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第76話 アランの変化
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俺はシーンとしてしまった空気の中、話を続ける。
『俺は、皆さんの無事を知れて本当に嬉しかった。でも俺は、ユリウス王子のことや王位継承の件に関わるつもりはありません。
俺は今回の一件で、王国への思い入れはなくなりました。王国そのものがどうなろうとどうでもいいとさえ思っています。
皆さんのことは、好きだし、幸せになって欲しいと本当に思ってます。でも、だからといって、それは王国の権力を必ずしも取り戻さなければ、手に入らないものではないと考えます。』
『なっ!?何てことを言うのだ!?』
皆驚きの表情で、俺を見てくる。
『俺は、これまで何度も優先順位を間違えました。
もう少しくらいなら放っておいても大丈夫か?と油断し、それが原因で全員が死にかけた経験。
何も捨てることができず、全てを守ろうとして、結局自分自身も、その守ろうとしたものも全てを危険に晒した経験。
俺はその時、左手と右足を食いちぎられました。俺だけでなくましろも俺を守るために無理をさせたことで怪我を負い、200匹を越える強いモンスターに四方を囲まれました。
その絶望的な死へのカウントダウンの走馬灯の中、俺はビアンカのことを優先せずに、他の危険にばかり首を突っ込んでいた自分の選択に疑問の気持ちが生まれたのです。
それでも、本当に奇跡みたいな運の良さで何とか生き残れました…
しかし、それらの経験から、本当に大切なものを最優先にして、それを守るためなら他は切り捨てる覚悟を持たないと、結局何も救えないことを学んだんです。
今の俺はビアンカを救うことが、絶対的な優先事項なんです。王国の行く末とか、誰が王になるとかそんなこと気にして、回り道する余裕は今の俺には無いんです。
ビアンカの無事は、あくまでも予測でしかありません。何の保証もないんです。
もしビアンカのことを後回しにして、皆と王都を取り戻せたとしても、それでその間にビアンカに何かあってた場合、俺は今その選択をした俺自身を許せなくなります!
だから、俺はビアンカを救うことに集中させてもらいます。』
俺の言葉を聞いて、皆言葉を失っている。
『手足は、どうやって回復したの?』
アクティーが聞いてくる。
『エリーの尻尾を食べたんだ。エリーの尻尾は、あらゆる病気や怪我を癒す力があるんだ。おかげで今もこうして歩けてるよ。』
『そう…アランも大変だったのね…
分かったわ。私もビアンカの救出に手を貸すわ!!』
『アクティー!?、いいのか?』
『アランに1人で、そんな危険なことさせられないでしょ?それに、隠密行動なら私はプロよ!
だけど、アランにお願いがあるの!』
『お願い?』
『ビアンカを無事救出出来たら、国外に逃げるなんて言わずに皆と一緒に王国を取り戻して、また皆で仲良く暮らしましょう?出来ればそのための、作戦にも協力してあげて欲しいの!
それに、アランは1つ大きな勘違いしてるわ…
ハリー王子もマリア王女もエリス王女も自らの権力のために戦ってるのではないわ。この3人は、罪もなく巻き込まれ苦しんでいる民たちのために戦ってるの!
だからさっきアランが言ったように、このままこの3人が国の行く末を捨てて、自らの幸せを優先にしろというのは、アランにとってビアンカを捨てて自らの幸せを優先にしろと言われるのも同義なのよ!
そこは、皆の気持ちも分かってあげて欲しいの。
勿論、アランがそれでも国外に拘るなら、私も全てを捨てて一緒に行くけどね。』
『その時は私もご一緒しますわ…
私は、民よりもアランですわ!!』
『マリア王女…せっかく私がいいこと言ったのに、全て台無しにしてるわ…』
『ビアンカを救出した後のことは、ビアンカと話して決めたいと思っています。俺だけでは決められることではないので…
ただ、ハリーやエリスさんには失礼なこと言ったこと謝らせて下さい。すいませんでした!』
『私にはいいのですの?』
『アランは、以前とは比べ物にならないくらい成長したようだな!前はどこか周りに流されやすい感じだったが、それが無くなったようだ。
アランのビアンカを想う気持ちは分かった!全力で救ってあげてくれ!!
アクティーもアランのフォローを頼む!
そして、3人で私たちの元に戻ってきてくれるのを待ってるぞ!』
エリスが手を前に出す。俺もそれを握り、固い握手を交わす。
『アラン!せっかく会えたのに、もう離れるのは辛いけど、アランにはアランの成さなければならないことがあるんだね!?僕も僕が成さなければならないことをするよ!
だから、絶対に戻ってきて!!待ってるからね!?』
ハリーも手を前に出してきた。抱きついて来ない分、ハリーの成長を感じる…
ハリーとも握手をした後、みんなとしばらく談笑した。
ラトルに到着したのが既に夕方だったこと、久しぶりにみんなと会ったこと、ラオスにも会ってお礼を言いたかったこと、これから王都に向かったとしても王都の門は閉ざされていることから、俺は翌朝の出発とし、歓談を楽しんでいた。
この時に直ぐ出発していたからといって、未来が変わっていたかは分からない。決して選択を誤ったとは言えないほどの僅かな差であろう…
しかし、俺の知らないところで確実にビアンカには危険が忍び寄っていた…
アランが離れたことにより、誰も気づかぬうちに起きた『運の反転』…
ハリーたち王族には、王国そのものを巻き込みクーデターが起き、不利な戦況に置かれている。
牢にいたビアンカには一体どのような『運の反転』が…?
果たして、アランはビアンカを無事に救えるのだろうか?
『俺は、皆さんの無事を知れて本当に嬉しかった。でも俺は、ユリウス王子のことや王位継承の件に関わるつもりはありません。
俺は今回の一件で、王国への思い入れはなくなりました。王国そのものがどうなろうとどうでもいいとさえ思っています。
皆さんのことは、好きだし、幸せになって欲しいと本当に思ってます。でも、だからといって、それは王国の権力を必ずしも取り戻さなければ、手に入らないものではないと考えます。』
『なっ!?何てことを言うのだ!?』
皆驚きの表情で、俺を見てくる。
『俺は、これまで何度も優先順位を間違えました。
もう少しくらいなら放っておいても大丈夫か?と油断し、それが原因で全員が死にかけた経験。
何も捨てることができず、全てを守ろうとして、結局自分自身も、その守ろうとしたものも全てを危険に晒した経験。
俺はその時、左手と右足を食いちぎられました。俺だけでなくましろも俺を守るために無理をさせたことで怪我を負い、200匹を越える強いモンスターに四方を囲まれました。
その絶望的な死へのカウントダウンの走馬灯の中、俺はビアンカのことを優先せずに、他の危険にばかり首を突っ込んでいた自分の選択に疑問の気持ちが生まれたのです。
それでも、本当に奇跡みたいな運の良さで何とか生き残れました…
しかし、それらの経験から、本当に大切なものを最優先にして、それを守るためなら他は切り捨てる覚悟を持たないと、結局何も救えないことを学んだんです。
今の俺はビアンカを救うことが、絶対的な優先事項なんです。王国の行く末とか、誰が王になるとかそんなこと気にして、回り道する余裕は今の俺には無いんです。
ビアンカの無事は、あくまでも予測でしかありません。何の保証もないんです。
もしビアンカのことを後回しにして、皆と王都を取り戻せたとしても、それでその間にビアンカに何かあってた場合、俺は今その選択をした俺自身を許せなくなります!
だから、俺はビアンカを救うことに集中させてもらいます。』
俺の言葉を聞いて、皆言葉を失っている。
『手足は、どうやって回復したの?』
アクティーが聞いてくる。
『エリーの尻尾を食べたんだ。エリーの尻尾は、あらゆる病気や怪我を癒す力があるんだ。おかげで今もこうして歩けてるよ。』
『そう…アランも大変だったのね…
分かったわ。私もビアンカの救出に手を貸すわ!!』
『アクティー!?、いいのか?』
『アランに1人で、そんな危険なことさせられないでしょ?それに、隠密行動なら私はプロよ!
だけど、アランにお願いがあるの!』
『お願い?』
『ビアンカを無事救出出来たら、国外に逃げるなんて言わずに皆と一緒に王国を取り戻して、また皆で仲良く暮らしましょう?出来ればそのための、作戦にも協力してあげて欲しいの!
それに、アランは1つ大きな勘違いしてるわ…
ハリー王子もマリア王女もエリス王女も自らの権力のために戦ってるのではないわ。この3人は、罪もなく巻き込まれ苦しんでいる民たちのために戦ってるの!
だからさっきアランが言ったように、このままこの3人が国の行く末を捨てて、自らの幸せを優先にしろというのは、アランにとってビアンカを捨てて自らの幸せを優先にしろと言われるのも同義なのよ!
そこは、皆の気持ちも分かってあげて欲しいの。
勿論、アランがそれでも国外に拘るなら、私も全てを捨てて一緒に行くけどね。』
『その時は私もご一緒しますわ…
私は、民よりもアランですわ!!』
『マリア王女…せっかく私がいいこと言ったのに、全て台無しにしてるわ…』
『ビアンカを救出した後のことは、ビアンカと話して決めたいと思っています。俺だけでは決められることではないので…
ただ、ハリーやエリスさんには失礼なこと言ったこと謝らせて下さい。すいませんでした!』
『私にはいいのですの?』
『アランは、以前とは比べ物にならないくらい成長したようだな!前はどこか周りに流されやすい感じだったが、それが無くなったようだ。
アランのビアンカを想う気持ちは分かった!全力で救ってあげてくれ!!
アクティーもアランのフォローを頼む!
そして、3人で私たちの元に戻ってきてくれるのを待ってるぞ!』
エリスが手を前に出す。俺もそれを握り、固い握手を交わす。
『アラン!せっかく会えたのに、もう離れるのは辛いけど、アランにはアランの成さなければならないことがあるんだね!?僕も僕が成さなければならないことをするよ!
だから、絶対に戻ってきて!!待ってるからね!?』
ハリーも手を前に出してきた。抱きついて来ない分、ハリーの成長を感じる…
ハリーとも握手をした後、みんなとしばらく談笑した。
ラトルに到着したのが既に夕方だったこと、久しぶりにみんなと会ったこと、ラオスにも会ってお礼を言いたかったこと、これから王都に向かったとしても王都の門は閉ざされていることから、俺は翌朝の出発とし、歓談を楽しんでいた。
この時に直ぐ出発していたからといって、未来が変わっていたかは分からない。決して選択を誤ったとは言えないほどの僅かな差であろう…
しかし、俺の知らないところで確実にビアンカには危険が忍び寄っていた…
アランが離れたことにより、誰も気づかぬうちに起きた『運の反転』…
ハリーたち王族には、王国そのものを巻き込みクーデターが起き、不利な戦況に置かれている。
牢にいたビアンカには一体どのような『運の反転』が…?
果たして、アランはビアンカを無事に救えるのだろうか?
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