学生だけど、魔術学院の音楽教授で最終兵器な先生を好きになってしまいました。

茜部るた

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第4楽章 グラスハープ四重奏 4

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 脱衣室に入ると、抱きしめられ口づけをされながら、彼の手で服を脱がされ、そのまま、浴室へ。

 外は陽が落ちて、薄暗くなってきているけど、まだ見えづらいほどではない。

 彼の前にすべてを晒しているかと思うと、とたんに恥ずかしくなって、急いでシャワーで身体を流し、浴槽に身を沈めた。

「そんなに急いで入らなくてもいいのに」
「だって、まだ明るいから」
「そうやって恥じらうところも初々しくていいけど」

 そんな。
 初々しいと言われる年齢では、けっしてないんだけど。

 それにしても……
 こんなふうに、言葉をまったく惜しむことなく、ストレートに愛情を示してくれる人とは付き合ったことがなかったので、嬉しいけれど、いろいろ戸惑ってしまう。

 わたしに続いて彼が湯に入ってきた。
 そして、後ろにまわって、わたしを抱き寄せた。

 互いの素肌が直接触れあう感触に、身体の奥のほうがひそかに疼く。 
 彼の不埒な手が、わたしの胸を弄りだす。

 先端をゆるゆるとさすられ、わたしは「ん……」とくぐもった声を漏らしてしまう。

 その声に、背中に感じる彼のものも敏感に反応する。
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