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1部『タルタロス建国編』 序章 『大魔境での新生活』
8話 『従属神の試練②』
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俺がちょっと格好つけている内にエンシェントゴブリンはアイテムと魔石を残して跡形もなく迷宮に吸収されていた。
……ん?A級の魔物を倒したのに一つもレベルが上がらないのか。人族の時は同じA級のアースドラゴンを一体倒しただけでレベルが15も上がったのに……やっぱり人族と神族ではレベルを上げるのに必要な経験値の量が違うのか。
「……まあいい。とりあえず先に進むか」
エンシェントゴブリンからドロップしたアイテムとA級魔石を『無限収納』に入れるとボスであるエンシェントゴブリンを倒したことによって現れた二階層への階段を降りる。
***
現在、始まりの迷宮の五階層にいる。
ここまでの階層はどれも一階層と同じでボス部屋まで一切魔物は湧かなかった。
さて二階層、三階層、四階層のそれぞれのボスだが……俺の期待を裏切ることなく全てエクストラボスで統一されていた。
先ず二階層のエクストラボスはエンシェントアイアンスライムと言う魔物で物理攻撃が一切効かない『物理無効』と言うスキルを持っていた。
何故俺がエンシェントアイアンスライムの持っているスキルを知っているのかと言うと神眼のお陰である。
なんと鑑定結果がのっているウィンドウの種族名を押すとその魔物のステータスと所持しているスキルを確認することが出来たのだ。
これがその時の鑑定結果である。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(鑑定結果)
種族:エンシェントアイアンスライム
【レベル】6
【攻撃力】500
【防御力】20000
【魔法力】100
【敏捷力】200
【固有スキル】・『物理無効』・『魔法ダメージ軽減』・『硬質化』
級:A級
詳細:エンシェントスライムが鉄を大量に取り込むことによって進化するエンシェントスライムの上位種。『従属神の試練』二階層のエクストラボス
ドロップ:魔鉄鉱石、ロイヤルスライムゼリー、A級魔石
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この様に全く物理攻撃が効かないと言うことで俺は急遽スキル『魔法創造』で幾つか魔法スキルを作り出した。
作った【魔法スキル】の詳細がこれだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・『ケラウノス』:最強の広範囲殲滅魔法
・『ヘル・サイス』:単体攻撃魔法
・『アイギス』:最強の結界魔法(自由に形状の変更が可能)
・『トライデント』:複数体攻撃魔法(自由に形状の変更が可能)
・『アポロンオーラ』:回復魔法
・『ゴッドパレス』:広範囲回復魔法
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
俺はエンシェントアイアンスライムを『トライデント(炎龍)』で攻撃した。
するとエンシェントアイアンスライムは最初の内は『トライデント(炎龍)』に抵抗していたが次第に抵抗が弱まり気付けば一瞬で蒸発して消えてしまった。
その後、三階層のエンシェントアルミラージ、四階層のエンシェントコボルトを危なげなく剣術で切り捨てて今俺は階段を降りて五階層の通路にいる。
「それにしてもエンシェントアイアンスライムに『トライデント(炎龍)』は大分オーバキルだったかもなぁ。今後の事もあるし弱い相手用の魔法も作っておいた方がいいかな。……後でナビリスに相談するか」
***
「さてと五階層のボスは一体どんな相手かな」
俺は今五階層のボス部屋の前にいる。
相も変わらずここまでの道中魔物は雑魚の一体も湧いていない。
もうこの迷宮はこの様な仕様だと思って良いだろう。
「……少し軽食を挟んでから入るか。何だか一人で迷宮を攻略していると段々寂しさを感じて来るなぁ。……あ~~、早くナビリスに会いたい……」
『よろず屋 幻想』でサンドイッチと水のペットボトルを購入して軽い軽食を早々に済ませると俺はボス部屋の扉に手をかけた。
ギッ、ギィーーー、
扉を開けるとそこには青い体をした体長およそ3メートルを超える人型の豚、オークがいた。
「こいつは………………」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
種族:ブルーオークパーサーカー
級:S
詳細:五階層のスペシャルエクストラボス
ドロップ:青豚狂戦士の牙、青豚狂戦士の爪、青豚狂戦士の皮、S級魔石
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ここに来て初めてのS級魔物かしかもパーサーカー種と来たか、…………これは少し骨が折れそうだな」
基本的にパーサーカー種はその種のエンシェント種より三倍程強力だと言われている。
そのためこのブルーオークパーサーカーは相当な強さがあると考えられる。
「……先ずは様子見かな」
ブルーオークパーサーカーに向けて手始めに単体攻撃魔法『ヘル・サイス』を放った。
死の効果を纏った大鎌の斬撃がブルーオークパーサーカーに向かって飛んでいく。
ブルーオークパーサーカーは手に持っている業物そうな大剣で俺の『ヘル・サイス』を受け止めようとするが受け止めることは叶わずブルーオークパーサーカーはそのまま『ヘル・サイス』に切り裂かれ呆気なく倒れ伏し生命活動を停止した。
「……あれなんで防がれずに俺の魔法が当たったんだ。…………あ!!……そうだった『ヘル・サイス』を作った時に防御無効の効果も付けたんだっけ。…………なんかやべぇ魔法作っちまったな。これ封印した方がいいかなぁ。これも後でナビリスに相談だな」
【レベルがアップしました。レベルがアップしました。―――――――――――】
「お!!やっとレベルが上がったな。どれどれ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【名前】ベイル・ウォーカー
【性別】男
【種族】神族
【年齢】15
【職業】太陽神
【称号】・『絶対神と万能神の子』・『転生を繰り返す者』
・『理不尽に耐えし者』・『太陽神』
【レベル】7(up)
【GP】23(up)
【攻撃力】516600(up)
【防御力】∞
【魔法力】316600(up)
【敏捷力】∞
【幸運力】1016600(up)
【武器】太陽神の万能神器
【防具】太陽神の黄金鎧、太陽神の万能法衣
【アクセサリー】:母の形見のペンダント
【固有スキル】:『神眼』『神体』『神速』『ミラクルガチャ』
『ミラクルミッション』『よろず屋 幻想』
『魔法創造』『無限収納』
【武技スキル】:『ゴッドアタック』
【魔法スキル】:『サンシャインブレイク』『サンシャインフレイム』
『フェニックスオーラ』『ケラウノス』『ヘル・サイス』『アイギス』
『トライデント』『アポロンオーラ』『ゴッドパレス』
【加護】:『絶対神の加護Ⅹ』『万能神の加護Ⅹ』『神々の加護Ⅹ』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「お!!一気に6もアップしたのか。流石S級魔物は伊達じゃないな。さてと次に行きますか。早くナビリスに会いたいからね」
ドロップ品を『無限収納』に入れるとボスを倒して現れた階段を降りて六階層に向かった。
……ん?A級の魔物を倒したのに一つもレベルが上がらないのか。人族の時は同じA級のアースドラゴンを一体倒しただけでレベルが15も上がったのに……やっぱり人族と神族ではレベルを上げるのに必要な経験値の量が違うのか。
「……まあいい。とりあえず先に進むか」
エンシェントゴブリンからドロップしたアイテムとA級魔石を『無限収納』に入れるとボスであるエンシェントゴブリンを倒したことによって現れた二階層への階段を降りる。
***
現在、始まりの迷宮の五階層にいる。
ここまでの階層はどれも一階層と同じでボス部屋まで一切魔物は湧かなかった。
さて二階層、三階層、四階層のそれぞれのボスだが……俺の期待を裏切ることなく全てエクストラボスで統一されていた。
先ず二階層のエクストラボスはエンシェントアイアンスライムと言う魔物で物理攻撃が一切効かない『物理無効』と言うスキルを持っていた。
何故俺がエンシェントアイアンスライムの持っているスキルを知っているのかと言うと神眼のお陰である。
なんと鑑定結果がのっているウィンドウの種族名を押すとその魔物のステータスと所持しているスキルを確認することが出来たのだ。
これがその時の鑑定結果である。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(鑑定結果)
種族:エンシェントアイアンスライム
【レベル】6
【攻撃力】500
【防御力】20000
【魔法力】100
【敏捷力】200
【固有スキル】・『物理無効』・『魔法ダメージ軽減』・『硬質化』
級:A級
詳細:エンシェントスライムが鉄を大量に取り込むことによって進化するエンシェントスライムの上位種。『従属神の試練』二階層のエクストラボス
ドロップ:魔鉄鉱石、ロイヤルスライムゼリー、A級魔石
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この様に全く物理攻撃が効かないと言うことで俺は急遽スキル『魔法創造』で幾つか魔法スキルを作り出した。
作った【魔法スキル】の詳細がこれだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・『ケラウノス』:最強の広範囲殲滅魔法
・『ヘル・サイス』:単体攻撃魔法
・『アイギス』:最強の結界魔法(自由に形状の変更が可能)
・『トライデント』:複数体攻撃魔法(自由に形状の変更が可能)
・『アポロンオーラ』:回復魔法
・『ゴッドパレス』:広範囲回復魔法
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
俺はエンシェントアイアンスライムを『トライデント(炎龍)』で攻撃した。
するとエンシェントアイアンスライムは最初の内は『トライデント(炎龍)』に抵抗していたが次第に抵抗が弱まり気付けば一瞬で蒸発して消えてしまった。
その後、三階層のエンシェントアルミラージ、四階層のエンシェントコボルトを危なげなく剣術で切り捨てて今俺は階段を降りて五階層の通路にいる。
「それにしてもエンシェントアイアンスライムに『トライデント(炎龍)』は大分オーバキルだったかもなぁ。今後の事もあるし弱い相手用の魔法も作っておいた方がいいかな。……後でナビリスに相談するか」
***
「さてと五階層のボスは一体どんな相手かな」
俺は今五階層のボス部屋の前にいる。
相も変わらずここまでの道中魔物は雑魚の一体も湧いていない。
もうこの迷宮はこの様な仕様だと思って良いだろう。
「……少し軽食を挟んでから入るか。何だか一人で迷宮を攻略していると段々寂しさを感じて来るなぁ。……あ~~、早くナビリスに会いたい……」
『よろず屋 幻想』でサンドイッチと水のペットボトルを購入して軽い軽食を早々に済ませると俺はボス部屋の扉に手をかけた。
ギッ、ギィーーー、
扉を開けるとそこには青い体をした体長およそ3メートルを超える人型の豚、オークがいた。
「こいつは………………」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
種族:ブルーオークパーサーカー
級:S
詳細:五階層のスペシャルエクストラボス
ドロップ:青豚狂戦士の牙、青豚狂戦士の爪、青豚狂戦士の皮、S級魔石
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ここに来て初めてのS級魔物かしかもパーサーカー種と来たか、…………これは少し骨が折れそうだな」
基本的にパーサーカー種はその種のエンシェント種より三倍程強力だと言われている。
そのためこのブルーオークパーサーカーは相当な強さがあると考えられる。
「……先ずは様子見かな」
ブルーオークパーサーカーに向けて手始めに単体攻撃魔法『ヘル・サイス』を放った。
死の効果を纏った大鎌の斬撃がブルーオークパーサーカーに向かって飛んでいく。
ブルーオークパーサーカーは手に持っている業物そうな大剣で俺の『ヘル・サイス』を受け止めようとするが受け止めることは叶わずブルーオークパーサーカーはそのまま『ヘル・サイス』に切り裂かれ呆気なく倒れ伏し生命活動を停止した。
「……あれなんで防がれずに俺の魔法が当たったんだ。…………あ!!……そうだった『ヘル・サイス』を作った時に防御無効の効果も付けたんだっけ。…………なんかやべぇ魔法作っちまったな。これ封印した方がいいかなぁ。これも後でナビリスに相談だな」
【レベルがアップしました。レベルがアップしました。―――――――――――】
「お!!やっとレベルが上がったな。どれどれ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【名前】ベイル・ウォーカー
【性別】男
【種族】神族
【年齢】15
【職業】太陽神
【称号】・『絶対神と万能神の子』・『転生を繰り返す者』
・『理不尽に耐えし者』・『太陽神』
【レベル】7(up)
【GP】23(up)
【攻撃力】516600(up)
【防御力】∞
【魔法力】316600(up)
【敏捷力】∞
【幸運力】1016600(up)
【武器】太陽神の万能神器
【防具】太陽神の黄金鎧、太陽神の万能法衣
【アクセサリー】:母の形見のペンダント
【固有スキル】:『神眼』『神体』『神速』『ミラクルガチャ』
『ミラクルミッション』『よろず屋 幻想』
『魔法創造』『無限収納』
【武技スキル】:『ゴッドアタック』
【魔法スキル】:『サンシャインブレイク』『サンシャインフレイム』
『フェニックスオーラ』『ケラウノス』『ヘル・サイス』『アイギス』
『トライデント』『アポロンオーラ』『ゴッドパレス』
【加護】:『絶対神の加護Ⅹ』『万能神の加護Ⅹ』『神々の加護Ⅹ』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「お!!一気に6もアップしたのか。流石S級魔物は伊達じゃないな。さてと次に行きますか。早くナビリスに会いたいからね」
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