えっと、あなたの名前は……」
「あ!これは失礼いたしました。私は探索者ギルド八王子支部窓口係統括をしております関口と申します。以後お見知りおきを。……ではよき探索者ライフを」
「ありがとうございます」
探索者ギルド八王子支部窓口係統括の関口さんと新規窓口で別れた俺はその足で買取窓口に向かった。
そして翌日、俺はみんなで朝食を食べた後、みんなに一時の別れを告げ、じいちゃんとばあちゃんを連れて地球へ戻って行った。
地球の軽井沢にある芹沢邸に戻ってきた俺はじいちゃん達とその場で別れるとそこから軽井沢駅まで歩き軽井沢駅でしなの鉄道に乗り込み約六時間かけて俺が在籍している国立能力者育成学院『栄成学院』がある八王子まで向かった。
「ふう~、やっと着いた。流石に電車を乗り継いでの六時間の移動は精神的に来るな。さっさと新しいマンションを見つけて新たな我が家と軽井沢の実家、そして聖域島を【ディメンションゲート】で繋げて楽がしたいねぇ」
八王子駅で下車して先ず最寄りの探索者ギルドに向かうことにした俺は、八王子駅の構内に設けられている駅周辺の地図を見つけて探索者ギルドの場所を調べることにした。
お!駅前に牛丼の吉田屋があるじゃん。
もう昼時だし探索者ギルドに行った後にでも行くとするか。
それで、肝心の探索者ギルドはッと、お!あったあった。牛丼の吉田屋とは駅を挟んで反対側だな。
まあ良いか。後にも先にも先ず金が無いと話にならないからな。
「さてと、ギルドに行くとしますか」
探索者ギルドに着いた俺は早速中に入り総合窓口と書かれたカウンターに行って受付に話しかけた。
「あの、すいません」
「はい。ご用件は何でしょうか」
「えっと、探索者登録と素材の買取をお願いしたいんですけど」
「はい。登録と素材の買取ですね。登録は彼方にあります新規窓口で素材の買取はあちらの買取窓口で手続きをお願いします。他に知りたい事がありましたら何なりとお申し付けくださいね」
「ありがと。わかりました」
俺は先ず総合窓口の受付に教えてもらった新規窓口に向かった。
ここが新規窓口か三つある窓口がどれもそれなりに混んでるなぁ。
えっと、一番空いてる窓口はッと…………お!ここだな。
おお!!担当の受付があんなに美人なのに何でこの窓口はこんなに空いてるんだ?
まあ良い。さっさと登録を終わらせて素材を売りに行こう。
…………流石に腹が減ってきた。
窓口の列に並び始めること数分、俺の番がやって来た。
「次の方、席にお座り下さい。……えっと、本日は探索者登録の手続きでよろしかったですよね?」
「はい。登録した後素材の買取をお願いしようと思っています」
俺が受付の質問に答えると、そのタイミングで俺の腹が周りに聞こえるような音でなり始めた。
「そ、そうですか。…………それではさっさと登録しちゃいますね」
「///////はい。/////////よろしくお願いします」
俺の居た堪れない心情をくみ取ってくれたのか俺の担当の受付さんはもの凄い手際で俺の探索者登録を終わらせていった。
「お待たせしました。こちらが芹沢様のギルドカードとなります。…………その常日頃からおばあ様の千代子本部長にはお世話になっております」
「あれ、あなたは家のばあちゃんのお知り合いでしたか。……これはご挨拶が遅れて申し訳ありませんでした」
「いえいえ、滅相もありません。私は少し前まで日本本部におりましてその時に色々とお世話になったんです」
「そうでしたか。今度ばあちゃんに会ったらよろしく言っておきますよ。……えっと、あなたの名前は……」
「あ!これは失礼いたしました。私は探索者ギルド八王子支部窓口係統括をしております関口と申します。以後お見知りおきを。……ではよき探索者ライフを」
「ありがとうございます」
探索者ギルド八王子支部窓口係統括の関口さんと新規窓口で別れた俺はその足で買取窓口に向かった。
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