金の野獣と薔薇の番

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番外編 瑠可/楓

あとがき:名前と設定のアレコレ

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番外編【瑠可/楓】にお付き合いいただき、ありがとうございました。

全員が登場する後日談を考えてますが、文章化していないので、公開は少しお待ち下さい。
今後の予定として、不定期ですが【至高のオメガとガラスの靴】の短編を数話公開予定で準備中です。


今回も、主な登場人物についてのアレコレを下に書き出しました。
本編では特に触れていない部分の設定もありますので、良かったら読んでください。


____________________

●九条皇貴
外国人と日本人のハーフ。
金の髪と目を持つレア・アルファ。
身長は188cmくらい。
母親(夏美)は未婚で皇貴産んで、8歳の時、現在の夫と再婚。
家族のバースは、義父がアルファ、母・妹がベータ。
当初、皇貴の義父は神凪家の分家の末席だった。(今は決めていない。)
実家には結婚の報告のため。
皇貴の母親も一緒に行く予定だったが、貧血で数日入院することになり、お留守番となった。
初恋は結季で、ずっと女の子だと思っていた。
翌年から会えなくなったのが原因で、半ば投げやりになって生きていたら、下半身が奔放になった。
結季と番になってからは、結季一筋になった。

●如月結季
神凪家の特殊オメガ。
黒髪ストレート。
身長は165cmくらい。
両親は結季を神凪家の運命から逃すため結季の曽祖父の弟で婿養子に行った如月家に預けられる。
実の家族構成とバースは、父・母・妹(陽菜)でいづれもアルファ。
妹はブラコン。
結季の中のオメガが目覚めるまでは野暮ったい見た目だったが、目覚めてからは見た目もオメガらしい華のあるものに変化していった。
ネックプロテクターを着けるまで、襟足を長めにして項の噛み跡を隠していた。(本人は自覚なし)

●望月佳都
バース:アルファ(後にレア・アルファ)
皇貴の同級生で生徒会長。
黒髪・黒目。
身長は182cmくらい。
頭脳明晰、運動神経抜群、冷静沈着と全てにおいて完璧。
父親は超優秀な秘書。
敬語で話すのは父親の影響。

●神凪清暙
神凪家の次期当主(予定)のアルファ。
結季の12歳上の従兄弟。
黒髪でちょい癖毛あり。
身長は179cmくらい。
父は結季の実父の弟。

●如月楓
結季の義兄でアルファ。
身長は180cmくらい。
アルファの父(チガヤ)とオメガの母がいる。
父の実家がオメガの名家のため、鼻が良い。
父親は結婚相談所の所長。

●深月瑠可
結季のクラスメートでオメガの男子。
父親と愛人(オメガ)との子供で、一年ほど施設で過ごし小学校に上がる前に引き取られる。
茶色の目と茶髪でふわふわクルクルしてる。
身長は162cmくらい。
他のオメガの発情に充てられやすい体質。
フェロモンはネロリ(ビターオレンジ)の香り。
皇貴の番になることを夢見ていた。
【当初の設定】
アルファ・ベータ問わず複数のセフレがいた。皇貴に気にかけてもらっている結季が気に入らなくて、友達として接しつつ、裏で結季をアルファに襲わせようとした。
【現在の設定】
セフレはベータのみ。
過去に田幡創悟にレイプされた経験があり、そのためアルファが怖くて1人で近寄ることができない。
何故か、アルファに執着されやすい。
虐待、レイプ、暴力と何気に可哀想な子だった。

●深月愁(ミツキ シュウ)
バース:アルファ
身長は178cmくらい。
瑠可の3つ上の腹違いの兄。
父親はアルファで、母親はベータ。
弟の瑠可に素っ気ないのは母に気を遣っているためで、実は瑠可を大切に思っている。

●深月家(両親)
父親はアルファ、母親はベータ。
2人は政略結婚。
父親は妻が愁を妊娠中にオメガの愛人を作り入り浸った。
3年後、愛人が瑠可が生み、脚繁く通った。
オメガが産む子は優秀なアルファが多いため、瑠可を引き取り跡取りにしようと考えていた。
瑠可が5歳の頃、瑠可がアルファではないことに気付いて興味をなくす。
体裁を気にして一応引き取ったが、瑠可は居ないものとして扱った。
母親は両親に「アルファには逆らうな」と教えられて育ったため、夫に逆らうことが出来ない。
愁を妊娠中に愛人の存在に気付いていて、瑠可が生まれると時々、遠くから様子を見ていた。その頃から瑠可が実の母親に虐待を受けてることを知っていた。
瑠可のことはそれとなく夫を誘導して引き取った。
だが、瑠可に惨めな自分の姿を重ねてしまい、直接愛情を注ぐことができなかった。
愁が瑠可を可愛がっていたことに安堵し、黙認した。
瑠可が中学で学園の寮に入ったタイミングで、瑠可の部屋を改装してトイレとバスルームを作り、鍵を付けた。
瑠可が田幡にレイプされたことに気付き夫に相談したが、取引先の息子のため取り合ってもらえなかった。
田幡に止めるように直接言ったこともあったが、逆に脅されてしまう。愁に連れてこないように言うが事情の知らない愁は現場を目撃するまでずっと連れてきてしまう。

●篠崎春樹
32歳のアルファ。
容姿は身長183cmくらいの長身イケメンであることしか設定していない。
外面は良いがヘイト意識が強く、オメガは社会に出ても役に立たないと考えている。
26歳まで海外で働いていたがどこも長続きせず、日本に戻ってきた。
無駄に自分に自信があるため、その自信を持ってNANA-tsukiに中途採用面接に行ったが、お茶を出してくれたオメガの女性を貶める発言をして、社長の怒りを買い出禁を食らう。
フルーツ好きで、フレグランス関係の会社に就職するが、一年もすると本性が出てしまう。上司に言われ外では気を付けていた。
番は4人。海外にいる時に3人、日本に戻ってきてから1人と番った。その4人は篠崎の外面に騙されて番ってしまったため、逃げることができなくなった。
篠崎は瑠可に振られた2ヶ月後、外でヘイト発言してしまいクビになる。その後、番たちに逃げられてしまう。

●田幡創悟(タバタ ソウゴ)
バース:アルファ
愁の高校の時の同級生。
高一の冬休み、勉強会で愁の家で瑠可を見掛けて一目惚れをする。(当時、本人自覚なし)
それから、勉強会という名目で愁の部屋に入り浸り、高2のGWに寮から帰省していた瑠可の部屋に深夜に忍び込んで瑠可をレイプした。
瑠可は鍵を閉め忘れたと思っているが、実は田幡が鍵を壊した。瑠可が寮に戻った後、義母が壊されていたことに気付いた。
瑠可を脅して、高3の夏、愁に見つかるまで関係を続けた。
高3の春頃からは瑠可に対して恋愛感情に気づいて番になりたいと瑠可を口説くが、夏に愁に見つかって絶交される。
その後、瑠可とも連絡が取れなくなり、愁に瑠可を愛しているから会わせて欲しいと毎日の様にメールを送くるちょっとヤバいやつになったが、篠崎に社会的に始末され、現在地方にいる。

●斉藤
学園のオメガ専門の保健医。
バースはベータ(女)
結季の義父の知り合いで、結季の情報はここから義父に筒抜けしていた。

●神凪家
家族構成が複雑。
当主は清暙の祖父。
結季の祖父は当主の兄で、結季の父が生まれた後病死したが、実は弟に毒殺された。
その後、祖母は弟(当主)と再婚して、清暙の父を産んだ。
※神凪家は家系図で書きたいくらい面倒臭い設定です。
前に男のオメガが居たのは、結季のひいお祖父様の代。三兄弟で、上2人がアルファだった。
オメガを連れ出そうとしたのが、次男でアカリのひいおじいちゃん。
そのため、アカリのフェロモンは神凪家特有のもので、ヒロと正式に番になるまで安定しなかった。

●如月家
オメガの名家。
オメガを産みやすい体質だが、優秀なアルファも産む体質。
女の子は全てオメガ、男の子は全てアルファが生まれる。
神凪の血が混ざりオメガとして生まれたアカリは特別。
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