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二発目 ハーレム計画始動

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「乾杯!」

 俺と旅の仲間であるクリーガー、ファウスト、ヘクセは酒場でワインが並々と注がれた木製のジョッキをかち合わせこの度の冒険の成功を祝う。

 戦士のクリーガー、格闘家のファウストは俺と同じく娼館で満足行くまで堪能してきたせいで上気した顔をしている。そしてさらにワインを喉に流し込みその顔はさらに赤くなっていく。俺をワインが入ったジョッキを高く掲げ言う。

「今回の冒険が成就したのも諸君らの助力があったおかげだ。まことに礼を言う」

「勇者様とやらに乾杯!」

 クリーガーとファウストはジョッキを高く掲げ言う。そして酒を豪快に飲み干してみせる。

「先ほどは殿方だけでずいぶんとお楽しみのようで」

 女魔法使いであるヘクセがワインの入ったジョッキを揺らしながら皮肉っぽく言う。

「あんた冒険の途中でも暇さえあれば娼館に入り浸ってわよねえ」
 
 妖精のエルフィが呆れ気味に語る。ちなみにこいつの役目がご神託とやらに従って俺を勇者として任命したわけだ。こいつと会った時は俺は孤児院育ちのクソガキだった。それがこいつと会って全て変わった。俺は誰にも抜けなかった聖剣を抜きそれでもって見事に魔王を撃ち倒したのだった。

「ところでクリーガー!ファウスト!ヘクセ!お前らはこれからどうするつもりなんだ!」

 俺は酔った勢いで聞く。

「そうだな。俺は故郷に帰ってさらに剣の道を極めたい」

 戦士であるクリーガーはジョッキでワインを飲み干しながらこう言う。

「俺はだな!故郷で道場を開こうと思う!」

 格闘家であるファウストは興奮気味にこう言う。

「ところでシュヴァンツ!お前はこれからどうするつもりなんだ!」

 クリーガーが俺にたずねる。

「おう!それは俺もぜひとも聞いておきたいもんだ!」

 ファウストはたたみかける。

「そうだな。俺は俺のハーレムを築きたいと思うんだ」

「まったく!お前らしいな!応援してるぜ!」

 ファウストは俺の肩を力強く掴み激励する。

「そうよ!頑張れよ!相棒!」

 クリーガーがさらに合いの手を入れる。

「旅の仲間たちに乾杯!」

 俺は感極まって叫ぶ。仲間たちはは一斉にジョッキをかち合わせる。

「アタシは早く良い男を見つけて所帯を持ちたいものねえ。あんたらと違ってまともな男が良いわ」 

 女魔法使いのヘクセは皮肉っぽく言う。

 翌朝、我々はこのパーテイーを解散することにした。王都の出口付近の道で朝日を浴びながら俺とクリーガー、ファウスト、ヘクセは抱擁をかわしそれぞれの門出を祝福した。良い仲間たちだった。

「ところでお前はこれからどうするつもりなんだ」

 俺で隣で小さな羽根で浮遊するエルフィに尋ねる。こいつは身体の大きさは剣の柄部分くらいしかない小さな妖精だ。見た目に関して言えば衣を見にまとった幼い少女といったところだ。こいつと出会わなければ今の俺はなかっただろう。

「我がままを言えばこれから俺の隣にいてほしい。お前がいない日々はもう俺には想像出来ない」

「勇者様のお願いとあればねえ。まあ、私としても特に予定は無いしあんたがこれ以上、勇者の名を汚すことをされてもそれはそれで困るわ」

「よし来た!」

「それでシュヴァンツ。これからどうするつもりなのよ」

「そうだな。まずは・・・」

 まずは根城の確保だ。俺は早速、前の住人が死に絶えて今は空き家と科した邸宅をを購入した。大きな邸宅に大きな庭園と申し分は無いが手入れがされていない期間が長かったせいで邸宅の表面にツタが張り巡らされ庭園は雑草がぼうぼうと生い茂りまるでちょっとした森のようだ。

「まるで幽霊屋敷じゃない・・・一体どうするのよ、これ・・・」

 エルフィが俺の隣で浮遊しながら愚痴る。

「とにかくここが気に入ったんだ。手入れをすればよみがえるさ」




「最初はホコリまみれだったこのテーブルもよくぞここまで綺麗にピカピカになったものですね」

 メイドのアリサは木目が美しい新しい我が家のテーブルに両手を突きその小ぶりで白い尻と赤い割れ目を俺に向けながら言う。その割れ目から愛液がひとしずく床に垂れる。床もピカピカに掃除したのだがそれはまあいい。俺はアリサの割れ目に人差し指と中指を挿入しその中のざらざらした表面に圧をかけ同時に親指で陰核をこねくり回す。

「いやっ・・・なんか出ちゃう・・・!」

 アリサの割れ目からとめどなく噴水のように無色透明のしぶきが次から次へと溢れ出し床に泉を作る。

「こんな・・・はしたない・・・」

「また掃除が大変だな」

「シュヴァンツ様いじわるを言わないで」

「こっちも掃除しないとな」

 そう言って俺は彼女の割れ目に口を近づけ舌を出して舐め回す。

「いやっ・・・」

 俺たち二人しかいない空間にアリサの喘ぎ声とピチャピチャと彼女の秘部を舐める音が響く。

「そろそろ・・・」
 
 俺はいきり勃った男根を彼女の割れ目にあてがう。

「シュヴァンツ様・・・来て・・・」

 俺は遠慮なくアリサのほっそりとした腰を両手で掴みむき出しの割れ目に思いっきり男根を挿入する。アリサは全身をのけぞらせて悲鳴に近い声を上げる。俺は腰をアリサの尻に打ちつけながらこれまでの日々を振り返る。

 まず庭師を何人か雇って雑草でぼうぼうの庭を草刈りし綺麗にした。俺も庭師たちとともに陽を浴びながら作業に興じたのだがエルフィには聖剣を草刈りに使うな!と怒られたのだけども。庭はかつての調和を取り戻し邸宅の壁に蛇が這うように茂っていた蔦は取り除かれた。

 外を綺麗にした後はお次は中だ。雇った使用人とともに掃除して数日がかりでピカピカに綺麗にしていった。メイドを雇うというというのは男の夢である。こうして我が家に来たメイドがアリサなのだが早くもこんな関係になってしまった。

 アリサの身体は今度はテーブルに仰向けに寝かされ俺の男根を受け入れている。その肩まで伸びたサラサラした美しい黒髪と対照的な白いキャップがよく似合っている。はだけた胸元からのぞく小さすぎず大きすぎない程良い乳房は俺がアリサの下腹部に男根を打ちつけるたびに上下に揺れる。

「アリサ・・・そろそろ・・・ヤバい・・・!」

「シュヴァンツ様、膣内に出して・・・!」

 俺とアリサの叫び声がハーモニーを奏で俺はアリサの中に盛大に精を放つ。




「エルフィ、何で俺は勇者になったと思う?」

 すっかり綺麗になった邸宅を眺めながら俺はエルフィにたずねた。

「どうせろくな回答は帰ってこないと思うけど。お聞かせ願おうかしら」

「それは、モテたいから・・・!!」

「一点の曇りなき眼で言うな!」

「だってさあ、魔王を倒した勇者ともあれば女はよりどりみどり寄ってくるんじゃんかよお」

「やれやれ、ご神託は何でこんなクズを勇者に選んでしまったのかしら・・・」
 
「俺だって大変だったんぜ。元勇者の爺さんとやらのもとで修行させられて大きな岩を聖剣で真っ二つにしろとか無茶振りされたりして」



 アリサの膣内に精を放った俺の男根はまだビクビクしている。俺は吐息を漏らすアリサの口を唇で塞ぎ舌を絡み合わせる。俺のハーレム計画はまだ始まったばかりだ。俺は王都の街中の目立つ箇所に看板を立てさせた。



 反応は思ったより早かった。縁談の話が早くも舞い込んだのだった。


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