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三十四発目 温泉と男と女  

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 見上げると青い空が見える。俺たちは今までにあそこにいたのだ。空中に。それだけでなく雲の上に浮遊魔法で浮かんだ状態のベットの上で性交し俺はマギーの中に射精した。そのマギーは今、俺の隣にしだれかかり湯に浸かっている。ここは岩場の中にある温泉。マギー曰く滅多に人の来ない秘湯らしい。

 俺たちが先ほど散々、愛し合ったベットは温泉脇の岩場に置かれている。俺とマギーは温泉に浸かり休んでいる。温泉は岩場に囲まれ円状の自然の浴槽の中心からは白っぽい湯が止まることなく湧き出し湯気が辺り一面に立ち込めている。これもマギーの転送魔法による賜物だ。

「すごかった・・・」

「ええ。旦那さま」  

 俺の乏しい語彙力では先ほどの奇想天外な痴態を表現するのはやっとだ。 

「その、シュヴェーアトととも当然したのですよね」

 マギーは温泉に浸かりながら湯の中で俺の乳首を指でいじくりながらたずねる。

「ああ。シュヴェーアトもすごかったぞ。何せ体力があるからな。一日中ヤリまくった」
 
「一日中・・・」

「何だ?気になるのか?」

「いえ、そんな・・・」

 と言いつつマギーは俺の乳首をいじりながらさらに湯の中にある俺の股間に手を伸ばしてまさぐる。

「これがさっきまで私の中に入って暴れ回っていたのですね・・・」

 マギーは俺の耳元で囁く。
 
「こんなに小さくなってしまって。嘘みたい。でも、すぐに大っきくなりますよ」

 マギーの細い手が俺の男根を弄ぶ。尿道部分を指先で刺激し竿部分、睾丸の部分も優しく手が撫でる。

「ほら、もう大っきくなってきた」

 マギーは口角を吊り上げ微笑みながら言う。その開いた口の中には赤い舌が見える。湯気の中に浮かぶ白い顔、その紫の瞳。その瞳に吸い込まれそうになる。

「また私を抱きたくなってきたでしょう。旦那さま」
 


 湯の中から俺の勃起した男根が塔のように露出してる。俺は湯に浸かりながら腰を浮かし男根を湯から露出させている。マギーは湯の中から頭を出した俺の男根を頬張り口を上下させている。そのたびに快感が背筋を通って頭に響き渡る。

「さっき出したのが信じられない。もうすっかり元気ですね。旦那さま」

「極楽だよ・・・マギー」
  
 腰を動かすたびに湯に浸かった俺の足元で水飛沫があがりパシャパシャと音がなる。俺たちは立った状態で交わっている。俺はマギーの両手を掴み背後からその尻に挿入し一心不乱に突き立てる。その度にマギーは為す術もなくあっあっと声を上げながら俺に突かれている。

 湯気が立ち込める中、マギーのその白い尻を犯しまくる。もはやこの尻の事しか考えられない。白く形の良い尻は俺の怒張した男根をひたすら飲み込み続けている。尻を突くたびにパンッパンッと肉と肉がぶつかり合う淫靡な音が温泉に響き渡る。

「旦那さま・・・駄目ぇ!!」

 マギーはせつなげに喘ぐ。そんなことはお構いなしに小ぶりで可愛らしく絹のように滑らかで白い尻を犯しまくる。マギーの細い両腕を掴んで容赦無くこちらに引き寄せ刺激を余さずその子宮に叩き込む。その度にマギーは身を仰け反らせながら喘ぐ。もはや一匹の雄と一匹の雌である。

「そろそろ出すぞ・・・!マギー・・・!」

「出して・・・旦那さま・・・!」

 ここには誰もいない。遠慮などいらない。俺は狼のように咆哮を上げながらマギーの中に射精する。


「風邪を引くといけませんわ。身体を乾かしませんと」

 行為が終わりマギーはこう言う。マギーは火炎魔法で小さな火の玉を作り出し頭上に浮かべる。火の玉は俺たちの頭上で小さな太陽のように光り輝き俺たちの身体を温めてくれる。お互い裸体のまま抱き合う。こうしていれば身体も冷えずじきに乾くだろう。

「旦那さま・・・」

 上目遣いでマギーは俺を見つめる。その紫の瞳は宝石のように輝いて見える。マギーに接吻する。舌は入れずその柔らかい唇の感触を楽しむ。たまにはこういうのも悪くない。マギーは俺の背中に両腕を回し耳元で囁く。

「旦那さま。身体が乾いたらベットでたっぷりと楽しみましょう」
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