15 / 99
第15話 エリスの父
しおりを挟む
時間は少し遡る。
アランが崖から落とされた直後のこと。
(…ん?急に気配が1人消えた?何かあったのか?)
イアンは普段から、起きてる時は常に気配感知で周りの様子を探る癖があった。そのお陰で、アランが崖から落ちたことを気付けたのだ。
イアンとクリスは実は今年が成人ではない。前の年に成人し、エリスの父の部下として雇われた者たちなのだ。
エリスの父がエリスの安全なレベル上げのために成人の儀の日、同期の2人と偽って2人をエリスに付けた。
イアンの気配感知と速射、クリスの棒術と回復魔法の組み合わせは、初心者ダンジョンでは通常過保護以外何物でもない。
今回はアランの運に引きよせられ、予想の3倍以上の襲撃があったために、逆にそれが目立たなくて済んでいたのだ。
クリスが走って夜営地に戻ってくる。
『みんな大変だ!!アランが崖から落ちた!!』
騒ぎで寝ていた皆は慌てて起き、クリスの元に集まる。
『クリス何があったのだ?』
『はっ!アランと一緒に奥に異常がないか、探索をしていたのですが、アランが崖に寄りすぎてしまったようで、目の前で崖から落ちていってしまいました。
余りに突然のことで、助けようにももう姿は見えず。泣く泣く戻ってきた次第です。』
『そんな!アランがそんなわけ…』
ビアンカは状況を受け入れられず、顔を真っ青に染めていた…
『すぐに現場に向かう!松明とロープを用意しろ!!』
素早いエリスの指示が飛ぶが、その顔はとても暗い…
全員で手分けしてすぐ準備は完了する。皆、言葉なくクリスの後に続く…
『ここからアランが落ちて行ったんだ!器用で料理が上手く、とてもいい奴だったのに…』
現場に到着するとクリスが悔しそうにそう呟いた…
エリスも呟く…
『本当に残念だ…クリス何を企んでいる?何故アランを殺さねばならなかったのだ!?』
エリスの横ではイアンがクリスに向けて弓を構えていた。
『な、何の事だ?何故俺が疑われてるんだ!?』
クリスは往生際悪く惚けている。
『答えは簡単…俺の気配感知だっ!
クリスお前の失態は、俺のジョブレベルの上昇を計算に入れてなかったことだ!このダンジョンでどれだけ戦ってきたか知ってるお前なら、俺たちですら多少は、レベルが上がってることも考慮すべきだった。
スキルがパワーアップすることもある。
以前の俺の気配感知の距離をおおよそ把握していたことで油断し、アランが崖から落ちた後、すぐこの場を離れた。しかも、のんびりとゆっくり歩いて…
お前が走り出したのは、以前の俺の気配感知の距離のちょっと手前だった。これでは自分が犯人だと言ってるようなもんだ!!』
『ちっ!糞どもがっ!!』
クリスがこちらに向かって来ようとしている。
イアンの放った2本の矢が容赦なくクリスの両足を貫き、前へ倒れ込む。
『動くな!今度動けば、口以外は動けないよう全身串刺しにしてやるからな。』
『痛ってーな!?だいたい余計な成長なんてしやがって…
人がせっかく考えた作戦を全部台無しにすんじゃねーよ!!』
クリスの口調の変わりように、皆目を丸くした。
これが本性なのだろう…
『何でよ!何でなのよ!?アランが何をしたっていうの?アランを返してよ!!』
ビアンカが叫ぶ。
『邪魔だったからに決まってんだろ!恨まれるような奴ではないことはお前が一番分かってんだろ?』
『邪魔って何がよ!明日で私とアランはサヨナラの予定だったのに何の邪魔になるっていうのよ!?』
『あいつの運だ!あれは本物だ…
万が一そこのバカにあいつが仕えられると厄介なんだ。昨夜もあいつの指摘でそこのバカが現実に目覚めちまったしな…』
『バカとは私のことか?昨日私たちが話してたのを聞いていたのか?それが、人1人殺す理由にはならんと思うが…』
『それが分からないくらいバカだから、バカって呼んでんだろうが…お前の父親が何者かさえ考えれば簡単な答えだろうが!!』
しばしの沈黙の後…エリスが答える。
『…跡継ぎ争い…のことか?それなら私には益々関係ない話だろう…そんなことのためにアランを。。』
『ちっ!どんだけおめでたいオツムしてやがる!?こんな奴に巻き込まれて死ぬことになったアランが可愛そうになってくるぜ!』
『ちょっと!自分が勝手にアランを殺そうとした癖に、なに人のせいにしてるのよ!!』
『このバカはな…
これでもこの【クリスタリア王国】の現国王【ヴェルサス・ルイ・クリスタリア】の娘、継承権第3位、第2王女【エリス・クリスタリア】なんだぞ!
関係無いわけあるか!』
『えー!?エリスさんが王女様?』
『成人の儀で【賢者】のジョブを引き、王自らの推薦で、突然王家の一員になったんだ!そんなやつが、他の候補者から注目されない訳がないだろう!?
愚かなこの女は昨夜までは勝手に王を恨んで王家と関わることを拒み、その状況を知ろうともしてなかった。
それをアランが変えちまったのさ!このバカだけなら何ら脅威にすらならんが、アランの運が加わると何が起きるか分からん…
だから排除した。』
『っで!?クリスお前は誰の差し金で動いている?ユリウス王子か、マリア王女辺りか?』
イアンが問い詰める。
『流石にそれを言うと思うか!?どんな拷問されても言わねーよ!!』
『ちっ!こんな時に…
嬢さんよ!この地域一帯が敵に囲まれつつあるぜ!!おそらく100匹は下らない数だ。。』
イアンの声に緊張が走る!
『なに!…そうか、アランがいなくなったから、夜営中にも敵襲が来るか。。仕方ない…迎え撃つぞ!!』
エリスの声がダンジョンに響いた!
アランが崖から落とされた直後のこと。
(…ん?急に気配が1人消えた?何かあったのか?)
イアンは普段から、起きてる時は常に気配感知で周りの様子を探る癖があった。そのお陰で、アランが崖から落ちたことを気付けたのだ。
イアンとクリスは実は今年が成人ではない。前の年に成人し、エリスの父の部下として雇われた者たちなのだ。
エリスの父がエリスの安全なレベル上げのために成人の儀の日、同期の2人と偽って2人をエリスに付けた。
イアンの気配感知と速射、クリスの棒術と回復魔法の組み合わせは、初心者ダンジョンでは通常過保護以外何物でもない。
今回はアランの運に引きよせられ、予想の3倍以上の襲撃があったために、逆にそれが目立たなくて済んでいたのだ。
クリスが走って夜営地に戻ってくる。
『みんな大変だ!!アランが崖から落ちた!!』
騒ぎで寝ていた皆は慌てて起き、クリスの元に集まる。
『クリス何があったのだ?』
『はっ!アランと一緒に奥に異常がないか、探索をしていたのですが、アランが崖に寄りすぎてしまったようで、目の前で崖から落ちていってしまいました。
余りに突然のことで、助けようにももう姿は見えず。泣く泣く戻ってきた次第です。』
『そんな!アランがそんなわけ…』
ビアンカは状況を受け入れられず、顔を真っ青に染めていた…
『すぐに現場に向かう!松明とロープを用意しろ!!』
素早いエリスの指示が飛ぶが、その顔はとても暗い…
全員で手分けしてすぐ準備は完了する。皆、言葉なくクリスの後に続く…
『ここからアランが落ちて行ったんだ!器用で料理が上手く、とてもいい奴だったのに…』
現場に到着するとクリスが悔しそうにそう呟いた…
エリスも呟く…
『本当に残念だ…クリス何を企んでいる?何故アランを殺さねばならなかったのだ!?』
エリスの横ではイアンがクリスに向けて弓を構えていた。
『な、何の事だ?何故俺が疑われてるんだ!?』
クリスは往生際悪く惚けている。
『答えは簡単…俺の気配感知だっ!
クリスお前の失態は、俺のジョブレベルの上昇を計算に入れてなかったことだ!このダンジョンでどれだけ戦ってきたか知ってるお前なら、俺たちですら多少は、レベルが上がってることも考慮すべきだった。
スキルがパワーアップすることもある。
以前の俺の気配感知の距離をおおよそ把握していたことで油断し、アランが崖から落ちた後、すぐこの場を離れた。しかも、のんびりとゆっくり歩いて…
お前が走り出したのは、以前の俺の気配感知の距離のちょっと手前だった。これでは自分が犯人だと言ってるようなもんだ!!』
『ちっ!糞どもがっ!!』
クリスがこちらに向かって来ようとしている。
イアンの放った2本の矢が容赦なくクリスの両足を貫き、前へ倒れ込む。
『動くな!今度動けば、口以外は動けないよう全身串刺しにしてやるからな。』
『痛ってーな!?だいたい余計な成長なんてしやがって…
人がせっかく考えた作戦を全部台無しにすんじゃねーよ!!』
クリスの口調の変わりように、皆目を丸くした。
これが本性なのだろう…
『何でよ!何でなのよ!?アランが何をしたっていうの?アランを返してよ!!』
ビアンカが叫ぶ。
『邪魔だったからに決まってんだろ!恨まれるような奴ではないことはお前が一番分かってんだろ?』
『邪魔って何がよ!明日で私とアランはサヨナラの予定だったのに何の邪魔になるっていうのよ!?』
『あいつの運だ!あれは本物だ…
万が一そこのバカにあいつが仕えられると厄介なんだ。昨夜もあいつの指摘でそこのバカが現実に目覚めちまったしな…』
『バカとは私のことか?昨日私たちが話してたのを聞いていたのか?それが、人1人殺す理由にはならんと思うが…』
『それが分からないくらいバカだから、バカって呼んでんだろうが…お前の父親が何者かさえ考えれば簡単な答えだろうが!!』
しばしの沈黙の後…エリスが答える。
『…跡継ぎ争い…のことか?それなら私には益々関係ない話だろう…そんなことのためにアランを。。』
『ちっ!どんだけおめでたいオツムしてやがる!?こんな奴に巻き込まれて死ぬことになったアランが可愛そうになってくるぜ!』
『ちょっと!自分が勝手にアランを殺そうとした癖に、なに人のせいにしてるのよ!!』
『このバカはな…
これでもこの【クリスタリア王国】の現国王【ヴェルサス・ルイ・クリスタリア】の娘、継承権第3位、第2王女【エリス・クリスタリア】なんだぞ!
関係無いわけあるか!』
『えー!?エリスさんが王女様?』
『成人の儀で【賢者】のジョブを引き、王自らの推薦で、突然王家の一員になったんだ!そんなやつが、他の候補者から注目されない訳がないだろう!?
愚かなこの女は昨夜までは勝手に王を恨んで王家と関わることを拒み、その状況を知ろうともしてなかった。
それをアランが変えちまったのさ!このバカだけなら何ら脅威にすらならんが、アランの運が加わると何が起きるか分からん…
だから排除した。』
『っで!?クリスお前は誰の差し金で動いている?ユリウス王子か、マリア王女辺りか?』
イアンが問い詰める。
『流石にそれを言うと思うか!?どんな拷問されても言わねーよ!!』
『ちっ!こんな時に…
嬢さんよ!この地域一帯が敵に囲まれつつあるぜ!!おそらく100匹は下らない数だ。。』
イアンの声に緊張が走る!
『なに!…そうか、アランがいなくなったから、夜営中にも敵襲が来るか。。仕方ない…迎え撃つぞ!!』
エリスの声がダンジョンに響いた!
0
お気に入りに追加
226
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
ヤケになってドレスを脱いだら、なんだかえらい事になりました
杜野秋人
恋愛
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」
王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた。
第一王子は次々と、アレクシアの不行跡や不品行をあげつらい、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアレクシアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。
確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。
唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アレクシアの味方ではなくなった。
もう味方はいない。
誰への義理もない。
ならば、もうどうにでもなればいい。
アレクシアはスッと背筋を伸ばした。
そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺!
◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。
◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。
◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。
◆全8話、最終話だけ少し長めです。
恋愛は後半で、メインディッシュはざまぁでどうぞ。
◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。
◆この作品はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆過去作のヒロインと本作主人公の名前が丸被りしてたので、名前を変更しています。(2024/09/03)
◆9/2、HOTランキング11→7位!ありがとうございます!
9/3、HOTランキング5位→3位!ありがとうございます!
転生幼女の怠惰なため息
(◉ɷ◉ )〈ぬこ〉
ファンタジー
ひとり残業中のアラフォー、清水 紗代(しみず さよ)。異世界の神のゴタゴタに巻き込まれ、アッという間に死亡…( ºωº )チーン…
紗世を幼い頃から見守ってきた座敷わらしズがガチギレ⁉💢
座敷わらしズが異世界の神を脅し…ε=o(´ロ`||)ゴホゴホッ説得して異世界での幼女生活スタートっ!!
もう何番煎じかわからない異世界幼女転生のご都合主義なお話です。
全くの初心者となりますので、よろしくお願いします。
作者は極度のとうふメンタルとなっております…
〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。
200話で完結しました。
今回はあとがきは無しです。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる