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第71話
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俺は今度は先に仕掛けることにした。
俺はこの戦いの為に数多く作った兵器の中から2つの兵器を収納から取り出し、そのまま両腕に身につけた!
左手に身に付けているのは、雷の魔石の力をミスリルと電気の力で増幅して放つレーザー銃。連発はできないが威力は高い。
右手に身に付けているのは、土の魔石で生み出した石の槍を風の魔石の力で超回転させ放つガトリングガンだ!一発の威力は低めだが、連射性に優れた設計となっている。先端の4つの銃口からは、1秒間に100発を越える土の槍が発射される。
ダダダダダッダダダダダダダダダダッ!
ガトリングガンで阿武さんを撃つが、素早く動かれなかなか当たらない。動きを読み、レーザー銃で狙うのだが、それも避けられないと思うと魔法を放ち相殺される。
「今回の武器はえらく弱っちーね?まだ遊んでるの?」
「やっぱりこの程度の兵器では全く効かないか…!こういう武器ってロマンあるんだがな…阿武さん相手じゃ役不足か!」
俺は兵器を入れ換える。
今度取り出したのは、1キロを越えるような巨大な装置だ!この装置は強力なマイクロ波を生み出す兵器で、簡単にいえば強力な電子レンジである。
この兵器の存在してる範囲の上空全てを一瞬で強烈に加熱するのだ!
「今度はまたずいぶんとでっかいね?でもこんなに大きいなら使われる前に壊せばいいだけだよ!」
阿武さんはそう言いながら、強大な魔力のレーザーを兵器に向けて放った!
「かかった!その兵器は魔力を吸収して起動する!!この兵器に魔法を使っても壊すどころか起動させるだけだ!!!そして、これからがこの兵器の本領発揮だ!!」
この装置には全面に魔力を吸収するよう作られている。阿武さんの放った魔力のレーザーが兵器に触れる直前に魔法は吸収され、兵器が起動する!
そのタイミングに合わせて、俺は更なる兵器をレンジ兵器にドッキングさせる。
これには集光器と呼ばれる鏡を内側全面に装着されており、自動で内部に存在してる異物に向けてマイクロ波を集めるようにできている。
今回の異物はもちろん阿武さんだ!!
集められたマイクロ波は大気放電を開始し、プラズマを発生させる。プラズマはマイクロ波のエネルギーを吸収する性質がある為、さらに超高温となって爆発を繰り返し起こす。
この時の温度は数万度にも及ぶ。
阿武さんの体はマイクロ波が照射される限り、数万度の強烈な爆発を何度も何度も味わうこととなる。
この兵器は中に閉じ込めることさえ成功すれば俺の数多く作った兵器の中でもかなり殺傷能力の高い兵器である。
さすがの阿武さんもこれをもろに喰らったら、死体すら残らず消えてしまうことだろう…
「これで終わったな…阿武さんが油断して、受けに回ってくれて助かった!思ってたよりあっさりと終われて良かったよ!!」
「えー?もう終わりなの!?もっと戦いたかったのに!」
ひかりとあかりが残念そうに言ってくる。
「ズドーーン!!!!!」
という爆発音とともに俺の兵器が吹き飛んだ。
「グボガグガッガガッ!!」
歪な声とともに現れたのは、全身が焼け焦がれた姿となった阿武さんだった。
「まさかあの攻撃でも死なないのか!?みんな回復する暇を与えるな!!止めを刺すんだ!!!」
俺は、グングニルの槍を発動させる準備をする。
カオスとレイラは、雷の鞭で阿武さんの体を縛り付け逃げられないようにしてくれている。
ノアもカオスとレイラの真似をしているが、あまり役には立ってなさそうだ。
ひかりは、光のレーザーをさらに圧縮して放つ。
あかりは、圧縮させた氷の槍を風の魔法でさらに高速回転させ次々と放つ。
浩美は、阿武さんの動きを阻害する魔法をかけていた。
俺は準備が出来次第、間髪入れずグングニルの槍を放った!!
それらの攻撃は全て見事阿武さんへ命中した。
しかし俺たちの攻撃による煙が引いたその場所には、阿武さんの体はそのまま存在していた。
以前はかすっただけでも体半分が吹き飛んでいたグングニルの槍の直撃を受けたにも関わらずだ…
「どんだけ打たれ強いんだ!?」
「それだけじゃないわ!どんどん回復していってるわよ!」
浩美の声にも焦りが混じっている。
「回復の時間を与えたらヤバいかもしれないぞ!今のうちに少しでもダメージを与えるんだ!!」
俺は様々な兵器を試した。
極小の機械の虫を大量に放ち、傷口から内部に入り、内蔵を食い破らせようとしたが、体の中に入るまでは可能だったのだが、内蔵に食いついたところ逆に弾かれてしまった。
そこで内蔵の血管の中で自爆させてみたが、大きなダメージを与えることはできなかった。
「内蔵までとんでもない耐久力だ!こんなところ鍛えようがないから、あらゆる物語で弱点になる部分なのに…!!!
高温でも中でも駄目なら、次は低温だ!」
今度の兵器は対象を限りなく絶対零度に近づけるものである。
衝撃を与えるのではなく、対象から温度を急速に奪い取ることで、原子運動を低下させ、最後には完全に止めてしまうのだ。つまりは物として存在することを許されないのだ。
普通の人間にこんなものを放ったら3秒もかからずに、物体として存在することを許されずバラバラに崩れ落ちる。
しかし阿武さんはこれをまともに浴びてるにも関わらず、体が消滅するどころか、傷ついた体が少しずつ回復してるのだ。
他にも色々な兵器を試したが、どれも普通の人間には即死級の威力があるにも関わらず、大した効果がみられない。
この間にもカオスとレイラのW次元砲や、ひかりやあかりの極悪な魔法の連続だったのだが、確実にダメージは与えられてるようだが…それと同じくらい凄い速度で回復していってるのだ!
「これは…どうやって倒せばいいんだ?」
今も様々な兵器を同時に稼働し、阿武さんにダメージを与え続けているが、回復が早すぎて現状維持で精一杯だ。このままでは、兵器のエネルギーが次々と切れて回復されてしまうだろう…
「まるで不死身ね…」
「きっと阿武さんの体はただの媒体であって、本体は魔力の石そのものなんだろうな…魔力の石そのものを消滅もしくは大ダメージを与えなければ今の阿武さんを倒しきることはできなさそうだな…!!」
「でも魔力の石ってどこにあるの?」
「分からないな…俺の場合は体と完全に一体化してしまってるが、阿武さんの場合はそのまま飲み込んでいたからな…下手すると胃そのものになっているとか?心臓の可能性もあるか?」
「内蔵系なのは間違いないの?」
「いや…それすらも正直自信ない!阿武さんを確実に倒すには、細胞1つ残さずに消滅してしまうことくらいしか思い付かないが…それを実現する手段が賢者の石の知識をもってしても思い付かない!」
「このままダメージを与え続ければ、そのうち魔力の石のエネルギーが切れるなんてことはないの?」
「可能性はある…体を再生するのにも魔力を相当使うだろうしな。。だが、魔力の石には1万2000年分の魔力が溜め込まれているんだ。
おそらくは…このままダメージを与え続けても100年以上は魔力切れなんて起こさないと思う!」
「100年って…そんなの無理ってことじゃない!どうするの?」
「できれば使わないに越したことなかったが…こうなったらやるしかないか!」
俺はこの戦いの為に数多く作った兵器の中から2つの兵器を収納から取り出し、そのまま両腕に身につけた!
左手に身に付けているのは、雷の魔石の力をミスリルと電気の力で増幅して放つレーザー銃。連発はできないが威力は高い。
右手に身に付けているのは、土の魔石で生み出した石の槍を風の魔石の力で超回転させ放つガトリングガンだ!一発の威力は低めだが、連射性に優れた設計となっている。先端の4つの銃口からは、1秒間に100発を越える土の槍が発射される。
ダダダダダッダダダダダダダダダダッ!
ガトリングガンで阿武さんを撃つが、素早く動かれなかなか当たらない。動きを読み、レーザー銃で狙うのだが、それも避けられないと思うと魔法を放ち相殺される。
「今回の武器はえらく弱っちーね?まだ遊んでるの?」
「やっぱりこの程度の兵器では全く効かないか…!こういう武器ってロマンあるんだがな…阿武さん相手じゃ役不足か!」
俺は兵器を入れ換える。
今度取り出したのは、1キロを越えるような巨大な装置だ!この装置は強力なマイクロ波を生み出す兵器で、簡単にいえば強力な電子レンジである。
この兵器の存在してる範囲の上空全てを一瞬で強烈に加熱するのだ!
「今度はまたずいぶんとでっかいね?でもこんなに大きいなら使われる前に壊せばいいだけだよ!」
阿武さんはそう言いながら、強大な魔力のレーザーを兵器に向けて放った!
「かかった!その兵器は魔力を吸収して起動する!!この兵器に魔法を使っても壊すどころか起動させるだけだ!!!そして、これからがこの兵器の本領発揮だ!!」
この装置には全面に魔力を吸収するよう作られている。阿武さんの放った魔力のレーザーが兵器に触れる直前に魔法は吸収され、兵器が起動する!
そのタイミングに合わせて、俺は更なる兵器をレンジ兵器にドッキングさせる。
これには集光器と呼ばれる鏡を内側全面に装着されており、自動で内部に存在してる異物に向けてマイクロ波を集めるようにできている。
今回の異物はもちろん阿武さんだ!!
集められたマイクロ波は大気放電を開始し、プラズマを発生させる。プラズマはマイクロ波のエネルギーを吸収する性質がある為、さらに超高温となって爆発を繰り返し起こす。
この時の温度は数万度にも及ぶ。
阿武さんの体はマイクロ波が照射される限り、数万度の強烈な爆発を何度も何度も味わうこととなる。
この兵器は中に閉じ込めることさえ成功すれば俺の数多く作った兵器の中でもかなり殺傷能力の高い兵器である。
さすがの阿武さんもこれをもろに喰らったら、死体すら残らず消えてしまうことだろう…
「これで終わったな…阿武さんが油断して、受けに回ってくれて助かった!思ってたよりあっさりと終われて良かったよ!!」
「えー?もう終わりなの!?もっと戦いたかったのに!」
ひかりとあかりが残念そうに言ってくる。
「ズドーーン!!!!!」
という爆発音とともに俺の兵器が吹き飛んだ。
「グボガグガッガガッ!!」
歪な声とともに現れたのは、全身が焼け焦がれた姿となった阿武さんだった。
「まさかあの攻撃でも死なないのか!?みんな回復する暇を与えるな!!止めを刺すんだ!!!」
俺は、グングニルの槍を発動させる準備をする。
カオスとレイラは、雷の鞭で阿武さんの体を縛り付け逃げられないようにしてくれている。
ノアもカオスとレイラの真似をしているが、あまり役には立ってなさそうだ。
ひかりは、光のレーザーをさらに圧縮して放つ。
あかりは、圧縮させた氷の槍を風の魔法でさらに高速回転させ次々と放つ。
浩美は、阿武さんの動きを阻害する魔法をかけていた。
俺は準備が出来次第、間髪入れずグングニルの槍を放った!!
それらの攻撃は全て見事阿武さんへ命中した。
しかし俺たちの攻撃による煙が引いたその場所には、阿武さんの体はそのまま存在していた。
以前はかすっただけでも体半分が吹き飛んでいたグングニルの槍の直撃を受けたにも関わらずだ…
「どんだけ打たれ強いんだ!?」
「それだけじゃないわ!どんどん回復していってるわよ!」
浩美の声にも焦りが混じっている。
「回復の時間を与えたらヤバいかもしれないぞ!今のうちに少しでもダメージを与えるんだ!!」
俺は様々な兵器を試した。
極小の機械の虫を大量に放ち、傷口から内部に入り、内蔵を食い破らせようとしたが、体の中に入るまでは可能だったのだが、内蔵に食いついたところ逆に弾かれてしまった。
そこで内蔵の血管の中で自爆させてみたが、大きなダメージを与えることはできなかった。
「内蔵までとんでもない耐久力だ!こんなところ鍛えようがないから、あらゆる物語で弱点になる部分なのに…!!!
高温でも中でも駄目なら、次は低温だ!」
今度の兵器は対象を限りなく絶対零度に近づけるものである。
衝撃を与えるのではなく、対象から温度を急速に奪い取ることで、原子運動を低下させ、最後には完全に止めてしまうのだ。つまりは物として存在することを許されないのだ。
普通の人間にこんなものを放ったら3秒もかからずに、物体として存在することを許されずバラバラに崩れ落ちる。
しかし阿武さんはこれをまともに浴びてるにも関わらず、体が消滅するどころか、傷ついた体が少しずつ回復してるのだ。
他にも色々な兵器を試したが、どれも普通の人間には即死級の威力があるにも関わらず、大した効果がみられない。
この間にもカオスとレイラのW次元砲や、ひかりやあかりの極悪な魔法の連続だったのだが、確実にダメージは与えられてるようだが…それと同じくらい凄い速度で回復していってるのだ!
「これは…どうやって倒せばいいんだ?」
今も様々な兵器を同時に稼働し、阿武さんにダメージを与え続けているが、回復が早すぎて現状維持で精一杯だ。このままでは、兵器のエネルギーが次々と切れて回復されてしまうだろう…
「まるで不死身ね…」
「きっと阿武さんの体はただの媒体であって、本体は魔力の石そのものなんだろうな…魔力の石そのものを消滅もしくは大ダメージを与えなければ今の阿武さんを倒しきることはできなさそうだな…!!」
「でも魔力の石ってどこにあるの?」
「分からないな…俺の場合は体と完全に一体化してしまってるが、阿武さんの場合はそのまま飲み込んでいたからな…下手すると胃そのものになっているとか?心臓の可能性もあるか?」
「内蔵系なのは間違いないの?」
「いや…それすらも正直自信ない!阿武さんを確実に倒すには、細胞1つ残さずに消滅してしまうことくらいしか思い付かないが…それを実現する手段が賢者の石の知識をもってしても思い付かない!」
「このままダメージを与え続ければ、そのうち魔力の石のエネルギーが切れるなんてことはないの?」
「可能性はある…体を再生するのにも魔力を相当使うだろうしな。。だが、魔力の石には1万2000年分の魔力が溜め込まれているんだ。
おそらくは…このままダメージを与え続けても100年以上は魔力切れなんて起こさないと思う!」
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