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焦らされる男

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長曽絢子ながそあやこ初スキャンダル「イケメン作曲家」と″半同棲現場″スクープ撮!

【写真】寄り添って高級マンションに入っていく堂々のツーショット。実に画になる美男美女カップルだ。

 まだ暑さの残る九月下旬の深夜。都内高級住宅街に停まったタクシーから、スタイルの良い男女が路上に降り立った。
 映画撮影中の黒髪から一転、明るく染めたウェーブヘアを揺らして隣の男性にもたれかかる美女は、長曽絢子(29)だ。
 ハイヒールを履いた身長168センチの長曽が熱い視線で見上げる長身のこのカレ、一見モデルのようだが、実は映画やドラマの音楽担当として活躍中の作曲家A氏(28)である。
 この日は表参道にあるレストランにて、長曽主演でA氏が音楽を務める新作映画の打ち上げが行われていたのだ。

「長曽さんは打ち上げの最中も、何かとA氏の側に行って、親しげに話をしていました。そもそも、音楽担当にA氏を推薦したのは長曽さんという噂です」(会の参加者)

 A氏は学生時代に動画サイトで楽曲配信をスタートし、代表曲は同サイトで年間再生回数の一位を獲得。長曽はその当時からA氏の大ファンだという。

「長曽さんは、A(当時は別名義)が一度だけ行ったライブに観客として参加したこともあると聞いています」(A氏関係者)

 約一年前、仕事を通じてA氏を紹介された長曽が長年のファンであることを告白し、二人は意気投合。その後、交際に発展したという。

 タクシーを降りた後、ほろ酔い気分の長曽が背伸びをしてA氏の耳元で何かを囁くと、二人は目を見合わせながら微笑み、高級マンションの中に入って行った。
 A氏が住むこのマンションは低層で戸数が少なく、セキュリティが厳重なことを売りにしている。ここに最近、長曽が引っ越してきたとのこと。
 といっても、二人が暮らすのはフロアが違う別部屋だ。

 マンション内同棲は、スキャンダルを嫌う芸能人にとって常套手段とも言える。
 デビュー以来、プライベートはベールに包まれていた長曽の初の恋愛報道となるのか──二人の関係について問い合わせたところ、長曽の所属事務所は「プライベートは本人に任せております」と回答、A氏の個人事務所からは期限までに回答がなかった。




 ワッという歓声に、池上は顔を上げた。
 観客の期待も虚しく、打球はスタンド前で失速して平凡なフライとなった。
 寒いし、試合は面白くないし、なんでこんなところに来てしまったんだと、今更ながら後悔する。売り子に釣られてつい買ってしまったビールは、一口飲んだだけで放置されていた。

 池上は、暗記するほど繰り返し読んだスマホのネット記事に、再び視線を落とした。
 目線は入っているが、女優とツーショットで写っているのは、明らかに香月だ。

 香月はゲイだし、部屋は同棲している雰囲気じゃなかったし、この記事がガセだということはわかっている。とはいえ、こんな写真を見てしまうと、香月が遠い世界の住人のように思えて、もう気軽には連絡できなくなってしまった。
 そして、香月から連絡が来ることもなかった。

 付き合ってはいなくても、女優と仲がいいというのは事実なのだろう。いや、恋愛感情はなくても、もしかしたら枕営業とか、そういうこともありえる。
 香月くん、普通にセックス上手いしな。え、長曽絢子と竿姉弟の可能性ある? それはなんか……ちょっと…………興奮するな……

 寝取られ(と言っていいのかわからないが)に興奮はするが、なんとなく釈然としない、ざらざらと胸がつかえるような気持ちにもなる。

 ──俺、香月くんのこと、何にも知らないんだな……

 池上がため息混じりにグラウンドへ視線を戻すと、なんの盛り上がりもなく三球三振で攻守交代となった。

「……おもんな」
「消化試合だからね」

 声に振り返ると、ネット記事の写真とは程遠い、部屋着みたいな格好の香月が立っていた。池上の隣の空いていた席に、当然のように座る。

「……それ何?」

 香月の手の中で湯気を立てるカップを見ながら、池上が尋ねた。

「ホットワイン。寒い日限定で売ってる」
「え、そんなのあるの? 俺のビールと交換しない?」

 香月はカップホルダーに置かれた、気の抜けたビールを一瞥すると、池上を無視してホットワインを飲んだ。
 池上は仕方なく、温いビールに口をつける。

「池上くん、一人で観にくるほど野球好きだった?」
「別に……ナンパしに来ただけだから」

 ルールくらいは知っているが、野球に興味なんてない。香月に初めて会った時も、彼女に連れられて来ただけだ。

「主力選手の出ない消化試合を観にくる客なんて、おっさんだけだよ」
「……いいんだよ。おっさんナンパしに来たんだから」

 香月はちょっとびっくりしたような表情のあと、にやにやと笑った。

「じゃあ、ナンパ待ちしよ」

 香月に見つめられて、池上はうぅ……と言葉に詰まった。適当なことを言ってしまったが、ナンパされることはあっても、自分からしたことはないので、どうしたらいいのかわからない。

「……香月くん、逆ナンしてくれない?」
「まじで何しに来たの」

 呆れた目で池上を見る香月は、その時流れたスタジアムDJの声に、ちょっと待って、とグラウンドへ視線を移した。

「この打席見させて」

 香月は前屈みに座り直すと、バッターが打席に入るところをじっと見つめた。

「香月くん、あの選手好きなの?」
「うん」

 池上はビジョンに映し出された選手紹介の映像と、隣に座る香月を交互に見る。

「俺と全然タイプ違くない?」

 不服そうに言う池上へ、何言ってんのという目を香月が向けた時、ワッという歓声が上がった。
 二人がグラウンドに視線を戻した時には、打球はライナーでスタンドに叩き込まれた後だった。

「池上くんといると、いつもホームラン見逃すんだけど」
「でも、ホームランの出ない試合だっていっぱいあるんだから凄くない? 俺、あげまんなんだよ」
「『まん』って言っちゃうんだ」

 二人は他愛もない話をしながら、ホームランの演出が映し出されたビジョンを見つめた。





 エレベーターで部屋に向かう間、池上は隣に立つ香月を横目で見る。週刊誌に載ったマンションに今、自分がいるのが、なんだか不思議な感覚だ。

「……今更だけど、香月くんは付き合ってる人とかいないの?」

 香月が池上へ視線を向けたタイミングで、到着音が鳴った。

「もしかして、週刊誌の記事読んだ?」

 エレベーターホールから部屋に通じる内廊下は絨毯敷きで、まるでホテルのようだった。
 足音の響かない静かな空間で、香月の声だけが聞こえる。池上は頷いたが香月は何も言わず、部屋に入ってからようやく口を開いた。

「誰かと付き合ってたら、池上くんとこんなことしてないよ」

 ソファに腰を下ろした香月の隣に、池上もおずおずと座る。
 香月の言うことはもっともだが「プライベートは本人に任せている」って、付き合ってる時の常套句だ。
 疑わしげに見つめる池上へ、香月は困ったような顔を向けた。

「別に口止めされてるわけじゃないから言うけど、あの人とは何もないよ。写真撮られた時も、タクシーに彼女のマネージャーいたし」

 はっきり否定されて、もやもやしていたものがパーッと晴れるような気がした。

「だ、だよな~! 俺は、香月くんが女とできないって知ってるからいいけどさ~!」

 張り詰めていた息を吐いてソファに大の字になった池上を、香月が冷めた目で見る。

「できるけど」

 真顔で答える香月に、池上は思わず、へ? と間の抜けた声を漏らした。

「ヤリたいと思わないだけで、やれって言われればできるけど」
「し、したの……?」

 じーっと見つめてくる香月の視線に、顔が引き攣る。

「するわけないでしょ」
「なんだよ! 絶対俺のことからかってるじゃん! クソッ、女に興味ないくせに、美人と絡んでるのがまじでムカつく!」

 池上は、はぁーっと大きなため息をつくと、香月を見た。

「……あの記事って、どこまで本当?」
「付き合ってる以外はだいたい本当。映画の宣伝になるからって、否定も肯定もしてないだけ」
「じゃあ、長曽絢子が昔からのファンっていうのも本当?」

 うん、と頷く香月に、池上は、えぇ……と困惑した声を漏らした。
 
「ガチ恋ファンじゃん。引っ越してくるなんて、ストーカーじゃないの」
「ここ、芸能人結構住んでるし、たまたまだよ。ファンっていうのも十年近く前の話だし、今のあの人からしたら黒歴史でしょ。当時の事務所が色恋みたいな営業方針だったんだよ。顔出ししろとか……それが嫌で独立したんだけど」

 池上はスマホを取り出して、熱愛記事を読み返した。

「イケメン作曲家だって」
「ブスでもそう書かれるんだよ」
「ツーショットの写真、めっちゃいい笑顔」
「目線入ってるし、表情なんてわかんないだろ」

 香月は目を眇めて池上を見た。

「めっちゃ気にするね」
「長曽絢子とちんちんシェアしてるかもと思ったら、気になるに決まってんじゃん!」

 池上は唇を尖らせて、拗ねたような視線を向ける。

「……香月くんのこと、実家が太いニートかと思ってたのに、全然凄い人じゃん」
「いや、だいたい合ってるよ。家はめちゃくちゃ金持ちってわけじゃないけど、音大まで行かせてもらったし、まともな会社勤めしたことないし」

 香月は自虐的にそう言うが、池上としてはどうしたって距離を感じてしまう。

「香月くんから全然連絡ないしさ」
「それは普通に忙しかったから」
「でも、今まで香月くんから連絡くれたことないじゃん。なんかもう、気軽にちんちん貸してって言えない……」
「気軽にちんちん借りないのが普通だよ」

 ねちねちと愚痴をこぼす池上の肩を、香月が抱き寄せた。

「じゃあ、もうちんちん要らないんだ?」

 至近距離で見つめられて、思わず顔が赤くなる。

「い、要ります……」





「あのさ……」

 ベッドで香月を見上げながら、池上は言いづらそうに口を開いた。

「今まではちんちんハメるだけだったけど、今日は普通のセックスしてくれる……?」
「……俺はいいけど、池上くんできるの?」

 怪訝そうに見下ろしてくる香月に、池上はおずおずと頷いた。
 香月が長曽と付き合っていないとしても、かっこよくて才能があって金持っててセックスが上手い男なんて、モテるに決まってる。誰かが香月とやっていることを、自分はしていないと思うと、もやもやとした焦りが胸の奥で燻った。

 香月は池上の上に覆い被さると、首筋に顔を埋めた。女の子とは違う硬くて重い体に、今更ながら緊張が込み上げてくる。
 無精ひげが肌に当たって思わず肩をすくめると、香月が池上の顔を覗き込んだ。

「痛い? 剃ってこようか?」

 池上は香月の首に腕を回して引き寄せる。

「……平気だから、このままして」

 香月の舌が肌を這い、思わず声が漏れた。
 乳首を吸われ、香月の口の中で硬く敏感に尖っていくのが自分でもわかった。
 じゅっと音を立てて吸いながら、勃ち上がった乳首を前歯で噛まれる。痛みとわずかな恐怖と、それを上回る気持ちよさに腰が浮いた。

「池上くんって、体中どこも敏感だよねえ」

 感心するように言う香月の息が肌にかかるのさえ、ぴくぴくと体が震える。乳首を吸われながら会陰や脚の付け根を撫でられて、触れられていない陰茎からとろとろと先走りが漏れた。

「いつもは……こんなじゃないもん」

 池上の言葉をリップサービスと受け取ったのか、香月はふんと笑っただけで何も言わなかった。
 受け身で一方的に責められるのは好きだし慣れているけど、今まではプレイとして割り切ってたところがあった。だけど香月にされるのはなんだか恥ずかしくて、羞恥と快感で涙の滲んだ顔を、隠すように腕で覆った。

 アナルの縁を焦らすように撫でられて、ぴんと伸ばした脚の先に、ぎゅっと力が入る。

「も、もう……早く挿れて……」

 顔を背けたままお願いしても、香月はくるくると穴の周りの皺を撫でるだけで、そこから先に進んでくれない。
 池上が困ったような、咎めるような目を向けると、香月の指はようやく中に入ってきた。
 浅く挿入されただけなのに、背中が弓なりにしなる。乳首を甘く噛まれると、連動するように中がぎゅっと締まった。

「まだイっちゃダメだよ」

 香月はそう言うと、手マンしながらもう一方の手の指の背で、池上の裏筋を撫で上げる。

「イッ……! イクッ♡出……ッ♡!」

 ビクンッと体を揺らすと、香月は中を弄る手を止めた。涙を流しながら、ハーッ、ハーッと荒い息を吐く池上を見下ろして、またゆっくりと手を動かす。

「我慢できたら、あとでいっぱいイカせてあげる」

 そう言われても、もうイクことしか考えられない。

「や……無理♡……さわ、ってぇ……♡」

 腰を揺らしておねだりしても、香月は寸止めを繰り返すだけで、決定的な快感は与えてくれない。我慢できずに、香月の陰茎に伸ばした手は、パチンとはたかれてしまった。

「悪い子だね」

 香月はそう言って、お仕置きのように池上の脇をくすぐった。

「えっ♡! ちょっ……待っ♡アッ、♡♡…………あぁー……」

 突然の刺激に、池上はあっけなく射精してしまった。
 なんの前触れもない唐突な射精に、香月はびっくりしたあとゲラゲラと笑った。

「え、ひど……俺、めちゃくちゃ我慢したのに……」

 めそめそ泣き出した池上へ、香月は笑い続けたまま、ごめんと謝った。

「も~、何これ! あんなに頑張ったのに、めっちゃ中途半端なイキ方しちゃったじゃん!」

 池上が蹲ったままガシガシと蹴ってくるのを、香月は笑いながら受け止めた。

「ごめんって。頑張ってちゃんとイカせるから」

 香月はゴムを装着すると、池上の後ろにぴたっと押し当てた。待ち望んだ熱に、後ろがひくひくと蠢く。

「脇、弱い?」

 ゆっくりと挿入しながら池上の腕を持ち上げて、剥き出しになった脇を舐める。

「わ、わかんない……♡恥ずかし……から、やめ……♡」

 くすぐったくて、気持ちいいのかよくわからない。でも舐められるたび、中はきゅんきゅんと締まって香月のものに絡みついた。
 その感覚が気持ちいいのか、それまで池上の様子を伺いながら緩慢に腰を振っていた香月の動きが、次第に激しくなる。

 寸止めプレイや言葉責めは、おそらく香月のホスピタリティだ。
 それ自体はもちろん嬉しいし興奮するけれど、口数が減って無心に腰を打ちつけ始めた香月の様子に、池上の胸はどきどきと音を立てた。

 やっぱり、香月の好きにされたい。

 香月の顔を両手で挟んで、無言のままキスをねだる。
 深く口づけられて、池上はぴくぴくと体を震わせた。陰茎からはもう何も出なかったけど、射精よりも深い快感に啜り泣くような声が漏れた。
 そして香月は約束した通り、池上がもう無理だという程、ちゃんとイかせてくれた。




 だるい、眠い、疲れたと散々泊めてアピールをしたけれど、池上は終電前に香月の部屋から追い出された。

「池上くん、明日も仕事でしょ」

 仕事だから、会社から近いここに泊まりたいんじゃん……
 言いたいことはいろいろあったが、とりあえずスッキリしたので、大人しく自分の家へ帰る。
 電車に乗って帰宅するといういつもの日常なのに、体のあちこちにまだ香月の感触が残っているのが妙に気恥ずかしくて、一人で赤くなって俯いた。
 そわそわと落ち着かない気持ちを紛らわすようにスマホを取り出した池上は、思わずエッと声を漏らした。

『暇な日』という文字の後、日時が羅列してある。
 そのそっけなさすぎる内容が、香月が自分から池上へ送ってきた初めてのメッセージだった。
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