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第35話
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あの悪夢のような夜から1ヶ月が経ちました。
僕はあの日から毎日24時間できるだけ多くの回復魔法を使い続けています。今ではかなり高位の回復魔法も使えるようになりました。それでも呪いを完全に打ち消す魔法は覚えてません。
変に説明をするよりも今の僕のステータスを見せた方が早いかもしれません。
《名 前》 ロン
《ジョブ》 ボッチlv36
《状態異常》
呪(アンデット化)ー耐性により脳、臓器、血管 解呪済
《スキル》
戦闘職(物理)
(共有スキル)
解体術lv1、受け流しlv5、見切りlv6、クイックステップlv4、気配感知lv3、腕力上昇lv4、速度上昇lv5、体力上昇lv4、疲労回復lv8、熱耐性lv4、苦痛耐性lv4、呪耐性lv12
(ウォーリア)
鎚技lv2
(拳闘士)
格闘lv2、格闘技lv1
(シーフ)
暗視lv5
戦闘職(魔法)
(共有スキル)
生活魔法lv6、マルチキャストlv4、魔力消費減少lv12、魔力回復lv10、魔力感知lv7、魔力操作lv7、魔力量上昇lv12
(僧侶)
回復魔法lv25、補助魔法lv2
(魔法盾士)
マジックベールlv2、マジックアーマーlv1
生産職
(共有スキル)
力加減lv7、素材強化lv2、鑑定lv5
(鍛治士)
鍛冶lv4、火力調整lv2
(裁縫士)
裁縫lv4、採寸lv2、糸切りlv2、魔力糸錬成lv3
(薬師)
調合lv7、薬草鑑定lv4、薬草探索lv5
特殊職
(調教師)
縄縛りlv3
(ポーター)
異空間収納lv2
《魔 法》
(生活魔法)
飲水、着火、ミニライト、クリーン、散髪、念写、空気清浄
(回復魔法)
ヒール、キュア、ハイヒール、エクストラヒール、エクストラハイヒール、リジェネ、リジェネーション、ウルトラリジェネーション
(補助魔法)
プロテクトアップ、スピードアップ、パワーアップ、マインドアップ
《攻撃技》
(鎚)
メガインパクト、アーマーブレイク、シェイクインパクト、エネルギーブレイク
(格闘)
風裂拳、風裂脚
呪耐性も12レベルになり全ての臓器や血管が解呪され、今ではリジェネ系の魔法を常に使用していなくても生命活動は保てるのかも?程度には回復しています。
しかしそれでは恐らくは手足が腐れていくことになると思いますので、今も24時間リジェネの遥かに上位魔法であるウルトラリジェネーションを使い続けています。
回復魔法はさすがに24時間限界まで使い続けてるだけあって、既に25レベルにまで到達しています。このレベルはよほど回復魔法を使うことを仕事にしている人でも簡単には到達できないレベルではないかと思います。
回復魔法はアンデットモンスターを相手にするようなことを選択しなければ、対象となる怪我人がいないと使えないことと、たまに大量の怪我人が現れても魔力切れの問題があることから1日に使える回数が多くないのです。
僕の場合は、魔力消費減少と魔力回復のスキルがレベルがどんどん上がっていったことと、何よりもボッチのジョブの特性で自然回復力がさらに5倍となる為、魔力の心配も殆ど必要なく使い放題状態だったからのこのレベルアップとなったのです。
呪い耐性のレベルが上がって完全にワイトキングの呪いを解呪するにはあと数ヶ月はかかりそうですが、逆にいえばそこまで待てば解呪はされ人間に戻れると思われます。
そしてそれよりも早く、恐らくは回復魔法で呪いを解く魔法を覚えるのではないかと予想しています。
ここまでは順調だったのですが、ここにきて問題が発生しています。
食料が尽きようとしているのです。
僕はここへ来る前、異空間収納に念の為大量の保存食を入れてきました。しかしそれは1週間程度の冒険への余分にだったわけで、数ヶ月を要する冒険になるなんて思いもしなかったのです。
僕のグールの体は半分死んで半分生きてる状態だった為、それほど多くの食べ物を必要としませんでしたが、それでも間もなく食料が尽きます。
外には出られない為、食料の補充もできないのです。
この旧王都跡地の中にはとても食べ物になるようなものはありません。万が一の時は、そこらを徘徊してるゾンビや僕と同族のグールの肉を食べることも考えましたが、どう考えても腐れており、毒の塊にしか見えません。
さらに2週間が経過しました。1週間前に最後の食料は尽き、この1週間は水のみで生きています。
呪耐性は14になりましたが、やはりここまで上がるとなかなかレベルが上がっていきません。回復魔法も28まで上がりましたが、回復魔法の効果が上がるのと、消費魔力が減少する効果だけでした。
そろそろ解呪の魔法を覚えてもらえないと本格的にマズイです。空腹状態が続いてくるとステータスの状態異常の欄にこのように表示されたのです。
空腹(小)-自然回復力低下(小)
空腹が限界を迎えると魔力が回復しなくなり、回復魔法を使えなくなる恐れが出てきました。
さらに1週間が経過しました。
僕は空腹を誤魔化す為に水を飲みまくってますが、それも限界がきています。
状態異常の表示は 空腹(大)-自然回復力減少(大) となっています。
このままではあと1週間も待たずに限界がやってきそうです。今でもウルトラリジェネーションのみを24時間更新し続けるので限界なくらいです。
僕は遠くを徘徊するグールを見ながら決断するべきか悩んでいました。そして、もうやるしかない…と久しぶりに立ち上がったところに僕を呼ぶ声を聞きました。
お腹が空きすぎてとうとう幻聴かな?と悲しい気分になっていると、今度は僕に抱きついてきている感触を感じました。
「ロンさん!無事で良かった…」
リアルな幻覚だな…目の前に泣いてるニコルさんの姿が見えてるぞ…相変わらずかわいいな。あっ!カッシュにニナもキースもいるぞ。。
これは多分走馬灯ってやつだよね?このままじゃ僕は死ぬってことだよね?やっぱりあのグールたちを食べないといけないんだよね…
「ロン!大丈夫か!?しっかりしろ!」
カッシュの幻覚はとうとう僕の頬を叩きながら声を掛けてきます。
「…えっ?もしかして本物のカッシュ?」
「当たり前だ!本当に大丈夫か?でも生きていて良かった!!」
「ずっと宿に戻ってこねーから心配したんだぞ!」
「キース…」
「ロンの馬鹿!遠征するならせめて行き先くらい私たちにも伝えておいてよ!!探すのに苦労したんだから!」
「ニナ…ごめん。1週間程度で戻る予定だったんだけど、トラブルにあってしまったんだ…それよりも何か食べ物持ってないかい?この2週間は水しか飲んでいないんだ!!」
「えっ?ニコル、何か食べ物を出して上げて!」
「2週間も食べ物を食べてないとなると…消化にいいものの方がいいですよね。とりあえずこのリンガを少しずつ食べていて下さい。すぐにスープを作ります。」
僕はリンガをもらうとガツガツと食べ始めました。旨い!美味しすぎます!!
「その前にここから早く出ようぜ!あんなに遠くにいるのにグールやゾンビの臭いが臭くてたまらねー!!」
「そうだな!ロン歩けるか?」
「ごめん。僕は今この旧王都跡地から出られないんだ。ここのボスであるワイトキングから呪いを受けてしまったんだ。」
「ワイトキングだって!?ここにはそんなヤバイ化け物がいるのか?」
「うん。このまま死んでいたらワイトキングの眷属として仕えることになっていたよ。」
「ロンの状況は思っていた以上に危なかったんだな!」
「本当にみんなが来てくれて助かったよ!食料さえ手に入れば、あとちょっとで解呪できそうなんだ!!」
「自分で解呪できるの?確かかなり高位の回復魔法だった筈だけど…」
「ずっと回復魔法を使い続けてきたからね…今は29レベルまで上がってるよ。多分もう少しの筈なんだ!!」
「29ですって?どんなことをしたらそんな無茶苦茶なレベルまで上げられるのよ?」
「アンデットモンスターに回復魔法を使い続けていけば、ニナだって上げられるよ。とっても臭いけどね…」
「それは遠慮するわ!」
遠くにいるグールの姿を見ながらニナは本気で嫌そうな顔をしました。
僕はあの日から毎日24時間できるだけ多くの回復魔法を使い続けています。今ではかなり高位の回復魔法も使えるようになりました。それでも呪いを完全に打ち消す魔法は覚えてません。
変に説明をするよりも今の僕のステータスを見せた方が早いかもしれません。
《名 前》 ロン
《ジョブ》 ボッチlv36
《状態異常》
呪(アンデット化)ー耐性により脳、臓器、血管 解呪済
《スキル》
戦闘職(物理)
(共有スキル)
解体術lv1、受け流しlv5、見切りlv6、クイックステップlv4、気配感知lv3、腕力上昇lv4、速度上昇lv5、体力上昇lv4、疲労回復lv8、熱耐性lv4、苦痛耐性lv4、呪耐性lv12
(ウォーリア)
鎚技lv2
(拳闘士)
格闘lv2、格闘技lv1
(シーフ)
暗視lv5
戦闘職(魔法)
(共有スキル)
生活魔法lv6、マルチキャストlv4、魔力消費減少lv12、魔力回復lv10、魔力感知lv7、魔力操作lv7、魔力量上昇lv12
(僧侶)
回復魔法lv25、補助魔法lv2
(魔法盾士)
マジックベールlv2、マジックアーマーlv1
生産職
(共有スキル)
力加減lv7、素材強化lv2、鑑定lv5
(鍛治士)
鍛冶lv4、火力調整lv2
(裁縫士)
裁縫lv4、採寸lv2、糸切りlv2、魔力糸錬成lv3
(薬師)
調合lv7、薬草鑑定lv4、薬草探索lv5
特殊職
(調教師)
縄縛りlv3
(ポーター)
異空間収納lv2
《魔 法》
(生活魔法)
飲水、着火、ミニライト、クリーン、散髪、念写、空気清浄
(回復魔法)
ヒール、キュア、ハイヒール、エクストラヒール、エクストラハイヒール、リジェネ、リジェネーション、ウルトラリジェネーション
(補助魔法)
プロテクトアップ、スピードアップ、パワーアップ、マインドアップ
《攻撃技》
(鎚)
メガインパクト、アーマーブレイク、シェイクインパクト、エネルギーブレイク
(格闘)
風裂拳、風裂脚
呪耐性も12レベルになり全ての臓器や血管が解呪され、今ではリジェネ系の魔法を常に使用していなくても生命活動は保てるのかも?程度には回復しています。
しかしそれでは恐らくは手足が腐れていくことになると思いますので、今も24時間リジェネの遥かに上位魔法であるウルトラリジェネーションを使い続けています。
回復魔法はさすがに24時間限界まで使い続けてるだけあって、既に25レベルにまで到達しています。このレベルはよほど回復魔法を使うことを仕事にしている人でも簡単には到達できないレベルではないかと思います。
回復魔法はアンデットモンスターを相手にするようなことを選択しなければ、対象となる怪我人がいないと使えないことと、たまに大量の怪我人が現れても魔力切れの問題があることから1日に使える回数が多くないのです。
僕の場合は、魔力消費減少と魔力回復のスキルがレベルがどんどん上がっていったことと、何よりもボッチのジョブの特性で自然回復力がさらに5倍となる為、魔力の心配も殆ど必要なく使い放題状態だったからのこのレベルアップとなったのです。
呪い耐性のレベルが上がって完全にワイトキングの呪いを解呪するにはあと数ヶ月はかかりそうですが、逆にいえばそこまで待てば解呪はされ人間に戻れると思われます。
そしてそれよりも早く、恐らくは回復魔法で呪いを解く魔法を覚えるのではないかと予想しています。
ここまでは順調だったのですが、ここにきて問題が発生しています。
食料が尽きようとしているのです。
僕はここへ来る前、異空間収納に念の為大量の保存食を入れてきました。しかしそれは1週間程度の冒険への余分にだったわけで、数ヶ月を要する冒険になるなんて思いもしなかったのです。
僕のグールの体は半分死んで半分生きてる状態だった為、それほど多くの食べ物を必要としませんでしたが、それでも間もなく食料が尽きます。
外には出られない為、食料の補充もできないのです。
この旧王都跡地の中にはとても食べ物になるようなものはありません。万が一の時は、そこらを徘徊してるゾンビや僕と同族のグールの肉を食べることも考えましたが、どう考えても腐れており、毒の塊にしか見えません。
さらに2週間が経過しました。1週間前に最後の食料は尽き、この1週間は水のみで生きています。
呪耐性は14になりましたが、やはりここまで上がるとなかなかレベルが上がっていきません。回復魔法も28まで上がりましたが、回復魔法の効果が上がるのと、消費魔力が減少する効果だけでした。
そろそろ解呪の魔法を覚えてもらえないと本格的にマズイです。空腹状態が続いてくるとステータスの状態異常の欄にこのように表示されたのです。
空腹(小)-自然回復力低下(小)
空腹が限界を迎えると魔力が回復しなくなり、回復魔法を使えなくなる恐れが出てきました。
さらに1週間が経過しました。
僕は空腹を誤魔化す為に水を飲みまくってますが、それも限界がきています。
状態異常の表示は 空腹(大)-自然回復力減少(大) となっています。
このままではあと1週間も待たずに限界がやってきそうです。今でもウルトラリジェネーションのみを24時間更新し続けるので限界なくらいです。
僕は遠くを徘徊するグールを見ながら決断するべきか悩んでいました。そして、もうやるしかない…と久しぶりに立ち上がったところに僕を呼ぶ声を聞きました。
お腹が空きすぎてとうとう幻聴かな?と悲しい気分になっていると、今度は僕に抱きついてきている感触を感じました。
「ロンさん!無事で良かった…」
リアルな幻覚だな…目の前に泣いてるニコルさんの姿が見えてるぞ…相変わらずかわいいな。あっ!カッシュにニナもキースもいるぞ。。
これは多分走馬灯ってやつだよね?このままじゃ僕は死ぬってことだよね?やっぱりあのグールたちを食べないといけないんだよね…
「ロン!大丈夫か!?しっかりしろ!」
カッシュの幻覚はとうとう僕の頬を叩きながら声を掛けてきます。
「…えっ?もしかして本物のカッシュ?」
「当たり前だ!本当に大丈夫か?でも生きていて良かった!!」
「ずっと宿に戻ってこねーから心配したんだぞ!」
「キース…」
「ロンの馬鹿!遠征するならせめて行き先くらい私たちにも伝えておいてよ!!探すのに苦労したんだから!」
「ニナ…ごめん。1週間程度で戻る予定だったんだけど、トラブルにあってしまったんだ…それよりも何か食べ物持ってないかい?この2週間は水しか飲んでいないんだ!!」
「えっ?ニコル、何か食べ物を出して上げて!」
「2週間も食べ物を食べてないとなると…消化にいいものの方がいいですよね。とりあえずこのリンガを少しずつ食べていて下さい。すぐにスープを作ります。」
僕はリンガをもらうとガツガツと食べ始めました。旨い!美味しすぎます!!
「その前にここから早く出ようぜ!あんなに遠くにいるのにグールやゾンビの臭いが臭くてたまらねー!!」
「そうだな!ロン歩けるか?」
「ごめん。僕は今この旧王都跡地から出られないんだ。ここのボスであるワイトキングから呪いを受けてしまったんだ。」
「ワイトキングだって!?ここにはそんなヤバイ化け物がいるのか?」
「うん。このまま死んでいたらワイトキングの眷属として仕えることになっていたよ。」
「ロンの状況は思っていた以上に危なかったんだな!」
「本当にみんなが来てくれて助かったよ!食料さえ手に入れば、あとちょっとで解呪できそうなんだ!!」
「自分で解呪できるの?確かかなり高位の回復魔法だった筈だけど…」
「ずっと回復魔法を使い続けてきたからね…今は29レベルまで上がってるよ。多分もう少しの筈なんだ!!」
「29ですって?どんなことをしたらそんな無茶苦茶なレベルまで上げられるのよ?」
「アンデットモンスターに回復魔法を使い続けていけば、ニナだって上げられるよ。とっても臭いけどね…」
「それは遠慮するわ!」
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