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序章
6話
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メルティアの分身体から俺の父さんと母さんのことを聞いた俺はこの後どう動くべきか考えていた。
「あの、勇人さんこれからのことを考えるのも大切ですが先にこの異次元扉を通ってみませんか。まだどこに通じているのかわかりませんし、もし変な所に出ても私がいればその場所がどこなのか直ぐにわかりますから」
「確かにそうだな。ここでこれからのことを考えるよりも先にこの異次元扉のことを先に解決しないとな。…………よし、お前のことを何時までもメルティアの分身体って呼ぶのも何か変だしこれからはコメルって呼ぶことにするよ」
「……あの、差し支えなければなぜコメルなのか教えてもらっても良いですか」
「ああ、いいよ。コメルの由来は凄くシンプルだが、ちっこいメルティアって意味だよ。どうだ我ながら可愛い名前だと思うんだけど」
「あ~、わかりました。ありがとうございます」
「(ボソッと)そうでした勇人さんは壊滅的にネイミングセンスが無いのでした。前回異世界に召喚された時は旅の道中に懐いて来たフェンリルの子どもに体の色が白いと言うだけでシロと名付けていましたし。これは今後も勇人さんに名付けについて期待するのは止めておきましょう。今後出来るであろう仲間の方に期待するとしましょう」
「ん?コメル何か言ったか」
「いいえ、では行きましょうか勇人さん」
「ああ」
そして俺とコメルは異次元扉を潜った。
扉を潜るとそこは俺がイメージした家の自室ではなく薄暗く少し湿気た通路だった。
「…………ここはどこなんだ。なぜか今まで何度も見たことのある様な通路だけど、コメルここがどこだか鑑定してみてくれるか」
「お任せくださいと言いたい所ですが先程も言ったように私は精霊体なので私を宿した状態であれば勇人さんも鑑定を行うことが出来ます。なのでここは私を体に宿して勇人さんが鑑定を行ってはいかがでしょうか」
「それもそうだな。今の内にコメルが体に宿っている時の感覚に慣れておいた方がいいか」
俺は早速コメルを体に宿して通路の壁に向けて鑑定を掛けてみた。
「これが精霊を体に宿して時の感覚か。意外とすんなり体に馴染んだな。正直もっと抵抗感?的な物があるかと思ってたから少し拍子抜けだな」
『ほら勇人さん、私との合体の感想など言っていないでさっさと鑑定しちゃってくださいよ』
「あ~はいはい。わかってるよ。…………鑑定」
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鑑定結果
・代々木四丁目ダンジョン ランクA
七百九十階層 安全地帯
790/800
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「マジかよ。地球にあるダンジョンに繋がったみたいだな。でも代々木四丁目ダンジョン何て今まで聞いた事もないな。……ん?ちょっと待てよ代々木四丁目って俺の家があるマンションのすぐ近くって言うか目と鼻の先じゃないか。家の近くにダンジョンが出来ちまったのか。……はあ~、いくら考えてもわからないな。とりあえず一度イザレアの屋敷に戻るか」
イザレアの屋敷に戻ることにした俺は潜って来た異次元扉に代々木四丁目ダンジョンの七百九十階層を登録して何時でも来れる様にしてから戻った。
異次元扉で繋がった代々木四丁目ダンジョンからイザレアの屋敷に帰って来た俺とコメルは異次元扉のある部屋から出ると秘密部屋のメイン操作パネルの所まで戻り最後の仕上げとして中央の共同スペースの設定をすることにした。
「ここのスペースは色んな人が落ち着いた雰囲気で飲み物や食事を楽しめるような場所にしたいんだけど、……さてどういった内装にするかな。……えっと、先ずは部屋の中心にテーブルセットを二セット置いて、工房の部屋と少し距離を置いて軽食なんかを作るためのキッチン、キッチンの後ろに食器やグラスにコップ、飲み物や食材を保存して置ける少し大き目の冷蔵庫を置いてっと、よし、初期設備としてはこんなもので良いかな。どう思うコメル」
「そうですね。少し準備し過ぎの様な気もしますが、まあ良いでしょう」
「よし、それじゃあ工房でこれからの色々な作業を手伝ってくれるゴーレムでも作るかな。えっと、【神の書】のアイテムボックス機能の中にゴーレム製作に使える鉱石はあったかなっと」
俺は【神の書】を手元に召喚してアイテムボックス機能を起動させると収納リストを開いてゴーレム製作に使えそうな鉱石を探したが、残念ながら使えそうな鉱石は無くあったのは只の鉄鉱石だけだった。
「なんだ。ストックがあるのは鉄鉱石だけか。さてどうするかな…………あ、そうだ。この聖域島の地形を変更した時鉱山も作ったな。……鉱山に行けばゴーレム製作に使える鉱石を手に入れられるかも知れないな」
確か鉱山は鉱石の枯渇を防ぐために二つ作ってあったな。
「なあコメル、ゴーレム作りのために鉱石を取りに行こうと思うんだけど、どっちの鉱山に行けばゴーレムを作るのに適した鉱石を手に入れられるかな」
「ん~、そうですね。少しお待ちください。…………」
コメルはそう言うと部屋を出て行った。
そして待つこと数分後
「お待たせしました。二つの鉱山を調べたところこの屋敷の裏手にある鉱山の方がより高性能なゴーレムを作るのに適した鉱石が取れる事がわかりました」
「……よくこんな短時間でそこまで調べられたな。それで、屋敷の裏手にある鉱山ではどんな鉱石が手に入るんだ。後、一応もう一つの鉱山で今現在取れる鉱石の情報も教えてくれるか」
「はい。裏手の鉱山では既に鉄鉱石や金、銀、銅鉱石を中心に採掘することが可能です。そしてまだ少量ですがミスリル鉱石も取ることが出来ます。ゴーレム作りにはこのミスリル鉱石を使うことをお勧めします。又、少々遠出になってしまいますが川を越えて少ししたところにある火山の近くにある鉱山ではまだ鉄鉱石と銅鉱石、銀鉱石が少量しかとることが出来ない様です。それと、物を調べるのは私の鑑定を使えば簡単なのでそんな大したことではありませんよ」
「そうか。ありがとう。助かったよコメル」
鉱山の情報を調べて来てくれたコメルに礼を言った俺は直ぐに屋敷の裏手にある鉱山に行く準備を始めた。
「あの、勇人さんこれからのことを考えるのも大切ですが先にこの異次元扉を通ってみませんか。まだどこに通じているのかわかりませんし、もし変な所に出ても私がいればその場所がどこなのか直ぐにわかりますから」
「確かにそうだな。ここでこれからのことを考えるよりも先にこの異次元扉のことを先に解決しないとな。…………よし、お前のことを何時までもメルティアの分身体って呼ぶのも何か変だしこれからはコメルって呼ぶことにするよ」
「……あの、差し支えなければなぜコメルなのか教えてもらっても良いですか」
「ああ、いいよ。コメルの由来は凄くシンプルだが、ちっこいメルティアって意味だよ。どうだ我ながら可愛い名前だと思うんだけど」
「あ~、わかりました。ありがとうございます」
「(ボソッと)そうでした勇人さんは壊滅的にネイミングセンスが無いのでした。前回異世界に召喚された時は旅の道中に懐いて来たフェンリルの子どもに体の色が白いと言うだけでシロと名付けていましたし。これは今後も勇人さんに名付けについて期待するのは止めておきましょう。今後出来るであろう仲間の方に期待するとしましょう」
「ん?コメル何か言ったか」
「いいえ、では行きましょうか勇人さん」
「ああ」
そして俺とコメルは異次元扉を潜った。
扉を潜るとそこは俺がイメージした家の自室ではなく薄暗く少し湿気た通路だった。
「…………ここはどこなんだ。なぜか今まで何度も見たことのある様な通路だけど、コメルここがどこだか鑑定してみてくれるか」
「お任せくださいと言いたい所ですが先程も言ったように私は精霊体なので私を宿した状態であれば勇人さんも鑑定を行うことが出来ます。なのでここは私を体に宿して勇人さんが鑑定を行ってはいかがでしょうか」
「それもそうだな。今の内にコメルが体に宿っている時の感覚に慣れておいた方がいいか」
俺は早速コメルを体に宿して通路の壁に向けて鑑定を掛けてみた。
「これが精霊を体に宿して時の感覚か。意外とすんなり体に馴染んだな。正直もっと抵抗感?的な物があるかと思ってたから少し拍子抜けだな」
『ほら勇人さん、私との合体の感想など言っていないでさっさと鑑定しちゃってくださいよ』
「あ~はいはい。わかってるよ。…………鑑定」
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鑑定結果
・代々木四丁目ダンジョン ランクA
七百九十階層 安全地帯
790/800
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「マジかよ。地球にあるダンジョンに繋がったみたいだな。でも代々木四丁目ダンジョン何て今まで聞いた事もないな。……ん?ちょっと待てよ代々木四丁目って俺の家があるマンションのすぐ近くって言うか目と鼻の先じゃないか。家の近くにダンジョンが出来ちまったのか。……はあ~、いくら考えてもわからないな。とりあえず一度イザレアの屋敷に戻るか」
イザレアの屋敷に戻ることにした俺は潜って来た異次元扉に代々木四丁目ダンジョンの七百九十階層を登録して何時でも来れる様にしてから戻った。
異次元扉で繋がった代々木四丁目ダンジョンからイザレアの屋敷に帰って来た俺とコメルは異次元扉のある部屋から出ると秘密部屋のメイン操作パネルの所まで戻り最後の仕上げとして中央の共同スペースの設定をすることにした。
「ここのスペースは色んな人が落ち着いた雰囲気で飲み物や食事を楽しめるような場所にしたいんだけど、……さてどういった内装にするかな。……えっと、先ずは部屋の中心にテーブルセットを二セット置いて、工房の部屋と少し距離を置いて軽食なんかを作るためのキッチン、キッチンの後ろに食器やグラスにコップ、飲み物や食材を保存して置ける少し大き目の冷蔵庫を置いてっと、よし、初期設備としてはこんなもので良いかな。どう思うコメル」
「そうですね。少し準備し過ぎの様な気もしますが、まあ良いでしょう」
「よし、それじゃあ工房でこれからの色々な作業を手伝ってくれるゴーレムでも作るかな。えっと、【神の書】のアイテムボックス機能の中にゴーレム製作に使える鉱石はあったかなっと」
俺は【神の書】を手元に召喚してアイテムボックス機能を起動させると収納リストを開いてゴーレム製作に使えそうな鉱石を探したが、残念ながら使えそうな鉱石は無くあったのは只の鉄鉱石だけだった。
「なんだ。ストックがあるのは鉄鉱石だけか。さてどうするかな…………あ、そうだ。この聖域島の地形を変更した時鉱山も作ったな。……鉱山に行けばゴーレム製作に使える鉱石を手に入れられるかも知れないな」
確か鉱山は鉱石の枯渇を防ぐために二つ作ってあったな。
「なあコメル、ゴーレム作りのために鉱石を取りに行こうと思うんだけど、どっちの鉱山に行けばゴーレムを作るのに適した鉱石を手に入れられるかな」
「ん~、そうですね。少しお待ちください。…………」
コメルはそう言うと部屋を出て行った。
そして待つこと数分後
「お待たせしました。二つの鉱山を調べたところこの屋敷の裏手にある鉱山の方がより高性能なゴーレムを作るのに適した鉱石が取れる事がわかりました」
「……よくこんな短時間でそこまで調べられたな。それで、屋敷の裏手にある鉱山ではどんな鉱石が手に入るんだ。後、一応もう一つの鉱山で今現在取れる鉱石の情報も教えてくれるか」
「はい。裏手の鉱山では既に鉄鉱石や金、銀、銅鉱石を中心に採掘することが可能です。そしてまだ少量ですがミスリル鉱石も取ることが出来ます。ゴーレム作りにはこのミスリル鉱石を使うことをお勧めします。又、少々遠出になってしまいますが川を越えて少ししたところにある火山の近くにある鉱山ではまだ鉄鉱石と銅鉱石、銀鉱石が少量しかとることが出来ない様です。それと、物を調べるのは私の鑑定を使えば簡単なのでそんな大したことではありませんよ」
「そうか。ありがとう。助かったよコメル」
鉱山の情報を調べて来てくれたコメルに礼を言った俺は直ぐに屋敷の裏手にある鉱山に行く準備を始めた。
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