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第15話
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休息と補給の後、俺は森を抜けてゴブリンの集落の裏側へ回った。そこにも同じようにゴブリンたちの警備兵が配置されていたが、正面に比べると若干ではあるが、その数は少なく感じた。
俺は森の中にいるゴブリンを適当に見つけ、スリングショットで足を吹き飛ばした。当然、そのゴブリンは大騒ぎで叫びまくることとなる。狙い通り、近くのゴブリンはそこへ集まることになった。
俺は集まるゴブリンたちを木の陰に身を隠しながら、スリングショットで次々と葬っていく。同時に集まる数が多いときのみ、エアコッキングガンも使用した。こうすることで弾丸の節約にもなる。
叫び声の方へ向かったゴブリンたちが戻らないことにより、さらにそこにはゴブリンたちが集まることとなる。今度は警戒をした集団でだ。
俺はそのゴブリンたちもエアコッキングガンを次々と放って、葬っていった。
このまま時間が経過すれば、警戒した仲間も戻らなかったことにより、上位ゴブリンへ報告へ行くだろう。俺はそうされる前に、森の前で警戒したゴブリンたちも次々と葬っていった。
警備していた仲間たちの頭が、突然次々と弾けていくことに恐怖したゴブリンの1匹がとうとう大きな叫び声をあげた。
「ウギャーーーー!!」
まるで恐慌状態だったが、次の瞬間には彼も叫ぶことすらできない状態へと変わっていた。しかし警備のゴブリンたちからの注目を集めるには十分過ぎる叫びだったようで、続々とそこへゴブリンたちが集まってきた。
それからも集まってくるゴブリンたちを葬っていたが、とうとう上位種のゴブリンソルジャーたちまで集まりだした。そのうちの1匹を葬ったところで、命令が出された。
「あの辺りの森から攻撃を受けている!森の中から回り込み、囲め!絶対に逃がすな!!」
ここらが潮時かな?と思い、俺はその命令を出したゴブリンソルジャーの頭を吹き飛ばすのと同時に、森の奥へと逃げ出した。
途中にいたゴブリンたちも全て葬った。その遺体で俺の逃げた跡をわざと残していっているのだ。ゴブリンにとって自分等の国を攻められ、大量に仲間たちを惨殺されたのだ。是が非でも追いかけ、殺そうとするだろう。
俺はわざと本気で逃げたりはしなかった。囲まれない程度に距離を取りながら、余裕があれば追跡者たちを1匹ずつ葬った。この追いかけっこも1時間が経過しようという頃、俺は木の陰に隠れながら、一気に速度を上げ逃げ出した。
安全そうな場所を見つけ、俺は再び銃弾の補充と獲得したスキルポイントを使用してパワーアップを図った。その後15分ほど休憩を取ると、再びゴブリンの国へと向かった。
予想通り、最初とは比べ物にならないくらい守りを固められていた。更に先ほどとは違い、最初からゴブリンソルジャーたちも多数その守りに混じっていた。
俺はそれを逆手にとって、森の縁を移動しながらゴブリンソルジャーのみを次々と狙い撃ちしていった。そして多数に追いかけられれば、再び森の奥へと逃げ込んだ。
俺がしようとしているのは、何ちゃってゲリラ戦だ。たった1人で1000を越えるだろうゴブリンたちに真っ正面から立ち向かうのはあまりに無謀な為、少しでも数を減らすこと、さらには自分等の本拠地を繰り返し襲われれば、本拠地の守りを固める為、遠方にある我が家は発見されにくくなることは間違いないだろう。
俺はそれからも休憩を挟みつつ昼夜問わず、幾度となくゴブリンの国へ襲撃をかけた。ゴブリンたちも狙い通り守りを固めてきていたが、森の中にまで大量のゴブリンを配置されたことは俺にとっては利以外の何物でもなかった。
わざわざゴブリンの国へ必要以上に近づかなくとも、森で襲撃に気付かれることもなく、幾らでもゴブリンどもを狩り放題なのだ。
しかし、そんな襲撃も3日目を迎えるとゴブリンたちも対策を練ってきたようで、必ず3匹1組で行動することになった。不意討ちで1匹を葬ると、残り2匹が大声で叫びだすのだ。お陰で周りに襲撃がバレてしまい、逃げながらの討伐になってしまっていた。
それでも俺は繰り返し襲撃をかけ続け、ゴブリンたちへプレッシャーをかけ続けた。
これだけプレッシャーを与え続けていたら、俺が家に帰ってる間も守りを固めて無駄に疲弊してくれることだろう!
俺は約束通り3日目の今日、午後からは家に戻ることにした。途中からはこれまでとは違い、出来るだけゴブリンたちと出会うことのないように気をつけて向かった。
幸い俺の度重なる襲撃のお陰でゴブリンの国から離れれば離れるほど、殆どゴブリンを見かけることすらなくなっていったのでそう難しいことではなかった。
「ただいまー!」
俺が家に入ると直ぐに家族が集まってきた。
「「パパー!」」
ひかりとあかりが飛び付いてくる。その後ろからは浩美がゆっくりと抱きついて来て優しく呟いた。
「パパ…ご苦労様でした。」
暫くみんなで近況報告をしながら、ゆっくりした時間を過ごした。
どうやらこの3日間、特に何事もなく過ごせたようだ。ひかりとあかりはずっとスリリングショットの練習に励み、ひかりはとうとうスキルレベルが2に上がったそうだ。
俺は新たに作成したエアコッキングガンを披露し、ひかりやあかりから同じものをせがまれたが、これはコッキングするのに凄い力が必要だから無理だと、実際にコッキングに挑戦してもらい諦めてもらった。
代わりに普通のBB弾を飛ばす簡単な玩具のエアコッキングガンを作ってあげた。危なくないようにあかりのは人に当てても大して痛くないほど弱いものにした。
3日ぶりの家族との時間は癒し以外の何ものでもなかった。子供たちと遊んで、浩美とイチャイチャしてあっという間に時間は過ぎ、再びゴブリンの国へ戻るのが苦痛でしかなかったが…行かないといけない。襲撃が何日も空けば、大規模な捜索隊が編成され、森をくまなく捜索されてしまうだろう。
翌日、俺は再びゴブリンの国へ向かった。
ゴブリンたちは相変わらず3匹1組で守りを固めていたが、その姿は疲労が伺えた。殆ど休息も取らずに警備に当たっていたのだろう。
俺は狙えそうなゴブリンソルジャーを見つけ葬った。そこからはいつものように逃げながら余裕があれば1匹ずつゴブリンたちを葬っていった。
その時だ!!俺の目の前に突然、ゴブリンソルジャーの集団が待ち構えていたのだ。
「ようやく追い詰めたぞ!!ちょろちょろと逃げ回るお前のせいで丸1日も森で隠れ過ごさねばならなかったんだぞ!!楽には死なせてやらん!!」
後ろから逃げようと思ったが、後ろからもゴブリンソルジャーたちが追い付き、囲んできていた。その後ろには数えきれないほどのゴブリンたちまで集まってきていた。
「残念だったな!もう逃げ道はないぞ!!俺たちに手を出したことをあの世で後悔するんだな!!」
そう言い、そのゴブリンソルジャーは斬りかかってきた。
俺はその斬撃が振り下ろされる前に、ゴブリンソルジャーの鳩尾にカウンターの一撃を入れた。ゴブリンソルジャーは血を吐き出し、目を白くし、地に崩れ落ちた。
「こんなに早く捕まる予定じゃなかったんだけど、こうなったら仕方ない…か……。」
俺はエアコッキングガンを構え、間髪入れずにゴブリンソルジャーのこみかめにお見舞いした。何が起きたか理解出来てなかったゴブリンどもが動けずにいる間にコッキングをし、次の弾を隣のゴブリンソルジャーへとお見舞いした。
最初のゴブリンソルジャーが地面に倒れたことにより、攻撃を受けていることに気付いたゴブリンどもは一斉に動き出した。
俺は玩具収納へ使っていたエアコッキングガンを収納し、逆にコッキング済みのエアコッキングガンを2丁取り出し両手にそれぞれ構えた。
先ほど倒した2匹の間を抜けながら、近づいて来ているゴブリンソルジャー2匹を同時に葬る。直ぐに1丁は玩具収納に収納し、残された右手のエアコッキングガンをコッキングする。
これでゴブリンソルジャーの壁は抜けたが、目の前にゴブリンどもが大量に立ち塞がり逃げることを許してくれない。
簡単には逃してはくれないか…
俺は逃げることを諦めて、ゴブリンどもと戦う覚悟をした。ゴブリンどもに囲まれる前に先ほどコッキングしたエアコッキングガンで近くのゴブリンソルジャーをもう1匹葬る。
これでゴブリンソルジャーは残り15匹ほどだ…
俺は森の中にいるゴブリンを適当に見つけ、スリングショットで足を吹き飛ばした。当然、そのゴブリンは大騒ぎで叫びまくることとなる。狙い通り、近くのゴブリンはそこへ集まることになった。
俺は集まるゴブリンたちを木の陰に身を隠しながら、スリングショットで次々と葬っていく。同時に集まる数が多いときのみ、エアコッキングガンも使用した。こうすることで弾丸の節約にもなる。
叫び声の方へ向かったゴブリンたちが戻らないことにより、さらにそこにはゴブリンたちが集まることとなる。今度は警戒をした集団でだ。
俺はそのゴブリンたちもエアコッキングガンを次々と放って、葬っていった。
このまま時間が経過すれば、警戒した仲間も戻らなかったことにより、上位ゴブリンへ報告へ行くだろう。俺はそうされる前に、森の前で警戒したゴブリンたちも次々と葬っていった。
警備していた仲間たちの頭が、突然次々と弾けていくことに恐怖したゴブリンの1匹がとうとう大きな叫び声をあげた。
「ウギャーーーー!!」
まるで恐慌状態だったが、次の瞬間には彼も叫ぶことすらできない状態へと変わっていた。しかし警備のゴブリンたちからの注目を集めるには十分過ぎる叫びだったようで、続々とそこへゴブリンたちが集まってきた。
それからも集まってくるゴブリンたちを葬っていたが、とうとう上位種のゴブリンソルジャーたちまで集まりだした。そのうちの1匹を葬ったところで、命令が出された。
「あの辺りの森から攻撃を受けている!森の中から回り込み、囲め!絶対に逃がすな!!」
ここらが潮時かな?と思い、俺はその命令を出したゴブリンソルジャーの頭を吹き飛ばすのと同時に、森の奥へと逃げ出した。
途中にいたゴブリンたちも全て葬った。その遺体で俺の逃げた跡をわざと残していっているのだ。ゴブリンにとって自分等の国を攻められ、大量に仲間たちを惨殺されたのだ。是が非でも追いかけ、殺そうとするだろう。
俺はわざと本気で逃げたりはしなかった。囲まれない程度に距離を取りながら、余裕があれば追跡者たちを1匹ずつ葬った。この追いかけっこも1時間が経過しようという頃、俺は木の陰に隠れながら、一気に速度を上げ逃げ出した。
安全そうな場所を見つけ、俺は再び銃弾の補充と獲得したスキルポイントを使用してパワーアップを図った。その後15分ほど休憩を取ると、再びゴブリンの国へと向かった。
予想通り、最初とは比べ物にならないくらい守りを固められていた。更に先ほどとは違い、最初からゴブリンソルジャーたちも多数その守りに混じっていた。
俺はそれを逆手にとって、森の縁を移動しながらゴブリンソルジャーのみを次々と狙い撃ちしていった。そして多数に追いかけられれば、再び森の奥へと逃げ込んだ。
俺がしようとしているのは、何ちゃってゲリラ戦だ。たった1人で1000を越えるだろうゴブリンたちに真っ正面から立ち向かうのはあまりに無謀な為、少しでも数を減らすこと、さらには自分等の本拠地を繰り返し襲われれば、本拠地の守りを固める為、遠方にある我が家は発見されにくくなることは間違いないだろう。
俺はそれからも休憩を挟みつつ昼夜問わず、幾度となくゴブリンの国へ襲撃をかけた。ゴブリンたちも狙い通り守りを固めてきていたが、森の中にまで大量のゴブリンを配置されたことは俺にとっては利以外の何物でもなかった。
わざわざゴブリンの国へ必要以上に近づかなくとも、森で襲撃に気付かれることもなく、幾らでもゴブリンどもを狩り放題なのだ。
しかし、そんな襲撃も3日目を迎えるとゴブリンたちも対策を練ってきたようで、必ず3匹1組で行動することになった。不意討ちで1匹を葬ると、残り2匹が大声で叫びだすのだ。お陰で周りに襲撃がバレてしまい、逃げながらの討伐になってしまっていた。
それでも俺は繰り返し襲撃をかけ続け、ゴブリンたちへプレッシャーをかけ続けた。
これだけプレッシャーを与え続けていたら、俺が家に帰ってる間も守りを固めて無駄に疲弊してくれることだろう!
俺は約束通り3日目の今日、午後からは家に戻ることにした。途中からはこれまでとは違い、出来るだけゴブリンたちと出会うことのないように気をつけて向かった。
幸い俺の度重なる襲撃のお陰でゴブリンの国から離れれば離れるほど、殆どゴブリンを見かけることすらなくなっていったのでそう難しいことではなかった。
「ただいまー!」
俺が家に入ると直ぐに家族が集まってきた。
「「パパー!」」
ひかりとあかりが飛び付いてくる。その後ろからは浩美がゆっくりと抱きついて来て優しく呟いた。
「パパ…ご苦労様でした。」
暫くみんなで近況報告をしながら、ゆっくりした時間を過ごした。
どうやらこの3日間、特に何事もなく過ごせたようだ。ひかりとあかりはずっとスリリングショットの練習に励み、ひかりはとうとうスキルレベルが2に上がったそうだ。
俺は新たに作成したエアコッキングガンを披露し、ひかりやあかりから同じものをせがまれたが、これはコッキングするのに凄い力が必要だから無理だと、実際にコッキングに挑戦してもらい諦めてもらった。
代わりに普通のBB弾を飛ばす簡単な玩具のエアコッキングガンを作ってあげた。危なくないようにあかりのは人に当てても大して痛くないほど弱いものにした。
3日ぶりの家族との時間は癒し以外の何ものでもなかった。子供たちと遊んで、浩美とイチャイチャしてあっという間に時間は過ぎ、再びゴブリンの国へ戻るのが苦痛でしかなかったが…行かないといけない。襲撃が何日も空けば、大規模な捜索隊が編成され、森をくまなく捜索されてしまうだろう。
翌日、俺は再びゴブリンの国へ向かった。
ゴブリンたちは相変わらず3匹1組で守りを固めていたが、その姿は疲労が伺えた。殆ど休息も取らずに警備に当たっていたのだろう。
俺は狙えそうなゴブリンソルジャーを見つけ葬った。そこからはいつものように逃げながら余裕があれば1匹ずつゴブリンたちを葬っていった。
その時だ!!俺の目の前に突然、ゴブリンソルジャーの集団が待ち構えていたのだ。
「ようやく追い詰めたぞ!!ちょろちょろと逃げ回るお前のせいで丸1日も森で隠れ過ごさねばならなかったんだぞ!!楽には死なせてやらん!!」
後ろから逃げようと思ったが、後ろからもゴブリンソルジャーたちが追い付き、囲んできていた。その後ろには数えきれないほどのゴブリンたちまで集まってきていた。
「残念だったな!もう逃げ道はないぞ!!俺たちに手を出したことをあの世で後悔するんだな!!」
そう言い、そのゴブリンソルジャーは斬りかかってきた。
俺はその斬撃が振り下ろされる前に、ゴブリンソルジャーの鳩尾にカウンターの一撃を入れた。ゴブリンソルジャーは血を吐き出し、目を白くし、地に崩れ落ちた。
「こんなに早く捕まる予定じゃなかったんだけど、こうなったら仕方ない…か……。」
俺はエアコッキングガンを構え、間髪入れずにゴブリンソルジャーのこみかめにお見舞いした。何が起きたか理解出来てなかったゴブリンどもが動けずにいる間にコッキングをし、次の弾を隣のゴブリンソルジャーへとお見舞いした。
最初のゴブリンソルジャーが地面に倒れたことにより、攻撃を受けていることに気付いたゴブリンどもは一斉に動き出した。
俺は玩具収納へ使っていたエアコッキングガンを収納し、逆にコッキング済みのエアコッキングガンを2丁取り出し両手にそれぞれ構えた。
先ほど倒した2匹の間を抜けながら、近づいて来ているゴブリンソルジャー2匹を同時に葬る。直ぐに1丁は玩具収納に収納し、残された右手のエアコッキングガンをコッキングする。
これでゴブリンソルジャーの壁は抜けたが、目の前にゴブリンどもが大量に立ち塞がり逃げることを許してくれない。
簡単には逃してはくれないか…
俺は逃げることを諦めて、ゴブリンどもと戦う覚悟をした。ゴブリンどもに囲まれる前に先ほどコッキングしたエアコッキングガンで近くのゴブリンソルジャーをもう1匹葬る。
これでゴブリンソルジャーは残り15匹ほどだ…
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