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第49話
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「実は俺たちの当初の目的である、この空間からの脱出に関しては既に叶っちゃったようなんだ!」
「パパどういうこと?」
「どうやらこの空間を制御していたのは、俺が取り込んだ賢者の石だったようなんだ。だから俺が取り込んだ瞬間に、この空間は消え去り、迷いの森に空間は繋がった!もう出ることが可能だ!!」
「やったじゃない!!
それじゃー何が大変なことなの?」
「実はな…賢者の石が制御していたのはこの空間だけではないんだ!この島を異空間に転移させ続けていたのも石の制御だったようなんだ!!
つまり…もう間もなくこの島そのものが地球に転移してしまうことになりそうだ!!」
「えー!!それは地球に戻れるってことで嬉しいけど、こんな島が突然現れたりしたら世間が大変な騒ぎになるわよね?」
「あー!仮にもここは伝説のアトランティスの遺産だ。各国がここの権利を主張して争うことになりそうだな…」
「この島の権利ってどうやって決まるのかしら?」
「それは俺にも分からないな。昔は第一発見者だったようだが、俺たち家族個人がそんなことを主張しても、通じないだろうな。」
「なるほど…何だかトラブルに巻き込まれそうな臭いがプンプンするわね?」
「ああ…念の為、ここにあったあの石碑は俺が消しておく。あれを読めば、魔力の石を求める奴等が血眼になって世界樹を探し回ることになる。
族長はどうなろうと構わないが、ユウナさんたちに被害がいくことを俺は望まない。」
「トモヤは魔力の石の力を手にしないのか?」
カオスの質問に俺はげんなりした顔になってしまう。
「勘弁して欲しい!只でさえ知識を得てしまったのに、これで魔力まで得てしまったらどうなると思う?
あの石碑に書いてあっただろう。この力は世界征服と神々へ喧嘩を売るために用意されたものなんだ!
神々が本当に今も存在するかは分からないが、どうやら昔は存在したらしい…俺は神々なんて存在に敵対されるような存在にはなりたくないね!
俺に必要な力は家族を守れるだけの力だ!過剰な力を欲しても録なことにならないに決まってる!!」
「ほー!トモヤは人間にしては変わってるな!!人間は己の欲に素直な生き物だと思っていたぞ!」
「俺もそこは素直だよ!俺の欲は家族の幸せだ!!家族の笑顔を歪める存在が神だというのなら、その時は喧嘩を買ってやるぞ!」
「ふっ!面白い男だ!でも気に入った!俺もお前の言う家族の幸せに協力してやろう!!」
「そうね!食べ物だけでなく、私もこの家族を気に入ったわ!!私も協力するわ!」
「ありがとう!頼りにしてるよ!!」
.....
....
...
..
.
この日、世界は大騒ぎとなった!
突如として、大西洋に巨大な島が出現したのだ!何度も衛生写真で確認をとっても間違いなくハワイ島ほどの大きさの島が存在するのだ!!
各国は急ぎ、探索隊を現地に飛ばした。何故なら国際法では、新たな島が出現した場合、最初に発見した国がその所有権を有することとなるのだ!
行動の早かったのはやはり大国アメリカだった!
一番近くに航行中の軍艦を即座に新大陸に向け移動させたのだ。さらには、燃料が新大陸に届くぎりぎりの距離に到達すると、3機の戦闘機を発射させた。
機体はF-35。マッハ1.2の速度で150マイル(241キロメートル)をスーパークルーズすることが可能な機体だ。
『本部、こちらマイケル!3機とも完璧なフライトだ!間もなく新大陸に到着する!』
『ラジャー!情報が何も無い島だ!何が起こるか予想できない。注意を怠るな!必ず1番乗りを我が合衆国のものにしてくれ!』
『ラジャー!』
『マイケル、どんな島だろうな?』
『カイルか!どうせただの無人島だろ?』
『分からないわよ!突然こんな大きな島が出現するなんて物理的にあり得ないことよ!エイリアンの母船じゃないか?とかいう噂もあったくらいよ!』
『ジェシー、悪いがそれはないな!俺は衛生写真を見た。島全体に木が生い茂っていた。森ばかりの印象だったぞ!!』
『あら、夢がないわね?でもそれっておかしくない?さっきできたばかりの島に木が生い茂るなんてことあり得ないわ!!』
『言われてみればそうだな…まあ、行ってみるしかない。そろそろ到着だ!各自警戒しろ!!』
『『ラジャー!!』』
『見えたぞ!思っていたより大きな島だな。聞いてた通り、森ばかりの島のようだ。速度を落として着陸できる地点を探すんだ!!』
『ラジャーって、何かデカイ鶏に追いかけられてるぞ!あれは何だ?』
『あれはまさか恐竜?本で見たプテラノドンに似てるわ!』
『バカを言うな!この時代に恐竜なんて存在するものか!!』
『じゃーあれは何だってんだよ!』
『本部、こちらマイケル!島上空に到着。着陸する前にでっかい鳥の恋人に求愛されている。攻撃許可をくれ!』
『こちら本部!鳥くらい振り払えんのか?』
『あれは恐竜よ!プテラノドンよ!!』
『ジェシーか?そんな巨大な鳥が襲いかかってきてるのか?』
『速度を落としているとはいえ、400キロは出てるのに平気でついてきやがる!大きさはこの機体より大きいくらいだ!』
『なんだその生物は?分かった!攻撃を許可する!!』
『よし!許可がおりた!!焼き鳥にしてやるよ!俺が囮になる。2人は後ろに回り込んでやっちまえ!』
『ラジャー!』
2機はマイケルの機から離れるように徐々に減速していった。狙い通り、鳥はマイケルの後を追う。
カイルとジェシーは鳥の後ろに回り込むと、対空ミサイルをロックする。
『『発射!!』』
鳥は後ろから追うミサイルを避けようとするが、赤外線で追いかけてくるミサイルにとうとう撃ち落とされることになった。
『やったぜ!』
鳥は燃えながら森へと落ちていった。
だがそれだけでは終わらなかった。同じ鳥の化け物たちが次々と森から飛び出てきたのだ!
『不味いぞ!30匹はいやがるぞ!!』
『速度を上げて逃げるしかないぞ!』
『駄目だ!燃料が少ない!!安全なところまで逃げきるのは不可能だ!危険を覚悟で何処かに着陸するしかない!!』
『しかし、あの鳥たちに襲われながらそんなこと不可能だ!』
『大丈夫だ!鳥たちは俺が引き付けておいてやる!!だからその間に着陸するんだ!』
『マイケル!?お前かっこつけ過ぎだ!』
『マイケル、ありがとう…必ず私たちが任務を果たしてみせるわ!!』
『あー!頼んだ!!』
マイケルは上空で旋回を繰り返しながら、たまにカイルとジェシーの機に向かう鳥に向けてミサイルを放って撃退していった。
『こちらマイケル!現在追加で30匹ほどの化け物に襲われ、交戦中!燃料が残り少ない為、俺を囮にカイルとジェシーが島に着陸を試みる!』
『なんだと!?お前はそれでいいのか?たしか来月結婚するんじゃなかったか?』
『あー!だが仕方ねー。誰かが助かる可能性が一番たけーのがこの作戦だった…それだけだ。すまないが、リンダにすまなかったと伝えといてくれ…』
何とかカイルとジェシーが島に不時着した時、マイケルの乗る機の燃料は尽きた。
緊急脱出を試みるが、あの鳥たちがパラシュートで降りるまで待ってくれる訳もない。
目の前には鳥の大きな口が俺に目掛けて開かれる。
『あーリンダ…お前を幸せにする約束を守れなくてすまない。』
マイケルはこれから起こる未来を恐怖し目を瞑った。
マイケルが目を瞑ったまま数秒が流れた。
あれ?まだ鳥に食べられてないのか?
そうか…これは走馬灯とかいうやつか?長く掛かっているようで実は一瞬のことなんだな。
しかし、なかなかその時は訪れない。
そして、周りでは鳥たちが騒いでる声が聞こえてくる。
マイケルは恐る恐る目を開いた。
「こ、これは?」
「パパどういうこと?」
「どうやらこの空間を制御していたのは、俺が取り込んだ賢者の石だったようなんだ。だから俺が取り込んだ瞬間に、この空間は消え去り、迷いの森に空間は繋がった!もう出ることが可能だ!!」
「やったじゃない!!
それじゃー何が大変なことなの?」
「実はな…賢者の石が制御していたのはこの空間だけではないんだ!この島を異空間に転移させ続けていたのも石の制御だったようなんだ!!
つまり…もう間もなくこの島そのものが地球に転移してしまうことになりそうだ!!」
「えー!!それは地球に戻れるってことで嬉しいけど、こんな島が突然現れたりしたら世間が大変な騒ぎになるわよね?」
「あー!仮にもここは伝説のアトランティスの遺産だ。各国がここの権利を主張して争うことになりそうだな…」
「この島の権利ってどうやって決まるのかしら?」
「それは俺にも分からないな。昔は第一発見者だったようだが、俺たち家族個人がそんなことを主張しても、通じないだろうな。」
「なるほど…何だかトラブルに巻き込まれそうな臭いがプンプンするわね?」
「ああ…念の為、ここにあったあの石碑は俺が消しておく。あれを読めば、魔力の石を求める奴等が血眼になって世界樹を探し回ることになる。
族長はどうなろうと構わないが、ユウナさんたちに被害がいくことを俺は望まない。」
「トモヤは魔力の石の力を手にしないのか?」
カオスの質問に俺はげんなりした顔になってしまう。
「勘弁して欲しい!只でさえ知識を得てしまったのに、これで魔力まで得てしまったらどうなると思う?
あの石碑に書いてあっただろう。この力は世界征服と神々へ喧嘩を売るために用意されたものなんだ!
神々が本当に今も存在するかは分からないが、どうやら昔は存在したらしい…俺は神々なんて存在に敵対されるような存在にはなりたくないね!
俺に必要な力は家族を守れるだけの力だ!過剰な力を欲しても録なことにならないに決まってる!!」
「ほー!トモヤは人間にしては変わってるな!!人間は己の欲に素直な生き物だと思っていたぞ!」
「俺もそこは素直だよ!俺の欲は家族の幸せだ!!家族の笑顔を歪める存在が神だというのなら、その時は喧嘩を買ってやるぞ!」
「ふっ!面白い男だ!でも気に入った!俺もお前の言う家族の幸せに協力してやろう!!」
「そうね!食べ物だけでなく、私もこの家族を気に入ったわ!!私も協力するわ!」
「ありがとう!頼りにしてるよ!!」
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この日、世界は大騒ぎとなった!
突如として、大西洋に巨大な島が出現したのだ!何度も衛生写真で確認をとっても間違いなくハワイ島ほどの大きさの島が存在するのだ!!
各国は急ぎ、探索隊を現地に飛ばした。何故なら国際法では、新たな島が出現した場合、最初に発見した国がその所有権を有することとなるのだ!
行動の早かったのはやはり大国アメリカだった!
一番近くに航行中の軍艦を即座に新大陸に向け移動させたのだ。さらには、燃料が新大陸に届くぎりぎりの距離に到達すると、3機の戦闘機を発射させた。
機体はF-35。マッハ1.2の速度で150マイル(241キロメートル)をスーパークルーズすることが可能な機体だ。
『本部、こちらマイケル!3機とも完璧なフライトだ!間もなく新大陸に到着する!』
『ラジャー!情報が何も無い島だ!何が起こるか予想できない。注意を怠るな!必ず1番乗りを我が合衆国のものにしてくれ!』
『ラジャー!』
『マイケル、どんな島だろうな?』
『カイルか!どうせただの無人島だろ?』
『分からないわよ!突然こんな大きな島が出現するなんて物理的にあり得ないことよ!エイリアンの母船じゃないか?とかいう噂もあったくらいよ!』
『ジェシー、悪いがそれはないな!俺は衛生写真を見た。島全体に木が生い茂っていた。森ばかりの印象だったぞ!!』
『あら、夢がないわね?でもそれっておかしくない?さっきできたばかりの島に木が生い茂るなんてことあり得ないわ!!』
『言われてみればそうだな…まあ、行ってみるしかない。そろそろ到着だ!各自警戒しろ!!』
『『ラジャー!!』』
『見えたぞ!思っていたより大きな島だな。聞いてた通り、森ばかりの島のようだ。速度を落として着陸できる地点を探すんだ!!』
『ラジャーって、何かデカイ鶏に追いかけられてるぞ!あれは何だ?』
『あれはまさか恐竜?本で見たプテラノドンに似てるわ!』
『バカを言うな!この時代に恐竜なんて存在するものか!!』
『じゃーあれは何だってんだよ!』
『本部、こちらマイケル!島上空に到着。着陸する前にでっかい鳥の恋人に求愛されている。攻撃許可をくれ!』
『こちら本部!鳥くらい振り払えんのか?』
『あれは恐竜よ!プテラノドンよ!!』
『ジェシーか?そんな巨大な鳥が襲いかかってきてるのか?』
『速度を落としているとはいえ、400キロは出てるのに平気でついてきやがる!大きさはこの機体より大きいくらいだ!』
『なんだその生物は?分かった!攻撃を許可する!!』
『よし!許可がおりた!!焼き鳥にしてやるよ!俺が囮になる。2人は後ろに回り込んでやっちまえ!』
『ラジャー!』
2機はマイケルの機から離れるように徐々に減速していった。狙い通り、鳥はマイケルの後を追う。
カイルとジェシーは鳥の後ろに回り込むと、対空ミサイルをロックする。
『『発射!!』』
鳥は後ろから追うミサイルを避けようとするが、赤外線で追いかけてくるミサイルにとうとう撃ち落とされることになった。
『やったぜ!』
鳥は燃えながら森へと落ちていった。
だがそれだけでは終わらなかった。同じ鳥の化け物たちが次々と森から飛び出てきたのだ!
『不味いぞ!30匹はいやがるぞ!!』
『速度を上げて逃げるしかないぞ!』
『駄目だ!燃料が少ない!!安全なところまで逃げきるのは不可能だ!危険を覚悟で何処かに着陸するしかない!!』
『しかし、あの鳥たちに襲われながらそんなこと不可能だ!』
『大丈夫だ!鳥たちは俺が引き付けておいてやる!!だからその間に着陸するんだ!』
『マイケル!?お前かっこつけ過ぎだ!』
『マイケル、ありがとう…必ず私たちが任務を果たしてみせるわ!!』
『あー!頼んだ!!』
マイケルは上空で旋回を繰り返しながら、たまにカイルとジェシーの機に向かう鳥に向けてミサイルを放って撃退していった。
『こちらマイケル!現在追加で30匹ほどの化け物に襲われ、交戦中!燃料が残り少ない為、俺を囮にカイルとジェシーが島に着陸を試みる!』
『なんだと!?お前はそれでいいのか?たしか来月結婚するんじゃなかったか?』
『あー!だが仕方ねー。誰かが助かる可能性が一番たけーのがこの作戦だった…それだけだ。すまないが、リンダにすまなかったと伝えといてくれ…』
何とかカイルとジェシーが島に不時着した時、マイケルの乗る機の燃料は尽きた。
緊急脱出を試みるが、あの鳥たちがパラシュートで降りるまで待ってくれる訳もない。
目の前には鳥の大きな口が俺に目掛けて開かれる。
『あーリンダ…お前を幸せにする約束を守れなくてすまない。』
マイケルはこれから起こる未来を恐怖し目を瞑った。
マイケルが目を瞑ったまま数秒が流れた。
あれ?まだ鳥に食べられてないのか?
そうか…これは走馬灯とかいうやつか?長く掛かっているようで実は一瞬のことなんだな。
しかし、なかなかその時は訪れない。
そして、周りでは鳥たちが騒いでる声が聞こえてくる。
マイケルは恐る恐る目を開いた。
「こ、これは?」
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