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異世界 シャーシード国
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しおりを挟む「あっ……はっ……くっ……………狭い………」
僕は必死に腰を進めた。
ダリンスの声に、一瞬萎えそうになった。
けれどリンの中は温かくて、僕のペニスをうねうねと奥へと導いてくれる。
魔術で体を変えてあるからか、中はそれなりに滑りが良い。
ただし狭い。
気持ちよくないかと問われれば、気持ちいい。
手でソロプレイするのとは明らかに違う圧だった。
「あっ…はっ……くっ…………大きい…」
私は、シノダのペニスを受け入れていた。
熱くて大きく、固いモノが私の中を進む。
たぶん、もし私が普段からされ馴れてる体なら、とっくに喘ぎ始めてると思う。
正直、腹の中が苦しくて気持ちいいのかよくわからない。
けれど、シノダのペニスが私の最奥に到達して突かれた時、同時に汗ばんだシノダの肌が凭れかかってきて私の肌と触れ合った途端、急に頭の中がクリアになった。
シノダの汗の匂いを感じて、私のペニスも下の球ごと潰されるような感覚に、私は思わず吐精してしまった。
不意のことに頭が真っ白になって…
それからはひたすら快楽を拾ってしまって、喘ぐ声が止められなくなってしまった。
──リンが善がっている。
僕のペニスが突き当りで止まった時、僕の鋒から少しだけ精液がはみ出した。
途端に少し力が抜けて、リンの上に倒れ込んでしまった。
すると目の前にチョコレートの匂いがするものがあり、僕は口に含んで舐め転がした。
「あっ…ぁあっ……んんっ……」
リンが喘ぎ始めた。
「ひぁ、あっ、やんっ…んっ……」
僕の何に感じてくれてるのか分からないけれど、僕は、甘い匂いに誘われるままに舌を動かし、腰をヘコヘコ動かした。
「ぁあっ、あっ、ひゃっ、はんっ……」
シノダが私の胸を中心に、舌を這わせる。
目的の場所があるのかないのか、ランダムなその舌に、私は翻弄される。
それにシノダが、美味しい…美味しいと呟く声が交じって、羞恥に顔が赤らむのがわかる。
だいたい、喘ぎ馴れていないので感じてる声が出てしまうだけで恥ずかしく、赤面モノである。
それから、私の中にあるペニスも動き始めた。
少しだけ何か出たような気がして、シノダのペニスが一瞬小さくなったように感じたものの、すぐに力を取り戻し、弱々しくも律動が始まる。
音は感じないけれど、腹の中では水気を帯びたモノがかき混ぜられる感覚がある。
抜き挿しがたどたどしくて、いつどこに鋒が当たるかわからない。
それが私の中では予測不可能なため、全てが新しく、全てに意外性があり……
つまり、感じまくってしまった。
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