幕末☆妖狐戦争 ~九尾の能力がはた迷惑な件について~

御影 雫は、都内の薬学部に通う、手軽な薬を作るのが好きな、ごく普通の女子大生である。

そんな彼女は、ある日突然、なんの前触れもなく見知らぬ森に飛ばされてしまう。

「こいつを今宵の生贄にしよう」

現れた男たちによって、九尾の狐の生贄とされてしまった雫は、その力の代償として五感と心を失う。

大坂、そして京へと流れて行き、成り行きで新選組に身を寄せた雫は、襲いくる時代の波と、生涯に一度の切ない恋に翻弄されることとなる。

幾度となく出会いと別れを繰り返し、それでも終点にたどり着いた雫が、時代の終わりに掴み取ったのは………。





注)あまり真面目じゃなさそうなタイトルの話はたいてい主人公パートです

徐々に真面目でシリアスになって行く予定。

歴史改変がお嫌いな方は、小説家になろうに投稿中の <史実運命> 幕末☆(以下略)の方をご覧ください!
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