5 / 15
下準備
しおりを挟む
「フフフフフ…ハッハッハッ!狂ってやがる!だが面白い、やってやろうじゃないか!」
「うぇっ…?!ちょ…わたーしのマスター急に笑い出しんですけど…ちょっと…軽くドン引きしましゅー!」
笑いが止まらない。オレはおかしくなったのか?
いや、違う。オレは正常だ。
落ち着くとオレはティンクルに声を掛けた。
「要するに侵入者は殺してオレ以外のダンジョンマスターだったか?そいつらも倒すなりすれば良いんだろ?」
オレはティンクルに要点を纏め問い掛ける。どうやらティンクルの話ではオレは既に人間を辞めて居るらしく元の世界、日本の倫理観は無用の長物らしい。
「デスですぅー!理解の早いマスターで助かるぜい!早速やっちゃいやすかい?」
「今やっている。なるほど、要領は分かった。」
ダンジョンを改造したいと頭に浮かべると俯瞰図が脳裏に浮かぶ。
現在のDPは2000、CPは1000だ。
今居るのが大体六畳程の洞穴だ。拡張機能を使い入口からL字の通路を設置。
これだけで600、途中に二部屋を設置し約一メートルの落とし穴、毒矢を設置。
落し穴十個で500毒矢が十個で500、残りDPは400である。
続いてCPで魔物図鑑を確認する。
スライム…10CP
ゴブリン…20CP
バット…30CP
スネイク…40CP
ウルフ…50CP
とある。
今召喚出来るのはこの六体のみらしい。
スライム、ゴブリン、バット、スネイクを五体ずつ、ウルフを三体召喚した。
残りCPは250。
続いて消耗品の欄を確認する。
鉄の剣や棍棒、革鎧などが表示されているが一番安い棍棒で100CPと割高だ。
装備品や食料などはまた考えよう。
頭の中のウインドウを閉じた。
その時甲高い音が鳴り響く。
「ヘイヘーイマスター!どうやら最初のお客様がおいでなすったでござんすよい!」
どうやらオレのダンジョンマスターとしてのデビュー戦が始まったようだ。
「うぇっ…?!ちょ…わたーしのマスター急に笑い出しんですけど…ちょっと…軽くドン引きしましゅー!」
笑いが止まらない。オレはおかしくなったのか?
いや、違う。オレは正常だ。
落ち着くとオレはティンクルに声を掛けた。
「要するに侵入者は殺してオレ以外のダンジョンマスターだったか?そいつらも倒すなりすれば良いんだろ?」
オレはティンクルに要点を纏め問い掛ける。どうやらティンクルの話ではオレは既に人間を辞めて居るらしく元の世界、日本の倫理観は無用の長物らしい。
「デスですぅー!理解の早いマスターで助かるぜい!早速やっちゃいやすかい?」
「今やっている。なるほど、要領は分かった。」
ダンジョンを改造したいと頭に浮かべると俯瞰図が脳裏に浮かぶ。
現在のDPは2000、CPは1000だ。
今居るのが大体六畳程の洞穴だ。拡張機能を使い入口からL字の通路を設置。
これだけで600、途中に二部屋を設置し約一メートルの落とし穴、毒矢を設置。
落し穴十個で500毒矢が十個で500、残りDPは400である。
続いてCPで魔物図鑑を確認する。
スライム…10CP
ゴブリン…20CP
バット…30CP
スネイク…40CP
ウルフ…50CP
とある。
今召喚出来るのはこの六体のみらしい。
スライム、ゴブリン、バット、スネイクを五体ずつ、ウルフを三体召喚した。
残りCPは250。
続いて消耗品の欄を確認する。
鉄の剣や棍棒、革鎧などが表示されているが一番安い棍棒で100CPと割高だ。
装備品や食料などはまた考えよう。
頭の中のウインドウを閉じた。
その時甲高い音が鳴り響く。
「ヘイヘーイマスター!どうやら最初のお客様がおいでなすったでござんすよい!」
どうやらオレのダンジョンマスターとしてのデビュー戦が始まったようだ。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
世界中にダンジョンが出来た。何故か俺の部屋にも出来た。
阿吽
ファンタジー
クリスマスの夜……それは突然出現した。世界中あらゆる観光地に『扉』が現れる。それは荘厳で魅惑的で威圧的で……様々な恩恵を齎したそれは、かのファンタジー要素に欠かせない【ダンジョン】であった!
※カクヨムにて先行投稿中

無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
西園寺おとば🌱
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる