25 / 76
第25話
しおりを挟む
「キング様!!ご無事で安心しました!我ら3人で力を合わせ、奴を倒しましょう!!」
ゴブリンジェネラルたちは、ゴブリンキングに近づき跪いた。
キングはそのうちの1匹の肩に手を起き、語りかけた。
「ジェネラルよ!たった今からお前を俺の次のキングとする!!新たなキングとなりて、国を再建するのだ!」
「キング様!?一体何を言われてるのですか!!」
「俺では奴には勝てぬ!このままでは、我らの国は奴に敗れ、滅びることとなる!!しかし、新たなキングとなるお前だけでも生き残れば、我らは敗れぬのだ!!何年かかってもよい!必ず奴を殺すのだ!!!」
ゴブリンジェネラルは目を真っ赤にさせ、涙を流し、力を込めて言った。
「しかとその命、拝命致します!」
そう言い終わると、ゴブリンジェネラルは光りだし、ゴブリンキングに進化した!
「早く逃げろ!そして、我らの仇を頼んだ!俺は時間を稼ぐ!!」
「盛り上がってるところ済まないんだけど、お前ら正直カッコいいし、凄いと思うよ!でもそんなこと言われたら、俺の将来に危険を残すことになる。申し訳ないけど、3匹とも逃がさないよ!!
あー!何だか俺の方が悪役みたいじゃないか!くそっ!」
俺は両手に持っていたハンドガンを同時に放った!1発はこれまでのゴブリンキングの眉間に、もう1発は新たにキングとなった奴の眉間に…
弾はこれまでのゴブリンキングの眉間と、新たなキングとの間に割り込んできたゴブリンジェネラルの首筋を貫いた。
「早く逃げろ!グボァッ!!」
ゴブリンジェネラルは大量の血を流しながらもがいている。
残された新たなゴブリンキングは、走り逃げ出した。しかし、俺はハンドガンでその左足を撃ち、直ぐに転げることとなった。
「もう諦めろ!しかしゴブリンキングも、最後の命令がせめて俺への恨みは忘れて、新たな国を再建しろって命令なら見逃してただろうに…
お前ら、ゴブリンにしてはカッコ良すぎだっつーの!!」
俺が止めをさそうと近づいていると、眉間を撃たれた筈の元キングが何故か動きだし、新たなキングの方へ向かっていった。そして、そのまま谷の方へ2匹で飛び降りてしまった。
まさかあの傷で動いて、さらにこの底も殆ど見えないような谷へ飛び降りるとはな…これはさすがに助かる見込みないだろうが、念の為、恨みを買ったかもリストに入れておこう。
それからはこの場の山のような死体を全て素材登録で消していき、僅かにいた生き残りも全て消してしまった。
これで長かったゴブリンたちとの戦争も終わりである。
この日はユウナさんたちには申し訳ないが、このまま家に戻った。疲れたこともあるが、無性に家族に早く会いたかったのだ!
家に帰りついた頃には既に夜中になっていた為、家族はみんな眠っていた。こっそりと寝顔を覗いていたら、突然浩美の目が開いた。
「あれ?パパ帰ってきてたんだ?遅かったのね…」
「ただいま!起こしてしまってごめんね。ちょっと今日は頑張り過ぎちゃったから、疲れちゃったよ。すごい汚れてるけど、ちょっとだけ甘えてもいい?」
「うん。おいで!」
俺は浩美に横から抱きついた。
あーやっぱり浩美の匂いは落ち着くなー!幸せだ…
俺は家の安心感と浩美の温もりの安心感に包まれ、いつの間にか眠ってしまっていた。
気がつくと朝になっており、浩美が俺の顔を覗きこみながら声を掛けてきた。
「おはよう!昨日は本当に疲れてたのね!隣に来たら、直ぐに寝ちゃったわよ!甘えていいって言うからにゃんにゃんするのかなー?って期待しちゃった。」
「ごめんね。昨日は本当に体も心も疲れてしまってたんだ。ママに甘えたら安心していつの間にか寝ちゃってたみたいだ。すごく汚れてたのにね…ごめんね。」
「そういえばそんなこと言ってたわね?って、全身血だらけ、泥だらけじゃないの!!大丈夫なの?どこか怪我したの?ヒールはいる?」
「あー、これはゴブリンたちの血だよ!昨日ね…決着を着けてきた。ゴブリンキングも含め、ゴブリンの国は全滅させたよ!!」
「えー!?昨日は偵察って言ってなかった?」
「そのつもりだったんだけどね…行ってみると、ゴブリンは俺を追って太古の森に行ってしまい、殆ど残ってなかったんだよ。そこで中に乗り込み、中に残ってたゴブリンを全部倒したら、ゴブリンに捕まってる6人の女性たちを発見してんだ!」
「えー!じゃーこの世界で初めての人間との接触だったのね!どんな人たちだったの?」
「6人のうち5人の人はまもなくゴブリンの子供が生まれるという状況で動くことができなかったんだ!
そこでどうしようかと悩んでいたら、唯一話すことのできたユウナさんと言う女性が、他の5人の為に残るということになったんだ!辛い思いをしてきただろうにしっかりとした子だったよ!
それで1週間以内にゴブリンたちを滅ぼして助け出すことを約束して、俺は太古の森に向かったんだ。放っておいたらいつ俺の探索を諦め、戻って来るか分からなかったからね…
少しずつでも削らないとって思って行ったつもりだったんだけど、戦い始めたら止まらなくなって、結局滅ぼすまで一気に戦っちゃったんだよね…」
「はあ…昔からパパはゲームとかでも、ついついやり始めて、集中しちゃうと時間を忘れて朝までやり続けたりしてたもんね!無理はダメだよ!でもお疲れ様!!」
浩美は俺と唇を重ねてきた。
「っで…そのユウナさんって人は綺麗なの?」
「あーすごくきれいな人だったよ!しかもね、エルフなんだよ!!」
「エルフってあの耳の長い?」
「そうそう!」
「ふーん。。昨日そんなに頑張ったの、そのユウナさんがきれいな子だったからじゃないの?」
「……いやいや。違うって!俺が全ての女性の中で一番きれいだと思うのは浩美だよ!俺のかわいくて、優しくて、大好きなお嫁さんだ!!愛してるよ!」
今度は俺からキスを何度もした。そして、俺の手は浩美の胸に伸びていったが…
「分かったから、そこまで!子供たちが見てるから!!」
ひかりとあかりが横で起き上がっていた。
「ひかり、あかり、おはよう!」
「おはよう!パパとママがチュッチュしてたー!」
「あかりともチューしてー!」
「はーい!チュッチュ!」
「ひかりにもー!」
「はいよ!チュッチュのチュー!」
うちの家族は異世界でも朝から平常運転である。
ゴブリンジェネラルたちは、ゴブリンキングに近づき跪いた。
キングはそのうちの1匹の肩に手を起き、語りかけた。
「ジェネラルよ!たった今からお前を俺の次のキングとする!!新たなキングとなりて、国を再建するのだ!」
「キング様!?一体何を言われてるのですか!!」
「俺では奴には勝てぬ!このままでは、我らの国は奴に敗れ、滅びることとなる!!しかし、新たなキングとなるお前だけでも生き残れば、我らは敗れぬのだ!!何年かかってもよい!必ず奴を殺すのだ!!!」
ゴブリンジェネラルは目を真っ赤にさせ、涙を流し、力を込めて言った。
「しかとその命、拝命致します!」
そう言い終わると、ゴブリンジェネラルは光りだし、ゴブリンキングに進化した!
「早く逃げろ!そして、我らの仇を頼んだ!俺は時間を稼ぐ!!」
「盛り上がってるところ済まないんだけど、お前ら正直カッコいいし、凄いと思うよ!でもそんなこと言われたら、俺の将来に危険を残すことになる。申し訳ないけど、3匹とも逃がさないよ!!
あー!何だか俺の方が悪役みたいじゃないか!くそっ!」
俺は両手に持っていたハンドガンを同時に放った!1発はこれまでのゴブリンキングの眉間に、もう1発は新たにキングとなった奴の眉間に…
弾はこれまでのゴブリンキングの眉間と、新たなキングとの間に割り込んできたゴブリンジェネラルの首筋を貫いた。
「早く逃げろ!グボァッ!!」
ゴブリンジェネラルは大量の血を流しながらもがいている。
残された新たなゴブリンキングは、走り逃げ出した。しかし、俺はハンドガンでその左足を撃ち、直ぐに転げることとなった。
「もう諦めろ!しかしゴブリンキングも、最後の命令がせめて俺への恨みは忘れて、新たな国を再建しろって命令なら見逃してただろうに…
お前ら、ゴブリンにしてはカッコ良すぎだっつーの!!」
俺が止めをさそうと近づいていると、眉間を撃たれた筈の元キングが何故か動きだし、新たなキングの方へ向かっていった。そして、そのまま谷の方へ2匹で飛び降りてしまった。
まさかあの傷で動いて、さらにこの底も殆ど見えないような谷へ飛び降りるとはな…これはさすがに助かる見込みないだろうが、念の為、恨みを買ったかもリストに入れておこう。
それからはこの場の山のような死体を全て素材登録で消していき、僅かにいた生き残りも全て消してしまった。
これで長かったゴブリンたちとの戦争も終わりである。
この日はユウナさんたちには申し訳ないが、このまま家に戻った。疲れたこともあるが、無性に家族に早く会いたかったのだ!
家に帰りついた頃には既に夜中になっていた為、家族はみんな眠っていた。こっそりと寝顔を覗いていたら、突然浩美の目が開いた。
「あれ?パパ帰ってきてたんだ?遅かったのね…」
「ただいま!起こしてしまってごめんね。ちょっと今日は頑張り過ぎちゃったから、疲れちゃったよ。すごい汚れてるけど、ちょっとだけ甘えてもいい?」
「うん。おいで!」
俺は浩美に横から抱きついた。
あーやっぱり浩美の匂いは落ち着くなー!幸せだ…
俺は家の安心感と浩美の温もりの安心感に包まれ、いつの間にか眠ってしまっていた。
気がつくと朝になっており、浩美が俺の顔を覗きこみながら声を掛けてきた。
「おはよう!昨日は本当に疲れてたのね!隣に来たら、直ぐに寝ちゃったわよ!甘えていいって言うからにゃんにゃんするのかなー?って期待しちゃった。」
「ごめんね。昨日は本当に体も心も疲れてしまってたんだ。ママに甘えたら安心していつの間にか寝ちゃってたみたいだ。すごく汚れてたのにね…ごめんね。」
「そういえばそんなこと言ってたわね?って、全身血だらけ、泥だらけじゃないの!!大丈夫なの?どこか怪我したの?ヒールはいる?」
「あー、これはゴブリンたちの血だよ!昨日ね…決着を着けてきた。ゴブリンキングも含め、ゴブリンの国は全滅させたよ!!」
「えー!?昨日は偵察って言ってなかった?」
「そのつもりだったんだけどね…行ってみると、ゴブリンは俺を追って太古の森に行ってしまい、殆ど残ってなかったんだよ。そこで中に乗り込み、中に残ってたゴブリンを全部倒したら、ゴブリンに捕まってる6人の女性たちを発見してんだ!」
「えー!じゃーこの世界で初めての人間との接触だったのね!どんな人たちだったの?」
「6人のうち5人の人はまもなくゴブリンの子供が生まれるという状況で動くことができなかったんだ!
そこでどうしようかと悩んでいたら、唯一話すことのできたユウナさんと言う女性が、他の5人の為に残るということになったんだ!辛い思いをしてきただろうにしっかりとした子だったよ!
それで1週間以内にゴブリンたちを滅ぼして助け出すことを約束して、俺は太古の森に向かったんだ。放っておいたらいつ俺の探索を諦め、戻って来るか分からなかったからね…
少しずつでも削らないとって思って行ったつもりだったんだけど、戦い始めたら止まらなくなって、結局滅ぼすまで一気に戦っちゃったんだよね…」
「はあ…昔からパパはゲームとかでも、ついついやり始めて、集中しちゃうと時間を忘れて朝までやり続けたりしてたもんね!無理はダメだよ!でもお疲れ様!!」
浩美は俺と唇を重ねてきた。
「っで…そのユウナさんって人は綺麗なの?」
「あーすごくきれいな人だったよ!しかもね、エルフなんだよ!!」
「エルフってあの耳の長い?」
「そうそう!」
「ふーん。。昨日そんなに頑張ったの、そのユウナさんがきれいな子だったからじゃないの?」
「……いやいや。違うって!俺が全ての女性の中で一番きれいだと思うのは浩美だよ!俺のかわいくて、優しくて、大好きなお嫁さんだ!!愛してるよ!」
今度は俺からキスを何度もした。そして、俺の手は浩美の胸に伸びていったが…
「分かったから、そこまで!子供たちが見てるから!!」
ひかりとあかりが横で起き上がっていた。
「ひかり、あかり、おはよう!」
「おはよう!パパとママがチュッチュしてたー!」
「あかりともチューしてー!」
「はーい!チュッチュ!」
「ひかりにもー!」
「はいよ!チュッチュのチュー!」
うちの家族は異世界でも朝から平常運転である。
3
お気に入りに追加
651
あなたにおすすめの小説

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。

異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。

S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。

最底辺の転生者──2匹の捨て子を育む赤ん坊!?の異世界修行の旅
散歩道 猫ノ子
ファンタジー
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー
2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。
人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。
主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる