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四十一発目 勇者と剣士と魔法使いと海
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陽光が燦々と降り注ぐ。ざぶーんという音とともに小麦色の肉体が水飛沫を上げて海中に飛び込む。青い空に青い海。それらは水平線の向こうまで永遠に思えるほど続いている。
白い雲がいくつも並んだ青い大空を眺める。多くの人間はもちろん知らないだろう。あの上でまぐわった男女がいることを。その当事者のひとりであるマギーは日傘を手に陽光を避けている。
サンダルを履いたその足元を小さな蟹の親子が横歩きで呑気に通り過ぎていく。サンダルの上にあるマギーの華奢な脚、太ももに視線が奪われる。太ももの上で白いスカートが風を受けてひらひらしている。
一瞬、強めの風が吹きスカートをめくる。その瞬間、逆三角形の下着が見えるのを目に焼き付ける。マギーは俺が買ってあげた白い帽子と同じく白のワンピースを身に着けて日傘を差して砂浜に佇んでいる。
「マギーもこっちに来て一緒に泳がないか?」
海の中で全裸で泳ぐシュヴェーアトが言う。その小麦色の肌に濡れた金髪がすっかり貼り付いている。
「嫌よ。シュヴェーアト。濡れちゃうじゃない」
「それが良いんじゃないか。海は気持ち良いぞ。マギー」
そう言って海の中を泳ぎ続けるシュヴェーアトをマギーは冷めた様子で眺める。ここは海に囲まれた島。俺たち三人はマギーの転送魔法によってここまでやってきた。ちょっとした小旅行である。これまでの経緯を思い返してみる。
「海ですか?旦那さま」
「海かぁ!良いなあ」
寝室のベッドで事が終わり俺の両脇に寝そべったマギーとシュヴェーアトが言う。日頃ぎくしゃくばかりしているふたりを見かねて親睦を図るために共にベッドに誘ったのだった。
シュヴェーアトは相変わらず俺の男根に食らいつき口淫し陥没乳首を尖らせながら俺の上で腰を振りまくった。それとは対照的にマギーは終始ぎこちない様子であった。俺とふたりきりの時とは大違いだ。
俺はいまいち気分が高揚しないままどちらかに偏らないよう気をつけながらふたりを抱いた。俺の左右で寝るふたりの肩を抱き天井を眺めながら唐突に思いつく。そうだ、海へ行こうと。シュヴェーアトは乗ってきたもののマギーはやや難色を示す。
「マギー、気が進まないのか」
「いえ、旦那さま・・・」
「お前たちがぎくしゃくしてるとこっちも落ち着かない。ここは親睦を深めるためにだな」
「親睦なら先ほど深めたのでは?」
「固いこと言うなよ。たまには三人だけで外出も良いじゃないか。マギーの転送魔法ならすぐだ」
「旦那さまがそう言うなら・・・」
そういう事でこんな僻地の島を訪れたわけである。俺たち以外に人はいない。ここから少し行ったことろには人里もあるが誰かが近づいてくればマギーの感知魔法でわかる。
シュヴェーアトはさっきから全裸で泳ぎ続けている。濡れた小麦色の肌が太陽に照らされ輝きを放っている。シュヴェーアトは海から上がりそのまま砂浜を素足で歩きマギーに歩み寄る。
「そこで陰気臭い顔をしてないでお前もおよいたまらどうだ。マギー」
そう言ってシュヴェーアトはマギーに来ている衣服を剥ぎ取っていく。
「ちょっと!シュヴェーアト、やめてよ!濡れた手で触らないで」
「今さら恥ずかしがることもないじゃないか。マギー。すべてを見せあった仲だ」
シュヴェーアトは笑いながらマギーの服をあっという間に脱がせ全裸に剥いていく。マギーは魔法を使えば逃げられそうな気もするがなされるがままである。
「私、泳げないのよ・・」
「何だマギー。泳げないのか?じゃあ教えてやろう」
そう言ってシュヴェーアトはマギーの手を取って共に海の中に入っていく。全くこのふたりは仲が良いのか悪いのかわからん。俺の視線の先ではシュヴェーアトが子供に教えるようにマギーの両手を掴んで泳ぎを教えている。海に全裸の女がふたり。悪くない光景だ。
白い雲がいくつも並んだ青い大空を眺める。多くの人間はもちろん知らないだろう。あの上でまぐわった男女がいることを。その当事者のひとりであるマギーは日傘を手に陽光を避けている。
サンダルを履いたその足元を小さな蟹の親子が横歩きで呑気に通り過ぎていく。サンダルの上にあるマギーの華奢な脚、太ももに視線が奪われる。太ももの上で白いスカートが風を受けてひらひらしている。
一瞬、強めの風が吹きスカートをめくる。その瞬間、逆三角形の下着が見えるのを目に焼き付ける。マギーは俺が買ってあげた白い帽子と同じく白のワンピースを身に着けて日傘を差して砂浜に佇んでいる。
「マギーもこっちに来て一緒に泳がないか?」
海の中で全裸で泳ぐシュヴェーアトが言う。その小麦色の肌に濡れた金髪がすっかり貼り付いている。
「嫌よ。シュヴェーアト。濡れちゃうじゃない」
「それが良いんじゃないか。海は気持ち良いぞ。マギー」
そう言って海の中を泳ぎ続けるシュヴェーアトをマギーは冷めた様子で眺める。ここは海に囲まれた島。俺たち三人はマギーの転送魔法によってここまでやってきた。ちょっとした小旅行である。これまでの経緯を思い返してみる。
「海ですか?旦那さま」
「海かぁ!良いなあ」
寝室のベッドで事が終わり俺の両脇に寝そべったマギーとシュヴェーアトが言う。日頃ぎくしゃくばかりしているふたりを見かねて親睦を図るために共にベッドに誘ったのだった。
シュヴェーアトは相変わらず俺の男根に食らいつき口淫し陥没乳首を尖らせながら俺の上で腰を振りまくった。それとは対照的にマギーは終始ぎこちない様子であった。俺とふたりきりの時とは大違いだ。
俺はいまいち気分が高揚しないままどちらかに偏らないよう気をつけながらふたりを抱いた。俺の左右で寝るふたりの肩を抱き天井を眺めながら唐突に思いつく。そうだ、海へ行こうと。シュヴェーアトは乗ってきたもののマギーはやや難色を示す。
「マギー、気が進まないのか」
「いえ、旦那さま・・・」
「お前たちがぎくしゃくしてるとこっちも落ち着かない。ここは親睦を深めるためにだな」
「親睦なら先ほど深めたのでは?」
「固いこと言うなよ。たまには三人だけで外出も良いじゃないか。マギーの転送魔法ならすぐだ」
「旦那さまがそう言うなら・・・」
そういう事でこんな僻地の島を訪れたわけである。俺たち以外に人はいない。ここから少し行ったことろには人里もあるが誰かが近づいてくればマギーの感知魔法でわかる。
シュヴェーアトはさっきから全裸で泳ぎ続けている。濡れた小麦色の肌が太陽に照らされ輝きを放っている。シュヴェーアトは海から上がりそのまま砂浜を素足で歩きマギーに歩み寄る。
「そこで陰気臭い顔をしてないでお前もおよいたまらどうだ。マギー」
そう言ってシュヴェーアトはマギーに来ている衣服を剥ぎ取っていく。
「ちょっと!シュヴェーアト、やめてよ!濡れた手で触らないで」
「今さら恥ずかしがることもないじゃないか。マギー。すべてを見せあった仲だ」
シュヴェーアトは笑いながらマギーの服をあっという間に脱がせ全裸に剥いていく。マギーは魔法を使えば逃げられそうな気もするがなされるがままである。
「私、泳げないのよ・・」
「何だマギー。泳げないのか?じゃあ教えてやろう」
そう言ってシュヴェーアトはマギーの手を取って共に海の中に入っていく。全くこのふたりは仲が良いのか悪いのかわからん。俺の視線の先ではシュヴェーアトが子供に教えるようにマギーの両手を掴んで泳ぎを教えている。海に全裸の女がふたり。悪くない光景だ。
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