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七十発目 興奮の残滓
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「ちょっとシュヴァンツ。彼女を早く助けてあげないと」
私はシュヴァンツの耳元で告げる。洞窟内にはさっきから触手にひたすら苛まれるシュヴェーアトの半狂乱の叫び声や悲鳴がこだましている。これ以上は彼女の正気が持たないかもしれない。
「わかってるがエルフィ、正直もうちょっと見ていたいというか・・・」
シュヴァンツの股間部分にふと目を凝らすとすっかりテントを張っている。
「あんた!そんなこと言ってる場合!早く助けて上げなさい!」
私はシュヴァンツの耳元でその耳たぶを思い切り引っ張りながら叫ぶ。
「痛い痛い!わかったって!」
シュヴァンツは聖剣を構えるとその辺で蠢いている触手のうち数本を切り落とす。宣戦布告には十分だろう。シュヴァンツを敵と認識した触手生物の触手が何本も矢のように彼に襲いかかる。シュヴァンツは聖剣でそれらを薙ぎ払い瞬時に切り落としてみせる。なるほど確かにシュヴァンツの腕はさらに上がっているようだ。切られた触手の断面からは緑色の血液がほとばしっている。触手生物の本体が奥の闇から姿を現す。赤黒い身体の中心には大きな眼球が見える。何とも夢見の悪い姿だ。
シュヴァンツは脚力を全開放し地面を蹴り宙に舞う。そして風車のように縦に回転しながら触手の本体へと飛翔していく。触手生物は幾多のもの触手をのばし行く手を阻もうとするがそれらは全て回転する聖剣の刃によって片っ端から切断されてしまう。
そうしてシュヴァンツは見事、触手本体に切り込む。緑色の血飛沫を上げながら触手生物は崩れ落ちる。シュヴェーアトの四肢に絡みついていた触手たちは力を失いシュヴェーアトの身体が地面に落下する。
「おっと・・・」
シュヴァンツは瞬時に聖剣を鞘にしまい落下するシュヴェーアトに駆け寄りその身体を両手でつかまえ抱き抱える。触手生物によってさんざん肉体的にも精神的にも追い詰められたシュヴェーアトはシュヴァンツの腕の中でぐったりとしている。その小麦色の裸身は自らの汗や触手生物が分泌した粘液によりべっとりしている。しかし、乙女をこのまま素っ裸のままにしておくわけにはいかない。洞窟を散策すると若い女魔法使いが倒れて絶命していた。その頭からは出血の跡が見られる。さしずめ触手生物に襲われ必死に逃げる際に転倒して頭を打ったのだろう。
「君の名前はわからないが出来れば生きていた頃に出会いたかった。だって、君はとっても良いおっぱいをしているから・・申し訳ないけどこれは貰っていくよ。必要としてる人がいるんだ。そんな姿で洞窟の奥に放置する事になってすまない」
シュヴァンツは横たわる女魔使いの亡骸に語りかける。女魔法使いは哀れにもまとっていた茶色のローブを剥ぎ取られ肌着姿で洞窟の地面に目を大きく見開いたまま倒れている。ローブは今シュヴァンツの腕の中だ。
「死者を悼む言葉がそれ?」
「ああ、駄目かな?」
シュヴァンツは素っ頓狂な顔をして答える。全くこいつは・・・
沢山の星星が輝く夜空に焚き木が爆ぜる音が響く。我々は触手生物の住む洞窟を出て森で野営している。シュヴェーアトは先ほど洞窟で倒れていた女魔法使いから拝借したローブを身にまとって焚き火で疲れきった身体を暖めている。ローブはシュヴェーアトの身体にはややきつめのようで乳房の形がはっきりとわかるほどその身体に密着している。
「魔法使いのローブか。幼馴染の友達を思い出すよ」
シュヴェーアトは火を見つめながら言う。その顔は火の放つ紅い光で美しく輝いている。
「魔法使いの友達がいるのか」
シュヴァンツは野営用のブランケットを尻の下に敷いてその上に座りながらたずねる。
「ああ、賢い奴なんだがちとうるさい奴でな。それより助けてくれて本当にありがとう。あのままだったらどうなっていたことか」
「ああ、誰だってああしたさ」
「最近は魔物相手に快勝続きだったものでな。気が大きくなりすぎて油断が生じたのだろう」
私は専用の小さな布地の上で寝つつ細目を開けながらふたりの様子を伺っている。
「自業自得とはいえ初めての相手が魔物とは・・・」
「そりゃ、きついな・・・」
シュヴェーアトは先ほど下半身を何やらモゾモゾとさせている。尿意でも催したのか。最初はそう思った。だが紅潮していくシュヴェーアトの表情を見てはたと気づいた。触手生物が彼女の中に流し込んだ催淫物質の効果が今になって現れ出したのだ。シュヴェーアトは恥ずかしげに言った。
「シュヴァンツ、私の初めての男になってくれないか・・・」
私はシュヴァンツの耳元で告げる。洞窟内にはさっきから触手にひたすら苛まれるシュヴェーアトの半狂乱の叫び声や悲鳴がこだましている。これ以上は彼女の正気が持たないかもしれない。
「わかってるがエルフィ、正直もうちょっと見ていたいというか・・・」
シュヴァンツの股間部分にふと目を凝らすとすっかりテントを張っている。
「あんた!そんなこと言ってる場合!早く助けて上げなさい!」
私はシュヴァンツの耳元でその耳たぶを思い切り引っ張りながら叫ぶ。
「痛い痛い!わかったって!」
シュヴァンツは聖剣を構えるとその辺で蠢いている触手のうち数本を切り落とす。宣戦布告には十分だろう。シュヴァンツを敵と認識した触手生物の触手が何本も矢のように彼に襲いかかる。シュヴァンツは聖剣でそれらを薙ぎ払い瞬時に切り落としてみせる。なるほど確かにシュヴァンツの腕はさらに上がっているようだ。切られた触手の断面からは緑色の血液がほとばしっている。触手生物の本体が奥の闇から姿を現す。赤黒い身体の中心には大きな眼球が見える。何とも夢見の悪い姿だ。
シュヴァンツは脚力を全開放し地面を蹴り宙に舞う。そして風車のように縦に回転しながら触手の本体へと飛翔していく。触手生物は幾多のもの触手をのばし行く手を阻もうとするがそれらは全て回転する聖剣の刃によって片っ端から切断されてしまう。
そうしてシュヴァンツは見事、触手本体に切り込む。緑色の血飛沫を上げながら触手生物は崩れ落ちる。シュヴェーアトの四肢に絡みついていた触手たちは力を失いシュヴェーアトの身体が地面に落下する。
「おっと・・・」
シュヴァンツは瞬時に聖剣を鞘にしまい落下するシュヴェーアトに駆け寄りその身体を両手でつかまえ抱き抱える。触手生物によってさんざん肉体的にも精神的にも追い詰められたシュヴェーアトはシュヴァンツの腕の中でぐったりとしている。その小麦色の裸身は自らの汗や触手生物が分泌した粘液によりべっとりしている。しかし、乙女をこのまま素っ裸のままにしておくわけにはいかない。洞窟を散策すると若い女魔法使いが倒れて絶命していた。その頭からは出血の跡が見られる。さしずめ触手生物に襲われ必死に逃げる際に転倒して頭を打ったのだろう。
「君の名前はわからないが出来れば生きていた頃に出会いたかった。だって、君はとっても良いおっぱいをしているから・・申し訳ないけどこれは貰っていくよ。必要としてる人がいるんだ。そんな姿で洞窟の奥に放置する事になってすまない」
シュヴァンツは横たわる女魔使いの亡骸に語りかける。女魔法使いは哀れにもまとっていた茶色のローブを剥ぎ取られ肌着姿で洞窟の地面に目を大きく見開いたまま倒れている。ローブは今シュヴァンツの腕の中だ。
「死者を悼む言葉がそれ?」
「ああ、駄目かな?」
シュヴァンツは素っ頓狂な顔をして答える。全くこいつは・・・
沢山の星星が輝く夜空に焚き木が爆ぜる音が響く。我々は触手生物の住む洞窟を出て森で野営している。シュヴェーアトは先ほど洞窟で倒れていた女魔法使いから拝借したローブを身にまとって焚き火で疲れきった身体を暖めている。ローブはシュヴェーアトの身体にはややきつめのようで乳房の形がはっきりとわかるほどその身体に密着している。
「魔法使いのローブか。幼馴染の友達を思い出すよ」
シュヴェーアトは火を見つめながら言う。その顔は火の放つ紅い光で美しく輝いている。
「魔法使いの友達がいるのか」
シュヴァンツは野営用のブランケットを尻の下に敷いてその上に座りながらたずねる。
「ああ、賢い奴なんだがちとうるさい奴でな。それより助けてくれて本当にありがとう。あのままだったらどうなっていたことか」
「ああ、誰だってああしたさ」
「最近は魔物相手に快勝続きだったものでな。気が大きくなりすぎて油断が生じたのだろう」
私は専用の小さな布地の上で寝つつ細目を開けながらふたりの様子を伺っている。
「自業自得とはいえ初めての相手が魔物とは・・・」
「そりゃ、きついな・・・」
シュヴェーアトは先ほど下半身を何やらモゾモゾとさせている。尿意でも催したのか。最初はそう思った。だが紅潮していくシュヴェーアトの表情を見てはたと気づいた。触手生物が彼女の中に流し込んだ催淫物質の効果が今になって現れ出したのだ。シュヴェーアトは恥ずかしげに言った。
「シュヴァンツ、私の初めての男になってくれないか・・・」
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