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第36話
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俺たちが再び家に戻った夜、俺がふと夜中に目覚めると、ユウナさんの気配が庭にあることに気がついた。
「こんな時間にどうしたんだ?寝れないのか?」
ユウナさんはびくっと反応し、慌てて振り返った。
「トモヤ様!?ちょっと考え事をしていたら、なかなか寝付けなくて…外で風に当たっておりました。」
「両親のことを考えていたんだね?大好きな両親と急に敵対することになったんだ…そりゃー悩むよな?」
「トモヤ様は、何もかもお見通しなのですね…父と敵対することも覚悟の上、トモヤ様たちについてくることを決断したと思っていたのですが、心の中では今さら両親と争うことは嫌だと考えてしまっております。」
「それは仕方ないことだよ。家族というのは、どんなことがあっても、つい心配してしまう存在だからね!逆にユウナさんがそんな人で安心したよ。
出来ることならば、このまま俺たちを見つけられず、諦めてくれると助かるんだけどね…」
「そうですね…願わくはそうであって欲しいです。」
「さて、もうこんな時間だ!そろそろ考えることを止めて、少しは寝ておかないとね!家に入ろうか!!」
「はい…」
この願いは予想通り、叶うことはなかった。
翌日、みんなでゆっくりと過ごしていると、気配関知に遠くに複数の気配を感じたのだ!
「みんな集まれ!敵襲だ!!!」
もう見つかったのか!?動きが予想以上に早いな!!!やはり殺すしかないのか?…俺に人を殺せるのか?
ふっ。
覚悟ができてなかったのは、俺も同じだな…!
いかん!悩むな!!殺らないと家族が殺される…俺は殺るしかないんだ!!
俺は不安そうな表情の浩美の頭を撫でながら言った。
「大丈夫だ!!俺が必ず守る!!!!」
俺たちは家を出て、森で待ち構えた。十中八九戦闘になるだろうし、精霊使いの魔法を受ければ、家は確実に崩壊するだろう…
俺は近づいて来ている精霊使いたちに最後の警告をする為に叫んだ。
「俺たちを探すなと警告した筈だ!これは俺たちに戦争を仕掛けたということで相違ないか?それ以上少しでも近づけば、敵対したと判断する!!」
「勝手に牢から逃げ出し、娘を拐った犯罪者が何を言うか!娘はエフロディーテの重大な掟を破った!街の掟通り、しっかりと罪を償わせなければならない!!
そして人間であるお前らは、やはり存在するだけで危険過ぎる!
これより速やかに、ユウナの精霊様の試練と余所者の排除を行う!!
散れ!」
その声と同時に7人いた精霊使いたちは散り散りに動き出した。
くっ!もう始まってしまったか…こんなことなら、先制で少しでも敵の戦力を削ぐべきだった…できれば戦いたくないという気持ちが、自分達を不利な状況に追い込んでいく。
覚悟しろ、俺!ここまできたら殺るしかない!!!
俺は2丁のハンドガンを構え、俺の方へ真っ直ぐ向かってくる精霊使いに向けて構えた。
姿を現したのは、見覚えのある子だった。たしか木の精霊のアリーだったか?
「よくも私に恥をかかせてくれたわね!!あんたは私がギッタンギッタンにぶち殺してやるわ!」
俺は呼吸を整え、ハンドガンを放った!
弾はアリーの心臓へ向け真っ直ぐと飛んでいく。
しかし、アリーも今回は攻撃が来るのを読んでいたようで対応してくる。アリーの目の前に巨大なな木が生えて、弾丸を防いだ。
しかし弾丸の勢いは、その木だけでは止まらず、木を吹き飛ばし、さらにアリーの腕を掠めた。
「痛たー!何なのよ、この威力!?」
次の瞬間にはアリーは喋ることの叶わぬ体になってしまった。
一発目は軌道を変えられたが、俺は2丁のハンドガンを構えていた。すぐに次の攻撃に備えなかったのが敗因だ。
俺は直ぐ様、移動を開始する。
今の戦闘の僅かな間に、残る6人の精霊使いたちは俺たちを囲もうと移動していた。狙いは俺だけでなく、同時に家族やユウナさんも狙おうとしているようだ!
そんなことさせない!
「みんな崖の方へ移動するぞ!相手は俺たちを囲もうとしている。四方から同時に攻められると守りきれない。
逃げ道もなくなるが、確実に守りやすくなる。」
俺はこんなこともあろうかと、家の回りをそれなりに調査していた。
後ろはイグリスの大滝の見える深い崖となっており、周りには大岩がごろごろとしている為、遠距離魔法から身を隠すことも可能な、比較的守りやすい場所となっている。
「みんな、岩の後ろに隠れているんだ!ママは油断せずいつでもシールドを使えるように構えていてくれ!!俺がダメージを受けたらヒールもよろしくね!」
「分かったわ!パパも気をつけてね。」
「ああ!行ってくるよ。」
精霊使いたちは、俺たちを逃がさないよう崖を囲むようにポジショニングしている。
俺は比較的森の傍にある大岩の上に乗り、敢えて精霊使いたちへ姿を晒すことにした。危険なのは分かっているが、狙いを自分に集めたかったのだ。
『挑発!』
スキルレベルは、現在3レベルまで上げている。これでしばらくは俺を狙うことに集中してくれるだろう…
「ドガン!」
「シュッシュッ!!」
「ジュー!!」
案の定、殺意の籠った様々な攻撃魔法が俺に降り注ぐ。
巨大な闇魔法に、同じく巨大な炎の玉、無数の氷の槍、風の刃、岩石の塊、水のレーザー。どれも強烈な見た目で、俺は一瞬不安になるが、どの攻撃も一切避けずにその体で受けきった!そして攻撃が止んだ瞬間、狙い定めていたタークの気配を撃ち抜いた。
前の戦いで視界を奪われたことが邪魔に感じた為、早めに倒しておこうと考えたのだ。気配関知はあるのだが、今回の襲撃者の姿を見ていないので、気配だけでは体型や身長までは分からないからだ。
次の瞬間には、浩美からヒールが届いたようだ。実は全くの無傷だったんだが、ちゃんと戦闘の状況を見ているようだ。
「馬鹿な!あの攻撃を受けて、なぜ平然としているのだ!?」
アイルの声が聞こえてくる。
「ターク!?…族長!タークがやられてます!!」
「あの攻撃を受けて、反撃までしてたというのか…化け物め!
各自奴の動きを止めることに集中しろ!!」
その命令と共に、今度は俺の動きを阻害する魔法が次々と襲い掛かってくる。
まずは火の輪っかが俺をまるで輪投げの的のように狙ってくる。避けようと動こうとするが、足元の大岩が水のように変形をして思うように動けない。さらに、様々な方向から突風が吹き荒れ、俺の行動を邪魔してくる。
炎の輪は俺の体にはまると、まるでロープのように俺を縛り付けてきた。さらには足元は氷漬けにされ、まともに動けなくなってしまった。
しまった…先程の攻撃で無傷だったから油断してしまった!
「これで奴は攻撃を避けることはできまい!
フレイは私と共にそのまま奴を縛り上げていろ!!他の者は最大の火力で奴に止めを刺すのだ!!!」
先程と同じように…嫌、それ以上の猛攻が動けない俺に降り注いだ。
今回は小さな無数の風の刃ではなく、巨大な風の刃が俺の首へピンポイントで切り裂こうとしてくる。
さらに、同時に地面から巨大で鋭い岩の槍が俺の心臓を貫こうと襲いかかる。
後ろからは、細く圧縮された水、つまりはウォータージェットのような攻撃が襲ってきていた。
俺は避けること叶わず、それらの攻撃を全て受けてしまうのだった。
「こんな時間にどうしたんだ?寝れないのか?」
ユウナさんはびくっと反応し、慌てて振り返った。
「トモヤ様!?ちょっと考え事をしていたら、なかなか寝付けなくて…外で風に当たっておりました。」
「両親のことを考えていたんだね?大好きな両親と急に敵対することになったんだ…そりゃー悩むよな?」
「トモヤ様は、何もかもお見通しなのですね…父と敵対することも覚悟の上、トモヤ様たちについてくることを決断したと思っていたのですが、心の中では今さら両親と争うことは嫌だと考えてしまっております。」
「それは仕方ないことだよ。家族というのは、どんなことがあっても、つい心配してしまう存在だからね!逆にユウナさんがそんな人で安心したよ。
出来ることならば、このまま俺たちを見つけられず、諦めてくれると助かるんだけどね…」
「そうですね…願わくはそうであって欲しいです。」
「さて、もうこんな時間だ!そろそろ考えることを止めて、少しは寝ておかないとね!家に入ろうか!!」
「はい…」
この願いは予想通り、叶うことはなかった。
翌日、みんなでゆっくりと過ごしていると、気配関知に遠くに複数の気配を感じたのだ!
「みんな集まれ!敵襲だ!!!」
もう見つかったのか!?動きが予想以上に早いな!!!やはり殺すしかないのか?…俺に人を殺せるのか?
ふっ。
覚悟ができてなかったのは、俺も同じだな…!
いかん!悩むな!!殺らないと家族が殺される…俺は殺るしかないんだ!!
俺は不安そうな表情の浩美の頭を撫でながら言った。
「大丈夫だ!!俺が必ず守る!!!!」
俺たちは家を出て、森で待ち構えた。十中八九戦闘になるだろうし、精霊使いの魔法を受ければ、家は確実に崩壊するだろう…
俺は近づいて来ている精霊使いたちに最後の警告をする為に叫んだ。
「俺たちを探すなと警告した筈だ!これは俺たちに戦争を仕掛けたということで相違ないか?それ以上少しでも近づけば、敵対したと判断する!!」
「勝手に牢から逃げ出し、娘を拐った犯罪者が何を言うか!娘はエフロディーテの重大な掟を破った!街の掟通り、しっかりと罪を償わせなければならない!!
そして人間であるお前らは、やはり存在するだけで危険過ぎる!
これより速やかに、ユウナの精霊様の試練と余所者の排除を行う!!
散れ!」
その声と同時に7人いた精霊使いたちは散り散りに動き出した。
くっ!もう始まってしまったか…こんなことなら、先制で少しでも敵の戦力を削ぐべきだった…できれば戦いたくないという気持ちが、自分達を不利な状況に追い込んでいく。
覚悟しろ、俺!ここまできたら殺るしかない!!!
俺は2丁のハンドガンを構え、俺の方へ真っ直ぐ向かってくる精霊使いに向けて構えた。
姿を現したのは、見覚えのある子だった。たしか木の精霊のアリーだったか?
「よくも私に恥をかかせてくれたわね!!あんたは私がギッタンギッタンにぶち殺してやるわ!」
俺は呼吸を整え、ハンドガンを放った!
弾はアリーの心臓へ向け真っ直ぐと飛んでいく。
しかし、アリーも今回は攻撃が来るのを読んでいたようで対応してくる。アリーの目の前に巨大なな木が生えて、弾丸を防いだ。
しかし弾丸の勢いは、その木だけでは止まらず、木を吹き飛ばし、さらにアリーの腕を掠めた。
「痛たー!何なのよ、この威力!?」
次の瞬間にはアリーは喋ることの叶わぬ体になってしまった。
一発目は軌道を変えられたが、俺は2丁のハンドガンを構えていた。すぐに次の攻撃に備えなかったのが敗因だ。
俺は直ぐ様、移動を開始する。
今の戦闘の僅かな間に、残る6人の精霊使いたちは俺たちを囲もうと移動していた。狙いは俺だけでなく、同時に家族やユウナさんも狙おうとしているようだ!
そんなことさせない!
「みんな崖の方へ移動するぞ!相手は俺たちを囲もうとしている。四方から同時に攻められると守りきれない。
逃げ道もなくなるが、確実に守りやすくなる。」
俺はこんなこともあろうかと、家の回りをそれなりに調査していた。
後ろはイグリスの大滝の見える深い崖となっており、周りには大岩がごろごろとしている為、遠距離魔法から身を隠すことも可能な、比較的守りやすい場所となっている。
「みんな、岩の後ろに隠れているんだ!ママは油断せずいつでもシールドを使えるように構えていてくれ!!俺がダメージを受けたらヒールもよろしくね!」
「分かったわ!パパも気をつけてね。」
「ああ!行ってくるよ。」
精霊使いたちは、俺たちを逃がさないよう崖を囲むようにポジショニングしている。
俺は比較的森の傍にある大岩の上に乗り、敢えて精霊使いたちへ姿を晒すことにした。危険なのは分かっているが、狙いを自分に集めたかったのだ。
『挑発!』
スキルレベルは、現在3レベルまで上げている。これでしばらくは俺を狙うことに集中してくれるだろう…
「ドガン!」
「シュッシュッ!!」
「ジュー!!」
案の定、殺意の籠った様々な攻撃魔法が俺に降り注ぐ。
巨大な闇魔法に、同じく巨大な炎の玉、無数の氷の槍、風の刃、岩石の塊、水のレーザー。どれも強烈な見た目で、俺は一瞬不安になるが、どの攻撃も一切避けずにその体で受けきった!そして攻撃が止んだ瞬間、狙い定めていたタークの気配を撃ち抜いた。
前の戦いで視界を奪われたことが邪魔に感じた為、早めに倒しておこうと考えたのだ。気配関知はあるのだが、今回の襲撃者の姿を見ていないので、気配だけでは体型や身長までは分からないからだ。
次の瞬間には、浩美からヒールが届いたようだ。実は全くの無傷だったんだが、ちゃんと戦闘の状況を見ているようだ。
「馬鹿な!あの攻撃を受けて、なぜ平然としているのだ!?」
アイルの声が聞こえてくる。
「ターク!?…族長!タークがやられてます!!」
「あの攻撃を受けて、反撃までしてたというのか…化け物め!
各自奴の動きを止めることに集中しろ!!」
その命令と共に、今度は俺の動きを阻害する魔法が次々と襲い掛かってくる。
まずは火の輪っかが俺をまるで輪投げの的のように狙ってくる。避けようと動こうとするが、足元の大岩が水のように変形をして思うように動けない。さらに、様々な方向から突風が吹き荒れ、俺の行動を邪魔してくる。
炎の輪は俺の体にはまると、まるでロープのように俺を縛り付けてきた。さらには足元は氷漬けにされ、まともに動けなくなってしまった。
しまった…先程の攻撃で無傷だったから油断してしまった!
「これで奴は攻撃を避けることはできまい!
フレイは私と共にそのまま奴を縛り上げていろ!!他の者は最大の火力で奴に止めを刺すのだ!!!」
先程と同じように…嫌、それ以上の猛攻が動けない俺に降り注いだ。
今回は小さな無数の風の刃ではなく、巨大な風の刃が俺の首へピンポイントで切り裂こうとしてくる。
さらに、同時に地面から巨大で鋭い岩の槍が俺の心臓を貫こうと襲いかかる。
後ろからは、細く圧縮された水、つまりはウォータージェットのような攻撃が襲ってきていた。
俺は避けること叶わず、それらの攻撃を全て受けてしまうのだった。
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